縁側で庭を眺めながら
旅館で過ごすような時間を過ごす。
※廊下から眺める中庭の風景
その言葉の通り、
廊下等でもそうですが
移動だけの空間ではなくて
過ごす場所として
廊下や縁側をデザインする事。
※広縁から眺める中庭の風景
環境の良い場所を
間取りで調整して
部屋+αとすることで
廊下や縁側の過ごし方の価値も
自由度も上がります。
※広縁自体も過ごしやすい部屋のような空間にデザインした和モダンの家
縁側が暖かくて
すごく快適であれば
そういう空間になります。
大袈裟かもしれませんが、
廊下を暮らしの中心に考えると
過ごし方も変わります。
中庭をデザインしたり、
風景である庭をデザインして
その周辺を囲うように設けるように。
移動空間でもある廊下や縁側は、
その内側にリビング、ダイニング、
和室と部屋が続く構成も
間取りの効能を
底上げします。
縁側・広縁は
庭と室内とをつなぐ場所として
道路と居間との緩衝材のひとつとして
夏の厳しい熱環境を
和らげるクッションのような空間として
そして冬の暖かい陽射しを受け止める
窓辺の居場所として
いろいろな役割として
機能してくれたらと
設計の工夫を施す場所。
その場所で日常の中の
少し特別な時間を
過ごしていただけるように。
そこで暮らす人達が
それぞれの感覚で
お気に入りの居場所や
過ごし方を見つけて
それがどんどん増えていく
そんな家づくりの
お手伝いができたらいいなと思っています。
想像を膨らませながら
暮らしの価値について
「気持ちがいいな」「居心地がいいな」と
感じられるポイントを
随所にちりばめながら
いつも丁寧な暮らしの設計をと思います。
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建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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