本書は、経済自由化されたインドの都市部中間層が現在抱える問題に迫っている。それは、多くの都市部中間層が「消費主義が浸透した現代社会で生きることに『戸惑い』や『苦悩』を抱いている」ことである(264頁)。つまり、インドの都市部中間層も「私たち日本人が直面してきた問題」に直面しているということである(同頁)。
だから、依然として、バックパッカーの旅行記のような見方や経済雑誌に掲載される高度経済成長か続く「バラ色のインド」という見方は、いずれも一面的でしかない(262頁から263頁)。
だから、依然として、バックパッカーの旅行記のような見方や経済雑誌に掲載される高度経済成長か続く「バラ色のインド」という見方は、いずれも一面的でしかない(262頁から263頁)。