奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの周辺に和の作法と環境の趣をどのように取り込み住まいの中に作法として取り入れるべきなのかを丁寧に紐解く事で住まいの質と暮らしの余白による感覚的な意識の程よさが生まれるように。

2025年01月18日 | 和モダン 思想

住まいに豊かな余白を

いつもさりげなく考えています。

※吹抜けと中庭のあるリビング+ダイニングキッチンの内観デザイン提案

 

僕自身、

建築家として

暮らしを考える時に

人や自然に寄り添い

日常に馴染む

シンプルな空間は、

豊かな住まいのカタチに

程よさを与えてくれるものだと

考えます。

 

その為に

機能性を確保しつつも

余分なモノはなくし、

「豊かな余白」を

造ることがとても大切だと。

 

人の動きである

動線や間取りはシンプルにし、

空間を断面的に

そして立体感覚を考え、

外観は虚飾のない

凛とした佇まいに

近くなるよう・・・・・。

 

自然と環境の摂理に

順応する。

 

敷地や空間に生まれた余白は、

自然の苦悩が出来る限り

引き寄せられる

奥深い空間を生み出し、

住む人の日々の暮らしに

多様な豊かさと

質を与えてくれるように。

 

日常に気持ちでも感じる変化を。

人は自然の移ろいや

光と影など「変化するモノ」に

心動かされ、

年月を重ねる程

味わいを増すモノに

心惹かれることも多いと

考えています。

 

日常の中で、

ふと空を見上げたくなったり、

モノに触れたくなったり、

そこにとどまりたくなるような。

 

そんな「はっ」とする

日常の心の変化を

デザインすることは出来ないか?。

 

僕は設計の際に

建築的操作の中でも

何気ない日常の中に

五感で感じる豊かな変化を造り出し、

年月の経過と共に

味わいを増す

魅力的な住まいのありかたを

つくりあげることで

住まい手さんの日常を

価値観ともに上質にと考えます。

 

その中にあって

空間に「多様な繋がりと奥行」を。

 

建築の設計とは

境界の立体化を考える行為です。

 

その為空間同士の

「繋がりや境界の奥行」を

考えることがとても大切です。

 

例えば、

縁側や軒下、

通り土間に坪庭など、

日本の住まいは

昔から内と外との境界に

多様な半屋外空間(中間領域)があり、

格子や障子など

多様な空間の仕切り方が

存在しました。

 

そんな日本の風土に適した

中間領域や仕切り方は、

空間に「多様な繋がりや奥行感」を与え、

暮らしに豊かさを

与えてくれ「装置」となります。

 

そういう事からも

カタチやデザインだけではなく

建築と暮らし全体の中に

和の伝統から多くのことを学んだ

敷地環境や

住まう人との語らいの中から、

現代に再構築した

豊かな建築と住まいの空間を

考えるようにと

いつも考えています。

 

暮しに応じた和の作法の中にある

現代的な

暮らしの奥行きを丁寧に。

 

住まいと暮らしの作法を

丁寧にイメージしてみませんか?。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
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 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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和とモダンが織りなす贅沢な玄関デザイン提案、旅館のような家で心癒す暮らしを実現するように和風の暮らしから生まれる魅力ある住まいのカタチ提案、空間設計から醸し出す和の味わい。

2024年12月21日 | 和モダン 思想

玄関から始まる、
和とモダンが調和した贅沢な暮らし。
あなたが夢見た
「旅館のような家」
それがここにあります。


数寄屋の和風旅館を意識した和風モダンな住まいの玄関設計事例


広々とした玄関に
一歩足を踏み入れると、
目に飛び込むのは
変木を生かした意識的な空間と、
やさしく照らす
和紙のような天井と光天井。

心を癒す緑が
窓越しに見え、
和の品格とモダンな洗練さが
美しく融合した
空間が広がります。

 

開放感を感じつつも和の礼儀を考えることも出来るデザイン提案に「お辞儀」を意識する空間


この空間が与える特別な価値
• 心が整う玄関デザイン
玄関は家の「顔」。
天然木の質感と
温かみのある灯りで、
来客を迎えるだけでなく、
住む人の心を常に癒します。
• 和モダンの上質な素材感
日本の伝統美を
取り入れた設計に、
現代的な機能性をプラス。
細部まで洗練されたデザインは、
あなたの日常を非日常に変えます。
• 四季を感じるインテリア
外の景色とつながる
大きな窓から、
四季折々の自然の変化を
楽しめます。
忙しい日常の中でも、
ここに帰ることで
心が和らぎます。

あなたの家が「単なる住まい」ではなく、
「心の拠り所」になる。
そんな空間設計をご提案します。
家造りをご検討の方へ
この玄関デザインに
惹かれた方は、
ぜひ「和の暮らし」をご一考ください。

理想の暮らしをより上質に。

 

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上質な和の暮らしを叶えるモダン和室デザイン、和風の空間と越前和紙の障子が生み出す心地良い空間、旅館のような上質な日常、自然素材と伝統美が融合する和とモダンが融合する設計提案。

2024年12月16日 | 和モダン 思想

和室のある暮らし。

上質な空間で

日常を旅館のように過ごすように。

 

和室が叶える、

非日常の心地良さ。

 

日々の暮らしを

ふと「特別な時間」に

変えてくれる空間としての

和室の存在。


まるで高級旅館にいるかのような

静謐(せいひつ)な雰囲気、

柔らかな光が通る障子、

畳の香りが

心まで落ち着かせてくれる。

 

そんな理想の和室が、

現代の暮らしにも

馴染むように。

住まいに和室を

設けることで、

暮らしの質はぐっと上がり、

心と身体が

自然に休まる空間が

生まれやすくなりますま。

 

和室の魅力。

現代の生活に馴染む

デザインの在り処。

 

光と影の美学:越前和紙の障子。

越前和紙のデザイン障子は、

光を優しく

和らげながら

室内を包み込みます。

 

モダンなデザインながらも

伝統的な要素を

大切にしており、

障子一枚が「壁」のように

空間の質感を高め、

和室をより

洗練された印象に。

 

和紙の表情は

時間帯や天候によって変わり、

自然と調和した空間が

心を癒してくれます。

 

畳の持つ多機能性。

現代の和室では、

畳のデザインも

多様化しています。

 

従来の「縁付き畳」から、

すっきりとした縁なし畳なども、

インテリアに合わせて

選べるようになりました。

 

畳には、

吸湿性と断熱性があり、

四季を通して快適性を向上させ

やわらかな素材で、

子供や高齢の方にも

比較的安心して

過ごすことが出来ます。

 

フローリング中心の

生活において、

和室の畳は「家族の癒し空間」

としても機能します。

 

モダンな和室デザイン。

壁面にはシックな木材や

和紙を採用することで

存在感に

変化を生み出すことも出来ます。

 

障子や襖(ふすま)には

繊細なデザインを

取り入れることで、

無駄のない空間に。

 

設計事例では、

和の要素と

現代的な暮らしからの

和の情緒も

融合するように

意識しています。

 

自然素材と調和する空間。

木材の温かみ・・・・・。

天井や柱には

木材を使用し、

空間全体には

どこか懐かしい

自然な温かさに包まれます。

 

光の演出。

障子から漏れる柔らかな光が、

空間にリズムと

奥行きを与えます。

 

これにより、

まるで旅館のような

上質な時間を

日常に

取り入れることができます。

 

高級旅館のような暮らし。

住宅の事例では、

和室の持つ伝統美を守りながら、

現代的な暮らしにも

適応させた空間にも

暮らしの意識が

生まれるように

ご提案しています。

 

落ち着いた縁のある畳と

越前和紙の障子。

 

控えめな色合いの提案で

壁や障子を介して、

穏やかな雰囲気を

醸し出します。

 

このような和室は、

客間としての役割はもちろん、

家族が集まる

団欒(だんらん)の場としても

一人の時間をのんびりと

穏やかに過ごす場所として

また・・・和の情緒を楽しみつつ

凛とした時間を過ごすような

場所として最適です。

旅館のようなリビング和室。

リビングと繋がる和室は、

モダンで開放感のある

空間になります。

 

障子を開け放てば

リビングと一体化し、

閉じれば落ち着きのある

和の空間へと変わります。

 

こうした柔軟な使い方が、

現代の住宅設計でも

暮らしに余裕を生み出すと

考えています。

 

和室が暮らしにもたらす効果。

心と身体の

リセット空間・・・・・。

 

和室は心を落ち着かせ、

日々のストレスから

解放してくれる空間です。

 

畳を座面として座り、

障子越しの柔らかな光に

包まれると、

自然と深い呼吸ができる。

 

そんな瞬間が、

日常にあることで、

心のゆとりを生み出します。

 

多用途な空間としての魅力。

和室は、

リラックスする場だけではなく、

子供の遊び場

家族の昼寝スペース

客間やテレワークスペース


など、

用途に合わせて

柔軟に使えるのも

大きな魅力です。

 

和室で叶える上

質な暮らし。

 

和室はただの「一部屋」ではなく、

多用途を持ち

暮らしを豊かにする

そんな空間です。

 

形式にこだわる事もありますが

自由な発想で

和室を構成し

和の要素を持ち込み

障子や畳、

石や木材、

自然素材を使った設計は、

住む人の心を落ち着かせ、

まるで旅館にいるような

非日常の時間を

日常に取り入れてくれます。

 

和室による伝統美と

現代のセンスを

融合させた空間は、

これからの家づくりにおいて

むしろ理想の形かもしれません。

 

「和室のある暮らし」で、

家族の時間と

自分自身の暮らしの時間を

もっと大切にしてみませんか?

 

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和風の家を考える、和の考え方をイメージして暮らしを構成すると柔軟性も快適性も含めて意識する事で暮らしやすさが生まれる心地の考え方提案と間取り構成の工夫、過ごし方に和の共通構成を考えてみませんか?

2024年11月07日 | 和モダン 思想

和風モダン住宅に

あえて土間のある暮らしの様式

を取り入れる意味とメリット。

※和モダンを意識してデザインを施した土間と繋がる玄関の設計事例

 

日本で伝統的に

取り入れられてきた

建築スタイルのひとつに

土間という考え方があります。

 

昔ながらの

農村地域などでも

多く見られるスタイルですが、

実は機能的にもすぐれています。

 

そういった土間の

良し悪しを含めて・・・・・。

 

第一のメリットは、

外からの汚れを

直接室内に

持ち込まずにすむことです。

 

玄関部分に専用スペースを

確保することによって

外と室内との

中間地点ができるので

居住スペースを

綺麗に保つことができます。

 

また、

大型の荷物を置いておく

スペースとしても

靴を履いたままで

来客対応も可能になります。

 

例えばですが

自転車やバイクなど

汚れのつきやすいものの

専用スペースにすることで

雨や泥などを気にせず、

屋内での暮らしを

楽しむことも

できるようになります。

 

先にも書きましたが

ちょっとした来客時にも

効果を発揮します。

 

部屋のプライベートな部分は

見せたくないけれど

玄関先で応対するのは

なんとなく

失礼などという場合にも、

屋外と室内との

緩衝地帯がもうけられていれば

落ち着いて話ができますし、

相手にも不快感を

与えずにすみます。

 

汚れを気にしなくてすむ

というメリットを利用して、

キッチンを通り土間床に

配置するのも

暮らしの価値観いよっては

ひとつのアイディアとなります。

 

キッチンは

家の中でも最も水による

汚れがつきやすく、

フローリングでは

場合によっては

メンテナンスに苦労する事もあります。

 

昔のかまど(奥戸さん)のようなスペースで、

和の味わいを感じる暮らしも

ひとつですし

排水性にすぐれ

汚れをある程度放置できる

そんなスペースを

キッチンにつくれば

普段の手入れも

格段に楽になります。

 

和風モダン様式に

土間を入れるデメリット。

 

日本古来の伝統様式は

上手に活用すれば

暮らしをいろいろな意味で

支えてくれますが、

その一方で

デメリットについても

慎重に考慮したほうが良いです。

 

暮らしに直接影響を

与えるという面での

デメリットといえば、

冬場の底冷えが挙げられます。

 

また、

反対に熱気も

溜め込みやすいという

特徴があり、

たとえば近くに

冷蔵庫などを配置すると、

本体が放出する熱を吸収して

真夏でも熱くなってしまう

という場合があります。

 

空間的な非効率性も

デメリットのひとつです。

 

もともとフラットな空間の

一部をあえて

若干低くする手法ですから、

必然的に空間が

分割されることになります。

 

あらかじめ

分割されることを

想定したうえで

配置する場合は

問題ありませんが、

リフォームなどで

急遽分割が必要になった場合には

空間がより

不便なかたちで

分けられることに

なりかねません。

 

また、

年齢を重ねるにつれて

分割によって生まれた段差

億劫になるケースもあります。

 

段差を活用する

スキップフロアと同様、

導入にあたっては

体力がなくなってからのことも

よく考え、

必要に応じて

バリアフリー設計に

切り替えられるような

工夫が必要になります。

 

ここまで読んで

何となくお気づきかも

知れませんが、

デメリットは

メリットの裏返しです。

 

ちょっとした工夫次第で

欠点を利点に変えることができます。

 

注文住宅設計の際は

そういった範疇も

意識しながら

最適な手法を

取り入れることが大事です。

 

理想を追求した注文住宅も、

暮らしの現実とのギャップや

暮らしていくうちに

いつしか経年経過による変化もあり、

あちこち修繕する必要が

出てきます。

 

住宅のリフォームで

最も多いのは

キッチン、浴室、

トイレ洗面などの

水まわりと言われています。

 

水まわりはとくに

年月による劣化が激しく、

場合によっては

配管、排水経路をともなう

大がかりな改修工事が

必要になるケースがあります。

 

しかし、

それと同時に起こる

暮らしのスタイルや

環境変化から

リフォームのご相談等が

多いのは

実は子供室や寝室です。

※リノベーション提案で設計を施した寝室デザインの事例CG

 

ベッドルームは

1日の始まりと終わりを

清々しい気分でむかえたい

そんな場所であり、

住まい手さんの

一日の疲れを

いやす場所にもなります。

 

注文住宅を

計画するうえで

大切なのは、

家族や夫婦間での

意見の違いを認識する事、

家族での考え方の

違いを認識する事です。

 

そのうえで、

それぞれの理想や

現実的な部分、

譲れないポイントが

何処なのかが

はっきりと見えてきます。

 

設計前の段階で

その差を理解したうえでの

解決策を考えていえという

カタチをつくる事が重要です。

 

夫婦だけの問題ではありません。

 

子どもがある程度

成長している場合は、

子どもの意見を取り入れつつ

成長の過程での

すぐ先にある変化も

視野に入れる必要があります。

 

また、

両親世代との同居を

視野に入れている場合は

そちらのほうの要望を

反映させることも重要です。

 

夫婦、両親、子ども、

それぞれの願望を

ひとつひとつ

意味のあるかたちにして、

整えていくことは

「家族皆のいえ」に

近づくことになります。

 

可変性のある和風の家の特徴。

昔ながらの日本の和風住宅が

見直されています。

 

気候風土や自然の環境との調和

和室の続き間などの

可変性などに関しては

主に注文住宅で

建てる方法になりますが、

昔ながらの日本の家ということで

落ち着きを感じる人も

多いと言われています。

 

日本ならではの家と

言っても

様々な特徴があります。

 

ホームページからのご相談も

「和モダン」を意識しての

お問合せも多いので、

これから和風で建てたいと

思っている方のためにも

どのような

特徴があるのかについて

書いてみたいと思います。

1つ目は門を構えた

入り口があることです。

 

基本的に洋風なつくりでは

入り口に大きな門がある

ということは

ほとんどありませんが、

日本では一般的に

住宅地の道路に

歩道が少ないので

公共のスペースとして

私有地との境目に

門を設けている

ところがあります。

※地域性にもよります。

※設計デザイン提案時の外観イメージCG

門と言っても

比較的大きいですし、

コスト的にも

門があるのとないのでは

変わってくるので、

通常の分譲住宅で

作るということは

ほとんどなくなりました。

 

※実際に完成した数寄屋をイメージした和モダンの家車庫付き住宅

 

しかし、

昔ながらの門の再現まで

行うことをご希望されるケースが

多いのも事実です。

 

窓を上手に配置すれば、

周囲の景色を

借景として

取り込むことも可能です。

 

眺望の良いリビングは、

より開放感を感じる

快適な空間となり、

家で過ごす時間が

さらに充実しますから。

 

同様に塀で囲むこと。

 

近年の洋風で建てられている

分譲住宅などは

家を塀で囲むということは

コスト的にもあまりありません。

 

基本的には

柵(フェンス)などを

利用して

囲むことがほとんどですが、

昔ながらの日本の家は

プライバシーを守るためにも

塀や壁で覆っているところが

多くなっています。

 

これはプライバシーを

守ること以外にも

高級感が出るため、

和風の中でも人気の形です。

 

和風には様々な特徴があります。

失敗しない

間取りの考え方・・・・・。

 

家を建てるという場合には

注文住宅と分譲住宅の

どちらかを選ぶ人が

多いですが、

和風にしたいという要望などが

あるなら

注文住宅を選択すると

理想に近い状態

近づけることも出来ます。

 

しかし、

一つひとつのことを

慎重に考えることは

大切です。

 

その中でも

間取りは重要になるので、

次に間取りを考える際の

ポイントについて少し・・・・・。

 

気持ちのいい光が

家の中に入るかどうか。

 

例えば家が完成してから

光が入ってこないと

後々気付いても

変更することは難しいので、

事前にどのように計画したら

光を上手くとり入れることが

できるのかなどを

土地の特徴や

周辺環境を読み解き

意識するように。

 

勿論あまり光が

強く当たってほしくない場所も

あるかと思います。

 

全ての部屋に

光が入るように

計画してしまうと、

これも後悔する可能性があるので、

光をとり入れるところと

取り入れないところを

考えながら

決めていくことが大切です。

 

そして生活の為の

移動経路と呼ばれる「動線」です。

 

動線はそれぞれの家庭によって

考え方も意識も

ライフスタイルによって

間取り同様に異なりますが、

例えば子供がまだ

小さいという場合には

急激な変化も

将来起こりやすいことも

考えながら

動線について

検討することが大事です。

 

和風モダンの家を

建築するメリットとは?。

 

従来に比べると

現代は和風よりも

洋風なデザインが

人気を集めていますが、

れでもあえて

和風を選んで

家を建てているという方も

たくさんいます。

 

素足でも

心地よい生活を送る。

 

和風の住宅といっても

つくり方で異なりますが、

中には畳を中心とした家を

計画するケースもあります。

 

基本的には床は

フローリングタイプが

多いですが、

日本では

靴を脱いで生活をするので、

フローリングを素足で歩くと

冬は冷たいと感じたり、

夏はベタベタと

不快感があったり

することがあります。

 

靴を脱いで

生活をする習慣があるので、

素足等で歩いても

不快感が少ない床材

フローリングなどを

選択することが重要ですが

畳なら夏でも冬でも

比較的不快さを

感じることはありません。

 

素足で生活しやすい

床材です。

 

和テイストなら

畳中心の床材を

選択することができるので

それらも魅力的です。

 

風通しを可変できる。

例えば扉ではなく、

和風の代表的な

襖や障子、

または引き戸を計画的に

和の思想を引き継ぎ

計画することで

各部屋の開け閉めが簡単ですし、

場合によっては

取り外すことも可能なので

部屋全体に

風を送ることができます。

 

また、

2室を1室にすることができたり、

部屋を広くしたり

することも可能なので

多用途空間としても

魅力的です。

 

このように、

和テイストで

モダンな建築をすることで

得られるメリットは色々あります。

 

和風ならではの

デメリットも

今の建築技術で

カバーできる事もあるので、

柔軟な考え方も

反映しやすくなっています。

 

暮らしの魅力を和の思想から

イメージしながら

予算軸も意識して

暮らしのカタチを

考えてみませんか?

 

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和モダンの家を考える暮らしの提案、和と洋が程よく融合してゆとりある空間美と趣を兼ね備える和の情緒を心地よく感じる数寄屋を意識した和モダンの家、過ごし方を奥深く考える住まい造りに和の提案。

2024年10月19日 | 和モダン 思想

和モダンの家について。

その特徴と魅力を

自分たちの暮らしに合わせて

どのように味わい深く

暮らす空間を考えるべきなのか?。

「和モダンの家」は、

日本の伝統的な要素と

現代的なデザインを融合させた

住宅スタイルです。

近年は特に、

自然素材やシンプルさを

重視するライフスタイルが

再評価される中で、

和モダン住宅は

心地よい空間づくりに

優れていることから、

ご希望されるケースも多くなっています。

今回のblogでは、

ご質問もご相談も多い

「和モダンの家」の特徴や

そのメリット・デメリット、

そして暮らしの趣を考える

要素につて

少し書いてみたいと思います。

「和モダンの家」には

以下のような特徴があります。

自然素材の使用
和モダンの家では、

木材や石、

土などの自然素材を

積極的に使用する事が多くなります。

素材感という意味では重要です。

木材は、

日本の気候風土に適しており、

冬は暖かく、

夏は涼しい快適な住環境を

実現しやすくなります。

 

加えて、

エイジングのデザインとして

経年変化を楽しむことができるのも

大きな魅力です。

シンプルで機能的なデザイン

和モダンの住宅は、

ある意味で無駄を省いた

シンプルなデザインが

特徴的なケースもあります。

障子やふすまを使った間仕切り、

フラットで広

がりのある空間設計など、

日本の伝統建築の

美学を取り入れつつ、

現代のライフスタイルにも

マッチするような空間の実現にも寄与します。

外観と内観の調和

外観は、

伝統的な和の素材を用いながらも、

現代的なガラスや

コンクリートと組み合わせて、

洗練された雰囲気を醸し出す

空間も生まれます。

内観でも自然素材の質感を活かし、

光や風を取り入れる工夫が

和の繊細さを表現したり、

室内外の一体感を

強調することにもつながります。

和の空間要素

和室や畳、縁側、

庭などの和の要素を取り入れることで、

伝統的な和の空気感を残しつつ、

モダンな居住空間が

広がります。

これにより、

家全体がリラックスできる

雰囲気になります。

「和モダンの家」には

多くの魅力があります。

自然との調和

和モダンの家では、

自然素材や自然光を

積極的に取り入れるため、

四季折々の美しさを

感じることができます。

庭や中庭を設けることで、

家の中にいながらも

季節の移ろいを

楽しむことができ、

心地よい暮らしが実現します。

 

機能性の高さ。

シンプルなデザインながらも、

間取りの工夫により

機能的な生活空間を

提供する事が可能になります。

 

障子やふすまといった

伝統的な仕切りは、

開閉により

空間の使い方を

柔軟に変えることができ、

日常生活に合わせた

快適な空間づくりが可能です。

 

温もりのある素材感

木材を中心に使用するため、

室内には

温もりが感じられます。

 

また、

素材自体が呼吸することで

湿度を調整し、

快適な住環境を

維持する効果も期待できます。

 

特に、

畳や無垢材は肌を通じて

気持ちにも心地よさを与え、

安らぎを感じやすくなります。

和と洋のバランスが取れている。

和モダンの家は、

和風の伝統美と

モダンな洋風デザインが

融合しているため、

年齢や世代を問わず

幅広い層に支持されています。

現代的な設備や

デザインも

取り入れられているため、

和風の良さを残しつつ、

スタイリッシュな住まいが実現します。

 

一方で、

「和モダンの家」には

いくつかのデメリットも存在します。

 

初期費用が高いということ。

和モダンの家では、

比較的自然素材を多く使用するため、

一般的な住宅に比べて

建築費用が高くなる

傾向があります。

 

特に、

木材や畳、伝統的な

建築技術を使用する場合、

コストがかかることを

考慮する必要があります。

 

メンテナンスが必要。

自然素材を使うことで、

年月を経るごとに風合いが出る一方、

定期的なメンテナンスが欠かせません。

※基本的にはどのような建物でもメンテナンスは必要です。

 

木材や畳は湿気や乾燥に弱いため、

適切な手入れを行わないと

劣化が早まる可能性があります。

 

デザインの制約。

和モダンの家は、

和の要素を取り入れるため、

設計において

一定の制約があります。

 

伝統的な要素と

現代的な要素を

バランス良く取り入れることが

求められるため、

デザインの自由度が

一般的なモダン住宅よりも

低く感じる場合があります。

住宅地による影響。

和モダンのデザインは、

周囲の環境や景観との

調和を重視します。

 

都市部の住宅地では、

周囲の建物とのバランスを

考慮する必要があり、

和モダンの美しさを

最大限に引き出せない場合があります。

 

和モダンの家を建てる際のポイント。

「和モダンの家」を建てる際には、

いつくかのポイントがあります。

 

素材選びにこだわる


和モダンの家を建てる際、

木材や石、

漆喰などの自然素材を使用することで、

統的な和の雰囲気を

演出できます。

 

特に地域の気候に合った

素材を選ぶことで、

家全体が長持ちし、

快適な暮らしが実現します。

 

空間の使い方を工夫するという事。

自然光と風通しを大切にするという事。

現代的な設備との融合を考える事。

 

どのような建物の計画でもそうですが

外構(庭)も含めて、

初期費用やメンテナンスの問題など、

デメリットも存在しますので、

それらを理解した上で

住まい造りを

検討することが大切です。

 

自然との調和を重んじた

快適な住空間を目指す方にとって、

和モダン住宅は

非常に魅力的な

選択肢であるかと思います。

 

暮らしの趣を

丁寧に考えながら

過ごし方の意識の中に

和の風情を

心地よく感じてみませんか?

 

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和のエッセンスをモダンに取り込みながら暮らしの質感と住まい手さんにとって大切な価値観を包括する暮らしの空間デザインと暮らし方の質提案、居心地の持つ意味を和から考える。

2024年08月21日 | 和モダン 思想

光と陰翳、素材と背景、

光がうつろう陰影が美しい空間。

※単純な移動空間としての縁側・広縁ではなくて寛ぐ空間としての提案に施した和モダンの意識

 

自然の素材などが持つ

魅力を生かすという事。

 

敷地にはその場所にしかない

環境や背景があります。

勿論暮らし方という「価値観」の存在も。

※光壁のようなイメージで設計を施した越前和紙を使った障子の提案

 

※光壁のようなイメージで設計を施した越前和紙を使った障子の提案

 

それらを読み込み

光、風、緑などの力を借りて

その場所にふさわしく

住まい手さんや家族にとって

有意義であり

豊かな建築や空間であること。

 

時を経ても

素直な美しさが

そこにあるような本質的な空間の存在は

大切だと考えています。

 

障子という存在やそれらを表現するような

素材や材料の吟味は

和に繋がる「よろこび」が

価値観によって大きく左右されます。

 

暮らしの価値観を考えるという時間を

どれだけ丁寧に考えるべきなのか?。

 

家造りと暮らしを考えるうえで

大切なプロセスだと思います。

 

丁寧な暮らしから生まれる空間の存在と

そこに「住む」ことで生まれる

意識のデザインという存在。

 

居場所で気持ちも行動も

勿論「考え方」も変化しますから。

 

そういった「質」を皆さんは

家造りのなかでどのように

考えますか?。

 

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家と暮らしを丁寧に過ごし方が変わると暮らしに対する意識も変化します、暮らしの環境を整える事で変化する家造りの価値を丁寧に考えてみませんか。

2024年07月20日 | 和モダン 思想

 

家と暮らしを丁寧に。

 

 

住まい造りから

夢を語る時には

だれもがこれまでの価値観から

住まい造りをイメージします。

 

けれど、

未来の暮らしは

想像以上に

もっと広がっています。

想像を超えて

求めていたのはこれなんだ

と思う事の出来る感動、

夢はそこに生まれます。

 

だから家造りでは

家の事を考えるだけではなくて

暮らしの奥深さを

イメージする「意識」が大切。

 

もっと豊かに

もっと美しく

心地よく生きる

人生の可能性をデザインする提案。

 

緻密な手仕事から生まれる「魅力」と、

空間と美しい照明、

家具に至るまで

空間に意識を持つ「デザイン」。

 

毎日の生活の中で

「人生は美しい」

そう思う事の出来る暮らしを

意識してみませんか?

 

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暮らしを考える上で大切な人生観と生き方を見直すように、理想を考えつつも足るを知るという視野も家づくりでは大切にしています。

2024年04月18日 | 和モダン 思想

 

他人と自分を比べて落ち込んだり、

努力が報われないと悲しくなったり、

嫉妬心をもてあましたりなど、

ネガティブな感情で

心を乱されることは多いものです。

 

 でも、「もうダメだ」と

決めつけているのは自分自身です。

 

よく例えられますが

半分の水が入ったコップを見て、

「もう半分しかない……」と悲嘆に暮れるか、

「まだ半分ある!」と嬉しく思うか。

 

同じ事象でも、

意識の持ち方を変えるだけで、

「心のありかた」は

全く変わるものです。

 

「足るを知る」とは、

古代中国の思想家、

老子の言葉。

 

「足るを知る者は富む」、

つまり満足するという意識を持つことで、

精神的に豊かになり、

幸せな気持ちで生きていける

ということを表しています。

 

不満を言っても、

ある種自分がミジメになるだけで

状況は変わりません。

 

 しかし、「意識の持ち方」を

少し変えると

喜びや幸福感、

安らぎに満たされた人生を

おくることができます。

 

暮らしを常に考える立場としては

様々な状況下の中で

暮らしを丁寧にの「意味」も

家族の価値観とともに

ご提案しています。

 

そういう角度からも

住まいの設計を考えています。

 

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和モダンスタイルの住まい造りと空間の彩を考えるように、暮らしのスタイルをどのようにイメージするのかで住まいの考え方は変化します、モダンスタイルという現代的な暮らしに和のエッセンスをデザインするように。

2024年03月24日 | 和モダン 思想

 

和モダンスタイルのつくり方。

 

※外観にタイルを採用しながら和モダンの佇まいを持つ住まいの外観デザイン事例

 

日本だけでなく

海外でも人気の

和モダンスタイル。

 

外観もそうですが、

インテリアのスタイルというものには

実に様々なものが存在します。

※現代的な和のスタイルを情緒感じるようデザインを施した玄関応接

 

昔から存在する

オーセンティックなものだけでなく、

※それが定番的な人気を

 得るかどうかは別として・・・・・。

 

新しいトレンドによって

生まれるものもあり、

まさに「百花繚乱」という状況です。

※空間に余白をつくる事で和を感じる空間にデザインを施したLDK

 

その中で人気が高く

定番的なもののひとつに

「モダンスタイル」があります。

 

モダンという言葉には

「現代的」「近代的」といった意味があります。

 

インテリアでいう

モダンスタイルとは

余計な装飾を省いた、

シンプルで飽きが来ないものを

指します。

 

いわば「無駄をそぎ落とした」スタイルです。

※和の趣を現代的に感じるよう空間の重心を下げたデザインを施したメインリビングのデザイン事例

 

このモダンスタイルに

「ジャパニーズテイスト」、

つまり日本独特の「和」の精神や

それを感じさせる素材を

掛け合わせたものが「和モダン」

あるいは「和モダンスタイル」と呼ばれます。

 

「和モダンスタイル」は

海外でも高い人気を博しますが、

特に私たち日本人にとっては

自国の文化に根付いたものと

強く関連することから

馴染みやすく支持を得ています。

 

和モダンスタイルの定義と

必要なものとは?。

 

和モダンスタイルとは、

日本の伝統的なものや考えを

エッセンスとしながら

欧米で生まれた

洗練されたスタイルとを

融合させたものです。

 

伝統的な和風

あるいは和の雰囲気を活かした

インテリアに、

スタイリッシュで

現代的なデザインを

合わせたスタイルと

言っても良いです。

 

いわば日本伝統の様式に

現代の新しい様式を

織り交ぜたものという言い方もできます。

 

ここで明確にしておきたいのが

「和風インテリア」と「和モダン」の違いです。

 

一見似ていますが

伝統的な日本のインテリアを取り入れ、

それのみで構成された空間が

和風インテリアで、

そこに現代風の要素を

組み合わせたのが「和モダンスタイル」です。

 

日本独特の伝統的な「侘び・寂び」の文化や

シンプルで洗練されたものは

流行に左右されることなく、

いつまでも古さを感じさせないことが

大きな魅力のひとつです。

 

リビングから寝室、

キッチンまで場所を問わずに

取り入れることが可能です。

 

基本的に「和モダンスタイル」を

体現するには

自然素材を取り入れる

色調は落ち着いたものに

家具などのデザインは

シンプルでスタイリッシュなもの

という点を抑えておくことが

重要と言われます。

 

これらはどれも「和を感じる要素」であり、

「素材」「色使い」「家具などのアイテム」を

上手く取り入れることができれば、

静謐さを感じさせながらも

温かみのある空間を演出できます。

 

どのような素材を使用するのか?。

素材の選定については、

空間全体とそこに入る家具などの

調度品双方で見ていく

必要があります。

 

空間については

完全な和とならないような

バランスで全体を作りあげていきます。

 

家具にも経年変化が美しく、

自然な色合いが

和モダンスタイルにピッタリな

無着色仕上げ等の

無垢材家具を取り入れることで

和モダンスタイルが

体現しやすくなります。

 

ガラスや金属など

透明感や光沢のある素材を

随所に使用して

変化を加えるのも良いです。

 

色使いのポイント・・・・・。

 

次に重要なポイントとなる「色使い」ですが、

一般的なモダンスタイル同様に

白や黒、グレーなどの

モノトーンカラーを重用しながらも、

「詫び・寂び」を表現する

くすんだ色合い=茶色や薄茶色を

ベースカラーとするのもお勧めです。

 

ベースカラーの次に

多くの面積を占めることになる

アソートカラーを差し込むなら

畳や竹といった「和」を体現しやすい

色がおすすめです。

 

アクセントカラーを

取り入れるなら

暗めの色の方が

全体をまとめやすくなります。

 

どのような家具を選べばよいのか、

そのうえで家具などの調度品は

デザインがシンプルで

スタイリッシュなものとします。

 

和モダンの特徴は

天然素材が多く使われていること、

「詫び・寂び」を含めた経年による、

そこに置いてあるものの状態の

変化を楽しむことにあります。

 

シンプルで普遍的な

デザインの無垢材家具であれば、

無着色仕上げによる

自然の色合いの美しい変化を

楽しみつつ、

飽きが来ないデザインのものが

多数あります。

 

格子などの和の意匠を取り入れた

ダイニングチェアなども

和モダンスタイルの

体現に一役買うはずです。

 

同時に圧迫感の少ない、

開放的な空間とするには

家具は高さを抑えたものを

多く取り入れるとよいです。

 

高さを抑えた家具は

視界を遮ることなく、

重心が低くなることで

天井との距離感が生まれて

空間を広く見せる効果を持っています。

 

収納家具なども

腰の高さくらいまでのもので

揃えておくと効果的です。

 

和モダンテイストをつくる上で

大切なことは

ここに挙げたものですが、

そのうえで「やりすぎないこと」が

もっとも重要なものとなります。

 

それは家具やアイテムの

配置についても同様です。

 

空間に余白を残し

開放感を演出すること、

使う色もできるだけ少なくすることを

心掛けると雰囲気を醸し出せます。

 

和モダンスタイルの体現に

効果的な活用法、

美しい見せ方もインテリアからも

ご提案しています。

 

和モダンの空間づくりを

検討している方は

ぜひご相談ください。

 

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伝統と現代的な暮らしのデザインと奥ゆかしさが融合する和モダンの暮らしの空間提案、魅力ある過ごし方に和の粋をデザインする事で心地よさを感じる提案の価値観も暮らしのシーンに如何ですか?。

2024年03月14日 | 和モダン 思想

 

伝統と現代的な暮らしのデザインと

奥ゆかしさが融合する

和モダンの暮らしの空間提案。

 

 

和風モダンとは、

日本の伝統美と現代的なスタイルの融合であり、

その魅力は独特です。

 

 

自然素材の使用したり

現代的な素材を融合させたり

カタチを工夫したり

といった事だけではなくて

和の雰囲気を醸し出す

設計とデザインの在り方。

 

 

モダンな要素のデザインによって、

新しい和の魅力が

生まれます。

 

 

和モダンの特徴と魅力、

そしてデザインのコツ。

 

 

和モダンの特徴と魅力。

和モダンの最大の魅力は、

和の伝統と

革新に対する融合にあります。

 

 

 

屋外や室内の視界に入る

外壁、屋根、床、壁、

天井、窓などを構成する素材の見え方は、

和モダンのデザインにおいて

中心的な役割を果たします。

 

 

これらの素材感は

日本の伝統的な建築やインテリアに

深く根ざしており、

自然な風合いと温もりを提供します。

 

 

さらに、

これらの素材は

心理的な環境にも

優しい選択肢としても注目されています。

 

 

モダンな家具の取り入れ

伝統的な和室には

見られなかったモダンな家具や

装飾品を取り入れることにより、

和モダンのスタイルは

更に繊細な粋を感じる事が出来るようになります。

 

 

例えば、

和洋のテーブルや椅子、

ソファやローボード(棚等)、

モダンな照明器具や

カーテンなどを使用することで、

空間はより使い勝手が良く、

視覚的にも魅力的になります。

 

 

 

落ち着いた雰囲気の維持。

和室の落ち着いた雰囲気を保ちつつ、

繊細な寸法取りと表現、

そして影や光を二次的なデザインとして

採用する事で

奥深さも感じやすい空間となります。

 

感度で心地をイメージする事は

和モダンの重要な側面です。

穏やかな色使いもありつつ、

激しい一面も持つ色の効能や

素材の質感、

そしてシンプルなラインは、

静けさと安らぎを提供します。

 

和モダンのデザインコツ

和モダンスタイルを取り入れる際には、

以下のようなコツが役立ちます。

 

和と洋のバランス・・・・・。

 

和風と洋風の要素を

適切にミックスする事で印象が整います。

 

ぼくが設計の際に心掛けているのは

住まい手さんの和と洋の感度にもよりますが

和を60%、洋を40%で織り交ぜています。

 

外観もそうですし

部屋全体の和と洋の比率を

その都度、

住まい手さんの価値観とあわせて

考慮することで、

バランスの取れた空間が生まれます。

 

例えば、

現代的なハイブランドな和のホテルライクを

イメージした住宅では

洋風の要素を多く取り入れつつ、

和風のアクセントを加えることで、

和モダンな雰囲気を創出できます。

 

開放感の演出・・・・・・。

家具は最小限に抑え、

部屋を広々とさせることが重要です。

 

家具の配置に注意を払い、

空間に余裕を持たせることで、

洗練された印象の部屋になります。

また、家具同士の間隔を十分に取ることで、

部屋全体に

開放感をもたらせますが

ココにも比率のデザインが重要で

表面的に見える色の比率、

サイズの比率と同時に

床と壁に対する

見える範囲のバランスという比率も

存在しています。

 

和風雑貨のアクセント

和風の雑貨や置物は、

部屋のアクセントとして

重要な役割を果たします。

 

選ぶ置物の質にこだわり、

部屋の全体的なテーマや色、

アートの意味する部分にわせて

配置することで、

統一感のある美しい空間を

生み出す事が可能になります。

 

 

和モダンというスタイルには

固定したものがありません。

 

 

伝統的な和の美しさと

現代的な機能性を

程よく柔軟に融合させたスタイルです。

 

 

このスタイルの魅力は、

素材の使用、

モダンな家具の取り入れ、

空間の開放感と閉塞感、

そして和の比率による

適切な配置によって際立ちます。


和モダンは、

日本の伝統と現代デザインの

美しい調和を実現する、

独創的で洗練されたスタイルです。

 

そのような魅力ある空間の価値について

感度よく暮らしに対して

豊かさを味わってみませんか?

 

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家を建てる事とその先にある暮らしへの想い、過ごす事の時間をどのようにカタチにするべきなのか、毎回原点に立ち返り設計とデザインの思想を間取りと暮らしにご提案しています。

2023年12月04日 | 和モダン 思想

 

想いの先にある家づくりを

大切にと考えています。

 

 

この数寄屋の和風住宅にも

そういった

住まい手さんの沢山の想いが

重ねられています。

 

和の粋を愉しみつつ

数寄屋の佇まいが生み出す

心の奥底まで清々しい想いが

あふれる暮らし。

 

 

家を建てる事を

目的として考えるのか

家を建てた先にある「様々な時間と暮らし」

その価値を考えるのか?

という手段と目的。

 

家を建てたいと思った時、

たくさんの「想い」が

あふれてくると思ます。

 

 

その「想い」を

叶えた先にあるのは、

毎日の暮らしを楽しむという

家族の幸せの時間、

そのものです。 

 

家族の暮らしで

基本となる家は、

一言では語りきれないと思います。

 

心も身体も幸せで

感受性豊かに成長できるような

暮らしとなるように、

たくさんの想いと

住まい手さん自身の

暮らしの経験が結び付いた

ライフプランを

住宅というカタチと間取りとして

デザインすることが大切といえます。

 

四季を感じ

五感を育むように・・・・・。

 

日本は梅雨を含めると

五季あるといわれています。

 

春夏秋冬の変化により

日本の情緒的な感性が

育まれると思います。

 

繊細であり

複雑でありつつ

やわらかな刺激のある住まい。

 

全てが「そう」という

訳ではありませんが

それぞれの家族に応じた

暮らしの心地良さを丁寧にと思います。

 

過ごす空間の意味を丁寧に

暮らしのデザインを大切に。

 

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和モダンの思想とそぎ落とす魅力の範囲、装飾だけではなくて外側と内側による別々の魅力の存在と様々な情報によって引き起こされるゆがみを本来のイメージに引き戻す設計とデザインの価値。

2023年12月01日 | 和モダン 思想

 

 

魅力的であるという事。

魅力的であるという事は

どういうことなのか?。

普段、

ごく自然に僕たちは

あの人は魅力的だ、

あの建築は魅力的だ等と

言っています。

それは例えば、

他にはない、

又は他の人は持っていないような

ずば抜けた何かをさして

言っている場合が多いかと・・・。

頭が良いとか、

センスがあるとか、

綺麗だとか、オシャレだとか。

 

偉いとか、

かっこいいとか、

かわいいとか、

やさしいとか・・・・etc。

 

多分、そんな類の事でしょう。

 

いろんな装飾を削ぎ落としたとしても、

いろんな錯覚を剥ぎ取ったとしても、

最後まで残り続ける

そんな魅力とは何なのか?。

はたして本当にそれが

魅力なのだろうかと

思いつつもそうして、

魅力的に見えるから、

という思い込みの先で、

新たな魅力を演じ

模倣してゆくだけなのではないのか?。

 

そのときに、

それが正しいかどうかは、

それほど問題にはならない

かも知れません。

 

正しくても間違っていても、

それをそのように

受け取った人にとっては、

そのように見える、

ということは本当以外の

何ものでもないはずですからね。

 

人の魅力は、

その人自身によってというよりも、

それを受け取り、

受容する他者の中で、

事後的に育まれてゆくといえます。

 

僕たちは内面の魅力についても

話しをすることがあります。

 

心がとってもきれいだとか、

優しいとか。

内面の魅力が

外面にも現れているとか。

 

あるものに対して

魅力を感じる際によく、

内面の持つ魅力に

引かれたなどと

勿体つけた説明をすることがありますが、

魅力とは内面や外面に

分けて論じられるものなのでしょうか。

 

魅力的なものに対して、

外面だとか、

内面だとかというように

その魅力について

説明ができるということ

不自然かもしれません。

 

なぜならそれは、

それについての説明が

できるということは、

そのものに付帯する

何らかの要素によって

魅力的であると判断したり

評価したりしている事に

つながるものだと思うんです。

 

取替えや分けて

考えることのできない、

そこにしかない

何かを魅力として感じている事には

ならないものだから。

 

外見だって、

単純に最も外側にある内面なのです。

 

魅力的であるということが

すでに社会の中で

説明がしやすいように

物語や既成の価値観の中に

押し込められているのでは?。

 

それはあたかも

社会による演出でもあり、

潤滑剤であるかのように。

 

色彩はある光の波長を吸収し

ある特定の波長だけを

反射したときに起こる現象です。

 

つまり見えている色は

ほんの一部の反射でしかない、

結局人間の知覚は

小さなレンジの中でしか発揮できない、

そしてその狭いレンジの中で

あらゆる表現が行われています。

 

ある哲学者が言っています。

 

イマジネーションとは

無から何かを生み出す力ではなく、

こわばった形式や常識、

形式の中で

ひずんでしまった物事の

本来のイメージを

本来のイメージに引き戻す力なのだと。

 

魅力ということに

あまりに翻弄されていは

しないでしょうか?

 

そこにはイマジネーションが

あるのでしょうか・・・。

 

自らが内面に抱える潜在的な何か、

どこにでもあるような何か、

それらを新しい回路や

関係性によって表出させること。

 

例えば恋人同士や

親子になって

始めてお互いの表面に

湧き上がるような魅力、

ありふれていたけど

時に突然に輝きだすような

人と人との交わり、

風景の中でその相乗効果により

互いに魅力的になるような建築、

はたまた住まい手との

相乗効果によって

さまざまに表情を変え

魅力的になるような空間。

 

紋切り型のイメージにより

定義されることから逃避するように、

さまざまに表情や

定義を変えてゆくような魅力。

 

そんな想像力のある、

そしてどこにでもあるような

日常的にある魅力的なものにこそ

暮らしの価値が存在しているのでは?

と思います。

 

過ごす空間の意味を丁寧に

デザインを大切にしたいと思います。

 

 

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思想から考えて設計するデザインの着地点、和モダンのイメージを悟りの窓や吉野窓から拡張しつつ心の在り処のような空間を風景と佇まいのデザインとして住まいの設計に。

2023年11月27日 | 和モダン 思想

 

風景や空間、

そして庭を切り取る空間の存在。

 

※門屋・塀を含んだ和モダンの佇まいをイメージした数寄屋の家提案

 

建築設計、特に住宅の設計に携わる際には

人を考え建物を考え、

どういった空間にする事が

最適な状態となるのか?

モノゴトを決める際、

何を入れて何を入れないべきかを

特に意識するようにしています。

※モダンな印象を障子のイメージでデザインしたステンドグラスでの丸窓

 

庭や風景、

そして佇まいをを

どのように空間へ入れるか、

思考に多くの時間をさきます。

 

窓そのものの存在が

見え方や感じ方を変えるからです。

 

窓のカタチやサイズで

その壁自体の印象も

空間もイメージも変わります。

 

勿論それだけではなくて

段説や遮熱の性能も

掃除の方法も

維持管理も・・・・・etc。

 

素材や材料、

ひとつひとつに意味があり

選定や提案にも意味があります。

 

皆さんも

素敵な空間があると

ついつい目がいってしまいませんか?

 

cafeや美術館のエントランス等

窓の印象で風景の見え方や感じ方

印象が変わりますよね。

※中庭を望む玄関先に悟りの窓をイメージした丸窓を設計

 

庭や気持ちの存在を

どのようにカタチへ反映するべきか、

窓への意識も大切にしています。

 

小さなスペースでも

庭の開放感と明るさに

眺めを進めてみようという

気持ちになる事はありませんか?。

※階段と余白の間に吉野窓をイメージした丸窓を設計

 

勿論それは家の中、

室内空間でも同じ。

 

室内の絞られた空間と

外の対比で

見え方も様々に変化します。

 

空間でどのような視線で

その窓を意識するのか?

 

空間での過ごし方に丁度良い

そんな窓や景色の意味が

大切だと考えていますよ。

 

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注文住宅を建てる際に考える事を前もって考える時間と検討する時間の密度を丁寧に、過ごし方と日常を意識したオーダーメードという選択肢での家造りと設計デザインのカンファレンスと満足度の提案。

2023年11月22日 | 和モダン 思想

 

注文住宅・マイホーム計画の事を色々と。

※和モダン住宅・もてなしの家外観

 

ホームページからの「お問い合わせ」にも色々。

※和モダン住宅・もてなしの家外観

 

何事にも「知る事」で変わる

価値観がありますよね。

※和モダン住宅・もてなしの家外観・軒下空間

 

※和モダン住宅・もてなしの家外観・中庭空間

 

最初の段階では、

分譲住宅や建売住宅と

注文住宅(売建を含む)はどんなところが

違うのですか?

 

と「お問い合わせ」をいただく事があります。

 

僕に限った話しではないかと思いますけど

注文住宅で家づくりを考える為には、

ご相談者さん(住まい手さん)と一緒に決めていくことが、

大まかにまずは3つの事があります。

 

それは、資金、間取り、仕様について。

 

でも・・・見えない部分も含めて

それらを含めて「暮らし方」という

総括なんです実は・・・。

 

では、資金、間取り、仕様とは、

どんなことかというと

 

「1.資金」については、

家づくりを「いくら?」で行うのか、

ということです。

 

今回は・・・資金の部分を

クローズアップして。

 

例えば「7500万円の家づくり」と言っても、

家そのものを7500万円で建てたいのか、

庭や玄関まわりの整備(外構工事)も含めて

7500万円なのかによって、

家づくりの資金計画は

大きく変わってきますよね。

 

例えば、土地を買うところから含めて

7500万円だったりすると、

家づくりにかけられる金額は、

土地を既にお持ちの方と比べると

大きく異なりますよね。

 

更に引っ越しや家具の購入費用まで入れての

7500万円なのか?

家の保険は?

土地(地盤)の調査や改良工事にかかる金額は?

その他税金などは?

などなど、ご相談の段階での予算が、

どこまでを考えられていらっしゃるのかによって

僕たちがご提案する家づくりの内容は

変わってきます。

 

建売住宅や売り建て住宅では、

保険費用や引越費用などは別にしても、

「この家は全部で○○円」といったように

決まっているところも多いです。

 

最近では地域での差はありますが、

振り切って1億円超え(億邸)の

分譲住宅も

多くなってきていますから・・・・・。

 

拘りの部分が

逆に提案されている空間のように。

 

普段の買い物をするのに

近い感覚なので、

イメージしやすいかも知れませんよね。

金額は普段の買いものとは

大きく異なってきますが・・・・・。

 

これに対して注文住宅では、

相談者さんご希望を考えながら

勿論希望としては「見えていない」けど

大事な部分、

必要となる部分に合わせて

家づくりをすることができるので、

そのお客様11人(ご家族)によって

金額は変わってくるのです。

 

オーダーメイドという考え方です。

 

フルオーダーもあれば

ハーフオーダーもそこには存在します。

 

例えば同じような家でも、

庭に水盤やデッキをつくって、

広い庭をガーテンテラスとして

過ごす時間を楽しみたい。

 

休日には大好きな趣味に

没頭する為の趣味室が欲しい。

 

好きなお酒を存分に雰囲気よく

味わうために

特別な時間を過ごす

のような部屋が欲しい。

 

車を眺める為の

ガラス張りのインナーガレージが欲しい。

和モダン住宅・もてなしの家玄関ホール

 

玄関ホールで応接ができるような

多目的な空間が欲しい。

和モダン住宅・もてなしの家広縁

 

縁側で和の趣を

存分に楽しみたい・・・・・。

 

光や風を取り入れる為に、

窓の形や大きさ、

デザインとしての趣などのアイデアが欲しい・・・・。

和モダン住宅・もてなしの家和室

 

そういった方では

金額が異なってきますよね。

 

注文住宅は建売住宅・分譲住宅とは違い、

自由度がある分、

金額もその都度上下して解りにくいといった、

お声も多く聞きます。

 

そういう部分も含めて「事例」や「体験」を

出来る限り初期の相談の段階で僕は

「ご案内」させていただいています。

和モダン住宅・もてなしの家LDK+L(プラスリビング)

 

 

和モダン住宅・もてなしの家+L(プラスリビング)

 

期間をとり、

そういった部分を体験、

経験することで

見えていなかった部分が見えて

可視化されていくことで

家づくりについて説明を聞くよりも

理解も予測も深まるという事。

※和モダン住宅・もてなしの家外観・夜景

 

そんな時間を体験、

経験してみませんか?

※和モダン住宅・もてなしの家外観・中庭夜景

 

家づくりを考える時間の大切な価値を

充実した時間として。

 

知る事で変化する「満足」と「価値観」も含み

住まいをつくり出す時間の中で

暮らしの事、丁寧に考えてみませんか?。

 

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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日本の静謐な美と和風から落ち着きをもたらす和室の魅力を心地よく感じる畳のある暮らしのデザインと設計事務所が建築家の視点から和モダンの情緒を設計とデザインで暮らしに溶け込むように思考するカタチ。

2023年11月12日 | 和モダン 思想

日本の静謐な美と

落ち着きをもたらす和室の魅力。

 

和室 畳 日本間 間取り 和紙 障子 家 注文建築 注文住宅 摺り上げ障子 雪見障子

 

 

日本の静謐な美を表現する

ある種の贅沢な空間として、

改めて和室や茶室を

注文住宅に取り入れる人が増えています。

 

そんな和室の魅力を

十分に引き出すには、

どんなポイントがあるのか?。

 

和室に使用する畳にこだわるという事。

 

豪邸の和室 オシャレな和室 越前和紙 越前和紙の障子 障子 畳の間 日本間 和室 モリシゲの座卓 MORISHIGE 和風の家具 和室の家具 和モダンの家 注文住宅

 

 

 

和室の床に

敷き詰められる畳。

 

 

 

真壁の和室 和室 古風な和室 和室 床の間 和風の家 和モダン 和風モダン 高級和風住宅 和室のデザイン

 

 

イグサの香りが

心を落ち着かせてくれるとともに、

クッション性があり

足にも優しく、

足元の冷気も防いでくれる効果もあり、

畳は日本の風土に対しても

とても良い床材です。

 

そんな畳ですが、

和室とする空間の雰囲気に合わせ、

色や形を選択していくことも可能です。

 

和室をデザインしていくときは、

畳の色や形も

重要なアクセントになります。

 

ですので和室や茶室の

テイストを決定するときは、

まずは畳にこだわった

和室づくりも一考。

 

日本建築の技術を取り入れた造り。

 

日本建築の伝統的な

様式美を取り入れることができるのも、

和室があればこそ。

 

天井や建具に活かされる

日本建築の技術は、

木材の重厚さや

素材の美しさを十分に反映させ、

和室全体を静謐でありながら

落ち着ける場所として

存在させています。

 

光を透かす障子 障子 オシャレな障子 障子のデザイン デザイナーズ住宅 和風の家 和モダンの家 和風モダンの家

 

和紙で作られる障子は、

外からの光を柔らかくしてくれるのも、

日本らしい風情の

一つだと考えています。

 

お洒落な和室 縁側 和室 モダンな和室 和モダン 和風モダン デザイン 和室のある家 和風の家 和風住宅のデザイン

 

床の間をしつらえるなど、

日本伝統の部屋を

考えてくことも良いですが、

日本建築の良さを活かした

現代風のデザインにしていくのも

暮らしの深みを生み出す考え方。

 

和モダン 和風モダン モダン和風 畳の間 モダン オシャレな和室 モダンな和室 オシャレな座卓 インテリア インテリアコーディネート 和室のデザイン

 

和と洋の同居・融合にこだわる

和モダンの和室と

洋室では部屋の「つくり」はもちろん、

見る側に与える雰囲気も

全く変わります。

 

豪邸の和室 和洋折衷 和洋折衷の和室 和室のデザイン オシャレな和室 琉球畳 琉球風畳

 

下手をしてしまえば、

それぞれが主張しあって

ちぐはぐな印象を

与えることになってしまう

可能性もあります。

 

そのような事態を避けるためには、

和室から洋室、

洋室から和室への

切り替えに設計独自の工夫を凝らし、

2つを1つの邸内に

うまく同居させていく必要があります。

 

モダンな和室 和室 畳の間 琉球畳 畳のデザイン 琉球風畳 オシャレな畳 デザイナーズ住宅の和室 和モダン

 

例えば、

2つの間の動線を長くとることで、

和と洋の切り替えを

スムースにするなど、

住宅全体の雰囲気にも合わせつつ、

自分達の暮らしにとって

最適なイメージを・・・・・。

 

和室をつくる際に注意したいポイント。

 

畳のメンテナンス時期

に注意するという事。

 

畳は一度敷いたら

永久的にそのままでよい

という床材ではなく、

色あせや擦り切れなど

年数の経過によって劣化していきます。

 

そのため、

経過年数によっては

メンテナンスが必要となってくる

素材です。

 

畳表を裏返すメンテナンスは、

色あせや汚れが目立ってくる

2~3年目に、

畳表の張替メンテナンスは、

畳表そのものが痛んでくる

5年目をめどに行うのが良いとされます。

 

そして畳の寿命と言われる

10年~15年で

畳を新しいものに交換するといった、

和室のメンテナンス時期を

逃してしまわないよう、

和室の状態を良好に・・・・・。

 

大きな家具の配置を避ける。

 

畳の特徴として、

クッション性があり

足への衝撃が少ないというものがあります。

 

つまり、

クッション性がある分、

畳の上に大きな家具など

重さのあるものを配置してしまうと

その重さで家具を

置いた跡が畳に

残るという事です。

 

また、畳の色あせなども

家具を置くと場合によって

そこだけ違ってくるので、

家具を移動して

模様替えを行う時に

違和感とならない工夫も大切。

 

和室の雰囲気を大切にし、

美しい状態を保つというためにも、

内装を手掛ける際に

極力大きな家具を

配置することを避けていくように

注意するとともに、

和室の収納についても

考えておくことは大切。

 

ペット対策を考える。

 

フローリングの床と違って、

滑りにくい畳の和室は、

ペットにとっても

居心地の良い空間と

言えるかもしれません。

 

ですが、

ペットたちの爪によって

畳表が傷ついたり、

畳自体にペットのにおいが

移ってしまったりという

デメリットも存在します。

 

勿論「洋室」も

別の意味でいろいろな

検討事項がありますので

家全体で「それら」を考えるように。

 

話しをもとに戻すと

こうしたペットによる状態の変化を

避けるためには、

それに対応した畳を使用するというのも、

一つの方法として挙げられます。

 

また、子供さんのいるご家庭でも、

勢いで障子を破ってしまうことを予測して、

破れにくい障子紙を取り入れるなど、

対策を取ることも考え方のひとつです。

 

和室をセンスの良いデザインに

仕上げるコツ。

 

シンプルモダンの和室 シンプルな和室 和風の家 オシャレな和室 和室のデザイン オシャレ

 

内装デザインは引き算でまとめる。

 

和室や茶室等を

デザインしていくにあたって、

その部屋の雰囲気を決めていくのは、

床に敷いていく畳の色合いであったり、

建具のしつらえや

壁の仕上げ等であることが大きいもの。

 

床の間 オシャレな和室  リフォームした和室 和室のデザイン オシャレなデザイン 和モダン 和風モダン モダン和風 畳 生け花 茶室 床の間

 

つまり、洋室のように

インテリアで内装の雰囲気を

整えていくというのとは逆に、

あくまでもシンプルに、

無駄を省いて

デザインを考えていくことこそ、

センスの良い和室にしていく

ポイントと言えます。

 

日本らしい美しさが

そうしたシンプルさの中にある、

ということもありますが、

リビングにも客間にも

寝室にもなる部屋の柔軟性という、

和室ならではの特徴も

それらの大きな理由となっています。

 

和室の持つ魅力を再考しながら

家造りを考える際には

心を洗うような和の趣を

取り入れてみる事も良いかと思います。

 

過ごし方をデザインする

和の趣と引き算の効能。

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建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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