奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

窓際が創る空間美、プリーツスクリーンで描く上質な暮らしのデザインと家具の選択肢、窓際は外の光を迎え入れ内と外の境界を曖昧にする建築的な要素、その可能性を最大限に引き出す暮らしの提案設計。

2025年01月21日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

窓際と空間を彩る

ウインドートリートメントの

コーディネート・・・・・。

※住まい手さんをショールームにご案内してインテリアコーディネートの打ち合わせ

 

上質な暮らしの空間を生み出す

セレクトと

建築からも考える

インテリアコーディネート。

この日はLDKのソファと

ウインドートリートメントの検討に。

 

日々の暮らしを美しく、

快適に整える家づくり。

 

その中でも「家具」や「窓際」のデザインは

実は空間全体の印象を

大きく左右します。

 

窓際のデザインでは

カーテンやブラインドに加え、

プリーツスクリーンを活用した

ウインドートリートメントの選択を。

※ウインドートリートメントのサンプル帳を見ながら選択肢の検討中

 

上品なテクスチャーや

豊富なカラーバリエーション、

柔らかな採光の調整など、

プリーツスクリーンは

インテリアデザインの

選択肢としても

様々な機能性と共に

デザインの奥深さを持っています。

※住まい手さんにプリーツスクリーンの印象と機能性をご覧いただきながらの打ち合わせ

 

インテリアの提案でいつも

お邪魔している

YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて

今回はプリーツスクリーンを中心とした

ウインドートリートメントの魅力と、

空間全体を美しく彩る

コーディネートの

打ち合わせをいろいろと。

 

 

プリーツスクリーンとは?

シンプルで上品、

機能性も存在感がある

プリーツスクリーンとは、

プリーツ(ひだ状)の布地を

上下に動かすことで

採光や視線の調整ができる

ウインドートリートメントの一種。

 

その特徴的なデザインは、

モダンで洗練された

雰囲気を持ちながらも、

様々なインテリアスタイルにも

選択によって

自然に馴染む柔軟性を持っています。

 

主なメリットとしては

調光の自由度・・・・・。

 

光を程よく取り入れることで、

明るさやプライバシーの調整が

比較的多機能を持つ。

 

省スペース化も可能。

布地がコンパクトにたためるため、

窓周りを

すっきりと見せられる印象の操作。

 

デザインの多様性。

シンプルな無地から

大胆な柄物まで、

カーテンと同じく多彩な選択肢があり、

特に、

ナチュラルテイストや

ミニマルな空間には、

プリーツスクリーンの

直線的なラインが

美しく映えます。

 

プリーツスクリーンの選び方。

カラーと質感で

空間のテーマを統一・・・・・。

 

先の写真のように、

落ち着いた

ダークカラーの

プリーツスクリーンを選ぶと、

空間に洗練された

印象を与えられます。

引き締めるような空間には

程よく馴染みます。

 

一方、

明るいホワイトやクリーム系は、

自然光を活かした

明るい空間に馴染みやすい

特徴を持ちます。

 

選択肢に関しても

エリア別に調整する際にも

自由度が高く

リビングなどでは

温かみのあるブラウン系、

寝室では

遮光性が高く落ち着いたグレー系など、

部屋ごとに

テーマを設定すると

統一感が生まれます。

 

※勿論部屋自体のコンセプトが

デザインのスタートラインです。

 

また、

素材の質感も重要です。

 

マットな仕上がりのものは

シンプルに、

高級感を出したいなら

少し光沢感のある生地を選ぶことも。

 

機能性を重視した選択・・・・・。

プリーツスクリーンは

機能性の高さも魅力です。

 

例えばですが

以下の機能の重視も・・・・・。

  • 遮光性:寝室やホームシアターに最適。
  • UVカット:家具や床の日焼けを防ぐ。
  • 調光機能:上下から自由に開閉できる「ツインスタイル」が人気。

写真に見られるように、

サンプルを実際に手に取りながら

質感や色を確認すると、

仕上がりのイメージも

つかみやすくなります。

 

ある程度の選択肢を用意して

実際完成間近の住まいにて

最終的なコーディネートの時間も

とるようにしています。

 

照明の効能と実際の空間構成に

サンプルをあわせることも

大切ですから。

 

プリーツスクリーンを活用した

コーディネート術・・・・・。

 

空間全体を

美しくまとめる方法。

 

プリーツスクリーンだけに

限った事ではありませんが

カーテンやロールスクリーン

ブラインドをはじめとする

ウインドートリートメントを

導入する際は、

周囲の家具や

壁と窓の位置関係、

内装とのバランスが重要です。

※ソファの素材も吟味しながらプリーツスクリーンとのコーディネート

 

素材見本を使いつつ

実際の採用状態で

インテリア全体の

カラーコーディネートを

吟味するように・・・・・。

 

空間にメリハリをつくるのか

程よい馴染み方をデザインするのか?

家具とも吟味して

全体をコーディネートするように。

 

ウッド調のインテリアには、

温かみのある

ナチュラルカラーの

スクリーンを採用すると

雰囲気も馴染みやすくなります。

 

モノトーンのモダンスタイルには、

濃色のスクリーンで

引き締まった印象を。

 

レイヤードスタイルで奥行きをプラス事も。

プリーツスクリーンだけでなく、

カーテンやロールスクリーンと

窓際で組み合わせる

レイヤードスタイルもおすすめです。

 

これにより、

季節や時間帯に応じた

調光が可能になり、

空間に奥行きが生まれます。

 

例えば、

プリーツスクリーンを窓側に設置し、

その手前に柔らかな

レースカーテンを重ねると、

繊細な光の演出が可能です。

 

ウインドートリートメントの快適性。

リサイクル可能な素材や、

製造過程でCO2排出量を抑えた

エコスクリーンは、

サステナブルな暮らしを

志向する場合には最適です。

 

また、

スマートホーム対応の

モーター式

プリーツスクリーンも

リモコンやアプリで

操作可能なモデルは

暮らしの快適性を向上させます。

 

窓際から考え始める

理想の暮らし・・・・・。

 

プリーツスクリーンは、

機能性と

デザイン性を

兼ね備えた

優れたウインドートリートメントです。

 

空間の印象を

大きく左右する

窓際のデザインを見直すだけで、

毎日の暮らしが

より快適で美しいものになります。

 

新築やリフォームの場合だけではなくて

模様替えや引っ越しの際にも

素材や色、

機能と空間をイメージして、

自分のライフスタイルに合った

ウインドーリートメントを

選んでみてください。

 

暮らしの趣を丁寧に・・・・・。

過ごし方を奏でる「ギア」となる

インテリアコーディネート。

 

窓際のコーディネートも含めて

暮らし全体を

検討しながら

住まい手さんにとって

「自分らしい空間」を実現できるように。

 

インテリアコーディネートにも

暮らしの工夫を丁寧に提案。

 

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暮らしの空間構成に部屋の天井高さや広さだけではなくて家具のレイアウトと目的を踏まえた暮らし方の設計と提案、ソフト面とハード面を意識した融合のバランスを建築家の提案として丁寧に。

2024年11月20日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

ローソファ=Low Sofaは、

座面が低く、

床に近いソファ。

※YAMADA×IDC大塚家具・大阪南港ショールーム


床に近いと、

足を伸ばしやすく、

全般的に

くつろぎやすい姿勢になります。

 

床に近いことによる効能もあり

例えば和室のような

座面感覚で考える

天井の高さの差を感じたり

窓の外に見える風景に差を感じたり

普段の「アイレベル」視点の位置が

随分変わります。

 

家に安心を足して、

暮らしを少しゆるめたい。

 

そんなシーンを思い浮かべる際に

家の間取りや機能ばかりではなくて

そういった「家具類」からの恩恵も

肌感覚にもよりそうような

暮らしの意識を

ご提案しています。

 

間取りと空間を考えた

過ごしやすさの提案に

家具も踏まえたイメージも丁寧に。

 

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インテリアの観点を暮らしと共に考える家造りと間取りと空間構成、家具の存在を暮らしと共に反映する家の設計とデザインに暮らしの心地と過ごしやすさに人生の喜怒哀楽を寄り添うように。

2024年10月10日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

インテリアの観点を大切にと思います。

家具は暮らしの周囲にある空間と同じく

人と共に家で暮らす

僕はそう考えています。

※Poltrona Frau Osaka

 

そういう意味もあり

建築そのものを考えたり

間取りを考えるまでの時間に

家具やインテリアの方向性を

住まい手さんと一緒に考えて

暮らしにとっての

最適解をご提案しています。

※Poltrona Frau Osaka

 

人に寄り添い、

暮らしに寄り添う時間を

共有するのが家具であり、

家具は使っていた人の気持ちを

建物と同じく

静かに語ってくれます。

※Poltrona Frau Osaka

 

使うことで物に心が宿るような状態で

語る事は沢山あると思います。

車、自転車、服、時計、

文房具、ご自身の身の回りにあるモノゴト。

家具、家も同じです。

 

自分の一部として接すると、

きっとそれらは応えてくれる。

 

何か困ったときでも、

時間と共に、

喜怒哀楽の人生の中に

そっと寄り添って

それらは解決のきっかけを

与えてくれると思うんです。

 

皆さんの暮らしはどうですか?。

 

大切に、

そして丁寧に向き合いたいと

思える物事は何ですか?。

 

暮らしの中で育む物事は

沢山あると思います。

 

家という暮らしの環境づくりには

そういった過ごす意味の

琴線も大切にと思います。

 

過ごし方の環境に

大切なモノゴトの設計とデザインを。

 

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インテリアと空間、過ごし方から家造りと間取りを提案する建築家と建てる家、家と空間を設計する前に大切な暮らしの要素を整理整頓する家造りの過程、家具と暮らしのイメージを提案するデザインから。

2024年09月29日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

家具のサイズと認識で変化する

過ごし方のイメージと

空間の拡張性の設計提案。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

インテリアから暮らしを考える。

生活の環境を考える際に

大切にしている間取りの内容と設計。

 

※ショールームフロア内にてそれぞれの家具の違いについて住まい手さんをご案内中

 

※インテリアと家具の違いで過ごし方と居心地が変化する内容を住まい手さんご夫婦に体験していただいているところ

 

ですが、その前に基本的には

空間構成の内容を考える事が大切。

 

そういう意味で

住宅設計に取り掛かるまでに

暮らしの趣を

相談させていただきながら

家具やインテリアを

前もって検討していただく

用意をしています。

※家電との家具と寛ぐ居心地の距離感もご提案

 

今回も「住まいのチェックシート」で

生活の基準を事前に検討していただき

そのうえで

YAMADA×IDC大塚家具南港ショールームへ

住まい手さんご夫婦を

ご案内しています。

※ソファの寛ぎ方の違いやサイズ感、形状による身体の包み込み方の差も体験中

 

居心地と空間構成の関係性の提案。

 

間取りを考える際に

どのようなインテリアと空間構成が

価値観に沿うのか?。

 

家具を実際に間取りの中に

レイアウトした際に

どのような状況が見えてくるのか

という事も提案には大切な要素。

※集まる空間でありつつも個人の寛ぎ方を楽しむ家具からの提案

 

そういった視点からも

家造りという暮らしの環境設計を

考えています。

 

ソファやダイングテーブルの考え方や

サイズ感、座る位置関係や

家電との連動で

窓の位置や内装ドア(扉)の位置関係も

随分変わります。

 

間取りの構成として「部屋の位置関係」が

同じであっても

窓の位置やサイズ、扉の位置関係が変わると

使い勝手も居心地も変わります。

 

どんな家具をどのような位置関係で

どうレイアウト(配置)するべきなのかで

間取りも大きく変わり

部屋や過ごし方の違いも生まれる

という訳です。

 

なので早い段階で間取りを考えるのではなくて

過ごし方をイメージするという設計を

まずは提案させていただいています。

 

そうする事で生活のイメージや

寛ぎ方がご自身でも

意識しやすくなります。

 

限定した家具構成も大切ですが

拡張性を持った

住まいと間取りの意味を考えると

家具をある程度の幅を持った

考え方で意識する方がよいかと

考えています。

 

家具のサイズによって部屋の余白も

随分変わります。

それによって広さや使い勝手の認識も

位置関係すら変わりますから。

 

今回も様々な家具を

ショールームでご覧いただきながら

過ごし方を意識していただく中で

様々な過ごし方の「状態」を

住まい手さんにも認識して

いただく事ができました。

 

家電とのつながりも間取りとの意識

そして過ごし方のイメージまで。

 

 

※ベッドのサイズ、空間の余白、体の包み込み方についても暮らしに紐づけてご提案

 

勿論、寝室の空間についても

ベッドのレイアウトとサイズ感

そして暮らしと睡眠の重要性についても

ご提案させていただいています。

 

暮らしの価値観を丁寧に

相談させていただく初期段階です。

 

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間取りの構成要素と暮らし方のバランスを考えて部屋の家具や窓、扉や家電の位置関係を意識する事は大切です、過ごし方をイメージしながら丁寧に構成要素を設計する事。

2024年07月20日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

窓やドア、

扉の位置と家具のレイアウト。

ドアの位置を少しずらしたり

扉の開き勝手を考える事は重要。

 

同時に家具レイアウトとのバランスも、

出入り口近くの

照明スイッチの位置関係もありますし

何より出入りのしやすさと

収納や家具の置場が変わるという事。

 

家具の配置と間取りの関係性。

 

家具のレイアウトを考える時は

造り付けの収納は勿論

室内の扉の開閉方向や位置もポイントとなります。

 

例えば、

壁から壁まで本棚を置きたいけれど

そのままではドアが開閉できなくなる

といった事態にならないように。

 

家具のサイズと

室内(部屋)を移動するという位置関係。

 

法律上の検討要素もある

窓も同じです。

採光や通風

風景の眺め等を考えるべき窓も

サイズを大きく取りすぎると

窓下や窓付近に置きたくなる家具類を

置けなくなる事態にもなります。

 

家のプランニング段階で

どれだけ暮らしの要素を盛り込み

生活の基準や価値観と結び付けて

間取り等を練ることが出来るのか?

によってその差は歴然です。

 

家のプランニング段階で

家具を含めた検討が出来る事で

暮らしが始まってからの質は

随分変わります。

 

勿論それは照明のスイッチ類や

コンセント類も同じです。

 

どこに家電を置くのか?

充電式なのか電源が必要な家電なのか?

 

家造りを考える際は

そういった暮らし全般に関係する要素を

どれだけ反映し

まとめる事が出来るのかによって

間取りとしての「ゆとり」も

生活のしやすさも変化します。

 

暮らし全般の要素を丁寧に。

 

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暮らしやすさと心地良さ、間取りを考える際に寝室の重要性を提案しつつ睡眠の質についても家具と空間両方から設計のアプローチを行うように提案しています、家造りは本当に人生の質を生み出す空間ですから。

2024年05月04日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

睡眠の質を高めるベッドの選び方。

※Poltrona Frau Osaka (ポルトローナフラウ大阪ショールーム)

 

睡眠の質を大きく左右するポイントの一つが

ベッド選びです。

マットレスを高品質なものにすれば

よく眠れるようになるといった単純な話ではなくて、

ベッドを部屋に置いたときの

圧迫感や配置位置窓や壁、

天井や照明の雰囲気によっても睡眠環境は変わります。

 

良質な睡眠生活を送るための

ベッドの選び方や、

最適な大きさの指標、

圧迫感を感じさせないような

配置のコツなどについて。

 

一般的なベッドのサイズは

大きく分けて6種類あります。

サイズによって変化するのは幅のみで、

長さ(寝る際の背丈方向)は

どの家具メーカーも

195cm前後で設定しています。

 

名称        サイズ(幅)

セミシングル    約90センチ

シングル      約100センチ

セミダブル     約120センチ

ダブル       約140センチ

クイーン      約170センチ

キング       約190センチ

メーカーによっては独自のサイズを

展開しているケースもあります。

長さが約205cmになる「ロングサイズ」や、

本来のサイズよりも

一回り幅が広い「ワイドサイズ」などもあるため、

体型にあったベッドを選択できます。

 

また、やまぐち建築設計室の

お問合せフィシャルフォームから

家具相談をご依頼いただければ

フルオーダー家具も含めて

ベッドに関しても

ご相談に応じさせていただきます。

 

マットレスの種類。

マットレスの寝心地によって、

ベッドの快適度は大きく左右されます。

 

マットレスの種類は

細かく分類すると無数にありますが、

大きく分けるとコイルが入っているか

入っていないかの違いです。

 

【コイルあり】

ボンネルコイル&ポケットコイルコイルが

入っているタイプは、

2種類あります。

 

コイル全体を一体化させている

「ボンネルコイルタイプ」

コイルを一つずつ個別に入れてある

「ポケットコイルタイプ」

ボンネルコイルは一部分が沈むと、

それにつられるように

全体が沈んでいくのが大きな特徴。

 

床に布団を敷いた感覚で寝られます。

 

一方でポケットコイルは

圧のかかる部分だけ深く沈むため、

体の凹凸に沿って

マットレスが支えるイメージです。

 

【コイルなし】低反発&高反発マットレスコイルが

入っていないタイプは、

低反発と高反発タイプに分けられます。

 

低反発は弾力があり、

堅さを感じるタイプです。

 

「柔らかすぎる布団は好きではない」

という人に向いています。

 

一方で高反発は

圧がかかると

沈み込むような感覚が特徴。

 

腰や首などマットレスと

隙間ができやすい部分も

しっかり支えてくれます。

 

ただし寝返りが打ちにくい

密着する分布団に

熱がこもりやすいといった

デメリットもあります。

 

ベッドフレームの種類。

とくに取り扱いが多いのが以下の5種類です。

 

キャビネットタイプ

ノンフレームタイプ

フラットタイプ

ロータイプ

収納機能付きタイプ

 

キャビネットタイプは

ヘッドボードが棚のようになっている

ベッドフレームです。

 

コンセントもついているタイプなら、

スマホの充電や

ランプの設置も可能です。

 

ノンフレームタイプ(すのこベッド)。

ヘッドボードがなく、

布団やマットレスを乗せる板に

足がついただけのタイプです。

 

部屋をすっきり見せたい場合に

選択する事が多いです。

 

フラットタイプ。

ヘッドボードに収納機能がなく、

平らの板がついただけのタイプです。

 

ノンフレームと同様に

ベッド周りをシンプルに見せる事が出来て、

枕が後ろにズレにくいというメリットがあります。

 

ロータイプ。

足が短く、地面に近いベッドフレームです。

 

寝相が悪く転落の危険性がある人に

適しています。

 

また、家具の背が低いことで

部屋をすっきりと見せる効果もあります。

 

収納機能付きタイプ。

ベッド下に

引き出しが付いたタイプです。

 

本来ベッド下は

無駄なスペースになりやすいため、

デッドスペースを活かした

収納が可能になります。

 

反面、物を置きすぎることで

ベッド下の通気性が

悪くなるデメリットもあります。

 

実際にベッドを選ぶときは、

さまざまな要素を考慮する必要があります。


その中でも特に重視したいのが、

「寝心地の良さ」と

「部屋に置いたときのバランス」の2つ。

 

マットレス選びは単純ではなく、

柔らかくてボリュームがあるタイプを

選べばOKとは限りません。

 

心地良さの感じ方は

人それぞれなので、

実際にさまざまなマットレスに

寝てみてから判断していく方法が

おすすめです。

 

しかし、近くに寝具ディスプレイをしてる

インテリアショップがない場合もあります。

 

そんなときは、

今の寝具で満たされている点と

不満な点をリストアップしてみると良いです。

 

今の寝具に感じる欠点を

補ってくれそうな

マットレスタイプはどんなタイプか、

また、そのタイプのマットレスは

今の寝具の長所も持ち合わせているのか。

 

消去法で選択肢を狭める事で、

理想のマットレスに

たどり着きやすくなります。

 

ベッドサイズを決める。

ベッドサイズは寝心地の良さと

部屋の雰囲気に

大きな影響を与えます。

 

大きなベッドを選べば

寝心地は良くなるかもしれませんが、

圧迫感や窮屈さを

感じてしまうかもしれません。

 

その結果、

ベッドは広々しているのに

なぜか落ち着かない・・・・。

そのように感じてしまうことも。

 

フレームデザインを決める。

ベッドの大きさと

部屋の開放感を両立したい人は、

フレームデザインで

工夫をしてみることも考え方の一つです。

 

ノンフレームやフラットフレームを選べば、

ベッドサイズの大きさから生まれる

圧迫感を軽減できます。

 

ベッドが大きくて

ほかの家具が置けないのであれば、

収納タイプのフレームを選ぶのも

良い選択です。

 

もちろん、

デザインが気に入っているからという理由で

ベッドフレームを選ぶのもアリです。

 

ベッドフレームに

何を求めるのかをはっきりさせておくと、

迷いにくくなります。

 

重視するポイントを見定める。

マットレス・サイズ・ベッドフレームと、

ベッド選びには迷うポイントがたくさんあるもの。

 

それを回避する方法は、

事前にそれぞれの項目の

優先順位をつけておくことです。

 

優先順位が明確に固まっていれば、

スペック比較などで迷ったときにも

冷静に判断しやすくなります。

 

ベッド配置のポイント。

ベッドを選んだのなら、

次はどこに置くのかを決めます。

 

部屋を広く見せ、

快適に眠れる場所を見つけるコツを

お教えします。

 

ドアからは距離をおく。

ドアを開いて1歩入ればすぐにベッドは

疲れているときは

そのまま倒れこめて

良いかもしれませんね。

 

しかし、そうでないときは

部屋を狭く感じさせるような

位置になってしまいます。

 

ベッドはドアから離し、

なるべく壁際に置くのがおすすめ。

 

床面積はなるべくまとめて見せた方が、

部屋を広く感じさせることができます。

 

ベッドに限らず

家具は部屋に満遍なく置くのではなくて

ポイントを決めて

床を出来るだけ見える状態をつくりだすだす事も大切。

 

壁にぴったりくっつけない。

壁にベッドをぴったりとくっつける配置は

避けた方が良いです。

 

特に窓のある壁に

隙間なくくっつけてしまうと、

結露によって発生した湿気が

ベッドに直に降りてきます。

 

また隙間がないと

カーテンがたわんでしまったり、

コンセントに差しにくかったりといった

弊害も発生しやすくなります。

 

壁際にベッドを設置するのなら、

壁から5cmほど離すのがおすすめです。

 

朝日で目覚めたいなら窓近く。

人によっては

朝日を浴びて気持ちよく

目を覚ましたいという人もいるでしょう。

 

当てはまる人は、

窓の近くにベッドを置くのも良いですね。

 

ただし、

直射日光が顔に降り注がないように

注意をしてください。

四季の違いによる環境の変化もお忘れなく。

日差しの強さが

肌トラブルを発生させる可能性もあります。

 

窓近くに配置するなら、

カーテンやブラインドなどの

日除けとセットで

配置を考えると良いです。

 

エアコンが直接当たらない位置を選ぶ。

夏や冬はエアコンを

付けっ放しにして

寝ることもあるかと思います。

 

エアコンの風が直接当たる場所は、

体を冷えすぎたり

温めすぎたりするうえに、

喉や肌を乾燥させてしまいます。

 

エアコンの風が

直接流れてくる位置には、

極力ベッドを置かないように。

 

ほかの家具や壁との距離。

ベッドとほかの家具との距離も大切です。

 

たとえば開き戸の

クローゼットのそばにベッドがあれば、

扉の開け閉めに苦労してしまいます。

 

チェストもベッドが邪魔で

引き出しが開け辛いなんて

可能性もあります。

 

家具と家具の間は、

人が1人通れる60cm程度を

目安にすると良いです。

 

間違いのないベッド選びで

快適な睡眠生活を。

 

人間は生きてるうちの

1/3を布団の中で過ごす、

ともいわれています。

 

そう聞くと、

寝具選びを間違えたままでいるのは

すごく損をした気分になりませんか?。

 

自分に合った正しいベッドを選択して、

心地良い睡眠環境を手に入れる事が出来れば、

毎日をより快適に

楽しく過ごせるはずです。

 

宜しければ

このブログ記事を参考にして、

自分のライフスタイルに

ぴったり合った理想のベッドを探しつつ

暮らしの空間をよりよい意味で

充実したものとなるように。

 

引っ越しや衣替えのように

家具やインテリアコーディネートの

ご相談も気軽にお問合せください。

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家具と暮らしの一体感をデザインする注文住宅の空間提案事例、間取りと同時に家具のレイアウトと空間の仕上げを考える事で暮らしをより上質に。

2024年04月20日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

インテリアの要素と

暮らしの雰囲気による心地の違いを

デザインすることで

空間の質も使い勝手も変化します。

 

※和モダンを意識した自由な空間をイメージしたリビング階段と土間のある暮らし提案のLDK設計プラン

 

 

リビングテーブルの選び方も

その一つです。

 

リビングテーブルの導入は

いくつかの点で

見極めが重要です。

 

リビングテーブルは

人や家庭によって

その重要度が異なる家具のひとつです。

 

食事や作業を

ダイニングテーブルで行う前提がある人は、

ソファの前に配置する

アクセサリー的に考えるかもしれません。

 

一方、

リビングテーブルで

食事や作業を主に行う人もいます。

 

その場合、

リビングダイニングに

ダイニングテーブルが無いケースもあり、

そこではサイズや高さといった

スペックはより重要になってきます。

 

リビングテーブル自体は

リビングダイニングという空間の中で

低い場所に重心をつくり、

余白を埋めるという意味では

有能な存在です。

 

しかし、

サイズやレイアウトを

軽視すると「邪魔」あるいは

「有っても無くても良いもの」に

なってしまうものでもあります。

 

リビングテーブルは

有名なデザイナーによる名品から

無垢材の一枚板天板を

使用したものも含め

素材やデザインの選択肢も多様です。

 

その選択においては

いくつかの点を

しっかりと見極めて

選ぶことで

その価値も変わると言えます。

 

食事や作業がメインの場合と

使い勝手を良くするポイント。

 

リビングテーブルを選ぶにおいて、

まず「どの目的のために導入するのか」

という点の見極めは重要です。

 

例えばそこで

食事や作業を行うことが多いのか、

それは同時に何人か、

あるいはソファの前に置いて

軽食などを置いておくことが

メインなのか?。

 

場合によっては

「ソファの前にあるのが普通だから」

という理由かもしれません。

 

食事や作業を

複数人で行う場になるなら、

幅と奥行は

ダイニングテーブルと同じように

ある程度の大きさが無いといけません。

 

テーブルはいわば「場所」なので

大きい方が

心身ともにゆとりに繋がります。

 

しかし空間の使い勝手も

広さの認識も「それ」で変わります。

 

この場合、

ソファの前に配置されることが多い

テレビボードやその他の周囲の家具、

あるいは壁やドアなどとの

距離感も余裕を持ったものにしないと

回遊性が損なわれます。

 

ここで美しく

使い勝手の良いものになる

ポイントを挙げるとすれば

ソファのクッション部よりも

大きいサイズにしないこと、

そして「脚はなるべく中央に寄せること」です。

 

リビングテーブルを

ソファの前に置く場合、

テーブルとソファの間に

身体を入れて出入りします。

 

その時にソファより

大きいサイズのリビングテーブルだと

身体をぶつけやすくなるなど、

使い勝手に影響します。

 

テーブルの総幅は

ソファの肘掛けと肘掛けの間の

クッション部までの

総幅であれば

出入りにも影響しにくくなります。

 

また、

脚が天板の4隅に

ぴったりついているようなものは

やはり出入りに

影響する場合があります。

 

脚のデザインや

取付位置についても

打合せができるのであれば、

その点もふまえたものに。

 

このブログでも何度か書いている

家具と間取りと暮らしのバランスがあるので

僕の場合は

設計に入る際に

そういう部分も含めて

家具のコーディネートと共に

インテリアのショールームへ

ご案内させていただくようにしています。

 

それも含めての設計と間取りプランなので。

 

小さくても良い場合は

選択肢が広がるという事。

 

逆にそこで食事はしない、

飲食の機会はあっても

グラスや小皿を置く程度なら

サイズは小さくても

良いかと思います。

 

ソファの前に

リビングテーブルがあるのが

普通だから置くという場合も同様です。

 

この場合、

選択肢は「テーブル」と

銘打っているものでなくても

良いかもしれません。

 

背もたれの無いベンチは

一般的なリビングテーブルと

ほぼ高さが変わらず、

そのうえで奥行きは小さくなります。

 

軽食程度なら

問題ないサイズ感であることが多く、

そのことで空間の余白が生まれます。

 

これで空間そのものが

より軽やかに見えることや、

ソファの前、

あるいはテレビの前が広くなることで

回遊性が増す効果もあります。

 

もちろん、

本来は人が座るためのものですから

来客の際には

移動させても良いです。

 

コの字型でソファに

差し込むような

レイアウトができるものも有用です。

 

身体の近くに

飲食物などを

置いておくことができるので

便利なうえ、

ソファの前が開放的になります。

 

空間を広く見せることも、

ソファ前を小さいお子さんの

遊び場として

活用することなどの

メリットがあります。

 

スツールの活用なども

視野に入れると

より幅広いコーディネートが

可能になるかもしれません。

 

一枚板のリビングテーブルは

汎用性が高いという事。

 

基本的にはテーブルという家具は

天板と脚があれば成立します。

 

そうはいっても

インテリアですので、

やはりデザインや素材、

色合いを含めた「見た目」は重要です。

 

これを選んではいけない、

というものは無く、

それぞれが好みのものを

選ぶのがベストですが

大前提として

空間全体の雰囲気に

沿うものを選ぶのが良いかと思います。

 

ビビットカラーで目立たせる

というのもポイントになる

考え方もあります。

 

サイズが大きく

空間の主役級になるものなら、

そのテーブルが持っているイメージで

全体を作りあげるのも「あり」です。

 

また、

空間全体のテイストが決まっている、

あるいは他の家具を含めた

インテリアに差し込む

アクセント程度であれば、

全体のイメージと

乖離していないものを

選ぶことが得策です。

 

例外は無垢材の一枚板天板です。

 

人気の樹種でも

リビングテーブルとして活用しやすい、

サイズが小さいものは

価格も抑えめで取り入れやすい一方、

樹種次第では

ガラスや金物を多用した

モダンな空間の

アクセントにも

ナチュラルテイストの空間にも

ハマりやすく

お勧めしやすいものとなります。

 

リビングテーブル上を

「もの置き場」にしないために・・・・・。

 

リビングテーブルを

使用するうえで気を付けたいことは

日常における「もの置き場」と

なってしまうことです。

 

丁度良い場所に

丁度良い高さのスペースがあり、

普段使うものや

一度使用したものを「とりあえず」

置いてしまいがちです。

 

一つか二つならまだしも

様々なものが重ねておいてあるのは

単純に空間全体の

見た目の美しさを損なうだけでなく、

いざという時に

目的のものを

見つけにくくなるといった

弊害も生み出します。

 

リビングテーブルを

導入するにあたっては

ものを置きっぱなしにしない

という意識を高めると同時に、

その近くに

片づけを行い易い

収納家具などを

配置することもお勧めです。

 

例えばソファの横に

座面と同程度の

小さい収納家具があるだけでも

「そこに物を入れる」という

意識を根付かせて

空間を美しく見せるとともに、

テーブルランプなどを置いて

よりインテリア性を

高めることが可能になります。

 

暮らしの雰囲気を空間から

イメージする事も

設計時には大切な時間です。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

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気軽にご連絡ください。

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インテリアと暮らしの雰囲気をデザインする手前の段階に住まい手さんをご案内して家具のサイズや座り心地などとあわせて間取りのサイズ感をイメージする設計デザインの基礎部分を打ち合わせ。

2024年04月01日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

新しく、家を新築したり

リフォーム

リノベーションを考える際に

家具も一新したいという方は

多いと思います。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて

 

この日は住まい手さんと一緒に

住まいの間取り検討に合わせて

インテリアの方向性検討に

家具ショールームへご案内を・・・・・。

 

家具は実際に間取りの中に

どのようにレイアウトするのかによって

見え方も変化するので

そのあたりも重点的にご説明しながら

背もたれの「見える」という意味を

ご説明させていただいたり・・・・・。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて

 

新築やリフォームの際に

新しく購入する家具としては

以下のようなものが多いかと思います。

 

 

ダイニングテーブルと椅子

テレビ台ソファ前のサイドテーブル等

 

家を新築・リフォームするなら揃えたい

家具にも方向性が重要です。

 

そして

間取やプランを考える際には、

予算やどんな家具を置きたいか、

事前に打ち合わせする事が大切です。

 

例えばダイニングテーブルですが、

丸テーブルと

四角いテーブルでは

暮らしのプランも変わってきます。

 

予算検討もとても重要です。

 

ダイニングテーブルは

良い物を選ぶと価格差も大きくなりますし、

椅子も1脚それぞれ

オーダーの場合もあります。

 

総予算の中に入れて

家づくりを検討していくと、

家が完成した後で

家具を新しく購入する

予算がないという事も防げます。

 

僕は、いつも家造りの計画の際には

家具を見る事から

始めるようにしています。

 

サイズ感やどのようなレイアウト

どのようなインテリア性があり

肌感はどのような雰囲気が好みなのか?。

 

住まい手さんにとって

しっくりくるのかどうか?。

 

色々な考え方があるかと思いますが

僕は基本的にサイズ感や

座り心地、

直接体に触れるソファや椅子

勿論テーブルも

心地に寄り添うところを

まずは「住まい手さん自身も知る」ところから

始めの提案としています。

 

家具のレイアウト、

寸法によって

間取りのサイズ感も

部屋構成も実は大きく変わりますかtら。

 

家具だけでもなく

間取だけでもなく

両方を意識して

暮らしを考え始めるように。

 

家づくりの中で、

どんな家具を置きたいか

どのような生活空間が

住まい手さんにとって最適なのか?

一緒に話しながら

プランを考えていきたいと

思っています。

 

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インテリアコーディネート、ダイニングチェアはデザインを「揃えるべき」か「揃えないべき」か?。複数のダイニングチェアを異なるデザインとする事も暮らしやすさや空間設計デザインでの雰囲気のつくり方。

2024年03月23日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

ダイニングチェアは

デザインを「揃えるべき」か「揃えないべき」か?。

※ダイニングチェアにそれぞれ個別の椅子を提案(ファブリックの色違いと背もたれ付ベンチシート型)

 

複数のダイニングチェアを

異なるデザインとすること

暮らしやすさや

雰囲気のつくり方の考え方の一つ。

※ダイニングテーブルとは別の対面式カウンターにも雰囲気の異なる椅子の提案

 

いわゆる「ダイニングセット」という文字を

目にする、

あるいは耳にすると

ひとつのテーブルを複数の

同じデザイン・同じ色の椅子が

囲んでいるものを

想像する人も多いかと思います。

 

ダイニングテーブルには、

それとデザインやテイストを

揃えた椅子を合わせるのが

一般的なスタイルと言えます。

 

そして、

その椅子が複数あるのであれば、

そのデザインや色合いは

すべて「揃っている」ものでないといけない、

と考えてはいないでしょうか?。

 

ダイニングテーブルと椅子、

つまりダイニングチェアを

同じデザインやテイストのもので

セットで揃えると、

まとまりのある印象になり、

それは往々にして

良い印象を与えます。

 

人は統一感のあるものには

好感を抱くためです。

 

しかし、

現代のダイニングセット選びは、

あえてダイニングテーブルと

ダイニングチェアの雰囲気を

異なるものにする、

あるいは複数の

ダイニングチェアを

異なるデザインとすることもあります。

 

それはダイニングテーブルや

ダイニングルームの役割が

以前とは変わってきていることや、

個々に異なって

当然である「座り心地」が

重視されるように

なってきたことにも起因します。

 

同じダイニングチェアで

揃える考え方が始まった理由とは?。

 

日本では長い間、

床に座って座卓を囲んで

食事をとるスタイルが主流でした。

 

しかし、

戦後の住宅改革にともなう

ダイニングキッチンの定着は

特に高度成長期にわたって

爆発的に国内に広がり、

椅子に座ってテーブルで

食事をするスタイルも

決して珍しいものではなくなりました。

 

それは今まで無かった

生活スタイルの広がりを意味し、

家具業界は

ダイニングテーブルと

ダイニングチェアの生産を

増やすようになります。

 

そのような流れの中で

求められることは、

生産の効率化でした。

 

より多くの家庭の需要を満たし、

業績を上げるべく行ったことは

いわゆる「セット売り」であり、

同じものをたくさん生産することです。

 

そのスタイルでの

販売方法が主流となれば、

今よりも

情報を得る機会の少ない時代の

消費者は

それが当然と思うようになります。

 

また、

大量生産を行うなかでは

家具は「着色」されることも多くなりました。

 

特に木製のものは

着色することで

木の木目や色目を整える必要はなく、

大量生産は容易になります。

 

大量生産と着色を施さないことで

デザインやテイストを

揃えたものを前面に押し出すことは、

いつしかダイニングテーブルと

ダイニングチェアは

揃っていないといけないのでは?

という考え方を定着させました。

 

ダイニングチェアは

すべて揃いのものでないといけない

というのが定番の

選び方となったのです。

 

ダイニングチェアにも

自分に合ったものを

求めるようになってきた時代は進み、

最近ではダイニングチェアを揃えない、

もしくは揃っていなくても良い、

という選択をする人も

多くなっています。

 

「揃えない」「揃えなくても良い」と

考える人が増えてきた最大の要因は、

多くの人が椅子選びの本質を

理解しはじめたからではないでしょうか?。

 

椅子の本来の役割は

着座することによって

体の負担を減らす道具である、

というものです。

 

インテリアである以上

デザインや見た目は

非常に重要ですが、

椅子は人が身体を預けて

寛ぐものであり、

その前提はしっかりと

確立されているべきです。

 

たとえ家族であっても

体型も違えば、

その場所での過ごし方、

過ごす時間などもそれぞれです。

 

いわゆる「座り癖」というものも

当然そこには存在しています。

 

僕が受託の設計や間取りに取り掛かる前に

家具ショールームへご案内するのは

そういった分部をどのように

暮らしに反映するべきか?

というところを「体感」し

イメージしていただく為でもあります。

 

勿論「家具」と「間取り」の

スケールを確認する事も含めて。

 

話をもとに戻すと、

現代において

ダイニングテーブルは

非常に多用途な家具となっており、

リビングダイニングで過ごす時間も

比較的長時間化しています。

 

ということは

そこで使用する

ダイニングチェアに座っている時間も

長くなるわけで、

それぞれ自分に合ったものが

欲しくなるのは

当然の流れとも言えます。

 

その結果として、

ダイニングチェアは

デザインが揃っていなくても構わない、

と考える人が増えてきたのです。

 

使い勝手を考えて

椅子を変えるという考え方、

そして、

ダイニングチェアを

暮らしの道具として見た場合に、

その使いやすさや

機能性は軽視できません。

 

例えば、

肘掛けのあるアームチェアは

その場で寛ぐには

非常に有能なものとなります。

 

一方で立ったり座ったりが

多い場合には、

肘掛けの分だけ

椅子を後方に

出さなくてはいけなくなり、

これが特に慌ただしい朝や

食事の準備で忙しい場合には

ちょっとしたストレスにもなります。

 

そういったことから

同じテーブルで

キッチンに近い方に

アームの無いアームレスチェアを、

キッチンから遠い方に

寛ぐことのできるアームチェアを置く、

というスタイルを提案する事もあります。

 

統一感を出すには

雰囲気が揃っていれば大丈夫です。

 

統一感というのは

空間を演出する上では、

比較的容易に

上級感を演出できるものとしては

おさえておきたい要素です。

 

ダイニングでこれを行うのであれば、

ダイニングチェアの

デザインを揃える必要こそなくても、

色合いを揃えることで

空間に落ち着きと

統一性が生まれやすくなります。

 

例えば、

色合いやテイストを揃えておけば、

仮に4つの椅子が

全て異なるものだったとしても

決してちぐはぐな感じにはなりません。

 

デザインの選択肢と

イメージのつくり方次第で

全体に調和がとりやすくなります。

 

それさえ守っておけば

ダイニングチェアのデザインが

すべて異なっていても

問題はありません。

 

やはりある程度

揃っていた方が安心する、

ということであれば

2脚ずつ変える、

などの規則性を持たせると、

座り心地や使い勝手

も満たしたうえで

統一性をより出しやすくなります。

 

セット販売のものは

量販品になることも多く、

その場合はコスト面を

抑えることもできるでます。

 

また、

色々と探す手間や

時間を掛けずに済む

というメリットもあります。

 

しかし、

一方で整ったダイニングセットは

空間を彩るインテリアとしては、

どこか味気なさを

感じてしまうこともあります。

 

最近、

街中のカフェやインテリアショップなどで、

あえて揃えないチェアの

組み合わせを見かける事も増えました。

 

インテリアでよく目にするこのスタイルは、

逆にこだわりや洗礼された

印象を与えます。

 

また、一脚一脚、

気に入ったデザインや

自分に合った座り心地のものを

選べるという

楽しさもあります。

 

座り心地の良いダイニングチェアは、

その場所での

居心地よさを生み出します。

 

家族皆が居心地の良い

ダイニングとなるような

椅子選びを行って、

日々の暮らしを

より快適なものにしてみませんか?。

 

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暮らしのアイテムとして考える照明AJランプ・建築家アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテル現ラディソン・コレクション・ロイヤルホテルを設計した際エッグチェアやスワンチェアと共にデザインした照明。

2024年02月29日 | インテリア 家具 IDC大塚家具
 
 
 
暮らしのアイテムとして考える
照明のデザイン。
 
 
 
AJランプ
建築家 アルネ・ヤコブセンが
1957年にコペンハーゲンの
SASロイヤルホテル(現ラディソン・コレクション・ロイヤルホテル)のために
あの有名な「エッグチェア」や「スワンチェア」と共に
デザインした照明です。
 
 
wall、table、floorとサイズも使い勝手も
色々なバリエーションがありますが
すべて素敵です。
 
華奢なポールと
左右非対称の円錐形のシェードの
絶妙なバランスを素敵と感じている人も多いです。
 
住まいを計画する際に
ルイスポールセンの商品から
空間のバランスとインテリアを考慮して
ご提案させていただく事もあります。

デザインされてから
50年以上たった今でも、
新鮮さを感じさせます。
 
それって凄いことですよね。
 
細かいところに拘りつつも、
シンプルなデザインなので、
空間を選ばず、
いつの時代でも愛される
不変がそこには存在していると思います。
 
近々YAMADA×IDC大塚家具
大阪南港ショールームに
インテリアの件で
SRアドバイザーと話す予定もあるので
少し照明コーナーへ立ち寄って
本物との時間共有から
暮らしのアイデアを練ろうかと思います。
 

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建築家が考えるインテリアと家具のコーディネートについてまず最初に住まい手さんと考える暮らしの優位性について家具の存在提案を間取りと暮らしに融合するように。

2024年02月12日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

一戸建て住宅とマンション住戸で

家具の選び方は変わるのか?。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームにて

 

住宅というものを大きく分けた際、

一軒家と呼ばれることも多い戸建と

マンションやアパートなどの

集合住宅に分かれます。

※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームインテリア提案にて

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームインテリア提案にて

 

戸建・集合住宅、

いずれにしてもそれが

持ち家か賃貸かという違いはあり、

賃貸においても誰(どの団体)から

借りているのかなどで

呼び方が変わることもあります。

 

どちらのスタイルの

住まいで暮らすとしても

そこには家具が必要です。

※分譲マンション(共同住宅)間取り事例

 

戸建とマンションでは

家具選びは変わるのでしょうか?

 

戸建でもマンションでも

家具の選び方は変わらない.

 

 

間取りや住まいについて

質問をする際に

ウチは一戸建ではないので

大きな家具は置けない

というお話しを伺うことがあります。

 

この点については

賃貸でも広い間取りを有する

物件もあれば

戸建でも置くことのできる

家具が限られるケースもあり、

あまり大きな問題ではありません。

 

つまり、

結論から言ってしまうと

戸建であってもマンションなどの

集合住宅であっても

家具の選び方はそこまで

変わらないものです。

 

家具は暮らしの道具であり、

同時に場を華やかに、

あるいは落ち着かせる役割を持っ

インテリアでもあります。

 

見た目だけでは

実際の使い心地に欠ける可能性もあり、

使い心地が良いものでも

見た目が気に入らなければ

長い期間愛用することは

難しくなるかもしれません。

 

使い勝手と美しさを兼ねている

というのが前提であるとして、

住宅の形状に関わらず

空間や使用人数に対して

適正なサイズであるか?

長期の使用に耐えうる

耐久性を持っているか?

あるいは持っていないと割り切るのか?

という点は非常に重要であり、

さらに空間の雰囲気との

相性や好みがそこに加わります。

 

それは戸建住宅であっても、

マンションをはじめとした

集合住宅でも変わりません。

 

厳密に言えば

戸建住宅の方が

注文住宅という選択肢があることから

間取りや内装の自由度が高くなります。

 

対してマンションは特に分譲の場合、

比較的似通った

間取りになることが多いです。

 

しかし、

中古マンションの

リノベーションという

住宅購入方法も定着しているなか、

マンションなどでも

間取りの自由度は高くなっています。

 

戸建とマンションでは

搬入経路の確認場所が異なる。

 

戸建であっても

マンションであっても

家具の選択自体に大きな違いはなく、

重要な点は使い勝手・美しさ

空間との適性にあります。

 

そのうえで気を付けておきたいのは

「搬入経路」の違いです。

 

搬入経路とは

家具が室内の想定の位置に

辿り着くまでの道筋であり、

この確認は戸建・マンション問わず、

事前に必要なものです。

 

この搬入経路については

戸建とマンションで

気を付ける部分がやや異なります。

 

まず戸建で気を付けたいのは

2階以上に家具を設置する際に

階段を使用する場合です。

 

階段部の天井までの高さが低く

高さや幅のある家具が

通過できない、

あるいは曲がり角(クランク)があることで

奥行きのある家具が

通過できないケースは

往々にしてありえます。

 

その際には

2階に大きな開口部があり、

手摺も十分な強度があることが

条件になりますが

吊り上げ搬入も選択肢となります。

 

あるいは様々な事情から

吊り上げ搬入が難しい場合は

クレーン車を使用するケースもあります。

 

マンションにおいては

エレベーターの有無と

そのサイズの確認が重要です。

 

高層階の場合は

特にエレベーターの存在は

不可欠です。

 

築年数が長いマンションの場合、

エレベーターが装備されていても

現代のものより間口の高さも

室内の天井高も小さいケースも多く、

特に大型家具を搬入する際には

事前の確認は必須です。

 

また別の視点で言えば、

セキュリティが高いマンションの場合、

事前に管理室へ

書類の届け出が必要なこともあります。

 

さらにタワーマンション等でみられる

地下駐車場からの搬入の場合は、

場内の制限高規制により

トラックの種類が限られるケースや、

搬入専用のエレベーターや

台車使用が制限されるマンション、

さらには通路内養生や

エレベーター内養生が

必須となるマンションもあり、

搬入経路と合わせて

事前の確認が大切です。

 

吊り上げや事前の準備、

れらを事前に行ったとしても

結果的に搬入が難しい場合もありえます。

 

その際には

次善策としてサイズを再度検討するか、

現場で組み立て可能なものを

検討するのも一手です。

 

いずれにしても

当日になって困ったことにならないよう、

事前の確認を家具販売店の

スタッフの助けも借りながら

行っておくのが正解です。

 

壁面収納や吊戸棚を設置するなら

「壁の下地」をチェックもうひとつ、

戸建とマンションでの家具選びにおいて

注意点の違いを挙げるとすれば

「壁面固定」についてです。

 

壁面に固定を行うには

いくつか条件があり、

特にマンションの場合は

戸建てに比べて

条件が厳しくなることもあります。

 

賃貸だと

家具の固定に必要な

壁への穴開けが

禁止されていることが多くみられます。

 

分譲マンションでも

構造用の壁は共有部分とみなされ、

穴開けができない場合があります。

 

また、

壁面収納を設置する壁は

隣の住戸との間にある

戸境壁になることも。

 

この戸境壁は共有部分にあたり、

家具をビスなどで

固定することは禁じられている

場合が多々あるのです。

 

分譲マンションであっても

マンションの管理規定などを

必ず確認するようにしましょう。

 

取り付け可能な壁であった場合、

次に確認するのは壁の下地です。

 

吊戸棚や壁面収納等を壁固定する場合、

戸建・マンションのどちらの場合も

「下地」の確認が必須となります。

 

マンションの壁や間仕切りは

間柱という柱を等間隔に立て、

そこに防火性・遮音性などに優れた

石膏ボードを取り付け、

その上にクロス(壁紙)を

貼っていることが多くみられます。

 

このような石膏ボードに

家具を固定する場合は

柱の位置を探して

柱にネジを締めて固定するか、

柱のない空洞の場所でも

取り付け可能なアンカーという

補強アイテムを使い固定するかの

2種類に分かれます。

 

ただし柱への固定でない場合は

あまり重いものは取り付けできません。

 

壁の裏のどこに柱があるかは

市販されている

下地センサーを使えば

調べることができます。

 

新築やリフォームの際に

予めその予定で

下地をつくっている場合には

その下地にあわせて取り付ける事になります。

 

戸建住宅とマンションにおける

家具の選び方は

大きくは変わりません。

 

しかし、

住宅の形状やそれぞれの事情によって

気を付ける部分、

事前に確認すべき点が

異なる場合もあります。

 

新築やリフォーム・リノベーションの

設計ご相談をいただいている場合は、

同時にインテリアデザインと

間取り要素として

家具についても御相談を行っています。

 

引っ越しをや模様替え等の機会に

家具を検討したいという皆さまからも

御相談をいただく事もありますので、

インテリアコーディネートプランも

設けています。

 

実際にホームページからも

問い合わせを多くいただいていますので

家具や部屋の模様替えで

悩まれた際は気軽にご相談下さい。

 

家具と間取りと暮らし方から考える

住まいづくりを丁寧に。

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住まいと暮らしの設計デザインに家族の距離感と暮らし時間における居心地のデザインを提案する事、基本的な計画の際に考えておくべき部屋、空間における家具やインテリアの事と空間構成。

2024年01月14日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

 

住まいづくりの事

設計デザインで変化する

暮らし良い心地良さの差にも

色々な理由があります。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム

 家具サイズ・レイアウト検討要素事例

 

どのような視点を持って

考えるのかで

変化する心地の差について少し。

 

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム

 家具サイズ・レイアウト検討要素事例

 

僕は建築計画や

インテリア計画を行う際に、

計画の原論も大切にして

人間の行動の癖とか

心理的な距離感を意識して

設計をイメージしています。

 

居心地に行動特性と

インテリア空間の関わりについて。

 

先ずは人間の行動特性について。

 

ポピュレーション・ステレオタイプ。

 

例えばですが、

ドアノブを目の前にして、

あなたはどちらへ回して

扉を開けますか?。

 

インテリア空間の

コーディネートや

建築計画を行う上で

意識しておかなければ

ならないことに、

人間の行動の癖(くせ)や

心理的な条件などがあります。

 

公共建築や不特定多数が

利用する建築でもそうですが

緊急用の「アンチパニックドア」や

 

※緊急避難を容易にするドアを

 アンチパニックドアとも呼びます

 

避難口の考え方もそうです。

地震や火災等、

その他の際でも逃げる際に、

基本的には

ドアを進行方向に押しますよね。

 

人間の行動に見られる、

ある程度共通した

癖や行動特性のことを

ポピュレーション・ステレオタイプと呼びます。

 

例えば右利きの人に

見られる

ドアノブは右に回せば開く

という行動特性は

世界的にも共通してみられ、

このような特性は

スピーカーのダイヤルは

時計回り、

右に回せば大きくなるなどの

操作機器の設計にも

応用されています。

 

右に回す、押す、上や右にずらすと

電源オン、増加、加熱、

ネジやボルト等で

締めるという効果があります。

 

そうは言っても

ポピュレーション・ステレオタイプは

地域や民族により

違いがあることもあり、

また「右利き」と「左利き」の

違いだけでも、

かなり使い勝手が

違ってくることも

理解しておかなければなりません。

 

デザインが良くて

形が気に入っても、

使う人にとって

使いにくいモノでは

困ってしまいますよね。

 

特に外国製の

機器や設備を選ぶ際には、

よく確認する事が大切。

 

そして、パーソナルスペース。

アメリカの環境倫理学者の

ロバート・ソマーは、

1969年に出版した著書の中で

他人に侵入されたく無い

そういった空間である

パーソナルスペースを提案しました。

 

パーソナルスペースとは、

他人に近付かれると

不快に感じる空間のことで

パーソナルエリア、

個体距離、対人距離とも呼ばれます。

 

意外かもしれませんが、

一般的に

女性よりも男性の方が

パーソナルスペースは

広いとされていて、

男性は人が前方にいるのを嫌い、

女性は周囲から

他人に見られるのを

嫌う傾向がみられます。

 

男性のパーソナルスペースは、

前方を集中して

見る特性があることから

前方に長い楕円形で、

後ろや横の半径が

短い形をしています。

 

それに対して

女性は視野が広く

全体を見渡す特性があることから、

前後左右が均等な

円形をしています。

 

また、

パーソナルスペースは

親密な相手ほど狭く

ある程度近付いても不快さを感じない、

逆に面識の無い相手

などに対しては

広くなっていて、

社会文化や民族、

個人の性格や

その相手によっても

大きな差がありますので

先に書いた違いについては

環境によっても異なるので

参考までに・・・。

 

パーソナルスペースという言葉は、

たびたび「縄張り、領域」

という意味の「テリトリー」という

言葉と混同されることがありますが、

パーソナルスペースは

中心に居る人間とともに

移動するものに対し、

テリトリーは

人間が移動しても

その場に存在し続けるものです。

 

「テリトリー」は

もともと動物生態学上の

「縄張り」という意味で

使われていた言葉です。

 

人と人との

関わり合いの中での

距離には、

物理的な距離と

心理的な距離があります。

 

1966年、

アメリカの文化人類学者

エドワード・ホールは、

人間のコミュニケーションに

関わる距離を

以下の4つに分類しました。

 

密接距離(Intimate):最も親しい関係。

体を密着させたり、

手で触れ合える距離。

 

個体距離(Personal):親しい友人程度。

相手の表情が詳しくわかる。

 

社会距離(Social):知らない人同士が

会話をしたり、

商談をする場合に

用いられる距離。

 

公衆距離(Public):2者の関係が

個人的なものではなく、

講演者と聴衆と言うような

場合の距離。

 

嫌いな相手に対しては、

距離に関わらず

視認できるだけで

不快に感じるケースもあります。

 

ソシオペタルとソシオフーガル。

空間を設計する際に

例えば家族で集まったり、

パソコンで仕事をしたり、

家族と居ながらも

個人の時間を同じ空間で

楽しんだり・・・・・。

 

人間が集団で行動する場合、

目的に応じて

様々な型を形成しますが、

企業オフィスでの

机の配置方法は

その好例といえます。

 

例えば、

常に社員同士の

コミュニケーションが図られ、

連絡や相談が

頻繁に行われることによって

社員が活性化する

そのような業務では、

お互いの顔を見ることができる

ソシオペタル型の机の配置が

取られることが多いです。

 

一方、設計や製作といった

個人での集中した

仕事を行われるような部署では、

お互いの顔が見えない

ソシオフーガル型の

机の配置が見られます。

 

※空間家具の配置例

 

オフィス以外でも、

向かい合って

コミュニケーションが

とりやすい状態の型を

ソシオペタル、

互いに干渉しにくい

状態の型を

ソシオフーガルと呼びます。

 

これらの配置は、

イギリスの精神科医である

ハンフリー・オズモンドが

自身の精神病院の

待合室に座っている

患者さんを観察することにより

考案されました。

 

家造りにおいても

空間の捉え方や

家具のレイアウトにおいて、

人間の行動特性、

パーソナルスペース、

集団の中の配置のかたち、

暮らしの空間要素には

そういった目に見えない

意識の部分も

設計の中に組み込むことが

大切だと考えています。

 

勿論・・・それぞれの

家族の関係性や

暮らし方の価値基準を

家造りの空間要素に含めて。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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注文住宅の設計デザインだから出来る暮らし全体でのコーディネート、座っているのに疲れるという事はありませんか?家と空間という付加価値に対して家具として質の持つ意味をデザインする事も大切な設計の付加価値。

2024年01月11日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

家の中で過ごす時間の事。

色々なタイプの椅子、

ソファに座って過ごす事も

多いと思います。

 

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム

 

座っているのに

疲れるという事はありませんか?

 

家と空間という

付加価値に対して、

家具として、

インテリアとして

質や役目の持つ意味を

デザインする事も大切です。

 

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム

 

そういう意味で

暮らし方、ライフスタイルと同様に

自分に合ったインテリアや

過ごす為の「ギア」としての価値。

 

自分にあった家具である事。

何故座っていても

疲れるのか・・・?。

 

食事、仕事、歓談、余暇の時間。

私たちは椅子に座って

様々なことを行い、

多くの時間を過ごしています。

 

「座る」という行為は

「自重を何かに預けている」

という状態であり、

「立っている」よりも

身体的な負担が

軽減されているということです。

 

それにも関わらず、

長時間着座していると

疲れを感じる、

という人は少なくありません。

 

それはなぜでしょうか?。

 

立っているよりも

座っている方が

楽なのはなぜか?。

 

立っているより

座っている方が楽と感じる、

あるいは実際そうであるという

理由を考えてみます。

 

まずは筋肉の活動率の違い

という面があります。

 

通常、

人間は直立状態を

維持するためには

骨(と靭帯)だけでは難しく、

「抗重力筋」という

筋肉が活動することで

身体のバランスを保っています。

 

端的に言えば、

重力に対抗して

正しく安定した姿勢を

維持しているという事です。

 

座っている状態は

抗重力筋の活動が

抑えられている状態ですから、

立っている状態と比べて

エネルギー消費が

低い(状態)と言えます。

 

体内のエネルギーは

消費すると「乳酸」と呼ばれる

疲労物質が生成されます。

 

これが疲れの原因の1つです。

よく(乳酸が溜まる)といわれるものです。

 

座っている場合は

筋肉の活動量が少ないので

疲労が溜まりにくい、

すなわち楽な状態だと

考えることができます。

 

もう1点

交感神経と副交感神経の作用

という観点でも

違いは明白です。

 

立っている時は

交感神経が

優位な状態とされます。

 

エネルギー代謝量が

多いことに加えて

各種神経も

興奮している状態です。

 

つまり体内のエネルギーを

「より」使うこと、

つまり疲労に繋がります。

 

一方で座っている場合は

副交感神経が「優位」な

状態です。

 

穏やかな安静状態に

身体をコントロールします。

 

この2点から

立っているより

座っている方が楽だと

いう状態に考えられる訳です。

 

勿論「気分」もそこには

付加されています。

 

では楽な姿勢を

とっているのに

何故疲れてしまうのか?。

 

あるいは

腰や肩に痛み・疲れを

感じることになるのか?。

 

それには以下のような

理由が考えられます。

 

座っていても

疲れるのはこれが理由。

 

まず「背中のS字ラインの崩れ」が

考えられます。

 

人の背骨はS字型に

カーブした形状です。

 

正しい姿勢だと

背骨のS字のカーブが

しっかりと保たれ、

その姿勢を保つことで

疲労感が抑えられます。

 

しかし、

実際には椅子に座り

パソコン作業などを行うと

頭が前傾し

背骨のS字のカーブが

崩れてしまいます。

 

つまり、

背中が丸まっている状態です。

 

その状態を

しばらく続けていると、

背中や肩の

筋肉の張りや

内蔵の圧迫に繋がります。

 

また、

前傾姿勢は

腰や椎間板への

負担も大きくなります。

 

S字型のカーブ=理想的な姿勢をサポート

「しない」椅子に座ることが

着座時の疲れの

原因になってしまうのです。

 

あるいは椅子のサイズや

テーブル・デスクとの高さの

バランスが

自身の体型に合っていない

可能性があります。

 

特に椅子の

座面高さに関しては

体圧分散を

効率よく行う意味でも

足裏がしっかりと

床に着くような

調整が必要です。

 

その上で

テーブルの高さなども

椅子の座面高に合わせて

適切でないと

姿勢の歪みに繋がり、

疲れやすくなるのです。

 

バランスが悪くて

気持ちわるいという事は

ありませんか?。

 

疲れにくい

椅子の条件とは?。

 

では所謂「疲れにくい椅子」とは

どのようなものを

指すのか?。

 

それは

背骨のS字カーブを

サポートしてくれて

体圧分散性に優れ

自身の体型に

合っているものです。

 

椅子に座った際に

自然と腰回りに

椅子の背板が

フィットしてくれるような

椅子が良いかと思います。

 

また、

腰が当たる部分の

面積も広い椅子が

おススメです。

 

デザイン性が高くても

細いアームや背板の椅子は、

身体に当たる部分が

狭いため

長時間のサポートには

向いていません。

 

人は長く座っていると

どうしても体を左右に動かし、

可動させながら

楽な体勢を整えようとします。

 

その際、

腰回りは可動させる程の

サポートの幅が無ければ

自然と体を動かすことが

できません。

 

フィット感が高いと

共に適度な

可動幅があることで

疲れが出にくい

椅子となります。

 

次に体圧分散とは

その名のとおり、

身体に掛かる圧力(=体圧)を

一か所ではなくて

できるだけ

複数の箇所や

広い部分に「散らす」ことで、

身体の負担を

和らげることを言います。

 

私たち人間の身体には

必ず曲線があり、

凸凹(でこぼこ)があります。

 

例えば

平らな床に

仰向けに寝転んだ場合、

身体の中でも

出っ張った

臀部・後頭部・肩甲骨など

床に触れる部分には

体圧がかかりやすくなります。

 

接地面に

触れる面積を

多くすることは、

通常では接地しないような

身体のへこんでいる部分も

支えることができるので、

身体全体の負担を

減らすことができるのです。

 

人間の体型を考えた曲線は

美しさを持って

座り心地の究極を

表現しています。

 

しっかりとお尻全体が

包み込まれるような

心地良さを

きちんと「実物」で

体感する事が

インテリアの選択には

重要です。

 

そういう意味で

僕は家造りの

ご相談をいただいた際は

間取り検討時には

必ずインテリアについて

提案や家具ショールームへ

ご案内させていただき

体感する時間を

提案させていただいています。

 

足裏が床にしっかり

設置することも

この体圧分散においては

重要です。

 

単純なデザインではなくて

暮らしの趣も含めて

それぞれの

住まい手さんにとって

過ごしやすい

空間と価値観の提案として

椅子を選ぶような時には

いくつもの候補から

「これが良い」と思える

選定時間を大切にしています。

 

座面高の調整などの

対応ができる商品も

検討する際の

前提になります。

 

暮らしに関する提案に

過ごす時間の価値として

家具の持つ効能も大切に。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

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注文住宅を新築する場合、リフォームする場合、設計やデザインの過程で基準とは別の防災観点から庭・外構の構成や家の間取りから避難経路と共にカーテン類の存在も様々な価値観からインテリアコーディネート。 

2024年01月06日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

窓際の

ウインドートリートメントと呼ばれる

カーテン類を選ぶ際にも

ある意味で、

防災の観点からの選び方も存在します。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港

ショールームにてカーテン類の

イメージ選定打ち合わせ

インテリアや窓際の

機能性という側面とは別に

購入の際には「これ」を

チェックしておくことも

一つの考え方です。

火災という側面から。

住宅の防火対策が

いかに重要かということ。

※YAMADA×IDC大塚家具

大阪南港ショールームにて

カーテン類のイメージ選定打ち合わせ

避難という経路等を考える事と

間取りの中でも

外構(庭)計画の中でも

逃げ場を考えておくことと同時に

住まいには燃えやすいものが

沢山存在します。

木造でも、

防火上の対策は可能で

色々な基準や

例えば準耐火建築物等とする構造制限と

同等の構造として扱われる

建令136の2-2-ロ R1国交告示194第4

等を考える事も一つの家造りでの

価値基準ですし

詳細は省きますが

地域や建物規模での法律規制ではなくて

自主的に、任意での

鉄骨造やRC造での準耐火や耐火も選択肢です。

立地や建築本体だけに

目を向けるのではなくて

その周辺で考えると

家の中に置く物にも

考えを及ぼしておくことも大事。

その中でもカーテンは着火確率が高く、

延焼拡大につながるものの

ひとつといえます。

消防庁の統計でも

防炎物品のカーテンを使用していたことで

火災が小火で済んだ事例が多くあります。

そこで注目したいのが防炎性能のある

カーテン類の存在です。

防炎とは燃えにくいことを意味します。

燃えやすい性質の繊維などを

改良して燃えにくくすることで、

マッチやライターなどの小さな炎をあてても

その部分が焦げるだけで

容易に着火しません。

また、

着火したとしても

容易に燃え広がることがありません。

こうした性能を「防炎性能」といいます。

防炎物品には「防炎表示」が付いているので、

防炎性能のカーテンを選ぶ際には

この表示を確認すると良いです。

この表示を使用することができるのは、

消防庁長官によって「登録表示者」として

登録された業者に限られています。

※カーテン類だとカーテンメーカーを指します。

また注意したいのは、

「水洗いすると防炎性能がなくなるもの」や

「ドライクリーニングをすると

防炎性能がなくなるもの」

「水洗いやドライクリーニングをしても

防炎性能がなくならないもの」

等に分別される事です。

その点も「防炎表示」を見ながら

しっかりと確認しておくべきです。

暮らしの周辺をどのように考えるべきなのか?

その都度、

意味は変わると思いますが

暮らしの側面を

考えておくことは大切です。

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家を建てる(家を新築する・リフォームする)間取りを考える前にライフスタイルと暮らしに必要な家具のイメージをどのように持つべきなのかを意識する時間は大切に。

2023年12月23日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

家を新築またはリフォームする際に

考える家具の事も色々と

間取りや暮らし方には関係します。

 

リビングにレイアウトする

家具の主役といえば、

やっぱり「ソファ」ですが・・・・・。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

家づくりや引越しを機に、

新しくお気に入りのソファを

購入予定だという方も

多くいらっしゃると思います。

 

そんなリビングで

無くてはならないソファですが、

選び方を間違えてしまうと

反対にリビングが狭く

見えてしまったり、

あまり使わないソファになったり

家自体が居心地悪くなって

しまったりします。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

では・・・リビングに置くソファについて、

どういう視点で選ぶと

部屋に馴染んで

居心地の良いリビングなるのか?

という部分を少し・・・・・。

 

以前にも何度か書いた事がありますが

ソファは意外と大きいという事。

 

家具メーカーから

色々な形のソファが出ていますが、

ソファのサイズの目安としては、

2人掛けで幅1,500㎜〜 

奥行800㎜2.5人掛けは幅1,800㎜〜 

奥行850㎜3人掛けですと

2,200㎜〜 奥行900 

このくらいのサイズが

ひとつの目安となってきます。

 

こうしてみてみると、

ソファのサイズに関わらず

1人が座るのに幅が

700㎜ほど必要になってくる事が

分かります。

 

3人掛けのソファを入れても

ゆとりがあるように見えますが、

ソファは置くだけではなくて

人が座ってくつろぐ家具です。

 

そのため足元には

スペースが必要となりますし、

移動の動作も人それぞれ異なりますし

ソファの横に飲み物や本、

タブレット等を置く事が出来る

サイドテーブルを置く場合は

ソファの横にもスペースが必要になります。

 

その為、

ソファ以外のスペースも

しっかり確保しておく必要が

ある訳です・・・・・。

 

目安としては

ソファの周りに最低300㎜、

正面には500㎜くらいの

スペースは欲しいものです。

 

インテリアショップや

家具店で家具を見ると

ついついデザインや

質感に視点がいってしまい、

ソファ本体のサイズが

部屋に入るかどうかだけしか

確認しないことが多いようですが、

実際にはソファの周りに

どれくらいの余裕(余白)が生まれて

ソファーでの姿勢が

どのように変化するのか?

そのスペースも含めて

部屋にレイアウトできるのかどうか?

 

室内への出入り口扉の開閉と

家具のレイアウトの関係性、

ソファに座った際に

室内から見える

窓の位置関係や風景、

壁の位置など、

居心地や暮らしやすさには

そこを検討する必要があるんです。

 

実際にソファの大きさが

リビングのサイズ等と

ボリュームが合っているのかを

確認する場合、

空きスペースを計算する事も重要。

 

リビングでの移動の頻度や

実際に居場所から

扉や出入り口付近へ移動する位置関係。

 

サイズが同じでも全て異なりますよね。

 

間取り検討と家具の検討には

そういう意識が大切。

 

インテリアを初期段階から

組み立てていく事も大切・・・・・。

 

ソファはどれだけ使うのかも同時に。

 

リビングにソファを

レイアウトする場合、

ソファは長く使うものだし

家族みんなが座れるサイズのものを

入れたいと考える方は

多くいらっしゃいます。

 

では、実際にソファは

どれくらい使うものなのか?。

 

例えば3人掛けのソファを買った場合

ソファを購入した当初は

夫婦2人で座ることも多いですし、

子供が小さい頃は

家族みんなでソファに

腰掛けする事もよくあります。

 

一方、ある程度時間が経ってくると、

例えば夫婦2人でも

同じソファに座るよりも

リビングやLDKの空間においても

個人がくつろいで座る事が

出来る場所である方が

重宝するケースもありますし、

子供も大きくなると

同じソファに一緒に座る時間帯も

少し変わってきます。

 

同じ家族であっても、

環境や年齢、

時間帯等によっても

距離感は違ってくるんです。

 

ソファの上で

ゴロゴロするケースも

ありますよね。

 

勿論ソファの上で寝てもOKですが、

その場合は

大きなソファを1人で使うことになり、

他の人は別の場所に

座ることになります。

 

そうなんです。

 

大きなソファがあっても、

家の中で役に立つ期間というのは

ライフスタイルの変化や

過ごすシーンによって

大きく異なるという事です。

 

リビングでの家具の存在を

どのようにインテリアとして

考えておくのか?

 

それも重要なんです・・・・・。

 

実際には使わずに

存在感のある家具を置く事で

ストレス化する事もありますから。

 

ソファの生活に慣れずに

ソファとテーブルの間の

床やラグの上に座ったり、

ソファが物置き代わりなったりしませんか?。

 

その為、

ソファを検討する際には

実際どれだけ使うものなのか?

 

また、

どのような使い方をするのが

暮らしや生活に合うのかを

間取り計画に取り掛かる前、

住み方の意識を計画する段階で

考えてみることが大切なんです。

 

なので僕は

家造りのご相談をいただいた際には

早い段階から「インテリア」の

ショールームへご案内させていただき

間取りとの融合前に

さまざまなシーンの想定を

イメージしていただくようにしています。

※トーヨーキッチンスタイル・インテリア大阪ショールーム

 

例えば、

それほど広くないリビングや

意図的に空間を操作する場合等であれば

大きなソファを置いてしまうよりも、

個人で使える1人掛けのソファを

それぞれ選んだ方が

良いこともあります。

 

小さいソファなら

位置を自由に動かせるので

リビングに可変性を

持たせることができますし、

部屋に圧迫感も出ないなど、

小さいソファならではの

メリットを活かす方法も

考える事もあります。

 

また、小さなお子さんがいる場合は

どうしても

ソファも汚れてしまうもの。

 

そのため、

最初は汚れることを前提にしつつ

家族みんなで座れるソファを、

そしてある程度子供が

大きくなった時に

その時点での

生活スタイルに合った

サイズ感のある

ソファに買い換えるなど、

ライフスタイルに合わせた

ソファの選択をするという方法もあります。

 

一方、

広いリビングであれば

何人も同時に座りやすい

ゆったりしたカウチソファを置いたり、

それにプラスして

オットマンを置くなど

リビングに合わせたサイズの

ソファプラスαを配置すると

リビング全体のバランスが良くなります。

 

そのような場合でも、

誰も使わないソファになったり

1人しか使わない

ソファにならないかどうか?。

 

この部分を意識しながら

ソファの選択とレイアウトを・・・・・。

 

ただの圧迫感のある

飾り物にならないかどうか?。

 

ソファはリビングの

インテリアとしての

重要な存在となる家具ですが、

その分存在感もあり、

ソファのサイズやカタチ、

色の選び方などによっては

圧迫感のある空間になってしまうなど、

ソファの選び方というのは

色々な検討要素があり、

逆にソファをレイアウトしない

建築の工夫も存在したり・・・・・。

 

価値観とイメージの連動を

暮らしの中にレイアウトする事で

過ごし方も

居心地も変化しますから。

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事を単独で考えるよりも

暮らし全体を丁寧にと思います。

 

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