奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

ライフスタイルと人生観を大切に考えて住まいと暮らしをデザインするように、間取りの考え方も色々なデザインのカタチがありますが理想と現実のバランスを設計する事が大切。

2024年09月09日 | 家 住まい 間取り プラン

住みやすい家の特徴を考える。

※多世帯で暮らす住まいのカタチ提案事例

間取りやデザインの工夫、

これから家を建てることを検討している、

理想の住まいを

実現したいと考えている皆さんへ。

 

住みやすい家の特徴、

間取りやデザインの工夫、

家づくりの注意点を考える事は大切です。

 

理想的でありつつも

生活の「現実」をどのように考えるべきなのか?

それによって暮らしの質も

大きく変化します。

 

住みやすい家の特徴。

住み心地が良い家の間取りや

デザインには、

日常の生活の質を向上させるために

生活動線をスムーズにする工夫や、

家族のコミュニケーションを促進する工夫、

一人の時間を

キチンと楽しむ事が出来る

空間が存在する等

生活の基準に柔軟に対応できる

設計の工夫が存在しています。

 

生活動線をスムーズにする工夫。

例えば、

洗濯動線を短縮する工夫として、

洗濯機置き場、

ベランダ、

室内干しスペース

ユーティリティールームや

家族クローゼット空間等を

同じフロアに

状況にあわせて

無理なく移動できる配置とすることで、

洗濯に要する時間を短縮し、

家事の負担を軽減できます。

 

また、

キッチンからリビングや

ダイニングへの移動する動線を

スムーズにすることで、

家族とコミュニケーションを取りながら

家事ができる、

また集中して家事を行う事が出来る等、

時間軸に応じて

生活の質を高める事が

出来るようになります。

 

家族のコミュニケーションを促進する工夫、

またその逆も大切に。

 

リビング周辺の間取りの検討手法により、

家族が自然と顔を合わせ、

会話が生まれやすくなったり

また、

リビングにオープンな

書斎やワークスペースを設けることで、

家族の活動の様子を共有し、

一体感を高められますし、

リビングダイニングと一体になった

オープンなキッチンは、

家族のコミュニケーションを促進し、

食事の準備や片付けも

スムーズに行えます。

 

それぞれのパーソナルエリアとなる

距離感を

間取りから生み出すことで

各々の暮らしの質を

担保することが出来るようになります。

 

勿論それには、

質感に応じた防音・遮音という

「音」に対する考え方も

香りだったり臭いだったり「におい」に関する事も

デザインとして施すように

考える事が重要です。

 

その他の工夫として、

リビングに変化をもたらし、

くつろぎの空間を生み出す事も。

 

小上がりは、

畳を敷いたり、

クッションを置いたりすることで、

多様な用途に利用できますし

幼児期の子育てスペース

子供遊びスペースとしても最適です。

 

住みやすい家を実現するための注意点。

住みやすい家を建てるためには、

高性能を備えるための費用や、

有害物質の発生、

収納の過剰な設置など、

注意すべき点がいくつかあります。

 

これらの点をふまえて、

予算や健康、

生活空間のバランスを考慮して、

理想の住まいを

実現するための

計画を立てることが

重要です。

 

高性能を備えるための費用。

断熱性能や気密性能を高めることは、

快適な住空間を

実現するために重要ですが、

同時に建築コストも高額になります。

 

予算と性能のバランスを考慮し、

必要な性能を確保した上で、

費用を抑える方法を

検討することが重要です。

 

有害物質の発生。

建材や家具に使用されている

接着剤や塗料、

防腐剤などから、

有害物質が放出されることがあります。

シックハウス症候群を防ぐためには、

これらの物質の

含有量を調べるなど、

適切な対策を

講じる必要があります。

 

収納の過剰な設置。

収納スペースを過剰に設置すると、

部屋が狭くなり、

生活空間が

圧迫されてしまいます。

 

また、

収納場所が多いと、

物が増えがちになる

傾向があります。

 

収納スペースは、

家族の生活スタイルや

物の量に合わせて、

必要な分だけ

確保することが重要です。

 

住みやすい家は、

生活動線をスムーズにし、

家族のコミュニケーションと

個人の時間を大切にする

両面性を持ち

暮らしの機能を

促進する工夫が

凝らされた間取りと

デザインが大切です。

 

しかし、

高性能な住宅を実現するには

費用がかかり、

有害物質の発生や

収納の過剰な設置など、

注意すべき点もいくつかあります。

 

これらの点を踏まえ、

予算や健康、

生活空間のバランスを考慮して、

各家庭の生活文化と価値観に

沿った住まいを実現するための

計画を立てることが重要です。

 

住まいと人生観が融合するように

暮らしの趣

丁寧に紐解く設計が

大切。

 

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■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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