長男の6年間の運動会の通算成績は、5敗1分で、一度も勝ちがないという結果に終わった。
そもそも、引き分けというのも珍しいことであったか、一度も勝ちが無いというのも、珍しいのではないか。長男の友達には5勝1分の子どももいる。 . . . 本文を読む
本書の副題は、「社会の監獄に閉じ込められた若者たち」である。貧困という監獄にという意味だが、その通りの現状だろう。
深刻な社会問題にもかかわらず、政府の対応は鈍く、不十分。
若者世代が貧困のままであれば、彼ら、彼女らが中年になった時、社会は大変なことになるだろう。社会保障費がうなぎ登りである一方、稼ぎ手が少ないから税収も少ない。
まずは、本書に書かれているように、生活の基盤である住宅問題を解 . . . 本文を読む
貧しいことから、大学進学や資格取得のために軍隊に入らざるを得ない非公式的な社会制度のことと、経済的徴兵制を定義出来るだろう。
お隣の米国の話かと思っていたら、日本にもという話。
昨年安保法案が成立しただけに、これまでとは意味が異なる自衛隊への入隊。それでも入隊したいというのは全く問題ないが、そうでなく、他に選択肢がなく、入隊するというのが問題である。
集英社新書のリンク . . . 本文を読む
今朝の新聞に、日本人の聴覚障がい者が世界最高峰の登頂に成功したとのニュースが掲載されていた。小さい時から山登りをして、準備していたようで凄い。
しかしそんなニュースに水を差すのが、その山の呼び方。「エベレスト」。
今は「チョモランマ」か「サガルマータ」だろうに。 . . . 本文を読む
1878年創刊の栃木県の地方紙である下野新聞。
その新聞で、2014年1月から6月まで連載された「希望って何ですか 貧困の中の子ども」の記事をベースに加筆されたのもが本書。
いくつかの実例があげられているが、とても酷い。
それは、この社会が貧困問題を放置してきた結果である。
もう変えなくていけない。
子どもに希望とは何かと尋ねられたら、私は明日を生きようとする力と答えるだろう。
下野新 . . . 本文を読む