マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第32話 マイクローン化するかしないか・・・・・・・

2017-09-25 23:28:29 | マクロス外伝 ダブルフェイク
                   【地球統合軍欧州方面軍パリ司令部】
マスター達がパリ基地司令部に到達してから1週間ぐらい経った。
どんどん部隊や生存者がどんどん集まり賑わいを見せ始めていた。
地球人とゼントラーディ人の間で特にトラブルもなく、ごく普通に安定した日々を送っている・・・・

しかし

ゼントラーディ人の間である議論が交わされていた。
その議論とは、マイクローン化するかしないかである。
マイクローン化とは8mの巨人であるゼントラーディ人が地球人と同じサイズになる事である。
それに関して数多くのゼントラーディ人達がするかしないかで激しい激論が繰り広げていた。

この議論は重要な事であり、戦後体制下でのゼントラーディ人の待遇とかに関わる。
マイクローン化し地球人と同じような生活をするか、しないか・・・・・・・・・

フェアリ「マイクローン化か・・・・・・・・」

ゼブラ「フェアリ、マイクローン化したいのか?」

フェアリ「うん、正直もうクァドラン・ローに乗りたくないんだよね。だから・・・・・・」

ゼブラ「だからマイクローン化したいと?」

フェアリ「うん。」

フェアリはマイクローン化したい派である、理由はクァドラン・ローから降りられる事との事。
元々欠陥品と言われる程、フェアリは戦闘に出る事を嫌がっていた。
だからマイクローン化したいと・・・・・・・・・・・・
ゼブラはフェアリが好きなのと元々マイクローン化を望んでいる事もあってか歓喜するかのような顔をする。

それだけでもいいかとゼブラは思っていたが、フェアリは衝撃発言をする。
衝撃発言はゼブラの度肝を抜かす程の大きな衝撃を与える発言それは・・・・・

フェアリ「私はマイクローンとして結婚し・・・・・・・・・・子供を産みたい。」

ゼブラ「なっ・・・・・・・」

マイクローンになって結婚し子供を産みたい。
その発言は十分にゼブラにカールチューンアタックで打撃を負うには十分だった・・・・
まさか子供を産みたいとは・・・・・・

ゼブラ「じゃあ俺と・・・・・・・・・ぶっ・・」

フェアリ「それは悪い旗が立つのでそれは戦争が終わるまで言うのは危険だよ。」

ゼブラ「危険?」

フェアリ「そう危険、とにかく危険なんだ。」

ゼブラ「あっ・・・・はい。」

ゼブラはフェアリと戦争が終わったら結婚しようとプロポーズするつもりであったが・・・
死亡フラグとかでゼブラが言い終える前に口をブロックする。
なんたって死んでしまったら、結婚する以前に戦死すると・・・・・・・・
だからフェアリはゼブラの口を閉めた。

ランメル「おうおう御二人さん仲がいいわね。」

クレリア「うんうん、なんと言うか羨ましいと言うか・・・・・・・」

メフィア「なんか追い越したい気持ちが出てしまうんだよね。」

ゼブラ「ラック!?」

フェアリ「えっ!?」

ナタルマの部下である三人メルトランはゼブラとフェアリの関係をからかう。
ナタルマ以下4名はマイクローン化する組である、それぞれの目標を元に・・・・
ランメルはプロトカルチャーの文化と、統合軍へそのまま入隊するメフィア。
警察官になるものいいと考えているクレリアとそれぞれ3人は道は分かれる。

フェアリ「ちょっとからかわないでよ。」

ナタルマ「いいじゃないか、フェアリ3級空士長。」

フェアリ「ナタルマ1級空士長・・・・」

ナタルマ「ゼントラーディ軍時代に味わえなかった事だ、存分に楽しませればいいじゃないか。この私に免じて、頼む。」

フェアリ「そう言われましてもねぇ・・・・・・・・」

3人のからかいにナタルマはフェアリに許してやってくれと言う。
まぁ確かにこのような会話は戦闘中心のゼントラーディ人の間では楽しむ事はできない。
だから思う存分にこのようなからかいも受け入れるべきだろう・・・・・・・・
フェアリはそう思った・・・・・・・・・

結婚し子供を作りたいと言ったフェアリであったが・・・・・・・

ゼブラ「しかし、子供ってどうやって作るんだ?」

フェアリ「確かに・・・・どうやって作るんだろうか?」

ゼブラ「噂では愛とかで造るらしいが・・・・・・・・・」

フェアリ「愛か・・・・・・・・」

子供をどうやって作るかに疑問を持つ。
ゼントラーディ人は合成して作られるため子供の作り方は分からない。

「分かるか?」

「私には分からないわ、子供って・・・・・・・・・」

その場にいたゼントラーディ兵達は子供の作り方が分からないのでそれぞれ話し合うが。
そもそもゼントラーディ人にそれが分かる人がいないため、話は進まない・・・・
一体どうやってつくるのかは、全然思い浮かばずそれぞれ悩む・・・・・・・

その後話し合いが終わると・・・・・・・・

マスター「えっ子供の作り方を教えてくれ!駄目駄目まだ早すぎる!」

フェアリ「なんでですか?マスター達は知っているでしょ。」

ラーナ「確かに知っているけど、そこはきちんと教育してから子供を作りなさい。」

フェアリ「なんで?」

マスター「育てられない子供が続出するからだよ。」

フェアリはマスターとラーナに子供の作り方を教えてもらおうとする。
その話を聞いたマスターとラーナは驚愕した顔で拒否する。
もっとも性教育を十分に教わっていないゼントラーディ人には早すぎる。
もし何も知識を教えず、そのまま行為に及んでしまったら取り返しのつかない事になる。

フェアリ「本当に駄目なんですか?」

マスター「駄目だ、戦争終わるまで待ってくれそこから性教育だいいな!!」

フェアリ「ハッ・・・・・・・・・分かりました。」

頑なにマスターが拒否するので、フェアリは諦めてしまう・・・・・・・・
そして地球語で了解といい・・・・・・・・・
もっともフェアリなどのメルトランは美人だし、そう簡単にそれをやると強姦される危険がある。
だから来る時まで教えたくなかった、それがマスターとラーナの気持ちである。

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望月千代.伍長. ブラッティ・ライン 第8部 モーアの実力と最初の死者

2017-09-25 13:25:57 | マクロス各種作品派生外伝
モーアの陽動戦により残留ゼントラーディ軍が開けたルートを千代達は前進する。
様子から見るに、残留ゼントラーディ軍の数を減らしており。
隊長であるライドは、すぐに合流してくるのであろうと言う見解を示した。

望月千代「それにしても圧倒的ね。」

チェヨン「まるで人間技じゃない、まるで人を超えた何かのように見える。」

望月千代「確かに・・・・・・・だいだらぼっち(日本の巨人)より凄く見えるわね。」

チェヨン「だいだらぼっちも凄いわよ、なんたって日本の山を作ったりいろいろと・・・」

武田信一郎「チェヨン・・・・お前日系人(地球統合政府樹立後の日本人の事)より詳しいな、俺初めて知った。」

千代はモーアの活躍を双眼鏡で見てだいだらぼっちより凄く見えると、チェヨンはだいだらぼっちの凄さを千代に言う。
だいだらぼっちは戦闘では大したことはないだろうが、伝説によると富士山などの山を作ったり青木湖.中綱湖.木崎湖を構成したりと。
日本の自然における貢献しているので、戦闘中心の巨人ゼントラーディ人よりも生活のためになるのでこっちがいい。

がゼントラーディ人の戦闘分野は防衛の手段としてもある程度は必要・・・・・
過剰に必要はない、脅威の戦力と拮抗し攻撃しにくくすればいい。
もし戦闘になれば相手が当分戦争できないだけのダメージを与えて、戦費を回収すればいいと・・・
無論、負けた相手に過剰な賠償したら恨みを買い次の戦争の遠因になるので必要な分だけを取ればと。
千代は考えていた・・・・・

「くそ!くそ!なぜ当たらん!!」

モーア「製造されてまもない兵士の攻撃の方法だね、よくそんなんで生き残ってこれたのかしら?」

千代が会話している頃、モーアはゼントラーディ軍の兵士を次々に撃破していた。
リガード・ジナール部隊は全滅、後はヌージャデル・ガーのみである。
残りの数は9機程であり、指揮官は1機しかいないモーアを撃墜できない事に苛立ちを覚えていた。
が・・・・・・・・・

「ぐあぁ何をする!!」

モーア「あんたの顔はいらないよ!」

「ぶっ・・・」

モーアは1機のヌージャデル・ガーの頭を掴みそこにパルスレーザーを撃ち込む。
撃ち込まれた頭部はトマトが潰れるかのように、血が飛び出し砕ける。
その光景を見たゼントラーディ兵たちは・・・・・

「おのれ!」

「ゼントラーディ軍軍人としての誇りを失ったのか!!」

と激高し大口径中射程流体プラズマキャノン・中口径速射インパクトキャノン・短射程荷電粒子ビーム突撃銃・小型レーザーマシン・ピストル
などを一斉に発砲する・・・・・・・・・ゼントラーディ軍人の誇りがないモーアに向けて。
こうなる事を予測し顔を潰したヌージャデル・ガーを投げつけ、爆発を利用し攻撃が当たる寸前に上に上がる。

「バカな!!」

モーア「ガドラス・テルネスタ(くたばれ)!!」

呆気に取られた隙を狙って上空からレーザーを撃ち3機撃墜する。
だけど、これだけでは終わらない・・・・・・・・
混乱しているヌージャデル・ガーの1機に急接近し・・・・・・

「がぁぁぁぁぁぁぁ」

「なんだがぁぁぁ」

蹴り上げて別のヌージャデル・ガーにぶつける。
倒れかかると・・・・・・元に戻ろうとするが、思うように動けない・・・・
その隙をついて・・・・・・・

                                ビュビュビュ
                              ズドォォォォン

モーア「これで合計5機・・・・・・・残り4機か・・・・・・さて次の相手は・・・・・」

「これが・・・・・・・空士ゼントランか・・・・・・・」

「メルトラン風情に・・・・・・・・」

モーアの圧倒的強さにゼントラーディ兵士たちは震える。
震えていてどうすればいいのかと考える暇なく・・・・モーアは次の獲物を狩るべく突撃する・・・・・・・・・
その頃・・・・・・・・・・・・

エイ「キチョウ1級空士長・・・」

キチョウ「どうした?」

エイ「前報に爆炎を確認、どうやら戦闘している模様です。」

キチョウ「戦闘かどこのどいつだ?」

アラスカの大地を彷徨っていた2機のクァドラン・ローが接近、そのクァドランのパイロットとは・・・
キチョウとエイの二人である・・・
偶然二人の進行ルートに千代達の戦場があった・・・・・・・・

チェヨン「東45°未確認飛行物体を確認・・・・・・」

望月千代「機種は・・・・・・・・・・クァドラン!?数は2機!?」

チェヨン「でもさっきの奴とは・・・・・」

望月千代「カラーリングは違うラプラミズ艦隊所属じゃない・・・・・・・奴は完全に敵よ!隊長に伝えないと・・・・」

千代達はキチョウとエイの接近を確認する。
すぐさま退避行動取るように隊長に連絡しようと無線機を取る・・・・
ちなみに無線機を使うのは至近距離でしか、通信ができないためである。

望月千代「隊長!!」

ライド『どうした?』

望月千代「敵です!!数は2機、相手はクァドランです。」

ライド『分かった、各車に伝達する。』

キチョウとエイのクァドラン・ローの接近をライドに報告する。
報告を受けてライドは各車に警戒を促そうとするが・・・・・・・・・・

エイ「どうします?」

キチョウ「戦闘に乱入するが・・・・前の5機(5両)を攻撃する。」

エイ「相手は小物、ヌージャデル・ガー隊を援護するのがいいと私は思いますが・・・・・」

キチョウ「どうせ連中は全滅するだろう、それにあの5機(5両)に本隊に連絡されては構わん・・・・連絡する前に・・・・・」

キチョウは自分のクァドラン・ローの腕を戦闘態勢を取る・・・・・・・・
そして・・・・・・・・・・・・

                       ビュビュビュビュビュ

パルスレーザーを撃ち千代達を襲う。
数発を適当に乱射する・・・・・・・

武田信一郎「くそやりやがる。」

チェヨン「寿命確実に縮んだわ・・・・・・千代・・・・・」

望月千代「・・・・くっ・・・・・・・・・・・くそ・・・・・・・・・・」

チェヨン「どうしたって・・・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・・」

この攻撃で2号車.藤田修弘.少尉.王来銘.准尉.ハワード・パク.准尉が戦死した。
このチームの中で最初の死者だ・・・・・・・・・
それだけじゃない・・・・

アンジェリー「アドルフ・シュタイン.軍曹戦死・・・・ロナルド・マジェランド.伍長戦死・・・・自身は左目を失いました・・・・戦線離脱します。」
地球統合陸軍アンジェリー・フォード.伍長

ライド『無茶をするなよ!離脱せよ!』

5号車もやられシュタイン軍曹.マジェランド伍長が戦死、紅一点のアンジェリー・フォード伍長は衝撃による破片で左目を失明し戦線離脱する。
これで5名戦死・・・・・・・・・1名リタイア、戦力は過半数程度に落ち込んだ・・・・

望月千代「そのまま進んで!!」

武田信一郎「いいのかよ!?」

望月千代「次は私たちの番になるかもしれない・・・・・・・・・だったら・・・・・・・・」

千代は5名の戦死を受けてなんとしても補給基地到達を目指す事を第1にした。
次は我が身かもしれない、恐怖と戦いながら・・・・・・・・・
だけど、これでは終わらない・・・・・・キチョウとエイはこれで終わらす気はないから。

◆戦死者名簿
藤田修弘.少尉
王来銘.准尉
ハワード・パク.准尉
アドルフ・シュタイン.軍曹
ロナルド・マジェランド.伍長
◆戦線離脱
アンジェリー・フォード伍長
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望月千代.伍長. ブラッティ・ライン 第7部 エネミータリホー

2017-09-25 13:24:18 | マクロス各種作品派生外伝
千代達ら決死隊レッドマフラー15名は補給基地に向けて出撃した。
走り続けていると、千代達の事に興味を持ったモーアが命令違反覚悟で護衛を開始する。
モーアの護衛に隊員達は不思議な物を見るような目でモーアのクァドラン・ローを見る。

チェヨン「あのクァドランはなんでついてくるんだろう?」

望月千代「あぁ護衛はないと言っていたはずだし、一体・・・・」

モーアの真意を知らない千代達はモーアのクァドランを見ながら呟いた。
護衛している目的は何?なんで命令違反まで犯して護衛する理由は?
それが千代達には分からない。

もしかして敵と内通し背後から狙い撃つか・・・・・・・・・
千代はこのクァドラン・ローを信用できない、命令違反をしている奴など・・・

モーア「たぶん信用してないだろうな、マイクローン達・・・それもそのはずか・・・なんたって命令違反を犯しているし。」

当のモーアは千代達が思っている事を見抜いていた。
なぜ分かるのか?戦場で生きる戦闘種族ゼントラーディ人としての経験からである。
自分を見ている千代達は生身だが、モーアは機体の動きでも相手の思考を読む事ができる。
どのようにして自分を殺しにかかるか、どのようにして攻撃するか回避するかを・・・・

今まで相手をふざけて遊ぶようにして戦ってきたモーアだが、完全な馬鹿じゃない。
戦場で生き残るため、撃墜王(エース)の称号を欲しいままにするには考える事が必要・・・・
真っ先に戦場で死ぬのは、突然攻撃されての死か考える事を止めた奴から・・・・・

モーア「まっ私からしたら関係ないか、もっとも味方だと信用してもらうのは実力からだからね。同胞とは言え、今は敵の血を・・・・・」

千代達が思っている事は無視、実力で信用を得る。
これがモーア式のゼントラーディ人としてのやり方である。
地球人には理解できる人が少ない、ゼントラーディの力の・・・・・・・・・

モーア「・・・・・・・デブラン(敵)は・・・・・・・・・来るか。」

モーアのクァドラン・ローの右腕が攻撃する姿勢を取る。
敵が来たと・・・・・・・・モーアはそう感じた。

望月千代「あいつやはり・・・」

チェヨン「千代、どうする?射撃する?」

望月千代「射撃は1分後、どうせ意味ないけど弾幕ぐらいは多少なるわ。」

チェヨン「OK、1分後に射撃するわ。千代も援護して頂戴。」

望月千代「分かっている、援護する。」

チェヨンは千代に射撃するかどうかを聞き千代は射撃を指示する。
それを聞いたチェヨンはウインクして了承する。
無論だが、千代も攻撃する・・・・・・・・・むしろどの車も同じだが・・・・
このまま攻撃しようと待っているが・・・・・・・

                       ビュビュビュビュビュビュビュ

望月千代「な.何!?」

パルスレーザーの発砲、連射されたレーザーの光は真っ直ぐ遠くの方へ向かう。
その先で小さな爆発が複数連発し、千代らは驚愕する・・・・・・・
パルスレーザーの向かった先には・・・・・・・・・

「前方にデブラン(敵)、バゲフとグラーダがやられたぞ!」

「この攻撃をするのはエースだぞ、マイクローンか?マイクローン側へ寝返ったブリタイ・ラプラミズの連中か?」

「散開しろ!次も・・・・・・・・ぐばぁぎゃぁぁぶぁぁぁぁぁぁ」

「ザバー.ドルカー.ジャネ・・・・・・・・・全機気を付けろ!射程外だが、インファイトゾーンに入っているぞ!」

残留ゼントラーディ軍の部隊だ。
構成された機体はヌージャデル・ガー.リガード.ジナール戦力数は28機と大部隊である。
モーアは第1攻撃と第2攻撃で5機撃墜3機損傷と言う損傷を与えた。

武田信一郎「爆発と言う事は・・・・・・」

チェヨン「敵がいるんだわ・・・・・あいつ・・・・・」

望月千代「敵がいる事を分かって腕を前に出して攻撃した・・・・・」

チェヨン「となると・・・・・・・・とんだエースね、ミリア准尉並の・・・・・・・」

モーアの攻撃に千代達は畏怖の感情を持つ・・・・
絶対に敵に回してはいけないと・・・
ロングレンジ攻撃だけだと思われたが・・・・

モーア「確実に敵を撃墜するのは、接近戦・・・・・いや格闘戦だな・・・・・・・雑魚は颯爽に撃墜しないとな・・・・・・」

ロングレンジ攻撃よりも真っ先に確実に相手を撃墜するには格闘戦・・・・・・・
上空に待機しているように飛んでいたモーアは、一気に加速させ突撃する。

「敵突っ込んできます。」

「相手は分かったか?」

「ハッ・・・・・・・・それが・・・・・」

「それがどうした?」

「や.奴は・・・・・・・直衛艦隊機・・・・・・・・カラーリングと識別信号からして第1直衛艦隊・・・・・・・・ラプラミズ艦隊です!!数は1機のみです!!」

「ラック!ラプラミズ艦隊機だと!?」

突撃してきたモーアを残留ゼントラーディ兵はクァドラン・ローと視認・・・・・
慌てて一斉に攻撃しようとするが・・・・・・・

「クァドラン横へそれました。」

「奴は1機だ、包囲して殲滅しろ!いくら直衛艦隊機の空士タイプだろうと・・・・・・・・・」

突然横へ避け、残留ゼントラーディ兵の視線を返させる。
目的は千代達にダメージを受けさせないためである。
射撃し回避するのはいいが、流れ弾が千代達に向かう可能性がある。
そのために横に移動し視線を向けさせ、接近戦をしかける・・・・
それがモーアの考えである。

チェヨン「あいつ・・・・まさか陽動を・・・・」

望月千代「味方か・・・・・最後まで油断できないが、完全に敵だけじゃないだけましね。」

武田信一郎「クァドランのおかげで敵は道を開けた・・・・このまま突破するぞ!」

望月千代「えぇぇだけど、警戒は怠らず油断しないように!」

チェヨン「信一郎は上官だよ?」

武田信一郎「別にいいってこのまま任務を遂行するぞ!全員生きて帰るために!」

千代達は他の車と共に敵中突破を目指す・・・・・
友軍兵士を救うためにも一人でも生き残っていや全員生き残って任務を遂行すると・・・・・
今はあのクァドランを囮にしてしまう、卑怯な行為だが・・・・・・・・
任務遂行のため・・・・・・許してくれ・・・・・と千代らは罪悪感を抱きつつ前へ進む。

モーア「よし行ったか・・・・・・行くぞ!!」

それを確認したモーアは満足したような顔をしてゼントラーディ軍部隊に突っ込む。
多数の敵を撃墜しており、すぐに片づけられる数・・・・・・・・
こいつらを片付けたらすぐに戻ると・・・・・・・・

上手くいっているように見えるが・・・・・・・・・
実はそうはいかない・・・・・・・・・最大の脅威はもうそろそろ接近しているから。
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