奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしと家具とインテリアのバランスで変化するライフスタイルのイメージ設計、家具選びを暮らしのデザインから紐解くダイニングテーブルのサイズ感。

2024年05月30日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

暮らしと家具とインテリアについて。
 
ダイニングテーブルの
奥行を考えるという事で変化する
空間の印象と使い勝手。


※空間の比率を検討し提案時にイメージしやすいように行うデザインCG設計
 
空間比率という考え方を大切に。
 
ダイニングテーブルは、
比較的暮らしの中心の場となりやすく
同時に家の「顔」としての
役割をも持つ重要な家具です。
 

※家具レイアウト前のLDKの状態
 
それだけに
ダイニングテーブルを選ぶ際には
デザインだけでなく、
間取りと暮らしとの調和や
サイズについても
十分に検討したうえで
決定する必要があります。
 
間取りとあわせて
扉の開閉方向や
室内を移動する際のゆとりなども視野に。

※空間比率の趣をそのままカタチにしたLDK空間と家具レイアウト
 
 
そして、
そのサイズを検討する際、
「幅」はしっかりと検討しているものの、
「奥行」はなんとなく
選んでしまっていることは
ないでしょうか?。

※居心地の良さと多様性のデザインを間取り構成と空間構成に設計提案を行っています
 
 
ダイニングテーブルの奥行の決定については
一定の基準を考えるべきです。
 
その基準を理解したうえで
検討することが「失敗のない」
テーブル選びに繋がります。
 
奥行が「狭い」。
テーブルの奥行を狭くすることで
享受できるメリットがあるとすれば、
壁までの距離や
収納との間隔が空くことです。
 
これはチェアの
引きしろ(出し引きに必要なスペース)に
余裕が確保できるということにも
繋がります。
 
同時に空間を
広く見せることになります。
 
しかし、
このメリットは
テーブルを使用する際の
快適性を損なうリスクもはらんでいます。
 
テーブルのサイズ決定に際して
スペースとの兼ね合いは
重要ですが
「極端に狭いサイズにしない」ことが、
使い易いテーブルの
ポイントです。
 
食事や何かの作業を行う場合、
個人の快適な作業性を
高めるスペースとして、
その奥行は40センチは必要。
 
これを2人分確保する、
つまり互いが正対する状態では
80センチとなります。
 
基本的にテーブルの奥行は
ここを目安にして、
それ以下にならないように
極端に狭くしないことを
お勧めしています。
 
もちろんそれを想定した
間取りと空間提案を行う前提です。
 
常時4人以上が使う想定の
ダイニングテーブルでは
おおよそ80センチ~90センチ、
サイズの大きいもので
95センチ~1メートルの
奥行が標準になっています。
 
これは「長方形としての美しいバランス」も
考慮されたものですが、
それ以上に
「使い勝手」や「距離感」が
重要視されています。
 
向かい合った際の
距離感が近くなりすぎてしまうことを避け、
向かい合う人同士の足が
テーブル下で干渉しないという点が
配慮された「根拠」があるんです。
 
互いの間に大皿を置く際の余裕も、
この奥行を
適正なものにすることで
叶います。
 
家具は暮らしの道具であると同時に
インテリアであり、
常に「見える」ものです。
 
あまりアンバランスなものは
やはり見栄えが良くありません。
 
空間の構成にも配慮が必要です。
 
テーブルの奥行は
向かい合う人が余裕を持って
使用できるものを。
 
そのうえで使い勝手も良く
美しく見えるものを
選ぶのが鉄則です。
 
奥行が「広すぎる」テーブルで
起こることは
テーブルの奥行が広すぎると
対面で座る際に
互いの距離が遠くなるため、
会話やその他のやり取りが
行いにくくなります。
 
ダイニングテーブルは
食事をする用途だけでなくて、
日常会話も行う「コミュニケーションの場」です。
 
ダイニングスペースは
家族が集まって会話がしやすい場所に
したいと考える人も多いかと思います。
 
それが不便になるのは
避けたいものです。
 
また、
奥行が広すぎると
テーブルの中央に
料理を置いた際に
腕を伸ばしても手が届かない、
という事もありえます。
 
これは少々大げさな例ですが、
椅子から少し立ち上がらなくては
料理に手が届かないような
状況に陥るのは
やはり不便かと思います。
 
ダイニングテーブルのサイズを決める上で
押さえておくべきポイントのひとつに、
食事をするときに
必要な1人分のスペース
という考え方があります。
 
ランチョンマットの
標準のサイズは横50センチ×縦35センチ。
 
このサイズなら
マット上に大小のお皿2枚、
ボウル1つ、
グラス1個の1人分の
食事のセットを置くことができます。
 
腕を動かすスペースや
ゆとりを考えると
1人分の食事に必要なスペースは、
幅50センチ~70センチ、
奥行き35センチ~50センチです。
 
この基本的なサイズを
把握しておくだけでも
テーブルの選び方は変わります。
 
椅子の引きしろ、空間とのバランス。
 
テーブルのサイズを考える際に、
もうひとつ大切なポイントがあります。
 
それはテーブルを
設置したい場所において
「テーブルの周りのスペース」についても
考慮できているか、
という事です。
 
テーブルの周りのスペースが
狭すぎると、
立つ・座るといった動作がしづらくなり、
心地よくテーブルを
使用することができません。
 
テーブル周りの
必要なスペースを
生活動線
※普段の生活で部屋の中を移動する経路
と言いますが、
普段の生活を思い出しながら
テーブル周りの生活動線が
確保されるかどうか
イメージする事が大切です。
 
具体的な数値をみていくと
チェアの引きしろの理想は
テーブル天板の端から
80センチ~90センチ。
 
これだけあれば、
アーム付きチェアの
スムーズな出し入れ、
そこでの立ち座り、
着座している人の後ろを
別の人が通過する、
という動作を
スムーズにこなすことができます。
 
また、
壁やキッチンに対して
どのように家具を配置するのか、
部屋との関係性も踏まえ
レイアウトを間取りと共に
イメージする時間も大切。
 
僕がいつも間取りを考える前に
インテリアショップへご案内するのは
そういう意味もあるからです。
 
テーブルのサイズを選ぶ際は、
用途や人数に合わせた
サイズの想定、
テーブルを置く部屋の広さに加えて
テーブル周りのスペースも
考慮する事で、
暮らしに程よく合った
ダイニングテーブルを
選ぶことができます。
 
ダイニングテーブルの奥行は、
人が食事をする際に
必要となるスペースと
生活動線を考慮したサイズを
選ぶように。
 
自身のライフスタイルを思い浮かべながら、
基準もふまえた
バランスよいサイズを選ぶのが
最適と言えます。
 
住まいの空間の間取りから
最適なテーブルサイズを割り出し、
レイアウトをご案内します。
 
そしてテーブルの
レイアウトだけではなく、
お持ちの家具との相性や配置、
照明や観葉植物に至るまで、
空間全体を捉えた
ご提案を設計として行っています。
 
テーブルのサイズの決定だけではない
「空間提案」と「暮らしの提案」を丁寧。
 
住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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気軽にご連絡ください。
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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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心地よさのデザインを和モダンの空間からイメージする「音」を奏でる雰囲気の提案、民泊計画を空間構成から考える時間、設計デザインの趣を居心地に。

2024年05月17日 | 設計の事デザインの事

 

居心地という音楽・・・・・。

よく建築は音楽にたとえられます。

※シンプルな空間に和の趣のイメージを提案した事例

 

確かにある空間に身を委ねていると、

耳に聞こえる音以外に、

見えてくるような音という概念があります。

 

それは誰かが

何かを意図して生み出した

空間の軌跡のようなものです。

 

音楽の趣味というのは

人それぞれで、

聴きたい音もあれば

そうではない音もあります。

 

僕は職業柄、

できれば休日は比較的

静かな音のする空間にいたいと願うものです。

 

実は今、

ご相談中の案件で日本の宿という

概念を考えています。

 

暮らす事と宿泊する事、

時間の流れのような空間に

ある意味・・・理想とする音を求めるのは

不可能ですが、

その中に空間の美学を貫きつつ、

隅々まで調和の取れた空間と

サービスを考える事で、

ほっと一息付けるような

時間と空間の音。

 

その空間の奏でる音楽に

浸るように空間と景色が生み出す

静かに対話を楽しんでいるような

そんな気分になる空間構成。

 

目に見えるものを操作することが

デザインだと思われがちですが、

そこに「人」が存在して

感度として生まれる

気持ちのデザインを

和の風情をっもって考えています、

静かで情緒ある音楽のように。

 

暮らしのことを価値観から

イメージしてみませんか?

 

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家でバーベキュー(BBQ)やアウトドアライフ・ブランチやグランピングなどを楽しむ暮らしの提案、家の間取り計画の際には暮らし方や楽しみ方という意味で家の外側と繋がる計画に。

2024年05月05日 | 家 住まい 間取り プラン

 

※アウトドアライフと郊外の暮らしを愉しむ事を趣にイメージをつくった家

 

家の庭やテラスで楽しむバーベキュー(BBQ)は、

手軽にアウトドア気分が味わえるので

憧れる方も多い事かと思います。

※アウトドアライフを楽しむ外部空間を提案した設計のカタチ

 

※土間テラスとウッドデッキを重ねアウトドアキッチンとピザ窯も備えたBBQスペース

 

家造りのご相談中にはそのような事に関しても

ヒアリングしつつ

暮らし全般のイメージを考えています。

 

家でバーベキューをしたいと思ったら、

先ずは自分の家が

バーベキューに適した環境かどうかを

考えてみるように。

 

住宅地は一軒家であっても

周りに建物が密集していることが多く、

近所の迷惑を考慮して

行う必要があります。

マンションではバーベキューの禁止が

明記されていたり、

安全上「煤煙等を発生させる行為」等が

禁止されていることが多く、

ほぼ不可能と考えておいた方が良いです。

 

BBQ等を楽しむには、

ある程度のスペースを確保する必要があります。

コンロやテーブルを置くだけでも

6〜8畳程度はあった方が良いです。

庭だけでなくバーベキューを可能にするような

屋上やバルコニーを計画する事もひとつです。

 

ウッドデッキやバルコニーで

BBQをするなら、

天然木や樹脂素材は避けて、

タイルや舗装材など燃えにくい素材の上で

調理するように。

外でのとダイニングスペースと利用した後の

掃除も行いやすくなります。

 

バーベキューをするにあたって、

意外に大切なのが近所付き合いです。

事前にバーベキューの話を出しながら

理解を深めておくのも大切です。

 

リビングから庭まで移動しやすい動線。

快適に過ごすためには、

BBQスペースや外構だけでなく、

家の間取りと動線も大切です。

BBQをする場所からリビングに移動しやすければ、

ゲストや家族が休憩しやすいので

快適に過ごしやすくなります。

 

キッチンからもBBQをする場所に

移動しやすければ、

準備や片付けも楽にすませることが可能に。

近くに水回りがあるだけで

調理や掃除の手間はかなり軽減されます。

 

来客用の駐車場がある。

駐車スペースに余裕があることも、

家バーベキューに欠かせないポイントのひとつ。

 

自宅に車を停められる場所があれば

問題ありませんが、

そうでなければ自宅からアクセスしやすい

時間貸し駐車場を案内する

必要がでてきます。

路上駐車は避けたいところです

 

住宅地で行うBBQは、

どれだけ周囲に気を配っても

制約が生まれるもの。

 

気の合う仲間たちと

思いっきりバーベキューを楽しみたい!

ということなら、

将来郊外にセカンドハウスや

週末ハウス・別荘を建てるのも

もひとつの手です。

理想の暮らしを100%反映できる

注文住宅であれば、

プライベート感溢れる

開放的な庭、外と中を自由に行き来できる

アウトドアリビング専用のコンロや調理台など、

計画性も随分変わります。

 

色々な考え方もありますが、

自分達にあった

環境の変化がある住宅の

二拠点生活にすれば、

別荘は遊び心と癒しに溢れた空間にデザインする

なんて自由度の高い住まいの計画も可能です。

心身ともに環境を変えるくらしも

これからの過ごし方の価値観だと思います。

 

気軽にアウトドア気分を

楽しめる便利アイテムを収納できるスペースも

間取り検討時には配慮を。

 

庭やテラス、バルコニーなどでの

バーベキューに欠かせないのは、

調理専用の設備やコンロです。

 

バーベキューコンロは

熱源や材質、形がさまざまで、

熱源は炭火式やガス式、

材質はスチール製やステンレス製、

形はテーブルに置ける小さなタイプから、

脚つきで地面に設置するタイプまで

色々あります。

 

また、日本で昔から使われてきた

七輪もひとつのコンロと言えます。

 

コンロを持ち運びたくないなら

重くても頑丈なタイプ。

 

色々な場所で楽しみたいなら

持ち運び可能な軽量タイプ

BBQといえば網の上に

食材をのせるイメージがありますが、

肉や野菜を焼くときに網の間から

肉の脂が炭に落ちた際に出る煙が

臭いの原因になります。

 

網の代わりに鉄板を使えば

煙を抑えることも可能。

また、無煙ロースターや

無煙コンロといった調理器具で

臭いを抑える方法があります。

 

調理器具はバーベキューコンロに限らず

色々な種類があるので、

家の立地や敷地の大きさ、

どんなBBQをしたいかというイメージにも合わせて、

調理器具を吟味しておくことも

楽しみのひとつに。

 

自宅とはいえ、テントや組み立てイスなどの

アウトドアギアがあったら、

アウトドア気分がさらに盛り上がります。

 

テントの種類は多種多様なので、

好みに応じて選ぶのがベスト。

 

主なテントの種類。

2本のポールをクロスさせて立てる

定番の「ドームテント」。

1本のポールで尖った屋根のような形を作る

「ワンポールテント」。

広げたら簡単にテントになる

「ポップアップテント」など、

用途や好みに応じて色々なタイプから。

 

座り心地やデザインにこだわって選べば、

屋外だけでなくて、部屋の中でも使えます。

 

コンパクトに収納できて

持ち運びも楽な組み立てイスなら、

使い勝手の良さに手放せなくなると思います。

 

調理台として活用できる

大きめのテーブルも便利なアイテム。

みんなで食事をするだけでなく、

食材置き場や下ごしらえなど

幅広い用途に役立ちます。

高さ調整可能なタイプなど

種類はさまざま。

 

中には収納棚や

ランタンスタンドなどの機能を備えた

本格的なキッチンテーブルもあります。

 

炭のほかに軍手やトングなどの

着火道具も。

 

炭は、大人1人につき

1時間1キロが目安。

 

炭の性能は種類・価格帯によって

異なるので、

家の環境にあったタイプの選定を。

 

バーベキュー用の炭の種類。

黒 炭…火付きが良い一般的な炭。

立ち消えが少ないので

BBQにた最適。

 

備長炭…安定した火力が自慢。

燃焼時間が長いが

火が付きにくく扱いが難しい。

 

オガ炭…おがくずから作られた炭。

接着剤不使用で煙や臭いが出にくい。

 

マングローブ炭…手頃な値段だが、

煙や臭いが出やすく

燃焼時間が早いのが難点。

 

トングは炭だけでなく、

肉などの食材をつかむのにも

便利な道具です。

 

炭を挟むトングは、

食材用より長めで、

熱が伝わりにくい特徴があります。

 

食材用は、肉・魚・野菜を

つかみやすい種類が揃っています。

 

手袋は火傷だけでなく、

手の汚れや怪我からも守ってくれるアイテム。

 

簡単に手に入る軍手でも良いですが、

バーベキューを何度もするようであれば、

少し値が張っても

耐火性に優れたグローブや、

革手袋がおすすめ。

 

軍手よりも高温のものを持つことができて、

木材のトゲなどからも

手を守ってくれます。

 

覚えておきたい注意点を確認。

事前に近所にお声かけをする。

BBQをする前に、

まず忘れてならないのは

隣近所への声がけです。

さらに、バーベキューをした後にも

近所の人へのフォローをしておけば、

その後も良好な近所付き合いが。

 

臭いと煙の範囲に気を付ける。

バーベキューの苦情に多いのが

臭いや煙。

炭の臭いはカーテンや布団、

洋服などにつくと、

落ちにくいのが特徴です。

 

20メートルあれば

ぎりぎり臭いがつかないとも言われますが、

風向きによって

50メートル以上届く場合や、

近所の家の中に入り込むこともあります。

 

住宅密集地など、

建物が多い場所であれば、

煙や臭いを出しにくいコンロや炭などで、

工夫するように。

 

話し声や騒音に注意する。

お肉を焼いたりビールを飲んだりしていると、

いつの間にか話し声も

大きくなっているものです。

 

また、自分では音を立てていないと思っても、

意外と近所には騒音として

響いていることもあります。

 

BBQをするとき、

さらにアルコール類を飲む場合は、

いつも以上に騒音には気を配りを。

 

常識的な時間に終わらせる。

住宅地など、

周りに建物がある家で

バーベキューをするときには、

終わらせる時間を考えて

始めると良いです。

 

夕方から始めると

気づいたら遅い時間になっていることも多く、

小さい子供やお年寄りのいる家庭には

迷惑がかかります。

 

また仕事柄昼と夜が逆転していたり

曜日によってシフト制など

様々な条件の違いもあります。

 

昼の早い時間から始めて、

夕方に終わらせれば、

比較的近所への負担も

少なくて済みます。

 

勿論無理のない中で

二拠点のような

自然や家時間を楽しむような

郊外の家を持つことも

人生の楽しみ方だったりします。

 

バーベキューをするにあたって

大切なのは、

日常生活を送る近所の人たちに

配慮をしたうえで

アウトドアライフを楽しむことです。

 

煙や臭いを抑える事のできる

アイテムもたくさんあるので、

家の状況に合わせて

導入を検討してみてください。

 

ルールとマナーを守って

楽しく家でのバーベキューができるように。

暮らしのシーンをどこまでイメージしておくのか?

間取りだけではなくて

過ごし方をイメージする事は

大切な考え方です。

 

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奈良県中南和エリアのコミュニティラジオ局 【FMヤマト】水田耕三「和の心で感動経営」ゲスト出演させていただきました。

2024年05月04日 | 掲載誌、雑誌、専門書籍

この度、ご縁がありまして

奈良県中南和エリアのコミュニティラジオ局

FMヤマトにて

53日(金)放送の

水田耕三「和の心で感動経営」という番組に

ゲスト出演させていただきました。

 

水田耕三「和の心で感動経営」出演者一同FMヤマト・スタジオにて

 

難しい話しではなくて

暮らしの事や空間の事

心地を考える事の大切さも含めて

家造りの時に考える大切な事を

お話しさせていただきました。

 

そして僕なりの経営の「あ・い・う・え・お」も。

 

記念に

パーソナリティーの阪口智子さんと

出演者一同での一枚。

 

前列向かって左側より

水田耕三さん・私

後列向かって左側より

(株)関西工務店 吉田社長・パーソナリティ 阪口智子さん

 

この度のご縁に感謝です。

社会全体の「共存共栄」を大切に。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

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暮らしやすさと心地良さ、間取りを考える際に寝室の重要性を提案しつつ睡眠の質についても家具と空間両方から設計のアプローチを行うように提案しています、家造りは本当に人生の質を生み出す空間ですから。

2024年05月04日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

睡眠の質を高めるベッドの選び方。

※Poltrona Frau Osaka (ポルトローナフラウ大阪ショールーム)

 

睡眠の質を大きく左右するポイントの一つが

ベッド選びです。

マットレスを高品質なものにすれば

よく眠れるようになるといった単純な話ではなくて、

ベッドを部屋に置いたときの

圧迫感や配置位置窓や壁、

天井や照明の雰囲気によっても睡眠環境は変わります。

 

良質な睡眠生活を送るための

ベッドの選び方や、

最適な大きさの指標、

圧迫感を感じさせないような

配置のコツなどについて。

 

一般的なベッドのサイズは

大きく分けて6種類あります。

サイズによって変化するのは幅のみで、

長さ(寝る際の背丈方向)は

どの家具メーカーも

195cm前後で設定しています。

 

名称        サイズ(幅)

セミシングル    約90センチ

シングル      約100センチ

セミダブル     約120センチ

ダブル       約140センチ

クイーン      約170センチ

キング       約190センチ

メーカーによっては独自のサイズを

展開しているケースもあります。

長さが約205cmになる「ロングサイズ」や、

本来のサイズよりも

一回り幅が広い「ワイドサイズ」などもあるため、

体型にあったベッドを選択できます。

 

また、やまぐち建築設計室の

お問合せフィシャルフォームから

家具相談をご依頼いただければ

フルオーダー家具も含めて

ベッドに関しても

ご相談に応じさせていただきます。

 

マットレスの種類。

マットレスの寝心地によって、

ベッドの快適度は大きく左右されます。

 

マットレスの種類は

細かく分類すると無数にありますが、

大きく分けるとコイルが入っているか

入っていないかの違いです。

 

【コイルあり】

ボンネルコイル&ポケットコイルコイルが

入っているタイプは、

2種類あります。

 

コイル全体を一体化させている

「ボンネルコイルタイプ」

コイルを一つずつ個別に入れてある

「ポケットコイルタイプ」

ボンネルコイルは一部分が沈むと、

それにつられるように

全体が沈んでいくのが大きな特徴。

 

床に布団を敷いた感覚で寝られます。

 

一方でポケットコイルは

圧のかかる部分だけ深く沈むため、

体の凹凸に沿って

マットレスが支えるイメージです。

 

【コイルなし】低反発&高反発マットレスコイルが

入っていないタイプは、

低反発と高反発タイプに分けられます。

 

低反発は弾力があり、

堅さを感じるタイプです。

 

「柔らかすぎる布団は好きではない」

という人に向いています。

 

一方で高反発は

圧がかかると

沈み込むような感覚が特徴。

 

腰や首などマットレスと

隙間ができやすい部分も

しっかり支えてくれます。

 

ただし寝返りが打ちにくい

密着する分布団に

熱がこもりやすいといった

デメリットもあります。

 

ベッドフレームの種類。

とくに取り扱いが多いのが以下の5種類です。

 

キャビネットタイプ

ノンフレームタイプ

フラットタイプ

ロータイプ

収納機能付きタイプ

 

キャビネットタイプは

ヘッドボードが棚のようになっている

ベッドフレームです。

 

コンセントもついているタイプなら、

スマホの充電や

ランプの設置も可能です。

 

ノンフレームタイプ(すのこベッド)。

ヘッドボードがなく、

布団やマットレスを乗せる板に

足がついただけのタイプです。

 

部屋をすっきり見せたい場合に

選択する事が多いです。

 

フラットタイプ。

ヘッドボードに収納機能がなく、

平らの板がついただけのタイプです。

 

ノンフレームと同様に

ベッド周りをシンプルに見せる事が出来て、

枕が後ろにズレにくいというメリットがあります。

 

ロータイプ。

足が短く、地面に近いベッドフレームです。

 

寝相が悪く転落の危険性がある人に

適しています。

 

また、家具の背が低いことで

部屋をすっきりと見せる効果もあります。

 

収納機能付きタイプ。

ベッド下に

引き出しが付いたタイプです。

 

本来ベッド下は

無駄なスペースになりやすいため、

デッドスペースを活かした

収納が可能になります。

 

反面、物を置きすぎることで

ベッド下の通気性が

悪くなるデメリットもあります。

 

実際にベッドを選ぶときは、

さまざまな要素を考慮する必要があります。


その中でも特に重視したいのが、

「寝心地の良さ」と

「部屋に置いたときのバランス」の2つ。

 

マットレス選びは単純ではなく、

柔らかくてボリュームがあるタイプを

選べばOKとは限りません。

 

心地良さの感じ方は

人それぞれなので、

実際にさまざまなマットレスに

寝てみてから判断していく方法が

おすすめです。

 

しかし、近くに寝具ディスプレイをしてる

インテリアショップがない場合もあります。

 

そんなときは、

今の寝具で満たされている点と

不満な点をリストアップしてみると良いです。

 

今の寝具に感じる欠点を

補ってくれそうな

マットレスタイプはどんなタイプか、

また、そのタイプのマットレスは

今の寝具の長所も持ち合わせているのか。

 

消去法で選択肢を狭める事で、

理想のマットレスに

たどり着きやすくなります。

 

ベッドサイズを決める。

ベッドサイズは寝心地の良さと

部屋の雰囲気に

大きな影響を与えます。

 

大きなベッドを選べば

寝心地は良くなるかもしれませんが、

圧迫感や窮屈さを

感じてしまうかもしれません。

 

その結果、

ベッドは広々しているのに

なぜか落ち着かない・・・・。

そのように感じてしまうことも。

 

フレームデザインを決める。

ベッドの大きさと

部屋の開放感を両立したい人は、

フレームデザインで

工夫をしてみることも考え方の一つです。

 

ノンフレームやフラットフレームを選べば、

ベッドサイズの大きさから生まれる

圧迫感を軽減できます。

 

ベッドが大きくて

ほかの家具が置けないのであれば、

収納タイプのフレームを選ぶのも

良い選択です。

 

もちろん、

デザインが気に入っているからという理由で

ベッドフレームを選ぶのもアリです。

 

ベッドフレームに

何を求めるのかをはっきりさせておくと、

迷いにくくなります。

 

重視するポイントを見定める。

マットレス・サイズ・ベッドフレームと、

ベッド選びには迷うポイントがたくさんあるもの。

 

それを回避する方法は、

事前にそれぞれの項目の

優先順位をつけておくことです。

 

優先順位が明確に固まっていれば、

スペック比較などで迷ったときにも

冷静に判断しやすくなります。

 

ベッド配置のポイント。

ベッドを選んだのなら、

次はどこに置くのかを決めます。

 

部屋を広く見せ、

快適に眠れる場所を見つけるコツを

お教えします。

 

ドアからは距離をおく。

ドアを開いて1歩入ればすぐにベッドは

疲れているときは

そのまま倒れこめて

良いかもしれませんね。

 

しかし、そうでないときは

部屋を狭く感じさせるような

位置になってしまいます。

 

ベッドはドアから離し、

なるべく壁際に置くのがおすすめ。

 

床面積はなるべくまとめて見せた方が、

部屋を広く感じさせることができます。

 

ベッドに限らず

家具は部屋に満遍なく置くのではなくて

ポイントを決めて

床を出来るだけ見える状態をつくりだすだす事も大切。

 

壁にぴったりくっつけない。

壁にベッドをぴったりとくっつける配置は

避けた方が良いです。

 

特に窓のある壁に

隙間なくくっつけてしまうと、

結露によって発生した湿気が

ベッドに直に降りてきます。

 

また隙間がないと

カーテンがたわんでしまったり、

コンセントに差しにくかったりといった

弊害も発生しやすくなります。

 

壁際にベッドを設置するのなら、

壁から5cmほど離すのがおすすめです。

 

朝日で目覚めたいなら窓近く。

人によっては

朝日を浴びて気持ちよく

目を覚ましたいという人もいるでしょう。

 

当てはまる人は、

窓の近くにベッドを置くのも良いですね。

 

ただし、

直射日光が顔に降り注がないように

注意をしてください。

四季の違いによる環境の変化もお忘れなく。

日差しの強さが

肌トラブルを発生させる可能性もあります。

 

窓近くに配置するなら、

カーテンやブラインドなどの

日除けとセットで

配置を考えると良いです。

 

エアコンが直接当たらない位置を選ぶ。

夏や冬はエアコンを

付けっ放しにして

寝ることもあるかと思います。

 

エアコンの風が直接当たる場所は、

体を冷えすぎたり

温めすぎたりするうえに、

喉や肌を乾燥させてしまいます。

 

エアコンの風が

直接流れてくる位置には、

極力ベッドを置かないように。

 

ほかの家具や壁との距離。

ベッドとほかの家具との距離も大切です。

 

たとえば開き戸の

クローゼットのそばにベッドがあれば、

扉の開け閉めに苦労してしまいます。

 

チェストもベッドが邪魔で

引き出しが開け辛いなんて

可能性もあります。

 

家具と家具の間は、

人が1人通れる60cm程度を

目安にすると良いです。

 

間違いのないベッド選びで

快適な睡眠生活を。

 

人間は生きてるうちの

1/3を布団の中で過ごす、

ともいわれています。

 

そう聞くと、

寝具選びを間違えたままでいるのは

すごく損をした気分になりませんか?。

 

自分に合った正しいベッドを選択して、

心地良い睡眠環境を手に入れる事が出来れば、

毎日をより快適に

楽しく過ごせるはずです。

 

宜しければ

このブログ記事を参考にして、

自分のライフスタイルに

ぴったり合った理想のベッドを探しつつ

暮らしの空間をよりよい意味で

充実したものとなるように。

 

引っ越しや衣替えのように

家具やインテリアコーディネートの

ご相談も気軽にお問合せください。

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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暮らしの中に整理収納と過ごしやすい場所をイメージする事を丁寧に、日常生活と収納計画のバランス、収納環境改善をどのように具体化するべきなのか?収納計画についてのみのご相談も多いです。

2024年05月03日 | 暮らしの事イロイロ

インテリアの提案やコンサルティング同様に

ライフスタイルにあわせた

収納サポート、

家の収納サポートを普段から行っています。

隙間空間を活用した秘密基地のような趣味室兼コレクションルーム・収納スペース

 

家のプランをする際には、

事前に色々な情報をヒアリングします。

 

一般的には、

ヒアリングシートに記載された内容を元に

間取りもそうですが収納プランを

立案するのですが、

希望内容を整理したり

暮らしの趣を確認したりしながら

実際に今住んでいる家に

どれだけの物品があるのか?

どのように収納しているのか?

具体的内容を

お伺いすることで、

シートだけでは気づけない点を

カバーしています。

 

収納エリアの写真を

お持ちいただいても大丈夫です。

キッチンの周辺も・・・・・。

 

今の暮らしで使っている

物の大きさや量、

ライフスタイルに併せた配置計画、

新しい家に持っていく予定の家具や

捨てる家具、

新たに購入予定の物、

それらをできるだけ丁寧に確認することで、

新居での暮らしが、

住む人にとって

満足いくものになるように。

 

例えばキッチンの場合。

 

どれ位の食器があるか?

ストックはどの位しているか?

家電は隠したいか、

見せたいか?。

 

普段から出るゴミの量や大きさ

調理器具を吊るしたいか、

収納するか使っている

食器棚はどうするか等々、

最適解となるキッチンの配置に加え、

いかに暮らしやすい計画とするべきかを

考えるために

色々と暮らしについて

お話を伺いながら考えます。

 

これからの家族計画やライフスタイル、

子供の成長や習い事、

ペットの移動範囲などにもよって

事前に考えることは沢山あります。

 

また実際に「ご自宅」の様子を

リアルに見ることで

発見できる気づきもあります。

 

家の中全体での因果関係も。

 

それらを統合して、

より良い家づくりをする為に、

ご自宅訪問をさせて頂くケースもあります。

 

収納のサポートは、

プランの申し込みを頂いた住まい手さん

全員が対象です。

 

ちょっと見せたくないな、

と言った理由で

行わないことも可能ですが、

新しい家での暮らしを

より充実させるため、

細かな部分まで

配慮した家づくりが出来るように、

場合によってはご協力頂ければと思います。

 

勿論、生活の家事全般から

環境と収納改善という

暮らしの改善リクエストも

家具コーディネートのように

ホームぺージから

ご相談をいただく事もありますので

収納改善のご相談も気軽にどうぞ。

 

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暮らしの趣を丁寧に考えながら注文住宅新築の打ち合わせ中、家具と空間の比率そして家事動線や生活動線をイメージしながらキッチンとダイニングテーブルの関係性と過ごし方のレイアウト提案。

2024年05月02日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まいの新築計画中の打ち合わせ。

間取りとプランを

暮らしの趣から検討中のところ。

 

※アトリエでの間取りプラン打ち合わせ中の様子

 

家事動線や生活動線と呼ばれる

家の中での人の移動経路を

どのように

間取りの中に組み込むのかによって

日常的な利便性や

過ごし方も随分変化します。

 

そういった日常生活での

味わいを底上げしつつ

良い意味で

意識を刺激するような

暮らしの空間提案。

 

そろそろ(仮称)も提案しようかと考えています。

 

※家具のレイアウトと空間の比率をイメージして動線を決定した

 DKゾーンのレイアウト

 ダイニングテーブルとキッチンは

 家事時間と家具配置の体験と動線イメージから

 当初イメージの対面予定を横並びの計画に

 

空間に対しての比率も

イメージしながら

間取り、外観と共に

内観(室内)のイメージも

ビジュアル化しながら

ご提案の途中。

 

キッチン周辺の考え方にも

様々がイメージがあり

使い勝手と空間構成を

意識することで

暮らしについての

気付きも具体化出来るようになります。

 

情報量という価値も

建築設計時にも

外構設計時にも大切な考え方で

情報密度も徐々に厚みを増して

提案しています。

 

何事にも順番が大切ですから。

 

打ち合わせの時間は

大切な事柄を意識するという時間です。

 

徐々に間取りの具体化。

 

暮らしの密度を次回には

もう少し具体化です。

 

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間取り設計の中で内的な外部をデザインする事で開放感と余白が生まれる家造りの提案、暮らしの価値観に沿った空間提案、暮らしにも気持にもゆとりが生まれる家となるように。

2024年05月01日 | 家 住まい 間取り プラン

 

設計の中で内的な外部をつくるという事。

 

※囲まれた空間を持つシンプルモダンの家・夜景外観

 

設計のプランニングを行っている中で、

いつも出来る限り

少しの余白を計画します。

※白い壁で囲んだ余白の中庭に沿ってLDKと繋がるウッドデッキ空間

 

 

※少しの奥行きを余白として間取りに取り込むことで様々な暮らしの趣が生まれます

  リビングと一体化する拡張空間

 

住まい手さんの暮らしと価値観を

紐づけながら必要だと感じた時に。

 

室内の様な外部空間。

 

ウッドデッキをリビングから繋げて

少し高い壁で囲って空間を調整します。

 

雨の日も晴れの日も

風景がそこにどのように生まれるべきなのか?。

 

深さを生み出す空間の相乗効果で、

室内の様な空間を外側にも計画する間取り。

 

特に法律上容積率や建蔽率と呼ばれる

敷地に対して

制限を設ける基準が

厳しい地域地域には有効です。

 

一見無駄なスペースのように感じますが、

豊かな空間が出来て、

余白のある家には、

豊かな暮らしが有るように感じます。

 

余裕のない気分と余裕のある気分を

思い浮かべると分かりやすいと思います。

 

詰めすぎない「空間」は

気持に対してもおおらかになります。

 

ちなみに僕は

このような空間を「必要な無駄」と

考えています。

 

自動車のハンドルにも「余白」というか

遊びがあるから「まっすぐ進む」具合に。

 

ハンドルに遊びが無いと

危険ですよね。

 

家造りの設計的には

難しくなりますが、

その分暮らしが充実する事が

多いと思います。

 

実は計画が小規模になるほど

効果的です。

 

他にも良い意味での「コダワリ」の詰まった実例を

掲載していますので、

ご興味が有れば

以下からご覧ください。

 

https://www.y-kenchiku.jp/

 

気持にゆとりが生まれるように

暮らしを丁寧に考えると

空間にもゆとりが生まれます。

 

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