2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 岩波書店編『世界2011年1月号』

2011-07-20 22:56:03 | 読書
福島原発事故が起こる約4ヶ月前に出た本号では、特集『原子力復興という危険な夢』として8本の文章が掲載されている。その中で、柏崎刈羽原発のある新潟県柏崎市の財政を分析した『原発依存からどう脱却するか』(伊藤久雄著)と、財政が厳しい福島県双葉町を取材した『原発頼みは一炊の夢か』(葉上太郎著)は、いずれも原発が出来た当初は財政が潤い様々な事業行えるが、原発の固定資産税の税収や電源交付金が年々減少するので、結局原発の増設がないと財政が厳しくなる現実を明らかにしている。
また、『秘密解除・ロッキード事件』(奥山俊宏著)と『東国原県政へのレクイエム』(横田一著)も面白かった。
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