本書は、戦後の日本の外交史についてかかれている。特徴は、「『米国からの圧力』を軸に、日本の戦後史を読み解いた」点です(iiiページ)。このような観点からの本がこれまでなった理由として、「『米国の意向』について論じることは、日本の言論界ではタブーだから」と、孫崎さんはいう(同ページ)。
具体的には、本書では、自主外交路線と対米追随(または対米従属)路線の二つにわけて、戦後史が描かれています。
また、はっきりと、「米国からの圧力や裏工作は、現実に存在します」と主張しています(008ページ)。
このような本が全くなかったかと言えば、そうでないように思うが、大手書店に並ぶ書籍の中ではとても少なかったのは事実だろう。そして、孫崎さんは、とても勇気のある知識人であると言えるだろう。
具体的には、本書では、自主外交路線と対米追随(または対米従属)路線の二つにわけて、戦後史が描かれています。
また、はっきりと、「米国からの圧力や裏工作は、現実に存在します」と主張しています(008ページ)。
このような本が全くなかったかと言えば、そうでないように思うが、大手書店に並ぶ書籍の中ではとても少なかったのは事実だろう。そして、孫崎さんは、とても勇気のある知識人であると言えるだろう。