今日(6月30日)で、2011年の前半が終わる。なんといっても、3月11日の大地震、津波そして福島原発事故は、日本の歴史に残る重大な出来事として記録されることは間違いがない。後半は、人々が幸せになるような出来事を期待したい。 . . . 本文を読む
著者は、米国ミシガン州出身で、20代くらいだった1990年に来日して、以来日本で著作活動等をしているようだ。
本書は2頁ほどのエッセイが百編ほど収められている。
「尊い偽善」という題のエッセイでの「人間についても、「尊い犠牲」という言葉が使われるとき、鵜呑みにしてはならない。」(207頁)との文などは、どこかがおかしい日常生活の「非常口」と言える。 . . . 本文を読む
脱原発を唱えて数十年の小出さんの著書である。
全七章からなる本書で、福島原発の今後の予測、放射能とは何か、放射能汚染からの防御法などに加え、最終章は「原子力に未来はない」というタイトルになっている。
専門用語が並ぶこの手の本とは違い、本書はとてもわかりやすく書かれていて、数時間もあれば読むことができ、必要な情報が得られますので、是非読んでみてください。 . . . 本文を読む
今日は子どもたちのプールの日。入っては欲しくないが、本人の強い意向に負けた。子どもたちの学校のプールの測定は行われていないが、市内の高校のプールからは放射性物質が検出されなかったので問題はないと判断。できれば、すべての学校のプールで放射線量を測定してほしい。 . . . 本文を読む
著者の主張は明快で、「原子力文明からの転換」というものであり、(当然の流れとして)「世界全体が原子力を放棄する」選択の賢明さに気がつき始めたようにもみえるとする(26頁)。
9つの神話のうち、第5章「「原子力は安全」という神話」で、「発電所の停電が長期化するとか、原子炉で火災が起こってしまうとか、大地震に襲われるといったような一つの要素が働くと、すべてのシステムが一挙に共倒れしてしまうこと」が判明 . . . 本文を読む
恐らく、先週開館したばかりと思われる、成田空港そばの航空科学博物館駐車場の奥にできた「空と大地の歴史館」に昨日行ってきた。そのテーマは成田空港開港反対の歴史である。反対派の人々は不満かもしれないが、空港反対運動を知ってもらうにはとても良い施設ではないだろうか。普通の農家である小泉さんの民家が代執行で壊され、刈った稲までもトラックでもって行かれてしまう映像は、衝撃的ではないだろうか。 展示物の中に、 . . . 本文を読む