マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

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第212話 忌まわしきファントムⅢと再会

2018-07-03 23:52:54 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラはオルガの誘いに乗りファントムⅢを見に来た。
道中にオルガから任務内容の入ったUSBメモリを渡された。
マウスパッドで見る感じのタイプの物である。

オルガの乗るジープに乗りファントムⅢが駐機している格納庫に向かう。

オルガ「ここがファントムⅢが駐機している格納庫よ。」

ラウラ「ここですか?」

オルガ「そうよ、今は・・・・・メルトランの技術者が定期点検している時間帯だから会ったら挨拶するのよ。」

ラウラ「はい・・・・・・(メルトランの技術者)」

ファントムⅢが駐機している格納庫に到着した。
オルガから今の時間帯はメルトランの技術者が定期点検していると言う。
メルトランの技術者と言うオルガの言葉にラウラは気になる。

一体どんな人物なのだろうかと・・・・・・・・・・・・

アム「この娘が開発中止になるのは認めたくないわ。」
新星インダストリー社.開発副主任アム・ジェーム(ヒタチア)

VF-X-8ファントムⅢが駐機している格納庫で一人のメルトランがいた。
彼女の名は元ゼントラーディ軍通信兵で、新星インダストリーの社員アム・ヒタチアである
今は結婚してアム・ジェームと名乗っている。

最初はゼネラル・ギャラクシー社から誘われていたが。
アムの開発思想が異なっていたため、新星インダストリー社の方を選んだ。
入社後、最初は中々慣れなかったが。

いろいろと失敗を繰り返すうちに才能を開花し。
バルキリーの各種バリエーションのプロジェクトに参加。

最終的にVF-X-8ファントムⅢの開発主任に任される。
そしてゼネラル・ギャラクシー社のVF-X-10をリードするなど善戦する。

しかし

試作機8機と予備機2機のうち一機が奪取されてしまった。
その結果、開発中止になり彼女は落胆してしまう。

だけど、新統合軍フォークランドエリアがアムを支援。
アラスカの新統合軍総司令部や新星インダストリーには内緒で開発が進められていたのである。

ラウラ「あれがファントムⅢなのかぁ」

オルガ「結構いい機体でしょ。」

そんなアムがいる格納庫にラウラ達がやってきた。
ラウラは以前敵として戦ったファントムⅢであるが、近くで見るのは初めてである。
こうして初めて見る機体にラウラの心は深く入り込んでしまう。

敵として戦ったファントムⅢがここまで魅力的であると。

アム「あらぁあなた、この娘に興味あるの?」

ラウラ「はい、ってあなたはゼントラーディ人?」

アム「そうよ、と言っても通信兵であったけど。あなた艦隊は?」

ラウラ「私はラプラミズ艦隊に所属していたわ」

アム「私もよ、見たところ空士タイプ。昔だったらあなたが私の上官ね。」

ラウラはファントムⅢを興味深そうに見ていると、アムがやってきた。

お互いゼントラーディ人もあってか意気投合していろいろ話す。
アムはラウラから見れば部下に近いような存在であった。
なんせ通信兵は階級が低くあんまりいい評価はされていなかった。

と言いたいが、今のラウラとアムの関係を見ていれば単純にそうとは言えなかった。
様子から見る見、二人は仲良く会話した。

オルガ「あの...............」

ラウラ「あっそうだった、存在忘れていたよ。」

オルガ「忘れていた・・・・じゃないわよ、招待したのは私だったのに・・・・・・」

ラウラ「本当に悪かったってごめんね。」

すっかり忘れられて怒っているオルガに対しラウラは謝罪する。
別に完全に忘れていたわけじゃないけど、かなり悪い事をしてしまったなと思った。

忌々しい機体であるけど魅力的なファントムⅢを見せてくれたのに・・・・
これじゃあ恩を仇で返すような事を・・・・・
よく考えたら惑星エデンに関する恩もそれに入ってしまう。

ラウラは上記の事を深く反省した。

アム「プラーナ中尉、私と同じラプラミズ艦隊所属の彼女は誰ですか?」

オルガ「彼女?彼女は新統合宇宙軍予備艦隊ARMD-213アルタミラのアグレッサー部隊SVF-64アンサーズ所属のラウラ・ベルタリア准尉よ。」

ラウラ「ラウラ・ベルタリア准尉です、ゼントラーディ軍時代はキヨラ・テキーヴァ隊に所属していました。」

アム「キヨラってエースのミリアや空間猛者のエース.クロレなどと並ぶエースでしょ。」

ラウラ「そうです。」

アム「おっと・・・・・・・・・私は新星インダストリー社のアム・ヒタチア。今は結婚して姓は違うけど、まぁよろしくね・・・アムって呼んでね。」

ラウラ「よろしくアム。」

ラウラとアムはお互いに自己紹介して握手する。
握手しながらラウラはアムの姿を見る・・・・・・・・・彼女があの悪魔を開発した人だと。
悪魔を開発したと言ってもレミアが奪っただけであってアムには罪はない。

その事をラウラは理解しており、笑顔でアムと握手している。

それにアムは人柄が良く嫌いになれない。
これからもお付き合いしたいと考えるようになった。

アム「にしてもラウラ、この娘はどんな感じ?」

ラウラ「中々いいフィルムしていますよ、高機動性の高そうで相手に畏怖を覚えるような感じで好きです。」

アム「でしょ、なのに新統合軍や新星インダストリーのお偉いさんはこの娘を開発中止してゼネラル・ギャラクシーの海賊野郎に開発が集中してさ・・・・何がいけなかったのよ!!」

ラウラ「あははははははははは・・・・・・・・」

アムはファントムⅢに深い愛情を注いでいるようだ。
まるで自分の子供のように・・・・・
とは言え・・・・・・・・狂信的なアムのファントムⅢ愛にラウラはドン引きする。

アム「とは言え、この娘をVF-X-10には負けたけどなんとか新統合軍機として採用したいのよね。」

オルガ「しかし、これは正式に開発は中止になっていますので・・・・・上から首を切られませんか?」

アム「その時はその時よ、私のファントムちゃんを理解できない新星ギャラクシーなんてこっちからお断りよ!!」

ファントムⅢはフォークランド基地から支援を受けており、維持費と開発予算を至急され極秘に開発が進められている。
予備機以外の他のエリアにあったファントムⅢをフォークランド基地に集めており、それぞれの仕様の機体を稼動状態にしていた。
試験飛行は定期的に行われそのデータを元にアムはOSの改良などを行っていた。

しかし

この行為が上にばれたらただでは済まされない事になる。
下手すれば首になってしまう事であり、一気にアムは無職になってしまう。
とは言え、アムはそれでもいいと思っておりファントムⅢを理解できない新星インダストリー社はお断りだと言う。

アム「むしろあの新星インダストリー社の馬鹿社長を・・・・・」

オルガ「おいおい」

稀に過激な事を考えているが・・・・・・・・・・・
そんな中でラウラはある事が気になった・・・・・

それは安全保障であった・・・・・・・・

ラウラ「ちょっといいですか?」

アム「何か?」

ラウラ「ここの兵士たちの会話を聞きましたが、自由アルゼンチン軍などの反統合組織の襲撃があるそうですね。」

アム「稀にね、ファントムⅢちゃんがここに来る前はかなり酷くかなり基地が傷だらけで戦死傷者が結構多かったらしいわ、今は掃討戦の影響で減ったけどまだまだ組織が残っているからいつ襲撃されるか分からないのよ。」

ラウラはアムに質問するが、返答は以前は酷かった。
掃討戦があってか襲撃してくる回数が減ったと・・・・・・

自由アルゼンチン軍などの反統合組織の襲撃・・・・・・
フォークランドエリアのみならず、南米大陸は反統合勢力残党が活動が活発化している地域で有名であった。
通常型アクラ級潜水艦や改アクラ級潜水艦などの艦隊が部隊を展開し、南米各地の新統合軍基地が襲撃されると言う話はよくある話であった。

なんとかするべく2018年。
新統合軍南米軍管区司令部はアフリカ軍管区司令部や北米軍管区司令部からの応援による大掃討戦を実行した。

その結果、数に勝る新統合軍の圧勝という結果に終わり南米各地における反統合勢力の活動は激変するのであった。

とは言え・・・・・・・・・・
まだまだ残党が全滅したわけではなく、小規模の残党部隊は一定期に決起し襲撃するケースは2021年経っても途絶える事はなかった。

ラウラ「こいつは反統合勢力には有効なの?」

ラウラはファントムⅢが、反統合勢力に有効であるのか聞いた。
ファントムⅢの性能は身をもって知っているが、実際に反統合勢力などに有効なのか。
それは今のところ良く分からない・・・・・・・

返ってきたアムの答えは・・・・・・・・・・・・

アム「何を言っているのよ、どんな過酷な任務でも対応できるように設計されているのよ。有効であるに決まっているじゃない。」

ラウラ「有効か・・・・・・・・・なるほどね・・・・・・過酷な任務か・・・・・・・・・」

アム「あらぁ?何を考えているの?」

その反統合勢力には有効・・・・・・・どんな過酷な任務を耐えゆる性能を有している。
実際にファントムⅢと戦った事のあるラウラはその性能に納得する。

過酷な任務に耐えゆるあの性能だから強い・・・・・・・・
レミアと言う凄腕が乗れば凶悪に強くなると・・・・・・・・
アムと言う開発技術者はかなり優秀・・・・・・とんでもない化け物を作ったと・・・・・・・・ラウラは思った。

オルガ「・・・・・・・そろそろ、時間だし帰るとしますか・・・・・・」

アム「もう行ってしまうの?まだまだ楽しむ要素はあるのに・・・・・・・」

オルガ「我々にもまだするべき仕事はありますので。」

アム「しょうがないわね。」

もう時間がないので、オルガは帰ると言う。
アムはまだまだ残ってくれないかと言うが、オルガにはまだやるべき事があり。
そのオルガの事情を察したアムはしょうがないと言う。

オルガ「では失礼します、行くぞ准尉」

ラウラ「あっ・・・・はい・・・・・・では失礼しますアム。」

アム「また来てくださいね~♪」

ラウラはオルガに連れられ格納庫から出る。
アムは笑顔で格納庫からで出て行く二人に笑顔で手を振る。

格納庫から出たラウラとオルガは横一列になり歩いた。

オルガ「ラウラ、これを渡す。」

ラウラ「USBメモリー・・・・・さっきの・・・・・」

オルガ「任務の内容だ・・・・・・出来れば周りに人がいない場合に頼む・・・・いろいろとやっかいになるので。」

ラウラ「分かった。」

その道中にオルガから任務内容の入ったUSBメモリを渡される。
このUSBメモリは機密情報が入っており、周りの人間に見られたらかなりやっかいな事になる。
同室なのか、ロザであるが・・・・・・・・今帰る場所はメラルのいる部屋である。

なんたってまだ・・・・・・・・・・・始末書が残っているのだから・・・・・・・・・・

メラル「おっ遅かったじゃん♪」

ラウラ「結構いい物見れたから遅くなった。」

メラル「いい物見れたのはいいけどよ、早く始末書を終わらせた方がいいんじゃねぇか?」

ラウラ「それは・・・・・・・・・分かっているわよ!!」

部屋に帰れば既にメラルは始末書を書き終えていた。
それに時間を良く見れば就寝時間に近い時間帯であり、早く終わらせないと電気が消えてしまう。

ラウラはすぐさま始末書を書いた。

そして始末書を書き終え、茂人宛にメールで送る。

ラウラ「やっと例の物が見れるか・・・・・・・」

ようやく・・・・・・・オルガから渡されたUSBの内容を見る事が出来る。
始末書が書き終えたのは就寝ぎりぎり、ラウラはメラルの部屋から出てロザのいる自室に向かった。

その道中にマウスパッドを取り出し、USBを繋ぐ。
何処かの影に隠れUSBの中に入っていた任務内容を確認した。
その内容は・・・・・・・・・・

ラウラ「なるほどね・・・・・・・・・また厄介事だわ・・・・・・・・・他のザースロン機関の人間にやらせた方がいいでしょ。」

厄介事・・・・・・・・・
正直・・・・・・・・ザースロン機関の人間に任せればいいと思った。

なんであんな事を一般女性兵士である私にやらせるのかと・・・・・・・・・
おかしいだろと思う・・・・・・・・

ラウラ「オルガだから仕方が無いか・・・・・・・・」

オルガだから仕方が無い・・・・・・
元々工作員としてふざけているような性格な人であるから。
それにこの案件を一般兵である自分に教えるのはおかしい。

以前、このような活動を惑星エデンでやった事はあるけどさ・・・・・・・・・

一体あの人は何を考えているのやら・・・・・・・・・分からない。

オルガ「こちらチェルノ・・・・・・・・・首尾はどう?

『こちらウォルカー、首尾はいいぞ』

オルガ「そう。」

一方のオルガは自分が所属する組織の任務を遂行していた。
オルガ以外のザースロン機関の人間がおり、どうやらオルガはそいつと会話している。
どんな任務内容なのかは分からないが、さっきのラウラの反応からするにいい事ではない。

『ラウラ・ベルタリア・・・・・ミリア・ファリーナ・ジーナスと共に我々の任務に一度関与したが信用できるのか?』

オルガ「彼女は我々の存在を漏らす事はないし、何より忠実な人間よ。信頼できるに値する人物よ。」

『お前が言うのなら信用できるが・・・・・・・・・』

今回の任務にラウラが関与する事に不信感を抱くザースロン機関構成員。
その不信感を抱くザースロン機関構成員にラウラは信用できる人物だとオルガは言う。
ザースロン機関構成員はオルガが言うのなら信じると言うが・・・・・・

その口調から完全にラウラを信用してないようである・・・・・・・・・

オルガ「そちらも別の班の人間を含めて気をつけてね。」

『チェルノ・・・お前こそな』

オルガ「えぇぇ」

オルガはウォルカーと呼ばれるコードネームを持つザースロン機関構成員との通信を終える。
まだこの基地に工作員とそれを支援する反統合勢力残党は来ていない。

恐らく主力は自由アルゼンチン軍だろう。
どのような策に出るのか分からないけど・・・・・・・潰しておかねばならぬ・・・
それにここにはファントムⅢがある・・・・・

オルガ「さて・・・・どう動こうかな・・・・・」

これから起きる最悪な事態の被害の可能性を考えて・・・・・オルガはため息を吐いた。
作戦のやり方次第では両軍の血がフォークランドの大地に赤く染まる・・・・・・・
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