虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《拉麺放浪記》加古川市編3

2016-11-10 10:00:00 | 兵庫県加古川市
2016#89
【虎バカグルメ日誌】

日本シリーズが終わり2016年シーズンは
終わりましたが各チームとも
既に来季に向けての戦いが始動しています。
チームとしてはシーズン中に表立った課題や弱点を
秋季キャンプの全体練習で鍛え直しています。
また各選手個人としては弱点の克服やスキルアップで
レギュラー争いを繰り広げています。
そんなシーズンオフでの一番の話題は
契約更改や戦力補強情報です。
新外国人選手の獲得やトレードにFA移籍と
戦力補強手段も様々ですが
現在 最もタイムリーな話題はFA移籍ですね。
今年は国内FA権を20名
海外FA権を15名が新たに取得しました。
既に権利を取得している選手を合わせると
FA有資格者は88名となりました。

権利行使の申請期限であった昨日(11/9)までに
宣言した選手は下記の5名となりました。
オリB 糸井嘉男 外野手 (35)
日ハム 陽岱鋼 外野手 (29)
西武L 岸孝之 投手 (31)
福岡ソ 森福允彦 投手 (30)
横浜D 山口俊 投手 (29)

11/11から他球団との交渉が可能となります。

宣言をした5名の中で一番の注目選手は
やはりオリBの糸井嘉男外野手となるでしょう。
阪神は早くから獲得の意志を見せています。
糸井選手は確かに素晴らしい選手です。
情けない話しですが今シーズンのタイガースの
チーム盗塁数は59回でした。
35歳の糸井選手は今シーズン個人で盗塁を
53回記録しました。
年齢的な不安はありますが
もし阪神に来てくれたらタイガースに足らない
走の部門がかなり解消され
打撃力も期待出来るので
プラスになる事は間違いありません。
しかし外野のポジションは3枠です。
既に1枠 福留選手は確定でしょう。
そこに糸井選手が来たら
高山/中谷/江越/横田/板山ら
有望な若手を1人しか使えません。
もちろんプロの世界は競争です。
そんな事は百も承知です。
ポジションは与えられる物ではありません。
しかし将来を考えると
若手を使って育てる事も絶対に必要です。
ベテラン枠は1つで良いと私は思います。
福留選手を一塁にコンバートする案も
あるそうですが
そうなると来季の契約が保留中のゴメス選手は
やはり退団って事になりますね。
いずれにしても今年から始まった超変革
この信念だけはこの先もブレないで欲しいものです。

季節は秋から冬へ
だんだん寒くなってきました。
そろそろ熱いラーメンが恋しくなってきたので
今回は加古川市内にあるラーメン店を
数軒食べ歩いて感想をまとめた《拉麺放浪記》です。
2015年10月に紹介した加古川市編2から
早いもので1年経ちました。
それでは第3弾となる
《拉麺放浪記》加古川市編3をご覧下さい。

《まいど》
 加古川市別府町別府 979-2

県道383号沿いにある山陽電車別府駅の
約500m北側にある
加古川の播州ラーメンの名店《翁介》の流れを汲む
地元に愛されているお店です。

ねぎラーメン(濃い口) 800円

麺は中細ストレートタイプ
しかし茹で具合は柔らかすぎで最悪です。
スープは播州系の野菜の甘さを感じる醤油味ですが
甘さも醤油辛さも中途半端でしかも温い。
具材は崩れたそぼろ的なチャーシューと
もやし/海苔/ネギです。
濃い口がこの店の売りなのか?
店内の壁の貼り紙やメニュー表に
少しこってりとした背脂の脂身の甘味があり
くさみがなく生姜の香りがして得も言われる味と
説明されています。
確かに悪くはありませんが何かひとつパンチが足らない
おいしい!ではなく
おしい!ラーメンでした。

《弦流》
 加古川市加古川町北在家 581-3

国道250号(明姫幹線)を東に向かって進み
鶴林寺西の交差点を左折して少し直進した先の左側に
今年4月にオープンした豚骨ラーメンの専門店です。

注文時に麺の固さと背脂の量を聞かれます。
麺の固さは ごじゃカタ/カタ/普通/やわ
背脂の量は ごじゃコテ/多め/普通/ちょびっと
両方ともそれぞれ4段階に分かれているようです。

濃厚豚骨弦流ラーメン
 *煮玉子 780円

麺はのど越しの良い小麦の風味を強く感じる
博多のラーメンでよく見る極細ストレートです。
スープは豚骨特有の臭みがなく
とろみがあって濃厚です。
しかし飲み干せるほど後味はあっさりしています。
具材はチャーシュー/煮玉子/木耳/ネギです。
炙られて旨みが増した豚トロのチャーシューは
この店のこだわりのひとつです。

《千成亭》
 加古川市神野町西条 416-3

神野市場と書かれた廃墟•••?と思えるほど
寂れた外観の集合商業施設があります。
訪れたのが日曜日なので
平日の状況を確認していませんが
おそらく営業しているのはこちらだけでしょう。

カレーラーメン 690円

麺は太麺ストレートです。
スープは辛さまろやかなカレースープです。
具材は豚肉/玉ねぎ/もやし/青ネギとシンプルです。
特徴は鉄鍋に入れられて
グツグツ状態の熱々のスープが麺を持ち上げると
具材も全てついてくるほどの
とろみの強いスープです。

《一心家》
 加古川市加古川町稲屋 890-1

今年 7月4日に私の大好きな横浜家系ラーメン店が
遂に加古川市内にオープンしました。
これまで三宮まで行かないと食べれませんでしたが
随分近くになりました。
横浜家系ラーメン好きとしては
喜ばしい限りです。

注文時に家系では当たり前の
味の調整は聞かれずに太麺か細麺を聞かれました。
家系で細麺....???
この時点で私の期待はかなり薄らぎました。

味玉ラーメン 853円

麺はプリッとした歯ごたえのある
中太のストレート麺です。
本場横浜で食べる加水率低めのワシワシ食感の
小麦を感じる麺ではありません。
スープは豚骨醤油味ですが
家系らしいパンチ感は全く感じられません。
具材はチャーシュー/青菜/海苔の家系三大具材に
味玉/メンマ/白髪ネギ/ネギ

このブログで過去に何度も書いていますが
私は横浜家系ラーメンをこよなく愛しています。
そんな私の正直な感想ですが
これは横浜家系ラーメンではありません。
全くの別物と言うか
これを横浜家系ラーメンと謳って
商売するなと言いたい。
私の再訪は絶対にありません。

*横浜家系ラーメン屋評価*
 《吉村家》を10としたら 1点