マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第142話 スペース・テイク・オフ

2018-02-14 23:42:20 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラは着替え室で制服を脱ぎ、タンクトップなどの下着姿になる。
そしてロッカーからパイロットスーツを取り出して着る。
うんうんとしながら着替え終える。

ラウラ「これでよしっと・・・・・後は・・・・・」

ラウラはロッカーからヘルメットを取る。
取って頭に被せる。

ラウラ「ヘルメット装着完了......っと。」

ヘルメットを装着、後は格納庫にある自分の愛機を取りに行こうと向かう。
いよいよ出撃、しかも宇宙・・・・・
ラウラの笑顔は希望に満ちていた。
すると・・・・

ゼノビア「あっベルタリア准尉。」

ラウラ「ケーン伍長。」

ゼノビア「今回の演習よろしくお願いします、私は新兵なのので緊張してます。」

ラウラ「新兵ね・・・・大丈夫よ・・・・・護衛はしっかりやるから安心してね。」

ゼノビア「はい、ありがとうございます。」

ゼノビアがラウラに出会う。
何処か大人しそうな18歳の少女。
ラウラより5歳年下の女性兵士である・・・・
案外、真面目・・・
ラウラはゼノビアの印象を良くした。
配属以降、全然喋っていなかったけど。

それもしょうがない。
殆ど、惑星エデンの地上にいたんだ・・・・
自然にそうなってしまう・・・・

そう思うラウラ、そう思っている中でゼノビアは・・・・

ゼノビア「ベルタリア准尉少し聞きたい事が......」

ラウラ「私に・・・・」

ゼノビア「実は・・・・・」

ラウラに何か聞こうとする。
一体どうしたんだろう、ラウラは不思議そうに首をかしげる。
ゼノビアはラウラにある事を聞こうとするが・・・・

『ベルタリア准尉.インメルマン中尉.ケーン伍長速やかにバルキリーに搭乗せよ!』

ラウラ「そうだった、ケーン伍長話は後で。今すぐコクピットに乗りなさい!」

ゼノビア「でも.」

ラウラ「でもじゃない、私は新人とは言え准尉。あなたの上官よ、急ぎなさい。」

ゼノビア「はい.............」

もう時間がないのでラウラに質問できない。
なんとかしてラウラに質問しようとするが、ラウラから止められる。
これは命令だと・・・・・・・・・

忘れてはならないがラウラが上官で、ゼノビアは部下である。
命令されたゼノビアは敬礼し下がり更衣室に入る。
それを気にせずラウラは格納庫へ走る。

           カタカタカタカタカタカタ

ラウラ「遅れました。」

千葉曹長「早いな。」

ラウラ「どうも・・・」

ラウラは駆け足でVF-1Pフレイアバルキリーのコクピットに駆け込む。
システム起動されると自機はクレーンで固定され、射出準備を開始する。
ただし・・・・・・・先に出るのはVE-1が先である。

ラウラ「宇宙で初めての出撃か・・・・緊張するな・・・・」

アンサーズ隊員としての宇宙での任務。
今までは大気圏内での任務ばかりであった。
故郷は宇宙と言っていいほどのラウラにとって感慨深いもの・・・・
なんとかく気分が多少良く感じた・・・・・・

劉夢華「Attention grade war. Attention grade war. Take a position for max an instant. Repeat, take a position for max an instant. This is not a guilt.This is not a guilt.」

相沢美弥「As for the ASK contact, the 702nd unit take off from all green Altamira!」

劉夢華「All System The Green GoodLuck」

カール「Thank You From spy plane 702nd unit warship」

ラウラがそう感じている中・・・・・・
VE-1が甲板から離れるように発進する。
そしてクレーンで固定されたラウラのVF-1Pフレイヤバルキリーも発進寸前の状態になる。

ラウラはグーと背を延ばして張り切る・・・・・

ラウラ「さていよいよ私の出番到来と言うわけね・・・楽しみ。」

宇宙での初任務への意気込みが高いラウラ。
目をきっちり前を見て自分の任務遂行の使命に燃える。
ゼントラーディ人だか地球人だか関係ない・・・・

相沢美弥「続いて護衛機のASK接触推定ライン確認。アンタミからVF-1Pバルキリー110番機ベルタリア准尉へ、ラウラあなたは今回この部隊配属されてからの宇宙での初飛行よしっかりやって頂戴。」

ラウラ「分かっているわ、長い間海兵部隊で培った経験はある。必ずやりとげます、サ
リンツメルトランマトラスカス。」

相沢美弥「ゼントラーティ語ねぇ、確か女の意地にかけて必ず・・・と言う意味だったわね。ベルタリア発艦してください。」

ラウラ「From consent 110th machine warship! !」

信号の合図によって、ラウラが操るVF-1Pフレイヤバルキリーはアルタミラから発艦する。
いよいよこれが最初の宇宙の任務。
凄く緊張する・・・・・・・・・・・

目の前は真っ暗だが・・・・・・・・・・・それがいい・・・・・・・・・
なんせ・・・・・・・・

ラウラ「いよいよだな・・・・・・・・宇宙・・・・我が故郷・・・・」

自分自身の故郷であるから。
母なる故郷は宇宙・・・・・・・・・・ゼントラーディ人にとっての故郷・・・・
それを体感しながら・・・・自分の任務に向かっていく・・・・・

こうして出撃したラウラ。
これが地獄の1歩の始まりだとはラウラは勿論、この場にいる面々はこの時分からなかった。

血に染まる演習の始まりだとは・・・・・・・・・

「そろそろ演習エリアか・・・・・・・・どれ程、楽しませる奴がいるか・・・そして模造品は・・・・・ふふふふ」

血に染めるための悪魔はゆっくり演習宙域に向かってきている。
模造品を殺すという氏名を帯びながら・・・・・
殺人を楽しむのを目的にしながら。
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マクロス ミラクル・ジーナス.エミリア・ジーナス

2018-02-14 21:33:04 | 日記

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バジリスク6話

2018-02-14 21:17:43 | 日記


















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第141話 演習開始寸前

2018-02-14 15:03:42 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
【西暦2021年標準時5月11日 18:00惑星エデン 新統合宇宙軍所属ARMD級宇宙空母ARMD-213アルタミラ 】

惑星エデンのとある宙域。
演習するために用意されたエリアである。
ここでアルタミラとエデン防衛軍宇宙艦隊が軍事演習を行う。

すると前方からグレー色をし鷲のエンブレムと統合軍の標準マークを付けた2隻のオーベルト級宇宙駆逐艦が接近する。

相沢美弥「報告します、惑星エデン防衛軍宇宙艦隊司令部より派遣された護衛艦であるオーベルト級改宇宙駆逐艦が合流します。」

ジェイル艦長「ようやく合流したかありがたいもんだな。」

相沢美弥「返信はどうします?」

ジェイル艦長「感謝すると一言でも言えばいい、感謝するとな。」

相沢美弥「はい了解しました。」

アルタミラは残りの2隻の護衛艦と合流。
作戦配置につく。
これによりアルタミラにいる部隊は5隻である。
通常の空母編成であり、アルタミラの今の体制はベーシックである。
一方のエデン防衛軍側は・・・・・・・・・

相沢美弥「エデン軍艦隊を確認、小規模ですが空母は数隻護衛駆逐艦10隻 ステルスクルーザーブルーガス級3隻 スヴァール・サラン級戦艦1隻確認しました。」

ジェイル艦長「対して我々は護衛艦は4隻で、空母一か・・・・」

ARMD級空母数隻に護衛艦10隻.巡洋艦3隻.戦艦1隻の編成。
エデン防衛軍全軍ではないとは言えかなりの戦力である。
相手もかなり自信を持っているが、演習するならばこっちの戦力を増やしてほしい。
ジェイルはそう思った。

相沢美弥「我が艦は基本単艦行動です、まぁ相手側はまだ完全に部隊の合流はしてませんが。」

劉夢華「輸送艦隊が途中で通過するので、その時間帯は休憩ですね。」

神崎巧「操舵も暇に疲れるしいい休憩ですよ。」

劉夢華「あんたはいつも暇でしょうが。」

これからエデン防衛軍側に増援が増える。
それを聞いたジェイルは制帽をいじり戸惑う。
演習の途中に輸送艦隊が通過するのでそこが休息時間になるが・・・・
ジェイルにとってはどうでもいい事であった。

一番は戦力についてであるから・・・・・・
ついでにだが・・・・・・・・・CICの事を知りたい。

ジェイル艦長「CICの様子が知りたい相沢君確認してくれたまえ。」

相沢美弥「了解・・・・・こちらブリッジ.CICそちらはどう?」

ジャック「こちらCICジャック・ヒューストン大尉だ!全システムオールグリーン。」
新統合宇宙軍CIC.ジャック・ヒューストン大尉

相沢美弥「了解、艦長CICもオールグリーンです。」

ジェイル艦長「そうか。」

ジェイルは美弥を通じてCICの様子を確認させる。
戦闘の要であるCICは問題はない。
それを聞いたジェイルはそれに安堵する。

劉夢華「スヴァール・サラン級から通信です。回線を回します。」

ゴルラン「こちらエデン防衛軍第6航空機動艦隊第2海兵隊の隊長ゴルラン・ガドミラフ少佐です。」
新統合宇宙軍エデン防衛軍代6航空機動艦隊第2海兵隊ゴルラン・ガドミラフ少佐

マサリア「同じく副官のマサリア・ベラルヘルフ大尉です。
同.マサリア・べラルヘルフ.大尉

ジェイル艦長「私は新統合軍月面方面軍麾下予備艦隊アルタミラ艦長ジェイル・べレスフォード大佐である。」

桐原少佐「同じくSVF-64アンサーズ隊長兼当艦飛行大隊長桐原茂人少佐です。」

ゴルラン「そしてこちらに居られるのは、艦長兼海兵隊司令官のザラース・クラヴェル大佐です。」

ジェイル「うむ」

ザラース「ザラースだ、よろしく。」
同.司令官.ザラース・クラヴェル大佐

それが終わったら両陣営の挨拶を行う。
指揮官は全員ゼントラーディ人である。
特にマサリアはこの中で一番若い印象がある。

するとザラースは・・・・・・

サラース「べレスフォード大佐の冥王星会戦での活躍はこのエデンでも知られておりますぞ。そこの桐原少佐はVF-1バルキリーマニアとして有名ですぞ。」

ジェイル艦長「ぬお!?」

冥王星会戦について触れる。
突然その話をしてきたのでジェイルは戸惑う。
冥王星会戦とは・・・・・・・・・・

冥王星会戦
西暦2020年、はぐれゼントラーディ艦隊23隻と新統合軍第1防衛艦隊45隻による戦闘。
べレスフォード大佐は巡洋艦キタカミの艦長として乗艦しゼントラーディ艦艇6隻を撃滅した名将と知られている。

上記のような出来事である。
ジェイルは艦長仲間の間ではかなり知られた人物となっている。

ジェイル艦長「恐れ入ります。」

桐原少佐「うぬ・・・・・・(なんで俺はこんな恥ずかしい話が広まるんだ。)」

名誉ある呼び名で呼ばれているジェイル。
そして不名誉な事で知られている茂人。
茂人はそれに嘆いてしまう。

もっとましな事はないのかと。
もっとカッコよく名誉ある事で有名にならないのかと・・・・・・・・

マサリア「今回の演習は楽しみにしております。今回は我々が勝ちをいただきます。」

ゴルラン「我々の部隊はかなりの精鋭でね、いくら精鋭でも苦戦すると思いますよ。」

桐原少佐「それはそうですか、でも元海兵隊隊員の新人を始め優秀な隊員が大勢いますから。」

ゴルラン「それは楽しみでありますな。」

両陣営はこの演習を楽しみにしている。
マサリアなんかはこの戦いの勝利は自分たちが取るといい。
ゴルランは自分たちには精鋭が多いと自慢する。
ジェイルはその挑発にきちんと答える。

ゴルラン「ほうそれは楽しみですな、演習宙域で会いましょう。」

桐原少佐「そうですね、でもあうのはその元海兵隊隊員ですが。」

相変わらず挑発が続くが・・・
出撃準備は完了している。
いつでも演習を行う事ができる。

こうしているうちに茂人の言う元海兵隊隊員のラウラは既に次の段階に取り掛かろうとしていた。
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