イロイロな現場に新しい暮らしが生まれて価値ある風景も生まれるお手伝いをさせていただくことができた事に感謝です。
そして、新しくご縁もいただくこともあった年……。
皆さまからのご縁に感謝し、日々の暮らしの器である住まい。
贅沢ではなくて…豊な暮らしが出来る家を
つくりだす建築家として、来年も建て主目線+αで頑張ります。
皆さまどうかよい年を…。
年末です・・・昨日は吉野のアトリエの大掃除で、今日は自宅の大掃除をしています・・・・・。
掃除は「自分のやり方」が当たり前と思っている事も多かったりしますが、
掃除の仕方や内容も人それぞれですよね。
家事だってそうです・・・・・その家庭によっても様々。
なので、家づくりの場合も「当たり前」だとは思わずに、
キッチリと打ち合わせや相談の際には「自分なりの家事の手順ややりかた」については
話しをしておくことが大事ですよ・・・・・。
これまで住んでは家ならではの場合もありますし、
これまでの「不便」なところも・・・・・。
日常の動きの見直し・・・・ライフスタイルの情報共有の量や質で「間取り」も「計画」も
質の良さが変わりますよ。
年末休暇に入りました・・・・ということで、吉野のアトリエも大掃除。
幸いにも天気がよく・・・窓全開で掃除して、夜には随分落ち着きましたよ・・・・・。
普段の掃除以上に床・フローリングも磨いて打ち合わせテーブルも資料テーブルもスッキリさせて、
気持ちもスッキリ・・・・「創造の現場」は少しお休みに入ります。
年末年始の休日ブログは続きますよ・・・・・。
既に、ホームページのインフォメーションのコーナーでもお知らせさせていただいておりますが、
※「年末年始休暇のお知らせ」です。
やまぐち建築設計室・ホームページ
住まい手さん・クライアント・業者の皆さまへ
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ではございますが、
やまぐち建築設計室は下記のとおり年末年始休暇をいただくことになりました。
ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
年末年始休暇期間
2012年12月29日(土曜)~2013年1月6日(日曜)・12月29日(土曜)は吉野のアトリエの大掃除
但し、既にご予約をいただいている住まい手さん・クライアント案件の内容
「2013年1月5日AMのご相談 ・ 2013年1月6日AMのご相談・視察・打ち合わせ」については
通常通りでの対応予定です。
ホームページ「お問い合わせ」からのご質問や資料請求などは「年末年始休暇中」も
お受けいたしますが、「お返事や資料の送付等」は休暇明けより順次対応させていただきますので、
宜しくお願いいたします。
新年は1月7日午後1:00より業務開始いたします。
皆さま、どうか良い新年をお迎えくださいそして、
2013年も、やまぐち建築設計室をよろしくお願いいたします・・・・・。
毎日の暮らし・・・・・自身の夢に向かって真っすぐに、一歩一歩・・前進しつつ
たまに後退することもあるけど、
歩いていると確実に前に進むんですよね・・・・・・。
助けて下さる人達も、応援して下さる人達も・・・・沢山の人達に支えられて今があります。
寄り道もするけど・・・・・周囲に感謝は忘れてはいけないなと思うんです。
そんな気持ちを持って「家づくり」を考えていますよ。
人生の幸せの部分を住まい手さんから託されているので、その分以上の価値をおかえしできるように。
和の部分の提案。
2間続きの「和室」のリフォーム計画・・・・・CGの作成中。
現代の暮らし・・・子世帯の暮らしにそぐわない部分があるとの事で、
イロイロ「考え」を聞かせていただき、現場も視察して「今の暮らしの内容」もジックリ対話を
させていただき・・・・和のままのスペースで再生をする事に。
畳での暮らしが気持ちを豊かにするという「暮らし方」。
ごろ寝や団らん・・・・遊びの時間・・・etc。
暮らしの中身をあえて「変化」させる必要性が無いという「本質」の部分での提案。
無理に変える必要がある場合もあるのですが、今回はそうではないほうが、
暮らしに寄り添える家になると判断して・・・・・。
単純に「新しくする」のではなくて「その場所のチカラ」をキチンと取り込んで、
反映して・・・「良い部分をよりよく」計画。
表面だけのリフォームではありませんよ・・・・「本質」が大事。
解決すべき「本質」を見ながら・・・考えながらの計画がリフォームやリノベーションの大切な部分。
広さでは解決しない「角度」の問題も盛り込んで「位置関係」から導き出した「向きの整理」。
座った姿勢での「中身」を考えて提案資料をまとめて・・・・「年明け」は打ち合わせですよ。
静かな雨が降る12月29日・・・・今日で仕事納めの皆さんも多いのでは・・・・。
仕事に染まる中で「余白」を感じる時間も大事だということは「実感」しています。
何もないところから「想い」と「場所」の物理的要件、法律的な要件、そしてアイデアを盛り込み、
「本質」の結果による「カタチ」をつくりだす仕事にもそういう「余白」を計画することで、
同じ大きさの空間であっても空間そのものの認識が変わったりしますから・・・・・・。
「時間の余白」や「物理的な余白」・・・・・「車のハンドル」の「遊び」と同じような感覚。
詰め切ってしまうことによる「余裕」がなくならないように
「余白」も同時に考えて「空間」の設計を考えるという事です・・・・・。
例えば「心理学」の「ゲシュタルト心理学」とかもそうですよね。
空間の捉え方にあてはめると、「目の前にある個々」を捉えるのではなく「全体の状況から物事を捉える」
ということ・・・・・。
室内空間もそうですよね「そこにある器」としての「部屋」とその内部に置かれる「家具」や「備品」」など
全体の構成をつくりだす「アイテム」的なものを総合的に捉えるということ。
そうなったときにそれ以外の「余白」との関係が大事なんです。
「だまし絵」などもそう思いませんか・・・・・・。
その部分だけを見ても分からないけども「全体を見る」事によって、その隠れた部分も見えてくる。
それにより認識がされていきます。
ゲシュタルト心理学では「余空間」も含めて全体で捉えることで、そこに隠れた本質が
見えてくるというもの・・・・・・。
だから「だまし絵」で有名な「ルビンの盃」も「盃」ではなくて「向かい合った人の顔」と認識されるんです。
空間についても同じことで、
室内もそこにある「家具」だけで心地よさや暮らしやすさが発揮される
訳ではなくて、余白の空間も家具や装飾と一緒認識されることで、心地よさや暮らしやすさがどうか・・・・。
という認識になるんです。
なので、いくら「使いやすい」・「高級」な・快適」な家具であったとしても、
周囲の空間がそぐわない空間であったり、バランスが計算されていなかったり、
別の要素によって崩れていたりすると、
居心地の悪い粗悪な空間となってしまいますよ・・・・・。
家具店でセレクトする場合にもそういうところを注意してくださいね。
引っ越し後のレイアウトなども・・・・・。
空間の「目的」に寄り添う様な計画は大事ですよ。
そういう事も考えてアンバランスでの空間の価値の設計でも
「崩し方」を設計しておくことが大切なんです・・・・・。
家具を配置・・・室内の要素を設計する際は、「スペース」だけの問題ではなくて、
そういう部分も考えての計画で、空間に対する配慮を盛り込みつつ、
そこに「置く」ことによる余白にも配慮して、
空間も目的に合ったデザインが設計では大事なんです・・・・・。
そこは「目には見えない創造の時間」で「質」が変わりますよ。
目的に合ったデザインの時間。
新しいものと古いものが同時に存在するような「空間」は
なんだか時間の流れ方も異なって感じますよね。
そんな場所づくり・・・・・古家cafeを計画中。
様々な年代の人達がゆっくりと「時間の流れ」を感じつつ、交流できるようなスペースで。
場所がつくりだす「特殊」な時間の流れをさりげなく感じることができるように、
統一性を崩して・・・・「アンバランス」を設計して、そのギャップも楽しむことができるように・・・・。
そこに置かれる雑貨や家具達にも「役目」を持たせつつ、ハードとソフトの関係を
じっくりと考えているところ。
本格的な再生でありつつも極力最小の範囲で、手づくりでの・・・・・・計画。
ちょうど良さを模索中ですよ。
「町屋」と「倉」と「レトロ」をコンセプトに「もてなし」の空間を設計。
見えそうで見えない・・・そんな「中間領域」も計画して、「落ち着く場所」となるように。
石と板と畳と土間がつながる空間と座面からの豊かさを探るように・・・・。