《稲田屋》

2016#91
【虎バカグルメ日誌】

阪神タイガースファン感謝デー2016が
昨日11月19日に阪神甲子園球場にて
開催されました。

私はこの手のイベント事は
全く興味がないので毎年見に行きませんが
今年もスタンドは満員のファンで
埋まったそうです。

オープニングでは来季のスローガンが
金本知憲監督から発表されたそうです。

来季のスローガンは
『挑む Tigers Change』に
決定したそうです。

①強い相手に立ち向かう
②怖がらずチャレンジする
③トライしていく
このような意味が込められているそうです。
来年はこのスローガンを胸に
優勝を目指して頑張っていきたいと
金本監督から挨拶があったそうです。

最近の報道では

ゴメス選手を戦力外としたものの
新外国人選手補強に
苦労しているとの事ですが
大丈夫なのでしょうか？

若手を積極的に起用した超変革の１年目
そして挑む２年目は
まだ決定していませんが
糸井選手や新外国人選手と
未知数の要素の多い
チーム戦力でのシーズンとなります。
金本監督が自ら言ってるように
まだ挑戦をするレベルの
チームであります。
おそらく甲子園球場に集まった多くのファンも
来季優勝するとは
誰も思ってはいないでしょう。
今年 超変革できっかけを掴んだ若手が
１人２人と一人前になれば
優勝を狙えると思います。
とにかく怪我だけは十分に注意して
来季成長した姿を見せて欲しいものです。

さて本日 紹介するお店は
当ブログ 2016#88の回で紹介した
《はっせい船町店。》の
右斜め向かいにあります。
宮通り口の東側の
Ｊｏｙ. ふなまちのアーケード街
左側東端にある
大衆食堂《稲田屋》です。

店の外観は威厳に満ちた
正に威風堂々とした店構えで
老舗店としての風格が漂います。

創業年は大正８年
今年97年目を迎えた老舗大衆食堂です。

外観からも歴史を感じますが
内観も感動ものです。

6～8人掛けの長テーブルが８卓
椅子も長椅子です。

少し見にくいとは思いますが
柱の奥の張り紙の
酒 一級/二級って今時•••？

この店のメニュー看板です。

定価表と書かれたメニュー看板は
店の入口正面の壁に掲げられています。

ここの看板メニューは
何と言っても
肉玉丼と関東煮です。

肉玉丼 830円

肉/玉ねぎ/牛蒡/ネギを玉子で閉じた
福山ではこれを牛丼と呼びます。
福山のソウルフード肉玉丼です。

はっきりと言いますが
食べる前からだいたい想像のつく
これと言って珍しい物でも
特別に美味しい物でもありません。
実に素朴な味わいです。
甘めの味付けの熱々つゆだく肉玉丼です。

肉玉うどん 650円

玉子が綴じられてるか溶き卵の違いだけで
肉/牛蒡/玉ねぎ/ネギと
肉玉丼に掛かっている具材と全く同じです。

うどんはふにゃふにゃ
全くコシを感じられない
ただただ全体的に甘めの味付けの
うーん•••？
不味くもなければ特別に美味くもない
極普通のうどんです。

関東煮(１本) 160円

関東煮 実物を見るまで
私はおでんだと思い込んでいました。
関東煮とは串に刺された
もつ煮の事なんですね。
そっか 関東炊きと勘違いしていました。

ここでは大腸部分を白
肺臓部分を黒と呼んでいて
常連さんになると
白○本 , 黒○本って注文するらしいです。
長年注ぎ足されてきた
醤油とザラメの真っ黒いタレは
他では絶対に真似の出来ない
味わいになっています。

関東煮以外は店左奥の
調理場で調理されますが
関東煮だけは入口側の一角で
煮込まれています。

最後にまとめると
特に美味しいとオススメするほどの
料理ではありません。
しかし福山に来られたら
一度はこの稲田屋で
福山のソウルフードを味わうのも
悪くはないと私は思います。