奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

和の趣と数寄屋の歴史的背景を融合させつつ住まい手さんの「終の家」として暮らしの環境を提案した「旅館に住むような暮らし」のデザイン設計、大切な暮らしの価値観と情緒ある過ごし方。

2023年10月09日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

 

旅館に住むように和の趣を愉しむ暮らし。

 

※和の粋を提案した玄関+玄関ホール(数寄屋の家)

 

繊細な和の趣を

存分に味わう・・・・・。

そんな日常を過ごしてみませんか?。

※前庭+門屋+ガレージ棟+母屋を含む全景外観

 

おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家。

ご依頼のご連絡をいただき

外構を含み

完成まで約6年の歳月。

 

住むという事を「どういう価値観」から

デザインするべきか?

というところからスタートして

様々な暮らしの在り方をカタチにした住まい。

※庭と坪庭をゆったりと眺める

   和の柔らかさを表現したLDK(リビング・ダイニング・キッチン)

※夜になると陰翳礼讃のように庭を含み

 昼と明るさとは別の雰囲気が生まれるデザインの仕掛け

 

「過ごしてきた人生の集大成」を考えた「終の家」が

住まい手さんからのリクエストでした。

※夜には門屋から玄関までのアプローチに

 風情を味わう和の情緒ある空間提案

※母屋の全景と和の趣を愉しむ佇まいに提案

 

日常的な愉しみが

環境により変化する事を原点に

和の趣が

居心地に繋がるように。

※眺める角度で陰翳の雰囲気も変化する和の佇まい

 

そんなテーマが「数寄屋」でした。

数寄屋(すきや)とは、

茶室のこと。

 

数寄屋と呼ばれる茶室が出現したのは

安土桃山時代。

 

もとは、庭園に面した別棟として造られた

小さな茶室(多くは四畳半以下)のことを

数寄屋と呼びました。

 

数寄屋建築とは、

日本の建築様式の一つであり、

茶室風を取り入れた住宅の様式です。

 

数寄(すき)とは和歌、

茶の湯、生け花など

風流を好むことであり、

数寄屋は「好みにまかせてつくった家」

という意味になります。

 

当時は床の間、違い棚、付書院という

座敷飾りを備えた

書院造(しょいんづくり)が中心でしたが、

茶人たちは

格式ばった意匠や豪華な装飾を嫌いました。

 

そこで好まれたのが

軽妙な数寄屋というわけです。

 

数寄屋建築の路地:苔(コケ)を上手に生やす。

 

江戸時代以降は

茶室から住宅へと広がりました。

 

現代では、

料亭や住宅でも

数奇屋建築にならったものが

造られています。

 

そういった背景をベースに

住まい手さんの「和の趣きの好き」を

デザインのテイストに備えつつ

現代と過去の歴史を繋がるように

提案した住まい。

※少し下げた垂れ壁+変木から醸し出す茶室の風情

 

玄関に施した垂れ壁とムロの「変木」は

天井高さから下げる事で

茶室の「にじり戸」を

イメージさせています。

 

※天井から下げた垂れ壁と変木で醸し出す和の趣

 

※隙間に設けた小さな庭にも風情を感じる和室の提案

 

少しの事ですけど

背景にあるデザインを

カタチにすることで

住む行為自体が

洗練され「深み」を帯びる事も

あります。

 

勿論「素材の風味」をどのように

空間へ融合させるのか?

という事も含んで。

 

※雪見障子から庭の風景を眺める座面の妙を提案

 

心地よい暮らしとは

どういった意味を

指すものなのか?

家族の価値観や

住まい手さんの意識を

丁寧にくみ取りながら

建築家としての自分の応えるべき

デザインと設計の提案を

毎回考えています。

※夜に醸し出す和の情緒を

    控えめな灯りと共にデザイン提案

 

数寄屋の住まいは

和の趣を大切に考えつつ

現代的な暮らしの居心地も

繊細に提案する和モダンの設計。

思いの背景デザインを紐解き
心行くまで住まいでの

暮らし愉しんでみませんか?

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス控えめな姿勢と和風建築の設計デザイン感度と暮らしの時間を丁寧に家で過ごす価値基準。

2020年04月11日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※住まい手さんのお孫さん、LDKの窓開け換気中

 

竣工写真とその他諸々、

沢山の「おもてなし」・・・・・。

感謝の気持ちを沢山いただき、

住まい手さんの手厚い気持ちに感謝です。

 

現場だった(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家にて。

施主(住まい手)I田さま

設計監理 やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 尾田組 土木建築部 

 

家に訪れる人の様子や

ご自分達の気持ちを

この日は色々と表現してくださったり。

 

あっ、勿論3密にならないように。

 

いい感じに色々と完了です。

沢山の感謝と時間に囲まれて

本分の仕事をさせていただき

ありがとうございます。

 

この日は建物完成、外構(庭工事)完成した

その後の竣工資料とご案内を・・・・・。

 

暮らしの環境を

紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」を

いつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス控えめな姿勢と和風建築の設計デザイン感度と庭と庭園の魅力を佇まいと陰影で夜の情緒を

2019年11月24日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

デザイン・インテリア・お問い合わせ・ご相談

やまぐち建築設計室ホームページ

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ある程度外構工事の内容も進み

完成まで近づいた状態での佇まい・・・・・。

まだもう少し「詳細」の部分で

坪庭での自然手水鉢、

鹿威し(ししおどし)周辺要素は

来週で昇華は完了しますよ。

 

住宅雑誌のグラビア撮影スケジュールも

ありますので。

 

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事

現場では外構(庭)植樹に適した時期を待っての

2期庭工事が始まって数日・・・・・・。

 

 

 

下準備を整えて農園から届いた樹々が

現場へ到着。

設計しているレイアウトを再確認しながら

樹々の成長段階を見て、

近い将来と剪定を予測して微調整しながら

より一層の風情と佇まい、

夜の情緒も良い意味で拡張するように、

そして外からの建物の佇まいとしての風景と

室内空間、家の中から眺める風景としての

庭、庭園の空気を配慮しながら

照明計画にも入念に・・・・・・。

植樹に近づきすぎない距離感と

全体をどういった意識を趣に

それらの風景を見渡し、

視界に入れるべきかという

デザインの落としどころを

現場でリアルに・・・・・。

そのものが照明に照らされる事

だけではなくて

壁にその陰が反映されることで

印象が一気に和の空気感漂うように・・・・・。

和室から昼の時間の風景も

そして夜の時間も

坪庭を印象で感じる様に

障子からの間接的な

問い掛けの空間となるように。

グラデーションのある暮らし。

もっと癒される空間へ。

建築の内側の照明だけでは無くて

外に向かっての照明と

その周辺の照明が夜の印象を

良い意味で一変させますから・・・・・。

そのデザインを元々施していますが

樹種により、目的により

それに対する照明の意味も

切り替えていますよ。

 

角度や向きもその一端・・・・・・。

壁を照らしつつ、植樹も同様に

逆に植樹を意識せずに影、

陰影を意識する様に。

壁面が明るくなる事で

フォルムの見え方も変わります。

それが夜の印象をより一段と

心地よく心身に語りかけてきますからね。

印象が暮らしの時間を変化させる

上質な暮らしの意識に働きかける様に。

室内では無く外の灯りによる

印象で暮らす時間を贅沢に・・・・・・・。

 

 

ガラスに光を映り込ませて

奥行感を生み出す事も

印象操作の設計とデザインでの感度。

 

 

灯りとしての光をどのように

デザインして空間にあわせて操るのかで

昼と異なる空間の良さを引き出すように・・・・・。

デザインの意味を

心地よく感じる暮らしの提案です。

本当の意味での

設計とデザインの価値で

暮らしの意識と居心地、

暮らしの時間を丁寧に感じてみませんか?

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを実感するように。

 

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建て主目線+αの提案・・・・・。

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス控えめな姿勢と和風建築の設計デザイン感度と庭(外構)と庭園の魅力

2019年11月20日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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デザイン・インテリア・お問い合わせ・ご相談

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和の佇まいと上品で繊細な暮らしの建築空間を

設計デザインした後、

風景としての佇まいに・・・・・・。

 

住まいの設計とデザインに

大切な暮らしの要素を適切に

程よく和の作法を現代的に取り入れて

柔軟に庭としての風景を色々と・・・・・。

 

 

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事

外構2期工事(植樹工事・植栽工事)へ本格的に

着手したところ。

 

 

どんな生活環境で暮らすのか?

 

 

外からの風景として考える家の佇まいと

逆に室内から見える風景としての庭の存在。

 

 

様々な角度、視界は毎日の暮らしの

心理的な要因にもなります。

カーテンを閉めきった生活環境、

逆に適切な位置関係を検討した

窓、壁、庭、視界を計算して

設計デザインした庭、

又は物理的に調整した

中庭や坪庭のある暮らし・・・・・。

 

一階の要素も大事、

でも同時に二階から楽しむ庭の風景も同時に。

 

二階からも自然豊かな風景を・・・・・。

庭を楽しめるのは、

一階からだけではありません。

家の「際」に高木を植えることで、

ニ階からは枝葉が揺れるのを感じたり、

小鳥が羽を休めにくるのを

眺めたりも出来る風景が生まれます。

 

部屋にいても緑を感じられることが、

ある程度心理的風景として

快適な住環境に不可欠な要素だと考えていますよ。

勿論それは家にとっても同じ。

劣悪な外部環境からの防風林のような役目や

視界もそうですが、日陰をつくり出す事で

外壁や窓からの

夏の暑い熱や日差しを遮るように。

 

1階だけではなくて2階からの景色も含めて

家全体で緑を楽しめるような設計を心がけ、

一階の窓だけでなく、

ニ階の窓の位置を確認しながら

植え付けの計画も暮らしの環境を

整える条件としては大切ですからね。

 

室内での生活を快適にすること・・・・・・。

高木二階まで伸びる樹木は、

二階での生活にも良い影響を与えます。

 

今回「北山杉」を家に寄せる意味も

そういう思考デザインでの視界の調整に。

そして外観の佇まいとしての意識デザインに。

コンクリートやウッドデッキから生まれる

照り返しや輻射熱が、

室内に影響を及ぼすのを

防いでくれるんですよ。

家際に高木があることで木陰をつくり、

ウッドデッキやテラスなどの熱を和らげてくれて、

深い軒先の役割も同時に担いますから。

 

木陰をつくることで、憩いの場は外部にも。

 

 

暮らしの要因を室内での考え方

屋外での・・・庭による考え方、

意識をデザインする事で上質に

暮らしの環境は変化しますよ・・・・・・。

 

庭も大切な僕の建築家としての

提案と設計の仕事ですから。

 

設計とデザインの価値で

暮らしの意識と居心地、

暮らしの時間を丁寧に感じてみませんか?

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを実感するように。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス控えめな姿勢と和風建築の設計デザイン感度と坪庭(中庭)と庭園の魅力

2019年11月18日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

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現場では外構(庭園)工事の

第二期が始まっているところ。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

 

雑誌の掲載も決まり、

取材日程の事もあり

少し現場サイドは慌ただしくなっていますが

慎重に丁寧に正確に、

そして単純に配置(レイアウト)だけでは無い

暮らしの価値空間を建物の数寄屋の

佇まいに相応しく繊細に・・・・・。

 

 

この日は南側の正面、

建物のファサードとなる部分の坪庭と

 

玄関を入って北側

目線の先にスクリーンのように存在する

場所の性格を別にする坪庭へのアプローチ。

 

室内側、LDK空間からの見え方も

玄関内部からの見え方も様々な角度からの

視界の一部として・・・・・。

和庭の添景沕として先ずは

灯籠をレイアウト。

今回、前庭には織部灯籠、

後庭には春日灯籠という風に

場所の意味に空間に考え方をfitさせて

石灯籠における

サイズも吟味して「空間の抜け」も

デザインの要素に・・・・・・。

 

門屋からの距離感も添えながら・・・・・。

灯籠を実際に据えてサイズ感からの

その周辺に意識を集中させるように

デザインの昇華をリアルサイズで

住まい手さんを交えて

レクチャーさせていただきながら

「理」・・・エシカルをレイアウトするように。

 

そのレイアウトから感じる「空気」が

暮らす事の時間と質として

住まい手さんや

その家に訪れる「客人」の意識に

働き掛けるように・・・・・・。

 

庭の存在は建物や

暮らしにとって大切な空間。

 

日本の伝統に

現代的なセンスを取り入れた「粋」。

南側建物正面の佇まいの一部になる

坪庭空間には、

特徴的に蹲踞(つくばい)を

配置して空間の意識をそちら側に・・・・・。

 

蹲踞とは、茶庭において手水鉢を使うために

手水鉢を取り囲む石組みや海と呼ばれる

排水空間と植栽をからめた装置全体のこと。

 

通常、蹲踞は手燭石(てしょくいし)、湯桶石(ゆおけいし)

前石(まえいし)、水掛石(みずかけいし)などで構成され

これらの役割を持つ石を

役石ともいいます・・・・・・。

 

手水鉢の種類は多く、

自然石、見立物、創作型など色々と。

 

自然石手水鉢は

自然の意識と「かたち」を生かしたもの

見立物手水鉢は古い石塔の廃物や

石造品を活用したもの、

創作形手水鉢は当初から

手水鉢として利用する目的で

デザインされたものですよ。

 

今回は自然石でその特徴を

活用する様に・・・・・。

 

せせらぎを感じ、

水の流れがある庭となるように

様々な粋がそこに・・・・・。

光の陰影や水の流れる音に癒され

夜は灯籠の優しい灯りと

小空間だから織り成す

意識を贅沢に内側からも外側からも

絶妙の空間となるように

コントロールの途中ですよ・・・・・。

変遷の縮図を

出迎える和庭として

そして和みの時間を生み出す仕掛けとして。

そして庭周辺と家全体のファサード、

佇まいを調整する門屋と塀の役目も

庭が完成に近づく事で

その役目が具体的に鮮明になっていきますよ。

 

設計とデザインの価値で

暮らしの時間を丁寧に感じてみませんか?

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを実感するように。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス控えめな姿勢と和風建築の設計デザイン感度と坪庭(中庭)と庭園の魅力

2019年11月14日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

新築工事。

 

現場では外構工事(庭工事)の第2期工事が

始まったところ・・・・・。

夏の暑い時期を避けて

秋・・・暑さが落ち着いてから庭木、造園、

植樹の工事がスタート。

 

家の佇まいを左右する「緑」が

そこに存在するように。

 

人工的な意識というよりも

自然な部分を多く、中庭部分も

和の粋を感じる様に

成り立ちをイメージして進めていきますよ。

 

この日は本格的な工事のスタート前に

中庭の拡張性を左右する

スケールの意識を感じる「灯篭」の

位置関係をアドバイスに・・・・・・。

 

窓のサイズから「存在」を感じる時に

人は認識の為のサイズの基本を探します。

そのサイズの基本となるのが

今回の「灯篭」・・・・・。

 

視線の抜け部分をどのように意識するのかで

サイズ感が変わります。

それを意識するところを「指南」です。

 

そういった部分は家の空間でも庭でも

大事な考え方ですから。

家具のレイアウトもそうですよ。

部屋のサイズに対しての

家具の総量やサイズ、

置く場所の床の見え方・・・・・etc。

少しの事ですけど

大きな差が生まれる違いですから。

 

建築の箱としての役目意外に

住む、暮らしが始まる時に

必要な要素は

そういった観点からもデザインに

落とし込んでいますよ。

 

外構工事でもそれは同じ。

庭のイメージとサイズから

受け取る「認識」を良い方向へ

イメージする様に。

 

そういった部分への配慮と感性の

設計デザインを大切にしていますよ。

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを実感するように。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物庭と風景のバランス和風建築の設計デザイン感度と坪庭(中庭)から拡張する庭園の風景で心地の意識の心地の価値設計の時間。

2019年09月04日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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※住まい手さんを交えて外構庭工事の「植え込み」提案打ち合わせ

 

隅と暮らしのデザイン設計・・・・・。

暮らし方の提案から

住み方のイメージまで。

※住まい手さんを交えて外構庭工事の「植え込み」提案打ち合わせ

 

生活環境という暮らしのシーンを

意識する事で、

間取りも家のデザインも変化しますよ。

 

全国誌でもある新建新聞社の「和MODAN」からも

物件の掲載オファーをいただいたので、

住まい手さんにも、

承諾を含めて「ご相談」を

させていただき、それは「嬉しいですね」

では検討しましょうということで。

 

まだ確定では何のですが、

12月後半発売の「和モダン」。

今回のこの物件、

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家。

又は・・・・・。

(仮称)もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家

を掲載予定ですよ。

 

そして、(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家は、

現在・・・外構(エクステリア)工事の後半。

窓の内側と外側の風景をイメージしながら

現地で窓の外も眺めながら

昇華を続けているところ・・・・・。

 

窓の外の風景が変わる事と

日常の風景として庭が

暮らしに溶け込むように・・・・・。

坪庭は360度見える仕掛け。

あとは造園工事を残すのみ・・・・・。

一旦来週は外構工事の

引き渡し予定ですよ。

 

窓から見える景色は、

美しい暮らしを生み出します。

 

アウトドアのサイドスペースとして。

 

リビングやダイイング・・・LDK空間。

そして玄関や廊下、ホール等。

生活空間の延長として連続する外部空間。

 

内部の延長が外部に創出され

その空間に人が集まり

場所を楽しみながら

価値を生み出す事の出来る贅沢さこそが

庭の醍醐味であったりしますよね。

 

眺めるだけの庭では無くて

暮らしの時間を誘発しながら

潜在能力のある場所となる様に

庭(外構)計画は進んでいますよ・・・・・。

 

アウトドア空間の充実が

暮らしの日常を変化させますからね。

夕方の風景も・・・・・・。

 

建築と暮らしの周辺を意識する事の

大切さをイメージの中に検討中ですよ。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物庭と風景のバランス和風建築の設計デザイン感度と坪庭(中庭)から拡張する庭園の風景で心地の意識の心地の価値。

2019年08月06日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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住まいの設計とデザインから・・・・・。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事。

建物本体工事完成から約半年。

外構(庭)エクステリア工事を続けながら

パーツが揃い始めた段階に。

 

 

そして周辺要素から「暮らし方の具現化」が始まり

住まい手さんの意識も「その周辺」に近くなる。

 

 

僕たちの着地点と住まい手さんの意識の部分が

重なる具合の部分での調整が大事ですから。

 

※デザイン設計提案時の全景CG

 

住まい手さんが「そこ」に場所の価値として

見える事になる段階によって

提案からの「判断」がしやすくなりますからね。

 

外構という風景が見える為の準備としての

待つ時間の価値・・・・・・。

 

外構のパーツでリアル化された寸法(サイズ)。

僕たちはデザインの計算通り

そこから・・・・・より「確実」な部分へ。

 

門屋の格子戸と目隠し戸も佇まいの様子を

時間と機能によって使い分ける様に。

 

 

雰囲気が「それ」で変化しますよ。

門屋を前面にした際の家との重なり具合のデザインも

計算通り比率で美しく、

そして門屋をくぐると「家」が視界にきちんと入る

距離感とボリューム(サイズ)で

門屋のレイアウト(配置)からの雰囲気も。

 

 

まだ植樹とGL(グランドライン)、芝生の敷き込みは

終わっていませんよ。

 

植樹は検討しながらも昇華の途中で

植え込んだ時の状態を加味して

暑い夏を避けて「秋の入り口」に植樹予定ですよ。

 

門屋を入ると正面に出現する予定の

北山杉と紅葉のデザイン。

 

そのアプローチを通る過程と

玄関、廊下、LDKへと続く「回廊の動線」から

視界以入る癒しの為の「坪庭」への

風景のレイアウトも、

この日は住まい手さんと

談笑しつつ・・・・・。

 

 

リビングで少し別の意味での住まい手さんとの

談笑の時間も満喫。

 

つまりはそういう事なんですよね、

暮らしを心地よくする

空間の役目とは・・・・・。

 

 

喜怒哀楽に寄り添うながら「楽しい」が

そこにデザインされているように。

気持ちが大事ということです。

様々な意味と価値で・・・・・。

 

 

門屋と外構区分の塀にも

吹き付け塗装が終わると、

また次の程よさが生まれますからね・・・・・。

 

その段階は次週の工事で出現しますよ。

 

アスファルトと門屋、塀と建築本体のレイアウトに

植樹の緑が重なり始めて「成長」が始まると

色の効能とサイズの効能もデザインの効果で

心地よい暮らしを彩る風景となりますから・・・・・。

 

視界に入る心地としての風景が

暮らしの価値を操作するんです。

そういった「庭と家の関係性」を

デザインする事も僕たち建築家の大切な仕事。

 

建築本体だけではなく風景として

デザインを重ねることで、

感じる住み心地を考えてみませんか?

 

そしてこの日は

新しく購入された75インチのTVで

番組を視聴しながら・・・・・家具レイアウトと

選択と提案のデザインも満喫。

居心地デザイン設計の効能は

時間の過ごし方も良い意味で変化させますからね。

 

家族の時間と個人の時間の融合を大切に。

 

次第に深まっていく「モノゴト」の

積み重ねの価値が未来を生み出しますからね。

 

そういった構図をイメージしながら

暮らしの風景をデザインの内側と外側に

エッセンスとして・・・・・。

 

建築と暮らしの周辺を意識する事の

大切さをイメージの中に。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物庭と風景のバランス、和風建築の設計デザイン感度と坪庭(中庭)から拡張する庭園の風景で心地の意識。

2019年07月17日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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※建築計画時の外構部分を含む設計デザインイメージ提案CG

 

窓から見える風景、

そして佇まいとして見える建築と庭の連動。

※梅雨の晴れ間・現在の現場の様子外構工事中

 

住まいの新築工事が終わり、

外構(庭)工事中の現場・・・・・。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

※現場・門屋からの内部庭園スペースで植樹計画位置を微調整中

 

和風の暮らしに風景が溶け込むように

庭(外構)工事のイメージを現場で

リアル化しながら打ち合わせの途中。

※農園で検討した北山杉の資料写真

 

実際に現場(庭予定部分)で

見え方の雰囲気をイメージしながら

選定の為に農園で実際に見てきた

植樹候補サイズをその場所で実際に・・・・・。

※門屋を入って正面、建物LDK窓前の独立配置の北山杉位置とサイズ

 

高さの関係でスケール感をリアルに

住まい手さんにも感じていただけるように

現場監督と植樹(造園)業者さんにも

手配の関係で庭に対する比率を

表現してもらっているところ。

一旦室内にもどり資料を確認しながら

打ち合わせの際に、

予定している資材関連の写真等も見ながら

もう一度現場の見える窓から

その雰囲気の部分をイメージしながら

位置関係を調整したり・・・・・。

 

※植樹・植栽予定内容の打ち合わせ途中

 

 

窓からの風景の一部として

庭がどんな役割を果たすのか?

という部分。

美しいモノや絶景を見た際の感動が

ありますよね・・・・・。

 

 

 

その時の気分、心地はどうですか?

そこまでいかないとしても、

その域の意識を日常に考えてみたいと

思いませんか?

場所の効果は日常の気持ちを変化させます。

その気持ちの変化が庭の構成や

見え方、勿論建築の空間で過ごす時間で

変化するとしたら・・・・・。

 

実際、変化しますよね。

過ごす場所が違うと心理面にも

それは影響します。

皆さんも「日頃」感じていませんか?

 

そういった部分を良い意味で変化させるように

だから家を建てる、家をリフォームするということは

そういう周辺へのデザインの効果が大事なんです。

 

単純に家を計画して家をデザインして

設計して工事を行うという事では無くて、

どんな家、どんな空間、どんな周辺要素を

生み出す事で結果・・・・どのよう感じ、

どのように暮らす事が出来て、

そこで過ごす事でどんな質の日常を暮らし

味わえるのか?

 

大事だと思いますよ・・・・暮らしの本質。

庭もそうですから。

見える風景と居心地、

そこを考えて調整している時間。

 

窓の位置や庭での立ち位置で

切り取られる風景や目隠しとなる範囲

逆に佇まいを生み出す建物との

和のイメージを今回はスマートに表現する課題で。

 

建物単体ではなくて庭の風景と連動して

その佇まいは生まれます。

 

イメージしている内容の空気感が

そこに出現する事で

過ごし方も変化しますからね・・・・・。

 

最初にも書いた、

窓から見える風景、そして佇まいとして

そこに広がり、見える建築と庭の連動。

 

暮らしのシーンに庭の持つ意味を

丁寧にイメージしながら

窓の外の構成をリアル化の途中ですよ。

 

暮らしの時間、過ごす場所の事

色々と考えてみませんか?

 

生活環境を整えるという事は

そういう事・・・・・。

 

場所の価値の理想と現実を

イメージしながら暮らしの価値観を丁寧に。

 

 

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建て主目線+αの提案・・・「明日の暮らしを設計する/建築と住まいとその暮らしを豊かに」

URL(ホームページ) http://www.y-kenchiku.jp/

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス、控えめな姿勢とバランス和風建築の設計デザイン感度と坪庭(中庭)の魅力

2019年07月03日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

デザイン・インテリア・お問い合わせ・ご相談

やまぐち建築設計室ホームページ

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住まいの設計とデザイン・・・・・。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

新築工事の現場では建物本体引き渡し後の

外構(庭)工事の進行中。

この日は住まい手さんを交えて

庭への植樹計画について詳しく

イメージの調整途中・・・・・。

家の中心部分にある坪庭のイメージを

計画の途中。

 

延べ石や灯篭を使いつつ、

つくばいや竹垣も、

雰囲気を生み出す要素。

門屋から入って正面、

玄関横、囲んだリビング、

LDK空間と普段居る事となる場所に

その庭は存在していて

色々なところ、角度から見える存在。

見える方向を意識しつつも

全体のバランスも調整して

窓の先の風景として、

勿論・・・・・家の雰囲気、

見え方を意識した構成に。

 

窓の外の潤いは、

それだけではないのですが

その話しはまたの機会に・・・・・。

そして西側テラス部分での広場。

この場所にも普段の暮らしを

充実させる仕掛けデザインしています。

 

その部分の打ち合わせに実際に現地にて

向きや位置の調整中ですよ。

使い勝手は押し付けでは無くて

その人やその家族の生活文化、

価値観をフラットに考え

提案する事が大切ですからね・・・・・。

 

 

暮らしの趣を大事に。

生活環境を整えるという事は

そういう事でもありますよ・・・・・。

 

場所の価値の理想と現実を

イメージしながら暮らしの価値観を丁寧に。

 

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる庭と風景のバランス、控えめな姿勢とバランス和風建築の設計デザイン感度

2019年06月16日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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※現在の状態での外構工事進行具合

 

囲う事、見せる部分、見せない部分で

感じ方が変わります・・・・・。

それは建築も外構も同じで

どんな場合もサイズ感のイメージは大事。

※提案デザイン設計時の外観・外構CG

 

囲う事、狭くすることで逆に広さを感じるような

デザインの魔法を掛けつつ。

実際の寸法(サイズ)と見え方・感じ方の寸法(サイズ)での違い。

 

※門屋部分化粧軒裏

 

※門屋部分化粧軒裏

 

 

※数寄屋・母屋

 

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

現場は建築工事が終わった後の

外構(庭)工事の途中・・・・・。

 

植樹の計画等は「植え込み」の樹種により

時期等の調整も必要で「本来の適した時期は樹種により異なります」

植えるという状態にはまだまだ調整が必要ですけど

その他の部分は段階的にカタチが見えてくる状態。

 

 

縦方向の立体が出来上がると

全容も分かりやすくなりますから・・・・・。

見える部分と見えない部分は

見せる部分と見せない部分での

設計デザイン段階での計画性の計算。

 

そんな意味の説明も兼ねながら

この日は住まい手さんを交えて

定期的な打ち合わせの時間を・・・・・。

 

 

門屋のパーツ一つ一つ

そのサイズにも意味があり

加工前の素材のものもで見る状態を

組み上げる完成形をイメージしたうえで

家と重なり見える状態に・・・・・。

 

部材の選定でそのサイズ感も随分異なります。

何をお伝えしたいかと言うと、

同じサイズであっても、

場所やその周辺によって「サイズ」

そのものの「サイズ」が変化するという事。

 

思い当たる事、ありませんか?

 

家電量販店等でテレビを選ぶ際、

40インチや60インチ、70インチとサイズが色々とありますが

店内で見ていたサイズのイメージと

実際に自宅へ運ばれてきて、レイアウトした際の

「サイズ」の違い・・・・・。

 

サイズの表記40インチ、60インチ、70インチは

変わらないけど、周辺の要素、

部屋の大きさが異なると

そのモノ自体の大きさの認識が変化する差。

 

家づくりには特にそういう認識が

サイズの価値に大きな差を生み出すところ。

 

物はその周辺の影響を受けて

見え方が変化します。

つまり単独でモノゴトを捉えてしまうと

周辺が見えず、勿論周辺だけ一生懸命考えても

目的となるモノや場所だけを考えても

それは同じで・・・・・。

 

思考の意味をきちんと整理しないと

なかなか大変ですよね。

原因と結果のように、

整理すべき内容をデザインで整えて

原点となる「意識」の整理から・・・・・・。

枠組みとなる要素の整理と整頓を

そのような場面でも、

どのようにデザインと設計で落とし込むのか?

それによって出来上がるカタチと感じ方

雰囲気の価値も変化しますよね。

 

場所と過ごし方の価値観をデザインする意味は

そこにありますから。

どんな風に過ごして、どんな時間の密度を

感じたいですか?

 

そこから住まい造りは始まりますから・・・・・。

同様に外構も建築と一体化する事で

過ごし方の風景がそこに出現しますよ。

 

外側からの風景と同時に

過ごす内側からの風景と

庭そのものの役目という

原点を紐解くデザインのカタチ。

 

コツコツと丁寧にデザインのカタチを。

適度と適切のバランスを検討しながら 

違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事・建物本体から繋がる佇まいと風景のバランス、控えめな姿勢とバランス和風建築の設計デザイン感度

2019年06月03日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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※デザイン設計提案時のCG

 

暮らしの時間を豊かにする和の趣・・・・・。

屋根や門が作り出す造形美もそうですが、

数寄屋住宅・和風住宅の

控えめな美しさってありますよね。

 

※実際の工事途中現場の様子

 

和風住宅の外観は、「いかめしさ」のない

穏やかな様を大切にします・・・・・。

 

その為には、屋根はそらず、そびえず、おとなしく。

というところが一番の基本。

 

棟は出来る限り低く、屋根の勾配は緩い状態へ。

数寄屋によく用いられる屋根のカタチに

むくりがありますが、

これは寺院などの「そった」屋根とは逆に

中央部を緩やかにふくらませた屋根の状態を示します。

 

人間でもあまりそっくり返していては「そういう人」に

見えてしまいますよね。

 

少し控えめな程度が慎ましくという

数寄屋の原則をおさえておく事は大切です。

 

そこを外さなければ

屋根の形式と材料は自由・・・・・。

寄棟でも入母屋でも切妻でも

瓦葺きでも銅板葺きでも、

それも自由。

 

建築本体だけではなくて

それは門屋にも同じ事がいえます。

 

かつて京都の有名な茶人が

三井寺の麓に偉い茶人がいるという噂を伝え聞き、

その家を訪ねたそうです。

 

しかし・・・・・そのいかめしい門構えを見て

何も知らぬ人のつくりと一笑に付し、

中には入らずに帰ってしまったそうです。

 

これは極端話しとしても

入る人を威圧するような門や

いかにも材料を誇るといった門は

数寄屋住宅には相応しくありません。

 

高さを抑えてある種の簡素を志に

主の心をそのままあらわす繊細なつくりが

またその情緒を慎ましい構えが生み出すように。

 

意匠がそれを和らげるようにと思いますよ。

奥行を深く見せる日本庭園や

廊下を路地の意味でデザインしたり

内と外の日本的情緒を生み出す縁の場所のように。

 

それぞれの空間に使い方と意味があるように

数寄屋の和の情緒と風情を楽しむように・・・・・。

 

家づくり、建築に大切な設計の力量とデザインの部分。

吟味すべき「本当の価値の設計」から

選択してみませんか?


暮らしの中身について、

適度と適切のバランスを検討しながら

違いを知る事で「その後」が良い意味で変化する様に。

 

 

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・外構(庭)・エクステリアを整える事で生まれる和の佇まいを上質にデザイン設計内容を現場でリアル化しながらの時間。

2019年05月28日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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暮らしの趣を設計デザインする中で、

家の佇まいは家とその周辺の要素で

その質は随分と変化しますよね。

住まい手にとっての良い意味での上質の空間を

建物の内側にも外側にも生み出す事で

暮らしの環境は質的な改善によって

暮らし方そのものの充実感へつながりますよ。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家

新築工事後の庭(庭園)と

外構(エクステリア)工事の進行と打ち合わせ。

現場では暮らしのイメージを反映した

段階的アプローチへの最初の入り口となる

門屋工事中ですよ。

奈良東大寺への出入りもしている

大工さんが引き続き

手刻みと手仕事で作業を続けてくれています。

 

段々と出来あがるその「カタチ」に

住まい手さんも「うっとり」しながら

設計デザインに応じた作業が進みつつ

外構工事での庭構成に基づく「詳細」を

吟味する打ち合わせの途中・・・・・。

 

引き渡しの終えた住宅LDKで

窓の外を眺めながら室内の程よさを味わいつつ

打ち合わせを引き続き・・・・・。

庭を手掛ける造園家を交えて

坪庭・中庭の意味の部分を紐解きながら

視界に入るデザインの趣を調整中ですよ。

その限られた中庭・坪庭空間に

存在の意味を組み立てつつ

世界観をデザインしていますからね。

庭の視界に入る風景としての意味が

建物内部のLDKや玄関・ホールの先が変化する窓の外、

空間での居心地に連動する意味を

整理しながら・・・・・。

 

 

庭で奏でる風景が室内の価値を

向上させますからね。

庭という世界観・・・・・・・。

 

意識をデザインする大切な時間。

そういう部分での効能を

設計デザインの価値として

空間や印象での時間と楽しみ方を

丁寧に感じてみませんか。

 

適度と適切のバランスを検討しながら 

違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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癒しの空間と時間をレイアウトする様に間取りと空間構成にインテリアの効能をデザイン設計、家具として灯りでの効能もバランスよく「ライトセラピー」の灯り作家さんと。

2019年05月24日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家は

外構工事と室内のインテリア構成の打ち合わせが

進行しているところ・・・・・。

 

空間構成は室内空間にも屋外にも

生活の環境として丁寧に整えるべき範疇。

 

居心地の左右される要素ですからね。

ソフト面ハード面共に

暮らしを整理整頓するように・・・・・。

この日は、LEXUS NEW TAKUMI PROJECTで

全国から選出された50名の匠の一人でもある

灯り作家の坂本尚世さんにも現場に来ていただいて

室内イメージの効能デザインの一端に

その灯りの作品をご提案いただきましたよ。

既製品の照明器具もレイアウトに織り交ぜつつも、

この日のメインは手作りの灯りでの

癒しのレイアウトデザイン・・・・・。

建物の間取り設計デザイン提案時から

住まい手さんにはご紹介させていただいていて

この日ようやく都合がつき現場で面談打ち合わせを。

 

今迄の灯り作品をご説明いただき、

その一部を持参の上、

レイアウトする予定をしている空間へ

その作品を仮置きしながら「構成要素」を検討中・・・・・。

そこにオブジェとしてのボリュームと

素材感がレイアウトされて、

灯りの効能が発揮されることで

心身への癒しも趣のまま・・・・・。

吉野和紙の素材感と

吉野桧・吉野杉の心地を家具としての

そのイメージで空間の心地をより上質に、

デザインのレイアウトで質感から語りかける様に

インテリアの要素を整えていますよ・・・・・。

注文建築・注文住宅でありつつ

僕が建築家として携わる事により可能になる

質の提供が出来る様に。

そして外からの癒しも融合させて

見える奥行の効果を屋外に施しますよ。

中庭と坪庭で連動する視界の先に

デザインをレイアウトする事で

暮らしの満足度から生まれる環境の意味を

落とし込みつつ・・・・・。

そういう部分での効能を設計デザインの価値として

空間や印象での時間と楽しみ方を丁寧に感じてみませんか。

 

適度と適切のバランスを検討しながら 

違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事から外構(庭)庭園・エクステリア工事・・・家の間取りと敷地の間取り、室内空間の設計デザインから庭の心地よさを。

2019年05月15日 | (仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋

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「家の間取り」と「敷地の間取り」の関係性を丁寧に。

(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家新築工事の現場。

引き渡しを終えた建築を眺めながら

イメージを整理しつつ、

外観と佇まいと暮らしの時間をデザインする

外構(庭)工事の打ち合わせ。

作業を進めながら、色々な角度からの整理整頓。

暮らしの時間を屋外でも丁寧に。

内と外が繋がる場所ですからね。

別棟ガレージ棟を作業場にしていた

大工さん手刻み加工による門屋の

仮組確認も終盤・・・・・。

手仕事だから完成すると仕上がりの違いが見える部分。

家のレイアウトと同様に

空間のパーツとしての適切さを

設計デザインで整えていますよ。

家の中だけでは無くて、

外とのつながりで生活環境は成立しますからね。

 

先にも書いた、家の間取りと庭の間取り

という設計の感度と勘所。

 

「家づくり=家の間取り」くらいに

考えている方も多いと思いますが、

広くても狭くても、

洗濯物を干す場所や

自転車置き場などの「敷地の間取り」も、

住み始めてから日常に必要な課題ですよね。

 

快適な生活は家の中だけでは成り立ちません。

必ず外部との関わりの中で営まれます。

そこでひとつの目安として、

敷地の間取りを5つに分けて考えてみるように。

 

(1)「家」/敷地の間取りでは「家」も間取りの一部と考える

(2)「庭」/バーベキューや家庭菜園など楽しみ方

(3)「駐車スペース」/来客の駐車スペースや、

将来的にお子さんが自動車免許を取得することについても考慮する事

(4)「前庭」/門から玄関までのアプローチや玄関ポーチを活用する。

家の顔にもなるので雰囲気を大切に考えたい空間

(5)「サービスヤード」/洗濯物を干したり物置を設置したりと生活感が

出る空間なので「前庭」との位置関係も考える必要

 

こうしてみると「敷地の間取り」が

家づくりに大きな影響を及ぼすことがよく分かりますよね。

 

家のデザインや面積は敷地の形によりますし、

道路との関係にも左右されます。

 

良い条件ばかりではないかもしれませんが、

敷地と敷地の周囲環境をじっくり分析して、

敷地を有効活用できる間取りを検討していますよ。

いつでも丁寧に。

 

適度と適切のバランスを検討しながら 

違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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