人生の潤いを生み出す暮らしの空間を
設計デザインのチカラで・・・・・。
※設計デザイン途中内観提案CG
よく考えられた場所は
人の思考や人生に
程よく寄り添います。
建築の存在について
時々考えることがあります。
僕は建築というのは
とても社会的な存在だと思っていて、
それは例えば
多くの社会問題の
原因のひとつになるのも
建築の側面であるし、
それを解決させるのも
建築の役割であったりして、
つまり社会が変わることで
建築が変わっていくし、
建築が変われば
社会も変わっていくと、
本当に・・・イノセントに
考えている時間が多いんです。
それ自体は今も信じている
部分はあるんですが、
今までのようにことさら「建築の社会性」
ということを考えるほど
単純な場ではない事が見えてきます。
そもそも、
建築は社会的な存在であって
それは民間建築であっても
公共建築であっても、
建築とは誰かに
必要とされる「場所」だから、
その「社会」が
つくっていると思うんです
マクロ的な意味で。
それが仮に、
僕が主体としている
個人住宅であったとしても、
その個人の生活スタイルは
やはりその時代のスタイルや
暮らしてきた文化
という側面が価値観として
多かれ少なかれ投影されているから、
やっぱりある意味で
社会的な存在に
なっているというところ。
そして同時に、
それほどまでに建築と社会は
密接に関わっているにも関わらず、
その社会からは
建築はどう考えられているのか?
というところも・・・・・。
こういう建築の
良い部分も悪い部分も
そしてある意味では
祝福される部分も
悲しさを含む部分も、
僕に「建築は社会的」と
強く意識させる要因に
なっているのかもしれないのです。
だけど僕たちがというか、
少なくとも
僕が考えている「社会」というのは、
実はとても狭小な構成で「僕」が
認識可能な範囲のもので、
しかも判断の全てが
相対的なものであるから、
建築が社会と全く関わり合いを持たずに
自立した存在として
成立することは
無いかなと思うんです。
暮らしも住まいも
社会との関係性に
育まれるようなイメージ。
建築と人との関わる範囲を考えると
いつもそういうところも
イメージの中に入っています。
建築と人と暮らしの関係性を
デザインする
最初の入り口の哲学に。
愉しみと価値を生み出す
空間デザインが持つ
魅力を味わう場所の意味を
丁寧に考えてみませんか?。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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