奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

和風モダンの家に旅館のような風情と味わいを楽しむ和の美学と現代の暮らしが調和する広縁のある家づくり、風景のある暮らし、心地よさと機能美の空間設計に広縁の効能提案。

2025年01月15日 | 設計の事デザインの事

通路以上の価値を持つ

「広縁」のある暮らし、

美しき日本の家づくり・・・・・。

 

※中庭に面するように設計を施した間取り提案の広縁・縁側

 

かつて日本の住まいにおいて

「広縁」は、

庭と家を緩やかに繋ぐ、

極めて美しい

緩衝空間として

愛されてきました。

※夜になると灯りが漏れる事で生まれる味わいある空間に

 

それは単なる通路ではなく、

外の自然を感じながら

内なる心を癒す場。

※越前和紙を採用してデザインした障子と融合する静かな気品を持つ空間としての広縁の設計

 

日々の生活に

深い潤いをもたらす

知恵の結晶ともいえる

空間です。

※四季を通じて変化する中庭を味わう空間設計を施した広縁デザインの事例

 

現代の住宅においても、

この「広縁」の概念は

新たな息吹を吹き込まれ、

多機能かつ洗練された

ライフスタイルを支える場へと

昇華しています。

 

伝統的な美意識と

現代的な実用性を

兼ね備えた

広縁の魅力を深く掘り下げ

住まいの間取りを考える事で、

暮しに余白を持った潤いも

生まれるようになります。

 

広縁の普遍的な価値・・・・・。

広縁は、

単に家の内部と外部を

分ける役割を超えて、

「人」と「暮らし」「庭」を繋ぐ

象徴的な空間です。

 

この場所に立てば、

風や光、

草木の息吹が感じられ、

四季の移ろいが

家の一部として

溶け込んでいきます。

 

広縁のデザインには、

視覚的な美しさだけでなく、

心地よさと

静謐さをもたらすための

意匠が込められています。

 

たとえば、

天然木の床材が放つ

温もりや、

障子から差し込む

柔らかな光、

そして風景を楽しむように

庭との情景を設計する

窓の配置が、

心を和ませるリズムを

生み出します。

 

建築的視点・・・・・。

天井材には

杉や竹などの

自然素材を使用し、

天井高を少し抑えることで

心地よい「包まれる感覚」を創出。

 

壁には開閉を意識した状態を

計画する事で、

広縁全体に陰影が生まれ、

空間に深みを与える。

 

大開口部の窓を設けることで、

外部との一体感を強調しつつ、

快適性を維持。

 

現代の広縁の用途・・・・・。

リトリートスペースとしての

広縁の存在価値。

 

広縁は、

家の中で特に

自分だけの静寂を

楽しむ場としても最適です。

 

和室もそうですが

リビングや寝室の延長として

設計することで、

まるで小さな書斎や

読書スペースのような

使い方が可能です。

 

視界の先には、

手入れの行き届いた

庭や坪庭が広がり、

心を静めるひと時を味わう事も。

 

 家族のための多目的空間。

家族が集い、

絆を深める場所として

広縁に機能性

を持たせることも可能です。

 

昼間は子供たちの遊び場、

夜は家族揃って

日常とは異なる

食事のスペースや

星空を眺める場所として、

家族の記憶が

紡がれる場となります。

 

ホームオフィスとしての

新たな活用・・・・・。

リモートワークが

般化した現代では、

広縁を

ワークスペースとして

活用する事も一考です。

 

自然光を活かしつつ

適度に静かな環境が、

効率的でストレスの少ない

仕事空間を提供します。

 

広縁の設計における

重要なポイント・・・・・。

広縁を取り入れる際は、

以下の設計上のポイントを

考慮することで、

空間の魅力を

最大限に引き出すことが

可能です。

 

採光と断熱の両立。

広縁の大きな窓は、

明るい日差しを取り込む一方で、

夏場の熱気や

冬場の冷気を防ぐ

工夫が必要です。

 

Low-Eガラスや

環境との融合をよく考えた

パッシブ設計での

庇の活用、

環境との距離感等を

採用することで、

快適性を維持しながら

デザイン性も損ないません。

 

素材選びのこだわり・・・・・。

床材にはヒノキや杉などの

超仕上げを使用することで、

空間全体が木の香りに

包まれます。

 

また、

畳や和紙を

一部に取り入れることで、

座面を楽しむように

和モダンのテイストを

強調することができます。

 

屋外との一体感・・・・・。

庭との連続性を意識し、

植栽計画や

石畳の配置に

配慮することで、

広縁から眺める風景が

一枚の絵画のように

美しく仕上がります。

 

特にモミジやツツジのような

季節感を演出する植栽は、

広縁との相性が抜群です。

 

広縁がもたらす

生活の質の向上・・・・・。

 

広縁を持つ家での暮らしは、

単なる便利さを超え、

生活そのものに「品格」を

与えます。

 

この空間が生む時間の余白は、

忙しい日常の中に

心の安らぎをもたらします。

 

朝日の中で過ごす時間は

一日の活力を生み、

夕暮れ時には

穏やかな気持ちに

心が癒されるような・・・・・。

 

また、広縁は

住まい手のライフスタイルを

反映する空間

としての価値も持ちます。

 

趣味の場として、

あるいは自然と向き合う場として、

住む人の生き方そのものが

現れるようになります。

 

広縁は、

ただの空間以上の「体験」を

提供する場所です。

 

自然とともに

暮らしを楽しむ

日本の美学を

現代の住まいに

取り入れることで、

日常生活に

潤いと喜びをもたらします。

 

そして何より、

その存在が

間取りの工夫として

家全体に静けさと

優美さを宿し、

住まう人々の心を

豊かにしてくれる

付加価値の生まれる空間に

日々変化してくれるようになります。

 

もしあなたが

家づくりを考えているなら、

広縁を通じて

暮らしの本質的な美しさに

触れてみませんか?。

 

その選択は、

人生において

和をモダンに楽しむことにより

最も優雅な

環境となるかも知れません。

 

暮らしの環境に余白の生まれる

和の作法を身近に

そして

暮らしの趣を丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム
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ナチュラルテイストな和モダン×ペニンシュラ型キッチンが叶える上質な暮らし、自然と調和するLDK設計の間取りとデザイン提案で心地よい空間を実現する住まいづくり。

2025年01月12日 | 設計の事デザインの事

和モダンの温かみと

ペニンシュラ型キッチンの

利便性が織りなす

心地よいLDK・・・・・。

家族が自然と集まり、

季節を感じる生活の提案基準。

今回の画像に

表現されている

LDK空間は、

和モダンを基調とした

優しいデザインと、

実用性を兼ね備えた

ペニンシュラ型キッチンが魅力の

住宅設計となっています。

 

このスタイルは、

伝統と現代性を

絶妙に融合させ、

住まい手さんの日常を

上質なものへと

引き上げるものです。

 

具体的なデザイン要素と

暮らしの魅力を丁寧に。

和モダンデザインの魅力。

木材の温もりと

柔らかな光が生む

癒しの空間・・・・・。

 

今回の住まいのLDKでは、

木材をふんだんに使用した

見せる為の化粧梁(けしょうはり)や

フローリング

そしてセレクトした家具が

空間全体に

温かみを与えています。

 

特に天井の梁は、

視覚的なアクセント

であると同時に、

空間に「和」の要素を

強調しています。

 

さらに、

外の庭を望む

大きな窓や障子風の扉が、

自然とのつながりを

感じさせ、

四季折々の風景を

楽しむことができます。

また、

ペンダントライトや

天井照明が、

柔らかい光を

空間に拡散させることで、

リラックスした時間を

提供します。

この「光の演出」が、

居住者にとっての

心地よい暮らしを

実現しています。

ペニンシュラ型キッチンの

利便性・・・・・。

 

アイランド型キッチンを

片方壁付けする

シンプルなカタチと

機能性の両立。

 

ペニンシュラ型キッチンは、

アイランド型キッチン同様に

調理をしながら

ビングやダイニングで

過ごす家族と

自然なコミュニケーションを

取ることができるのが

最大の特徴です。

 

今回のデザインでは、

キッチンが開放的でありながら、

リビング・ダイニングと

「ゆるやかに区切られている」ため、

視覚的にも居心地の良い

仕切りが保たれています。

 

キッチンカウンターの

白い天板は清潔感を醸し出し、

収納はミニマルな

デザインで

生活感を隠す工夫が

施されています。

 

さらに、

ダイニングテーブルと

動線的には

横移動で近接しているため、

料理を運ぶ手間も省け、

スムーズな家事動線が

確保されています。

 

庭を活かした「余白」の設計。

外の景色とつながる

贅沢な空間づくり・・・・・。

 

この住まいのLDKで

もう一つのポイントは、

外部の庭とつながる大きな窓です。

 

この設計は、

室内に「余白」を生むと同時に、

視覚的な広がりを

提供しています。

 

庭の景色を楽しみながら

食事をしたり、

ソファでくつろぎながら

季節の移り変わりを

感じたりすることができ、

暮らしの空間が

人工的ではありつつも「自然の一部」

であることを

実感させてくれます。

また、

庭には伝統的な

石灯籠や緑を配置して、

外からの眺めも

和とモダンの雰囲気を

引き立てています。

 

ダイニングスペースで叶える

心地よい暮らし・・・・・。

 

家族とゲストを

つなぐ場の設計。

ダイニングテーブルは、

家族が集まる中心として

重要な役割を果たします。

 

今回のデザインでは、

広々としたテーブルを配置して

家族やゲストと共に

パーティールームとしても

食事や会話を楽しむ時間を

存分に味わうことができる

設計です。

 

窓から見える庭の景色が

食卓を彩り、

日々の生活に

特別な時間をもたらします。

 

テーブルと椅子の選択も、

統一感のある

ベージュトーンで揃え、

空間全体の調和が

感じられる

仕上がりになっています。

 

伝統と現代を

融合させた設計思想・・・・・。

 

和モダンLDKが

もたらす

新しいライフスタイル。

 

和モダンスタイルのLDKは、

現代的な利便性と

伝統的な美しさを

兼ね備えています。

 

この空間では、

家族がともに過ごす時間の

豊かさを感じられるとともに、

外の自然を身近に感じながら、

日常生活に

癒しを取り入れることができます。

 

さらに、

ペニンシュラ型キッチンと

ダイニングの配置は、

家事やコミュニケーションの

効率を高め、

家族間のつながりを

強化する

理想的な間取りとなっています。

 

心地よさと効率が融合した

LDK空間。

 

今回のLDKは、

和モダンの要素と

ペニンシュラ型キッチンの

機能美が融合したデザインです。

 

家族のつながりを深める

空間設計や、

外の景色を取り込む「余白」のある

設計思想が、

住まい手さんの価値観にとって

上質な日々を提供します。

 

これから家づくりを

計画している方で、

そのような価値観を

お持ちの方には

ぜひこのような

和モダン×ペニンシュラ型キッチンの魅力を

体感していただきたいです。

 

暮らしの趣を丁寧に。

 

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ラグジュアリーと機能美を兼ね備えたMolteni&CのキッチンブランドDadaが叶えるホテルライクな暮らし、高級感と快適性で日常を特別な空間に変えるデザイナーズ住宅設計デザインが生み出す暮らしの魅力

2025年01月09日 | 設計の事デザインの事

ホテルライクな

暮らしの趣に

Molteni&Cキッチンブランド

「Dada」が添える

特別な暮らしの空間。

※Molteni&C 大阪ショールーム

 

日常を特別に変える

住まいの提案。

※アーバンスタイルなホテルライクをイメージしたLDK空間提案CG事例

 

そんなコンセプトを

実現するために必要なのは、

住まい手さんの

暮らしの価値観に紐づけた

デザイン性と

機能性を兼ね備えた空間です。

※Molteni&C ショールームLDK空間展示

 

Molteni&Cの

キッチンブランド「Dada」は、

暮らしを

ホテルライクに

アップグレードするための

ギアとして

理想的なキッチンの

選択肢。

※Molteni&C ショールームLDK空間展示

 

スタイリッシュな

デザインと

高品質な素材、

そして計算され尽くした

機能性が融合することで、

家族やゲストとの時間を

インテリアと機能性からも

優雅に演出します。

※Molteni&C ショールームLDK空間展示

 

Molteni&Cブランドを

意識した

空間美から生まれる

ホテルライクな暮らしの提案。

※ショールーム展示事例

 

キッチンを中心に、

暮らしの魅力をイメージする提案。

 

Molteni&C「Dada」のデザイン美学

Molteni&Cのキッチンブランドは、

シンプルながら

洗練された美しさが

最大の特徴です。

 

黒を基調とした

モダンなデザインや、

光と影を巧みに操る

間接照明は、

空間全体に

エレガンスな強みをもたらします。

 

使用されている素材は、

イタリアブランドらしい

上質さが際立ち、

大理石、

ステンレススチール、

ウッドといった

高級素材が

組み合わされています。

 

アイランド型キッチンや、

壁一面の収納が備わった

ミニマルな機能美の設計は、

視覚的な広がりを

演出しながらも

機能的・・・・・。

 

写真のように、

大理石のカウンタートップと

ブラックの収納が

一体となったデザインは、

高級感が漂い、

まさにホテルの

ラグジュアリースイートを

思わせます。

 

機能性と使いやすさの追求。

デザインの美しさだけでなく、

Dadaキッチンは

機能性の高さでも

定評があります。

 

調理器具や

食器を美しく

収納するための

スマートな引き出し、

空間に組み込む

一体化されたインテリアは

効率的で

快適な調理環境だけではなくて

ラグジュアリーな

生活空間を提供します。

 

ハイライト機能。

隠し収納で

整った見た目を保つ。

 

IHクッキングヒーターや

オーブンを

ビルトインで設置。

オーダーメイド可能な

キャビネットシステムで、

個々のライフスタイルに

合わせて設計が可能です。

 

このようなキッチンは、

料理をする時間そのものを

贅沢で快適な

ひとときに変えてくれる

空間の機能的な

アイテムとなります。

 

暮らしを豊かにする

インテリア性の融合・・・・・。

Molteni&C・Dadaのキッチンは、

単なる調理スペースという

作業場のイメージではありません。

 

勿論調理する為のキッチンですから

家事空間としての機能性を持ちつつ

リビングルームや

ダイニングルームと

シームレスに融合し、空

間全体を一つの美しい

アートのように仕上げる

力を持っています。

※BAROS等のオーダーメイドキッチンの場合も同様に。

 

オープンプランのリビングインテリアと

調和するデザインにより、

日常に特別を生み出し

家族やゲストとの

有意義な時間を演出します。

 

ホテルライクの実現。

シンプルながらも

豊かなテクスチャと

モノトーンの配色が、

まるで高級ホテルの

ラウンジのような雰囲気を

醸し出します。

 

洗練された

ライフスタイルの象徴・・・・・。

 

空間と一体化する

キッチンを導入することで、

生活空間が格段に

スタイリッシュになります。

 

資産価値の向上。

高品質な設備は、

住宅全体の価値を高める

要因となります。

 

個性とオーダーメイドの実現。

カスタムオプションにより、

デザインの自由度が高く、

理想のキッチンを

形にすることができます。

 

キッチンは単なる

調理スペースではなく、

LDKとして

一体化した空間でつながることにより

家族やゲストが集う

「心の中心」にもなります。

 

Molteni&Cのインテリア性能と

機能性の融合を意識して

Dadaキッチンを採用することで、

ホテルライクな優雅さと、

日常生活の快適さを

両立させる

ラグジュアリーな

モダン空間として

住まいを

手に入れることができます。

 

日常を特別にするその一歩を、

Molteni&Cのインテリアと

Dadaブランドの

融合性と機能性から

総合的に

ホテルライクを

考え始めてみませんか?。

 

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限られた空間を最大限に活用する暮らしの空間と間取り、ライフスタイルを意識した暮らしの提案に階段下デザインで理想の住まいを実現するようデッドスペースを魅力的に階段下空間を活用した暮らしの工夫

2025年01月07日 | 設計の事デザインの事

階段下空間を活かした

オシャレで暮らしやすい

住まいの提案。

※シンプルモダンのLDKと一体化した階段下空間

 

階段下空間に

新たな価値を見出す・・・・・。

 

現代の家づくりでは、

限られた空間を

いかに有効活用するかが

重要な課題というケースもあります。

※リビングアクセス階段の箱型を利用して下部にLDKとつながる階段下コーナーを間取りに組み込んだ事例

 

その中でも「階段下空間」は、

つい見過ごされがちな場所。

トイレや収納にと考える事も

多いかと思います。

 

ですが考え方によって

その階段下のスペースには

大きな可能性が

秘められています。

 

特に、

階段下を日常的な

生活空間や、

趣味や作業の場として

活用することで、

家全体の利便性と

デザイン性を

大きく向上させることが

できます。

※LDK・ダイニングテーブルの背面に配置した階段下ワークスペースの事例

 

階段下の空間を

オシャレで実用的な

「ワークスペース」にすることで

変化する間取りの効能。

 

このような設計は、

シンプルモダンなデザインや

空間の連続性には

そぐわないと思われるかも

知れませんが

実はデザインの考え方で

スッキリとした空間の繋がりを

生み出すことも可能です。

 

上記は一例ですが、

家族それぞれの

ライフスタイルに

フィットする

柔軟な設計の工夫で

暮らしの質を向上する

最適解の空間ををご提案しています。

 

階段下空間活用のメリット、

スペースの最大活用・・・・・。

 

通常デッドスペースとして

見られがちな階段下も、

クリエイティブな発想として

日常の生活空間に

変えることで、

限られた床面積を

効率的に利用できます。

 

デザイン性の向上・・・・・。

シンプルでモダンな

インテリアと

階段下を融合させることで、

視覚的にも美しい空間を

つくり出す事も可能です。

 

ライフスタイルに適応。

リモートワークの普及により、

コンパクトな

ホームオフィスや

家族共用の作業スペースとして

階段下空間を活用するケースも

存在します。

 

階段下を活用した

ワークスペースの実例。

機能性を重視した

ワークスペース・・・・・。

 

階段下をワークスペースに

活用する場合、

天井の高さを考慮した

デザインが鍵になります。

 

低い部分には収納棚を設置し、

使いやすい作業デスクを

配置することで、

効率的な空間利用が

可能となります。

 

さらに、

壁付けの照明や

アクセントとして

植物やアートを配置すれば、

作業環境が快適になります。

 

デスク下には

引き出し式の

収納ボックスなどを配置。

 

壁にはインターフォンや

スイッチ類、コンセントを

使い勝手にあわせて

まとめて設置。

 

家族共有の

ミニワークスペース。

 

家族みんなが使える

共有スペースとして

階段下を活用するアイデアも

ライフスタイルの変化に

対応できるように。

 

例えば、

子どもの宿題スペースや

趣味の裁縫、

家事作業、

模型作り、

読書等

いろいろな作業スペースとして

使用することを想定することで、

リビングやダイニングの

スペースを

圧迫することなく、

作業場所を確保できます。

 

コンパクトな椅子と

デスクを配置し、

簡単な作業用に特化。

 

壁掛けの収納棚や

ホワイトボードを設置して

家族で共有も可能になります。

 

デザインのポイントと注意点。

照明と採光・・・・・。

階段下は暗くなりがちなので、

間接照明や

スポットライトを取り入れて

明るい空間を計画することが

大切です。

 

また、

壁や天井の色は

明るいトーンを選ぶことで、

視覚的にも

広がりを感じられます。

 

収納スペースとの融合。

ワークスペースと

収納を組み合わせることで、

無駄のない空間設計が

可能になります。

 

デスク周辺には

書類やステーショナリー(文房具)を

しまえる引き出しや

ラックを設置するのが

おすすめです。

 

空間の一体感・・・・・。

階段下をコーナーとして

考える際のデザインは、

家全体のインテリアと

調和することが重要です。

 

例えば、

リビングやダイニングの

デザインに合わせた

木材やカラーを選ぶことで、

一体感のある仕上がりになり、

くぼみがあることで広さを感じる

フォーカルポイントに

なることもあります。

※フォーカルポイントとはインテリア用語で

視線の集中する場所

 

階段下空間で

暮らしをもっと豊かに・・・・・。

階段下の空間活用は、

住まいと暮らしの時間を

さらに快適で

魅力的なものに変える

可能性を秘めています。

 

日常の暮らしの中で、

ちょっとした

工夫を加えることで生まれる

新たな価値を

ぜひ体験してください。

 

家づくりで

新築やリフォーム

リノベーションを検討する際に

自分たちの暮らし時間を考えて

そのような空間の

優位性がどうなのか、

理想的な暮らしの効能が

生まれるのかを

意識しながら

階段下空間の可能性を最大限に活かし、

暮らしに新しい風を

取り入れてみては

いかがでしょうか?。

 

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格子の美学、和モダンを纏う外観デザインと心地よい空間の創造 日本建築の伝統を受け継ぎながら現代のライフスタイルに調和する格子。その美しさは深みと洗練をもたらし内と外を絶妙に繋ぐ。

2025年01月06日 | 設計の事デザインの事

格子のある外観と

格子がつくりだす趣のある

和の設えの空間。

※和風の外観表情を豊かに醸し出す格子の採用提案事例

 

 

 

 

 

※数寄屋を意識した瓦屋根の和風住宅に格子の提案事例

 

日本の住まいにおいて

「格子」は

長い歴史を持つ

デザイン要素です。

※夜間には格子から漏れる灯りが住まいの外観に異なる表情を生み出します。

 

その繊細でありながら

力強い存在感は、

和の美意識を語るうえで

欠かせません。

 

格子はただ外観を

美しく整えるだけではなく、

光や風を巧みに取り入れる

機能性も

兼ね備えています。

 

伝統的な和の要素を

取り入れながらも、

モダンな住宅に

調和させた「格子デザイン」を

検討する事もあります。

※タイル張りのモダンな外観に沿うアルミ素材格子での外観デザイン提案事例

 

※夜になると格子から漏れる灯りで繊細な表情を生み出します。

 

実際にこれまで

多くの格子を

暮らしの趣に

取り入れた住宅を

手がけてきました。

 

「格子のある外観」と

「格子が生み出す和の設え」をテーマに、

その魅力ある住まいについて

採用のポイントを。

 

格子の外観が生み出す

美しさと機能性・・・・・。

※ハーフビルトインガレージの家に通り土間の存在感を調整した格子のある家設計事例

 

格子を外観に

取り入れることで

得られる最大の魅力は、

その美しさと

機能性の両立です。

※夜になると格子の部分も含めた土間の存在が外観に奥行きのある佇まいを生み出します

 

格子は建物の外観に陰影を与え、

平面的になりがちな

デザインに

奥行きを持たせます。

 

また、格子との「間」を

設計する事で

視線を適度に遮りながらも

光や風を通すという、

暮しの空間に

快適な環境を

提供する特徴があります。

 

たとえば、

奈良県の気候では

夏場の強い日差しを和らげつつ、

屋根や庇を活用する事で

窓を開けて

涼しい風を室内に

取り込むことが

可能になります。

※中庭を介するリビング空間は外構の距離感を変化させ開放感を生み出します。

 

リビングに面する

窓の外に格子を配置して

中庭化することで、

外からの視線を

遮りながらも

庭の緑を感じられる

工夫を施すことも可能になります。

 

また、

夜間には格子越しに

室内の照明が

柔らかく外に広がり、

幻想的な雰囲気を

生み出します。

 

格子がつくる

和の設えの空間・・・・・。

 

格子は、

屋内空間にも

大きな影響を与えます。

 

たとえば、

障子や襖に用いられる

組子細工は、

格子の美しさを

最小単位で

表現したものです。

 

格子によって仕切られた空間は、

完全に遮るのではなく、

程よく視線を通すことで

空間に広がりと

つながりを感じさせます。

 

これにより、

住まい全体が

開放感を保ちながらも

プライバシーを確保できます。

※中庭を設けて一階から二階までを覆い隠す壁に格子をデザインした事例

 

※目隠しの役目と表情を彩りつつも採光や陰影、距離感をつくりだす格子の存在価値

※目隠しの役目と表情を彩りつつも採光や陰影、距離感をつくりだす格子の存在価値

 

※目隠しの役目と表情を彩りつつも採光や陰影、距離感をつくりだす格子の存在価値

 

格子を使った中庭デザイン

中庭を囲む形で

格子を取り入れると、

昼間は庭に注ぐ自然光を

室内に柔らかく届け、

夜には中庭の

ライトアップや

漏れる灯りを楽しむ

スクリーンの役割を果たします。

 

木製を意識した

格子を用いることで、

自然素材の暖かみを

取り入れつつ、

和の趣を存分に感じさせる

空間を生み出すことが出来ます。

 

格子デザインを

成功させるためのポイント。

 

格子を取り入れる際には、

最低でも

以下のポイントを

意識する事が大切です。

 

●素材選び。

木材を用いた格子の場合は、

伝統的な

和の雰囲気を強調します。

 

一方で、

アルミ製やスチール製の格子は

メンテナンスが容易で

モダンな印象を与えます。

 

●配置の工夫。

格子の幅や

間隔を工夫することで、

外からの視線の遮断具合や

光の通り方を調整できます。

 

玄関周りに格子を用いる場合は、

サイズもそうですが

特に間隔を調整して

プライバシーを確保するのが

おすすめです。

 

●色使い。

周囲の景観や

建物の外壁の色に合わせて

格子の色を選ぶことで、

全体の調和を

保つことができます。

 

特に、

ナチュラルな木目調や

金属質な素材感、

黒塗りの格子は

和モダンのテイストにも

彩りを添えます

 

格子は、

単なる装飾ではなく、

光と影を操り、

空間に深みと機能性を

もたらす重要な要素です。

 

和の趣を大切にしながら

現代のライフスタイルに

適応させたデザインは、

住まいに豊かさと

心地よさを与えます。

 

格子を活かした設計を活用して、

住まいに独特の心地良さと

味わいをご提案しています。

 

格子を取り入れた

和モダンな住まいを一考するのも

暮らしの奥深さを生み出す

付加価値のデザインです。

 

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薪ストーブが紡ぐ豊かで緩やかな暮らしの空間、家族の時間と空間デザインを変える、炎のある住まいの魅力提案、インテリアであり実用的な暖房器具、そして調理器具としての万能性の採用。

2024年12月26日 | 設計の事デザインの事

薪ストーブのある暮らし。

 

郊外でゆとりある暮らしを

楽しむ過ごし方に

過ごす緩やかな時間を楽しむ

付加価値時間を

味わうということ・・・・・。

※アンテークな空間を楽しむ暮らしの構成に薪ストーブの存在価値・モダンな空間にも対応は可能です

 

薪ストーブのある空間で

過ごす体感は、

ただの暖房機器を超えた

体験時間です。

 

炎の揺らめきを

眺めるひととき、

薪をくべる音、

薪の香り・・・・・。

 

薪ストーブは、

現代の忙しい生活に

“癒し”や“ぬくもり”を提供し、

暮らしの価値を

一段と高めます。

 

特に家づくりを

検討中の方にとって、

薪ストーブを取り入れることは

ライフスタイル

そのものをデザインする

選択肢となります。

 

薪ストーブの魅力を深掘りし、

その付加価値を見つける事で

日々の暮らしと同時に

空間の充実度と

過ごし方の変化も

味わうことが出来ます。

 

新しい家での暮らしを

計画する際に、

薪ストーブに

どのような効能があるのかを

じっくりと

考えてみませんか?。

 

薪ストーブのある暮らしが

もたらす豊かさ。

 

視覚・聴覚・嗅覚を

刺激する心地よさ。

 

薪ストーブの

魅力のひとつに、

炎の揺らめきがあります。

 

心を落ち着ける

オレンジ色の光、

薪が燃える

パチパチという音、

そして自然の香りが

広がる室内。

 

これらは

「五感で楽しむ暖房」として、

単なる機能を超えた

リラクゼーション効果を

提供します。

 

リビングや

ダイニングに

薪ストーブを設置することで、

家族が自然と

集まりたくなる空間が

生まれます。

 

人はやはり

本能的に

心地居場所に

移動しますよね。

 

家族の時間と

コミュニティの醸成・・・・・。

 

薪をくべる作業や、

薪の管理は

手間がかかるように

思われがちですが、

そのプロセスが

家族や仲間との

共同作業の場になります。

 

「薪割りを一緒にする」

「火を囲みながら話す」

というアナログな時間が、

現代では逆に新鮮で、

家の中での行動も考え方も

よい意味で少し変わります。

 

大切な時間を深める

きっかけにもなります。

 

静かな空間で

炎の揺らめき

味わいながら過ごす時間を

楽しんでみませんか?。

 

家づくりで

薪ストーブを選ぶ際の

ポイント。

 

薪ストーブの種類と特徴。

薪ストーブには大きく分けて、

以下の種類があります。

 

鋳鉄製ストーブ: 蓄熱性が高く、

長時間暖かさを保つ。

クラシカルなデザインが魅力。

 

鋼板製ストーブ: 熱伝導性が良く、

短時間で室内を

暖めるのに適している。

モダンなデザインが特徴。

 

ペレットストーブ: 燃料に

木質ペレットを使うタイプで、

薪ストーブよりも

手軽に操作可能。

 

適切な設置場所の検討。

薪ストーブは

部屋全体を暖める

熱源であるため、

リビングや吹き抜け空間など、

家の中心的な位置に

設置するのがおすすめです。

 

また、

煙突の設計も重要で、

建物の構造や

高さを考慮して

配置する事が重要です。

 

 

また薪の調達や

煙突掃除といったことも

重要ですので、

長期的な計画を

考慮しておくことが大切です。

 

薪ストーブのある暮らしを

さらに楽しむ工夫。

 

薪ストーブを活用した調理。

薪ストーブは暖房だけでなく、

調理器具としても

活躍します。

 

ピザを焼いたり、

煮込み料理を作ったり、

アウトドア感覚を

日常生活に

取り入れることも可能です。

 

最近では薪ストーブ専用の

調理器具も多く販売されており、

料理好きの方々には

たまらない魅力にもなっています。

 

薪ストーブをインテリアとして楽しむ

薪ストーブは

そのデザイン性も重要なポイント。

 

シンプルなモダンデザインや

クラシカルな

欧州風のものまで

選択肢が豊富です。

 

薪棚や周囲の壁を

暮らしのイメージと重ねることで

空間全体の趣も楽しむ事ができます。

 

周辺環境との調和。

薪ストーブは、

庭やウッドデッキなどの

アウトドア空間との

相性も抜群です。

 

外での薪割り作業や、

ストーブを囲む

外部スペースを活用して、

内と外をつなぐ

暮らしのデザインが

可能になります。

 

薪ストーブは

「暮らしのデザイン」に

深く関わります。

 

そういう意味でも

薪ストーブは、

単なる暖房器具を超えて、

暮らし全体に

“豊かさ”をもたらす

存在です。

 

単なる暖房器具という

位置づけではなくて

その炎が作り出す空間は、

人々の心を癒し、

家族や仲間のつながりを強め

人の本能にも語り掛けます。

 

空間の構成要素は

暮らしの中に溶け込み

癒しの役割を果たします。

 

家づくりを計画中の方で、

そこに価値を

イメージ出来る場合は

ぜひ薪ストーブを

選択肢に入れてみてください。

 

新しい家での暮らしに

「ぬくもり」と

「特別な時間」を添える

薪ストーブの存在。

 

選ぶ価値は十分にあります。

 

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平屋建ても二階建ても間取りの工夫と暮らしの趣を兼ね備えた過ごしやすいビルトインガレージのある家・ガレージを超えた暮らしの空間にスキップフロアや階段、ホームエレベーターを備え余白と段差を活用する暮らし。

2024年12月25日 | 設計の事デザインの事

ガレージのあるでの暮らし。

ビルトインガレージと

その余白を活かした住宅で

暮らしを楽しむ家づくり。

※ビルトインガレージの上部にも段差活用で部屋を設計してLDKに近い距離感での動線と眺めの設計も。

 

ガレージをどう活用するのかで、

暮らしの質は

大きく左右されます。

 

奈良県内の多くの地域が

そうであるように

車が生活の中心にある地域では、

ビルトインガレージは

単なる駐車スペースではありません。

 

雨の日の動線を

快適にするだけでなく、

趣味の空間や

家族との時間を楽しむための

スペースに変身させることが

できます。

 

ビルトインガレージの

上手な活用と

スキップフロアや階段、

ホームエレベーター等を活用した

段差設計を

組み合わせた家づくりも。

※ガレージの上部をLDKと繋がるテラスに設計したビルトインガレージのある家・内部でホームエレベーター設置。

 

ガレージの余白を

フリースペースとして

活用しながら、

スキップフロアや階段等による

立体感を取り入れることで、

オシャレでありつつ

快適な暮らしを

実現することも出来ます。

 

ガレージと段差の融合が生む

暮らしの豊かさ・・・・・。

 

ガレージの「余白」を活かした

ライフスタイル提案。

ガレージは

車を停めるだけの

場所ではありません。

 

その「余白」を上手に使うことで、

暮らしの質が

劇的に変わります。

 

例えばDIYスペースとして。

工具や機材を収納しながら、

趣味の時間を

楽しむことができます。

 

子どもの遊び場。

雨の日もそうですが

自転車やスケートボードの

練習スペースにも最適。

 

ホームジムやスタジオ。

屋内に設置することで、

天候に左右されず利用可能です。

※法律上の居室扱いの場合

様々な規制と実情の調整が設計には必要です。

 

これらを可能にするためには、

ガレージ自体の広さだけでなく、

周囲の余白スペースや

天井高と実際の使い勝手を意識した

設計が重要です。

 

スキップフロアがもたらす

「奥行き」と「つながり」・・・・・。

 

スキップフロアの最大の特徴は、

床の高さをずらすことで

空間に立体感を生む点です。

※階段も同じです。

 

そのような段差活用の場合は

以下のような工夫が、

日常をより楽しく、

快適な空間にしてくれます。

 

視線の抜け感。

フラットな間取りに比べて、

家全体に「広がり」を

感じさせます。

 

特にビルトインガレージを

配置することで、

天井高を活かしながら

LDKなどとの距離感を使った

間取り設計で

奥行きを生み出すことが出来ます。

 

エリアごとの役割分担。

例えば、

ガレージの上をリビングに、

半階上を

子ども部屋にするなど、

ゾーニングを工夫することで

プライベートと

共有空間のバランスを取ります。

 

動線の工夫・・・・・。

スキップフロアの場合は

階段の上り下りが

短く済むため、

比較的動線がスムーズになります。

 

実際に設計した住宅では、

ガレージから数段上がった

フロアに趣味部屋兼収納、

その対面側にLDK空間を

配置することで、

ガレージと趣味空間が連動し

日々の生活空間は分離する

居住空間が生まれました。

 

ビルトインガレージ住宅の

設計ポイント・・・・・。

 

機能性とデザイン性の両立。

ガレージはどうしても

無機質な印象になりがちですが、

デザイン性に配慮することで

家全体の雰囲気を

よりよくすることが出来ます。

 

素材選び:コンクリートや

スチールだけでなく、

防火認定品や準不燃等の

ウッドパネルを取り入れることで

温かみをプラス。

 

照明計画:間接照明や

ダウンライトを

雰囲気づくりを考えて

配置することで、

ガレージ内でも

心地よい空間をつくるだせます。

 

断熱性と防音性の確保・・・・・。

ガレージと

居住空間を隣接させる場合、

断熱材や防音材を

しっかりと入れることが

大切です。

 

これにより、

車のエンジン音や

外気の影響を

最小限に抑えることができます。

 

ガレージからリビングや

キッチンへの動線mの整理整頓。

 

買い物帰りに

荷物を持ちながら

移動することを考えると、

スムーズな動線設計が

欠かせません。

 

半階分の高さを

スキップフロアで調整したり、

ホームエレベーターを設置したり

平屋や水平移動の場合は

室内から直接

アクセスできるようにすることで、

家事も含めて

日々の暮らしが

さらに快適になります。

 

趣味と暮らしを両立した家だと

家事も両立する

スペースとして

ガレージを検討して

車が趣味のご夫婦のために

ガレージを広く取り、

その一角をカフェ風の

スペースとして活用したり

ガレージからつながる階段周辺に、

家族が集まる場所を配置。

 

リビングの大きな窓からは

ガレージが見えるように設計し、

愛車を眺めながら

くつろげる空間となったり

ガレージの上部を活用した

テラスを計画する事も。

 

また、

ガレージの天井を高く確保して、

2階部分には

書斎を設置する事も可能です。

 

スキップフロアや階段で

空間をつなげることで、

趣味と仕事、

家族の時間がすべて

バランスよく保たれるような

家にもなります。

 

ビルトインガレージと

スキップフロアや階段等の

段差を組み合わせた家づくりは、

ただオシャレなだけでなく、

機能性や暮らしやすさも

兼ね備えた

理想的な住まいを実現します。

 

特に趣味や車が

生活の一部である方には、

このような家の考え方や

デザインは大きな

魅力となりますし

家事や日々の暮らしが

上質に変化します。

 

家づくりは人生の大きな選択。

ガレージという空間の

可能性を存分に活かして、

あなただけの

特別な暮らしの空間を

考えてみませんか?。

 

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心地よさと美しさを叶える住まいづくり:キッチンを中心に広がる理想のリビング空間デザインを考える暮らしの提案設計、間取りの構成に日常の過ごし方を上質に彩る家造りの提案。

2024年12月24日 | 設計の事デザインの事

キッチンを中心とした

心地よい暮らしの空間と

リビングでの

過ごし方のデザイン。

※ホテルライクなモノトーンの暮らしをイメージしたLDKデザイン提案

 

キッチンは家の心臓と

よく言われます。

 

※差し色を持ちつつホテルライクなモダンなインテリアを楽しむ暮らし提案をイメージしたLDK提案

※モダンでカラフルな空間美を備えた動きのあるLDKデザイン提案

 

家族や友人が集まったり、

一人で静かに大切な時間を

過ごしたり

夫婦の時間を大切にした離

料理を通じて

コミュニケーションが

生まれる場所として、

キッチンは

家造りにおいて

非常に重要な要素です。

 

しかし、

キッチン単体で

完結する空間では

ありません。

 

リビングとのつながりや

間取りの考え方次第で、

住まい全体の

心地よさが

大きく左右されます。

 

キッチンを中心とした

心地よい暮らしの

空間づくりについて、

リビングとの調和や

過ごし方を具体的に

掘り下げて

考えてみたいと思います。

 

家族の絆を深めたい、

自然と会話が弾む

リビングをつくりたい、

そんな思いを持つ方にも

役立てばと思います。

 

キッチンと

リビングをつなぐ

理想的な間取りとは?。

 

キッチンとリビングを

一体化させた

「オープンキッチン」の存在。

LDKという間取りと

空間構成。

 

料理をしながら

家族や友人と

会話を楽しむことができる

間取りは、

コミュニケーションの

活性化につながります。

 

特に以下のポイントを

おさえると、

キッチンとリビングの

つながりが

より心地よくなります。

 

動線を重視するレイアウト・・・。

キッチンと

リビングをつなぐ動線は、

無駄がなく、

スムーズであることが

理想です。

※動線とは人が移動するルートの事を指します。

 

例えば、

リビング・ダイニング

キッチン (LDK)の配置を

一続きにすることで、

家事の効率を

高めるだけでなく、

日常的な収納計画や

移動そのものに

ストレスを

感じにくくなります。

 

ゾーニングの工夫・・・・。

一体化しすぎると

キッチンの作業感が

リビングに伝わってしまう

こともあります。

 

例えば、

キッチンカウンターや

アイランドキッチンを

設置して

「緩やかな仕切り」を

つくることで、

空間全体の

一体感を保ちながら、

程よい独立性を

確保することが可能です。

 

心地よさを生む

キッチンと

リビングの素材選び・・・・・。

 

心地よい空間は、

素材選びも大切です

同じ間取りであっても

素材や色、質感等で

全く異なった空間となります。

 

そういった意味で

様々な空間に対しても

キッチンとリビングの

素材感に関しても、

視覚的な感度を調整する事で

住まい手さん

それぞれに対しての

居心地の良さを

実現することができます。

 

床材、

フローリングの統一。

 

キッチンとリビングで

同じ床材、

素材を使うと、

空間に連続性が生まれます。

 

例えば、

無垢材の床材や

優しい色使いの床材を

採用すると、

ナチュラルで

温かみのある雰囲気が

演出できます。

 

壁材と

カラースキーム・・・・・。

キッチンは汚れやすいので、

掃除のしやすい

タイルやパネルを採用する事が

一般的には多いです。

 

リビングと色調を

揃えると

調和が取れます。

 

たとえばですが、

ベージュや

ホワイト系の色味は、

空間全体に

清潔感と統一感を生み出します。

 

収納とインテリアで

魅せる空間づくり・・・・・。

 

キッチンとリビングの

調和を保つためには、

収納計画も

欠かせません。

 

特に、

生活感を抑えつつも

使いやすい収納を

取り入れることで、

洗練された空間が

生まれます。

 

見せる収納と

隠す収納のバランス。

 

キッチンでは、

食器や調理器具を

「見せる収納」にすると

インテリアの一部として

おしゃれに見えます。

 

一方、

リビングでは、

テレビ周りの収納や

本棚を「隠す収納」に

することで、

すっきりとした

印象を保てます。

 

一貫性のあるデザイン・・・・・。

キッチンカウンターや

収納棚を

リビングと同じテイストで

揃えると、

統一感がアップします。

 

例えば、

木目調の家具や

マットなブラックの

取っ手を採用すると、

モダンで落ち着いた

空間になります。

 

心地よい照明計画のポイント。

キッチンとリビングは

用途が異なるため、

照明の使い分けが重要です。

 

それぞれの空間に

適した照明を

選ぶことで、

暮らしがさらに

心地よく

そして快適になります。

 

キッチン: 機能的な照明。

作業効率を高めるために、

キッチンには

手元をしっかり照らす

スポットライトや

ダウンライト

ペンダントライトが

適しています。

 

リビング: 雰囲気重視の照明。

リビングでは、

間接照明や

調光可能なライトを

取り入れることで、

リラックスできる

空間を演出できます。

 

また、

キッチンとの

一体感を意識して

照明器具のデザインを

揃えるという場合もあります。

 

住まいの中心としての

リビングの役割・・・・・。

 

リビングはどちらかといえば、

家族が集まり、

くつろぎ、

思い思いの時間を過ごす

場所です。

 

家具配置の工夫・・・・・。

ソファや

ダイニングテーブルの配置は、

家族の動線を

考慮して決める事も大切。

 

キッチンとリビングが

向かい合うレイアウトにするケースと

そうではないケースでは

過ごし方も

体感する空間の密度も

随分変わります。

 

自然素材を取り入れる。

観葉植物や

ウッド素材の家具を

活用することで、

空間に癒しを

プラスできます。

 

これにより、

無機質な雰囲気が和らぎ、

窓の外の景色等との

調和が取りやすくなります。

 

キッチンとリビングは、

家族の生活の中心となる

重要な空間です。

 

それぞれの機能を

活かしつつ、

デザインや間取り、

素材選びを工夫することで、

より心地よい暮らしを

実現できます。

 

キッチンとリビングを

つなぐ家造りは、

単に住まいの

美しさを追求するだけでなく、

家族の絆や

日常の快適さを育む

基盤となります。

 

家族を大切にしつつ

個人の時間も

充実する理想の住まい、

幸せな暮らしの

空間と時間を

キッチンとリビングの

構成からも

丁寧に提案する

家造りの間取りとカタチの設計を

考えてみませんか?。

 

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暮らしを考える時間、住まい手さんご家族との暮らしの趣を考えるスタートライン、新規家造り相談で家造りのスケジュールと間取りを考え始める前段階の方向性を相談中。

2024年12月17日 | 設計の事デザインの事

毎日の暮らしに寄り添う

程よい暮らしに

拘りを詰め込みすぎない

柔軟性とバランスのよい住まい。

※アトリエでの住まい手さんとの打ち合わせ

 

住まいの新築計画のご相談で

「何事もほどよく」

バランスを大切にする和風の住まい。

 

新規住まい造りのご相談にて

アトリエにて

住まい手さんご家族との

打ち合わせをいろいろと。

 

何を大事にしながら

どんな願いを叶えていくのかを

根底からいろいろと

相談中です。

 

家造りの内容をご相談するなかで

「中間領域」がポイント

になるかもしれないなと

考えています。

 

法律的な規制が厳しい地域ですが

その規制がある中で

かっこよくてオシャレもポイント。

 

与条件を昇華しながら

近々「現場」視察も予定しています。

 

「敷地」の状況判断も含めて

まずは情報の整理整頓から。

 

いつもの住まいのチェックシートも

ご記入いただきながら

暮らしの趣を丁寧に。

 

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快適でありつつ機能性も持った暮らしの拡張空間の提案、ホテルライクな暮らしのシーンを家の外側に延長空間として捉える屋外リビング・ダイニングの設計提案。

2024年12月16日 | 設計の事デザインの事

憧れの屋外リビングを

暮らしの中に。

※ホテルライクな空間イメージを持つ屋外リビングダイニング・既製品を採用しつつ造作設計を加えてガラスと目隠しで仕切ることも出来る半屋外空間の提案

快適でありつつ

暮らしの感度に

心地よさを生み出すに設計。

 

屋外リビングや

屋外ダイニングに

憧れるという方は

意外と少なくないのでは

ないでしょうか?。

 

注文住宅で

屋外リビングや

ダイニングをつくるのであれば、

リラックスできる

快適な空間にしたいですよね。

 

そんな快適な空間を作るためには、

住まい手さんの暮らしを

よりよくする

状態となるように

機能性・美しさ

快適さを考慮しながら

設計することが大切です。

 

素敵な屋外リビング

そしてダイニングスペースを

暮らしの空間に。

 

配置と動線のポイント。

屋外リビング・ダイニングは、

室内のキッチンや

リビングルームからの

アクセスを考えて

配置する必要があります。

 

アクセスしやすい位置に

配置することで、

食事の準備が

スムーズになります。

 

また、

移動の際の動線を意識し、

どこに家具や設備を

置くのが

最適なのかをイメージする事も。


そして

食事の準備も捗るように

運びやすいように

室内の質な通路スペースを

広めに計画して置く事。

普段の移動でもそうだと思いますが

物を持って移動する際の

自分にとって必要最低限の距離感。

 

そういった部分も

間取りの考慮には重要です。

移動のしやすさの状態は

変化しますから・・・・・・。


家具・インテリアを

どのように選ぶか。


屋外リビング・ダイニングに置く

家具やインテリアは、

雨や紫外線にも

耐えられる素材を選びが重要です。

 

アルミやプラスチック、

ウッドなどがおすすめですが

最近では需要も増えたので

各家具メーカーや

エクステリアメーカーから

アウトドア用の家具も

多く販売されるようになりました。


また、

屋外リビング・ダイニングの

コーディネートは、

室内空間と同じテイストにして

統一感を出すことで

広さをより一層感じる事が

出来るようになります。

 

日差し・雨は

どのように対策するか

 

屋外リビング・ダイニングで

重要なのが、

日差しや雨の日の対策です。

 

屋根を設ければ

どんな天候でも

活用できますが、

屋根を設けるのが

法律上の規制や

コスト等で

難しいという場合もあります。

 

そんな時は、

テント、オーニングを

設置しておけば、

日差しの強い日も

快適に過ごせますよ。

 

照明でリラックスできる

雰囲気づくりを。


屋外スペースを

よりリラックスできる

空間にしたいなら、

室内同様に

照明にもこだわりを。

 

暖色系の柔らかい光の

照明を設置すれば、

心地よい空間が

広がります。


また、

安全に移動できるように、

通路や階段の近くには

足元灯があると安心です。

 

人感センサー付きのライトなら、

人が通る時だけ

点灯する仕組みになるので

節電にもなります。

 

屋外リビング・ダイニングがあれば、

室内で行う時とは

また異なる時間を

楽しむことが出来ます。

 

パーティとまでいかなくても、

屋外でモーニングやブランチ

飲み物を楽しみながら

会話や読書を楽しむなど

日常の楽しみも

増えるかもしれません。

 

屋外リビング・ダイニングを

計画したい方は、

庭ですが

家の外側という部分で

認識を持って

楽しむようにと思います。

 

暮らしのシーンを

穏やかに楽しむ

住まいの工夫と

付加価値のある家造り。

 

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暮らしやすさを意識した理想的な間取りを実現する事で過ごしやすい環境をつくりだす家としての効能提案に大切な間取りの要素と暮らし方の価値観、家造りの要素を整理する前に暮らし方を整理整頓する時間を丁寧に。

2024年12月06日 | 設計の事デザインの事

暮らしやすさを意識した

理想的な間取りを実現する事で

過ごしやすい環境をつくりだす

家としての効能提案。

※人それぞれに暮らしやすさの持つ意味は異なります。

 

生活スタイルに

程よく馴染む

間取りの考え方を大切に。

 

間取りは、

家を建てるうえで

最も重要な要素の一つです。

 

生活スタイルや家族構成、

価値観、

土地の特徴などを

考慮に合わせて、

暮らしやすくて

使いやすい、

そして何より家族にとって、

自分自身にとって

居心地がよい家となる

間取りを考えることが

大切です。

 

特に間取の要素については

空間の印象も

ドアや窓の位置関係、

サイズによって

大きく異なります。

 

オフィシャルホームページの

「お問合せ」からは

間取りに関する

悩み事相談も

よくご依頼をいただきますので、

せっかくの機会ですし、

少しだけ

間取りを考える際のポイントや、

時代背景も含めた

最近の全体的な傾向なども

書いてみたいと思います。

 

間取りの考え方・・・・・。

生活スタイルを整理する事。

間取りを考える前に、

まずは自分たちの

生活スタイルを

知ることが重要です。

 

そのため、

僕は設計のご依頼を

いただいた際には

間取り以外の周辺要素や

家具やインテリア等のお話しを

させていただくようにしています。

※家具やインテリアの趣味嗜好によって間取りの構成要素も変わります。

 

一日の生活の流れを

箇条書きにしてみると、

どのような空間が

必要かが見えてきます。

※独自に製作したアンケートシートに紐づけさせていただきます。

 

早朝に家を出る人、

在宅で働く人、

趣味に時間を割く人など、

ライフスタイルによって

必要な空間は

大きく異なります。

 

家族間でも

意見や理想が

一致するとは限りません。

 

普段の暮らしで

思っている事や

改善したい内容等を

「意見」として

話し合いを行い、

生活スタイルや

希望についての

意見の違いの有無を

家族間でも

確認することは大切です。

 

何を優先するのかで

間取りも変わってくるため、

共有し認識を

合わせることで、

より納得のいく間取りに

近づけます。

 

土地の特徴を活用する・・・・・。

土地の形状や方角、

周辺環境などの

特徴を考えて、

その特徴を活用した

間取りを考えることも

大切です。

 

例えば、

日当たりが良い土地ならば

どのような時間帯に

どのような日当たりが

家を建てる場所から

どのような風景が見えるのか?

という事など・・・etc。

 

その状況を加味して

建物と部屋の配置を考える事で、

充実した

生活空間を確保できます。

 

また、

土地の形状によっては、

通常の間取りではなく、

もっと特別な工夫が

必要な場合もあります。

 

最大限に

土地の特徴を活かした

間取りにすることで、

住みやすさや

日常生活の時間が

格段に向上します。

 

間取りの傾向・・・・・。

LDKの進化。

間取りの傾向としては、

LDK(リビングダイニングキッチン)の

進化が挙げられます。

 

家族が一緒に

時間を過ごしやす

いオープンな空間づくりが

一般化して、

キッチンとリビングの

境目がなくなりつつあります。

 

また、

リビングとダイニングの間に

立体的な収納や、

キッチンに隣接する

小さな家事室が

設けられることもあります。

 

こうした工夫により、

生活の利便性が

高まるだけでなく、

空間の美しさも

維持しやすくなります。

 

プライバシーと開放感のバランス。

プライバシーを

保ちつつも

開放感を享受する間取りも

一般時には広まっています。

 

例えば、

子ども部屋を

リビングから近い場所に

配置して、

プライバシーを

確保しながらも

家族が集まりやすい

環境を計画する事もあります。

 

また、

屋外の緑を取り込むために、

リビングやダイニングから

直接庭に出られるようにする

リビング玄関や

通り土間のような空間を

リビング内に

提案するケースもあります。

 

自然光を取り入れ、

庭とのつながりを

感じられる間取りは、

気分を穏やかにするキッカケにも

なる間取り構成としても

一考の価値はあります。

 

間取りアイデア・・・・・。

畳スペースの活用。

畳エリアのある間取りは、

日本家屋の伝統的な

要素を取り入れつつ、

現代の生活スタイルに

合わせたアレンジが

されています。

 

リビングの隅に

畳スペースを設けることで、

くつろぎの空間が生まれますし

逆に畳をリビングの中心に

デザインをして

和の趣があるモダンなLDKを

提案することもあります。

 

また、小上がりを利用して

畳スペースを

計画することもあります。

 

子どもの遊び場としても

使える畳スペースは、

ごろ寝が出来たり、

座面を低くして

普段とは

少し視線を変えて過ごす

特別な空間になったり

家族のコミュニケーションを

促進するポイントにも

なり得ます。

 

吹抜けのあるリビング。

吹抜けを取り入れた

リビングは、

開放感があり、

豊かな自然光が

室内を明るく照らします。

 

高い天井からの陽光が

生活空間を

温かく包み込みます。

 

また吹抜けの

デザイン次第では

明るさだけではなくて

素材の考え方や光の反射率、

質感を工夫することで

ホテルライクでありつつも

「陰翳礼讃」のような

程よい暗さの心地良さを

楽しむ空間も

生まれます。

 

家族の生活の中心となる

リビングに

吹抜けを設けることで、

豊かな空間の

広がりを

感じることができます。

 

見た目の美しさだけでなく、

空間の開放感を

楽しむことができるのが

魅力だったりします。

 

間取りの注意点・・・・・。

動線の考慮。

家の間取りを計画する際に

重要なのは、

人の移動を考えた

動線の考慮です。

 

家事動線、

生活動線、

来客動線など、

他にも色々とありますが

日々の活動を

スムーズに行えるように

間取りを設計する

必要があります。

 

例えば、

キッチンから洗濯機のある場所へ、

浴室への動線を単純化して

移動しやすく、

家事の負担を減らす事、

効率をよくする事も大切です。

 

また、

プライバシーを

保護するための動線も

考慮する必要が

あります。

 

例えば、来客時には

プライベートエリアへの

視線が入らないように

配慮した間取りは、

居住者の快適さを

保つために重要です。

 

収納の計画・・・・・。

使いやすさを考えた

収納計画も

間取りを考える際には

欠かせません。

 

単純に「広い収納」があるだけでは

モノの出し入れや

使いたい時に使えない

という事が起こったり

ストックの量を

把握できなかったりします。

 

収納の量や

配置を適切に計画することで、

生活空間を

すっきりと保ちつつ

収納物の管理もしやすくなります。

 

広さの目安としては

家の面積に対して

12〜15%程度の収納スペースを

確保することが

理想とされています。

 

ただし、

家族のライフスタイルや

趣味等に合わせて、

収納の量や

収納の種類も変わります。

 

収納に困る物の量や

種類などを

事前にリストアップすることで、

より効果的な

収納計画が可能になります。

 

間取りを計画する際には、

生活スタイルや

土地の特徴を

考慮することが大切です。

 

また、

おしゃれな間取りアイデアを

参考にすることも、

重要と考えられるかも

しれませんが、

憧れと現実的な部分では

ギャップが生じやすく

それが「暮らしの不自由」を生み出し、

日々のストレスに

つながることもあります。

 

家造りの際には

憧れだけではなくて

「掃除の得意不得意」や

「片付けの事」、

「家事の内容」など

現実的な範囲も意識する事は

理想も反映しつつ

暮らしやすさのある

住空間を実現するための

重要なステップです。

 

動線の考慮や収納の計画など、

間取りにおける注意点も

忘れずに

把握しておいてください。

 

さまざまな

間取りアイデアがある中で、

自分や家族の生活に

最適な間取りを見つけることは、

時間と労力を要する

プロセスかもしれません。

 

しかし、

本当に理想的なの家を

建てるためには、

結果だけではなくて

なぜそういう間取りが必要なのか?

というプロセスを大切にして、

慎重に構成要素を

選んでいくことが重要です。

 

皆さんも理想的でありつつも

暮らしやすい家造りを

実現できますように。

 

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陰翳礼讃の美を楽しむホテルライクな暮らしを叶える上質な空間のデザインと和モダンを味わう暮らしの提案、明るさだけでは気付かない奥行きを生み出す程よい暗さの恩恵と効能を設計する暮らしの提案。

2024年12月05日 | 設計の事デザインの事

陰翳礼讃を楽しむ

ホテルライクな暮らしの空間。

※明るさと程よい暗さを融合するホテルライクな空間提案CG

 

暗闇が持つ美しさと

翳りが醸し出す奥深さ。

 

そういった

日本的な美意識に触れたとき、

心の中に広がる

静けさや落ち着きに

魅了された経験はありませんか?。

 

現代の住まいでは「明るさ」が

好まれる傾向がありますが、

ふとした陰影が創る

空間の豊かさを見落とさないように。


「陰翳礼讃」にインスパイアされる

ホテルライクな

暮らしの空間に・・・・・。

 

非日常性が持つ

暮らしの充実感が生まれる

視点から。

 

暗がりや翳りが持つ

心地良さにも

いろいろな効能の存在提案を。

 

陰翳礼讃・・・日本の美意識に宿る陰影の魅力

 

「陰翳礼讃」という言葉は、

谷崎潤一郎のエッセイから生まれた

日本の美学の象徴です。

 

暗がりに宿る美や、

光と影の絶妙な

コントラストを讃える

その思想は、

古くから茶室や和室の

設計にも

取り入れられてきました。

 

たとえば、

障子越しの柔らかな光や、

木製の格子が生む

微妙な影は、

空間に独特の

奥行きをもたらします。

 

現代の住まいでは、

照明器具も明るさ重視で

大きな窓を活用して

明るい空間が

主流となっていますが、

※勿論法律上の採光基準もあります。

 

この「翳りの美しさ」を意識することで、

住まいに

落ち着きと

洗練を与えることが

可能になります。

 

皆さんも程よい暗さの心地よさを

経験したことはありませんか?。

 

 暗がりの活用術:ホテルライクな空間に翳りを取り入れる方法

ホテルのデザインにおいて、

光と影のバランスは

重要な要素です。

 

暗い空間が適切に

取り入れられることで、

よりプライベートな

心地よい空間が生まれます。

 

以下は、実際の設計で活用できる

具体的な方法です。

 

間接照明で光をコントロールする


間接照明は、

直接的な明るさを抑え、

壁や天井に反射した

柔らかな光を生むには

理想的です。

 

たとえば、

リビングや寝室で

天井照明の代わりに

フロアランプや

ウォールライトを使うことで、

光のグラデーションが生まれ、

翳りが際立ちます。

 

素材で翳りを演出

木材や石材の自然素材は、

光が当たるとその質感が際立ち、

影が美しく映ります。

 

無垢材のフローリングや

和紙を使った壁材は、

光を吸収しつつも

柔らかい反射を作り出します。

 

視線の先にポイントを計画する


暗がりの空間に

アクセントとして

美しいデザイン家具や

アートを配置すると、

空間全体のバランスが

引き締まります。

 

陰影に包まれた場所に

アートピースを飾れば、

その存在感が際立ちます。

 

陰影を活かした住まいのデザイン

 

モダンなリビングルーム

大きな窓からは、

昼間は柔らかな光が

リビング全体を包み込むように設計。

 

夜は間接照明で

落ち着いた雰囲気を演出し、

家族団らんの時間も

一人で静かに寛ぐ時間も

ゆったり過ごせる空間のイメージを。

 

ホテルのような寝室・・・・・。

※光の反射を抑えてトーンを落ち着かせたホテルライクな寝室提案CG


寝室にはあえて強い光を入れずに、

ウォールライトと

天井の間接照明を活用。

 

ダークトーンの

ベッドフレームと

リネンを組み合わせ、

深い翳りが生む心地良い空間を。

 

明るさだけでは

決して味わえない、

暗がりと翳りの心地良さ。

 

日本的情緒のある

「陰翳礼讃」の美意識を

住宅設計に活かすことで、

住まいには日常とは異なる

奥行きと洗練が生まれます。

 

そして、

この空間づくりは

「静かに過ごす場所」を

創り出す考え方にもつながります。

 

住まいで「翳り」を楽しむ

デザインの価値は、

暗がりが生む安らぎから、

忙しい毎日を

リセットする最高の

贅沢になるかもしれません。

 

暮らしの奥行きを「程よい暗さ」から

イメージしてみませんか?。

 

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自宅にウッドデッキのある暮らしで生活の習慣も休日の過ごし方もいろいろな拡張性を生み出します、メリットとデメリットを踏まえて間取りと共に生活環境を整える考え方に含む暮らしの提案。

2024年11月27日 | 設計の事デザインの事

ウッドデッキのある家

を計画する際に

考えておくべき情報整理。

※ウッドデッキのある家ビルトインガレージの家外観

 

家づくりを考える際、

多くの人が「ウッドデッキ」の設置を

検討します。

※リビングから続くウッドデッキと芝生の広い庭をアウトドア空間として楽しむ暮らし

 

実際にホームページの

お問合せからも

庭や家のリフォーム計画を通じて

ウッドデッキ計画の

ご質問等を

新規でいただ事も多いです。

※天然木を「R加工」して二段式の階段をベンチにも出来る工夫

 

オシャレな暮らしの

イメージや

見た目の良さ、

アウトドアスペースとしての

活用など、

魅力がたっぷりですが、

実際には設置後の

メンテナンスや使い勝手

コスト面の

事前考慮も重要です。

※リビング側からウッドデッキの間はストリップ階段で視界を調整し憩いの場になる工夫を提案

 

※夜は風景としても楽しむエリアになるように設計

 

今回のblogでは、

「ウッドデッキ」を

取り入れた

暮らしの魅力や

デメリット、

設置の際に

注意すべきポイントを

少し書いてみたいと思います。

※平屋の数寄屋の家にも濡れ縁では無くウッドデッキとして提案(但し人工木デッキ)

 

ウッドデッキの魅力。

ウッドデッキは

BBQスペースとしても最適で、

外観の美しさもそうですが

使い勝手の良いスペースに

計画する事で

機能性もよりよくなります。

※風景を楽しむ場所でありリビングからの繋がりを意識したレイアウトと実用的な使えるカタチ提案

 

以下で少し、

ウッドデッキを

設置することで得られる

具体的なメリットを。

※LDKから近い位置関係にウッドデッキをつくる事で身近に使える配置関係に

 

家族で過ごす

第二のリビングスペース。

ウッドデッキは、

リビングからつながる事で

アウトドアリビングとして

活用できます。

※LDK・キッチンからも移動しやすい事でブランチスペースやBBQの際にも活用しやすい位置関係に

 

休日のブランチを楽しんだり、

子どもが遊ぶ

スペースにしたり、

ペットのくつろぎの場にも

最適です。

※ハンモックやアウトドア家具も重要なアイテムです。

家全体の雰囲気とデザイン性。

ナチュラルな木材は、

家の外観を

演出します。

※裏庭に面する一面に計画したウッドデッキスペース・植樹スペースを兼ねるエリア

 

ウッドデッキがあるだけで、

家全体が一段と

魅力的にも見えます。

※裏庭全体を楽しむスペースとして計画する際に連動するウッドデッキスペース

 

庭との調和も取りやすく、

四季折々の風景を

楽しめます。

※LDK空間とつながるウッドデッキスペースは庭への出入りや庭の鑑賞スペースになる位置付け

 

家の価値を高める

ウッドデッキを設置することで、

家の付加価値が

向上します。

 

特に、

中古住宅市場では

「ウッドデッキ付き」という

条件が

バイヤーにとって

魅力的に映ることもあります。

 

簡単なDIYでアレンジ可能

ウッドデッキは、

家具や植物を置くだけで

簡単に雰囲気を

変えることも出来ます。

 

ライトアップや

パーゴラの設置で、

夜の時間も活用できます。

 

グランピングスペースの

一部にもなりますし

計画性や間取りとの

相性にもよりますが

過ごす場所としての

快適性もよくなります。

 

ウッドデッキのデメリット。

ウッドデッキには

魅力がたくさんありますが、

慎重に検討すべき

デメリットも存在します。

 

設置後に

後悔しないために・・・・・。

 

メンテナンスが必要。

木材は定期的な

手入れが欠かせません。

 

塗装や防腐処理を怠ると、

腐食の原因になります。

 

特に雨や湿気の多い

地域では、

年に一度か二度の

メンテナンスを

行う必要があります。

 

設置コストが高い。

ウッドデッキの設置には

材料費と

施工費がかかります。

 

さらに、

高品質な木材を選ぶ場合や

広いスペースを

確保する場合は

コストがさらに上昇します。

 

天候の影響を受けやすい。

直射日光や

雨にさらされる

ウッドデッキは、

木材が反りやすいという

特性があります。

 

そのため、

日よけや屋根の設置も

最初の段階から

検討する必要があります。

 

長期的な耐久性の問題。

天然木材は

耐久性が心配です。

 

年数が経つと、

シロアリ被害や

腐食が発生するという

リスクがあります。

 

そのため、

メンテナンスの頻度を

見越した

設計が求められます。

 

ウッドデッキ設置のポイント。

素材選びがカギ。

ウッドデッキの素材には、

天然木材

※ウリン、セランガンバツなど

そして人工木材(樹脂デッキ)が

あります。

 

天然木材は

自然な質感が魅力ですが、

人工木材は

耐久性やメンテナンスの

容易さで優れています。

 

設置場所の検討。

ウッドデッキを

どこに設置するかも

重要です。

 

日当たりや

風通しの良さを考慮し、

家族のライフスタイルや

土地の特徴を加味した

配置を計画する事が

重要です。

 

ウッドデッキのある暮らしを

楽しむアイデア。

 

ガーデニングスペースに。

鉢植えや

プランターを並べて、

緑豊かな空間を

演出する事も

室内からの眺めや

外観を含む眺望にも

プラスの要因になりますし

簡易的ですが

花や野菜を育てる

楽しみが加わります。

 

家族のBBQスペース。

ウッドデッキは、

アウトドアクッキングにも

ぴったりのスペースです。

 

専用のグリルを

設置すれば、

家族や友人と

気軽にBBQを楽しめます。

 

テレワークスペースにも最適。

ウッドデッキに

屋外用のテーブルと

椅子、日よけや

落ち着くことが出来る

目隠しを置けば、

屋外でも読書や仕事ができます。

 

リフレッシュ効果が期待でき、

生産性もアップしやすくなる

という統計DATAも

存在します。

 

ウッドデッキの設置は、

暮らしの空間において

快適なアウトドアライフを

提供する

素晴らしい方法です。

 

ただし、

素材選びやメンテナンス、

コスト面の考慮が

必要です。

 

この記事で紹介した

メリット・デメリットや

設置のポイントを

参考にしながら

家造りについて

理想的な

ウッドデッキライフを

実現できるようにと思います。

 

日常をよりよく楽しむ

週末住宅のような暮らしに

ウッドデッキのある

環境デザイン提案。

 

皆さんは

暮らしの目的に

何を意識しますか?。

 

住まいの新築・リフォーム
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暮らしの幅と家時間の環境を上質にデザインする暮らしの設計、アウトドアリビングや半屋外の環境をよりよく、週末住宅やリゾート、別荘のような暮らしのシーンを間取りと家具の工夫から。

2024年11月15日 | 設計の事デザインの事

高級住宅・モダンな家を

考える前に

知っておきたい

プラスの効能を生み出す

暮らしの趣について。

※アウトドア家具のある暮らしの提案

 

屋外家具の魅力とメリット

ベランダやバルコニー、

手入れ次第で

自宅リゾートにという考え方。

 

「家具は屋内に置くもの」という

固定観念にとらわれずに

家の外にも

目を向けてみること。

 

旅行先のホテルで、

プールサイドのソファに

寝ころんで

過ごしたことが

あったりしませんか?。

 

あのソファなどは

屋外家具と呼ばれるものです。

 

屋外家具の歴史は古く、

最近では

巣ごもりや

家時間の充実などにより

自宅で過ごすという

提案の中に

アウトドア家具も

種類が豊富になりました。

 

自宅の屋外設備を

家具でグレードアップして、

リゾート風にすることも

比較的可能になりました。

 

屋外家具の素材の特徴

雨、風、

紫外線にさらされるため、

屋外家具は

ダメージを受けやすい

環境にあります。

 

屋内での使用を

想定された家具を

ただ外においてしまえば、

金属は雨で錆び、

木材は腐り、

樹脂は分解されて

時間とともに

ボロボロになってしまいます。

 

屋外家具に

よく用いられる

アルミ素材は、

アルマイトという方法で

「アルミを守る」錆びを作ります。

 

リーズナブルで

一定の強度がある鉄も、

屋外家具に用いられますが、

錆に弱いため

対策が必要です。

 

木製の家具に

採用されるのは

ボートにも使われる

チーク材が多く、

樹脂製品に関しては

紫外線対策を

施されたものが

販売されています。

 

屋外家具のメリット1
「特別な時間を過ごせる」

ダイニングキッチンで

食べるのもいいですが、

開放感のある外で

食事をするの

環境や間取りプランによっては

いいものです。

 

レストランやカフェでも、

テラス席のほうを

好まれる方もいます。

 

屋外用家具を

ベランダやバルコニーに設置し、

ワインを傾ければ、

特別な時間を楽しめるのです。

 

単調になりがちな

生活の中に、

青空の下で食事をしたり、

談笑をしたりするのは

贅沢な楽しみ方だと思います。

 

地域によっては

天気のいい夜に

外でお酒を飲みながら

星空を見る楽しみ方もできます。

 

屋外家具のメリット2
「部屋に広がりが生まれる」

リビングのすぐ隣に

屋外家具を設けるだけで

空間が広がります。

 

実際に屋外家具と

屋内を仕切っている

掃き出し窓(テラス窓)を開ければ

設計次第で

ひとつの空間になる事も可能です。

 

掃出し窓を閉めていても、

カーテンを閉めなければ

視覚的な広がりを

感じることが出来ますから。

 

屋外まで部屋が

つながっているような

感覚になるのも魅力です。

 

リビングと庭、

つながった空間が生まれれば、

屋内にいながら

更に開放感が生まれます。

 

屋外家具のメリット3
「狭い部屋でも家具を置けばスペースは広がる」

ベランダやバルコニーに

室外家具を設置すれば、

その分、

室内にスペースが

生まれます。

 

ベランダやバルコニーを

有効活用したいという

ニーズにも最大限

応える事が可能になります。

 

室内に仕事デスクを

設置したいけれど、

十分なスペースがないという

ケースでも

そういった

中と外の関係性を

考慮する事で

室内と室外の程よさを

生み出すことが

出来るようになります。

 

リモートワークの場合

ある意味

外の空気を感じながら

自宅で仕事をするのも、

気分転換になるものです。

 

屋外家具のブランド

屋外家具にも

世界的に評価されている

ブランドがあります。

 

屋外家具選びの

ご参考にしてみてください。

DEDON(デドン)

ドイツ北部の

リュネブルクに

本社を置く企業です。

 

革新的な素材と

芸術的なセブの

クラフトマンシップや

世界的なデザイナーが

融合して

作り出されているのが特徴で

屋外家具に革命をもたらした

という評価を得ています。

 

デドンファイバーという

高密度ポリエチレンは

紫外線に強く、

屋外の厳しい環境への

耐久力がある素材です。

 

ドイツの自社工場で生産し、

色調やテクスチャーや

触感にもこだわり、

高級感あふれる

屋外家具を生み出しています。

 

TRIBU(トリビュ)

トリュビュは

ベルギーの屋外家具ブランドで

創業して約50年の

歴史を誇ります。

 

屋外家具ブランドで

初のミラノサローネに

出店した

屋外家具ブランドです。

 

屋外家具も

室内の延長線上という

考え方を持ち、

モダンで洗練された

製品を作り出しています。

 

快適性を確保しながら、

シンプル、

ナチュラル、

ミニマルという

デザイン性も魅力です。

 

屋外使用でも

耐えられる素材にこだわり、

世界中から

トップクラスの

品質のものを探していますが、

新素材の開発にも

取り組んでいます。

 

FERMOB(フェルモブ)

ルーツは

19世紀ともいわれる

フランスの

金属製屋外家具メーカーです。

 

24色のバラエティ豊かな

カラーリングから

選択できます。

 

シーズンごとに

花や果実から

錆のような無機的な

カラーのデザインを

発表しているのが

魅力です。

 

チェアやテーブルなど、

華やかにもできますし、

アクセントとしても

差し色で使えます。

 

金属の多様性を

活かしたデザイン性も

評価が高くて、

細い線と

装飾性の高さも特長です。

 

TUUCI(トゥウチ)

アメリカマイアミに

本社がある

プレミアムパラソルブランドです。

 

トゥウチの特長は

スタイリッシュなデザインで

オリジナリティが

溢れているところにあります。

 

ですが1番の魅力は

高い品質です。

 

フレームや天幕も

耐久性に優れた素材や

構造になっており、

パーツの交換もできる

柔軟性があります。

 

短期ではなく

長期使用に耐えられる

パラソルです。

 

ARFLEX JAPAN RODA
アレフレックスジャパンロダ

ロダは1990年に

イタリア北部の

ヴァレーゼで生まれた

アウトドア家具ブランドです。

 

2004年に

ロドルフォ・ドルドーニが

メインデザイナーになり、

室内と屋外の融合と

生活空間を表現する

IN and OUTを考え出しました。

 

色調はシーンを選ばず、

厳しい環境でも

耐えられる機能性が誇ります。

 

アウトドア家具ブランドらしい、

耐久性と

劣化しづらい家具は

長期的な使用にも

耐えられるのです。

 

NICHIESU DEDON
(ニチエス デドン)

1990年ドイツで生まれた

アウトドアリビングブランド。

 

ブランドのテーマに

裸足のラグジュアリーの実現を

掲げています。

 

ラグジュアリー空間は

繊細でユニークな

アイディアにより

数々の製品

生み出してきました。

 

ポリエチレンファイバーや

アルミのボディと、

フィリピンの職人による

手編みのロープ材の

仕上げが特長です。

 

品のある

カラーコーディネートも

ポイントで、

リゾート感あふれる

アウトドア家具を

提供しています。

 

Cassina FENC-E NATURE
カッシーナ フェンスネイチャー

 

カッシーナの

アウトドア家具でも、

フェンスネイチャーソファーは

リゾート感あふれる

ソファです。

 

自然と調和しつつも、

高級感を演出してくれます。

 

チーク材の

ソファの座り心地の快適さや、

2段階調整ができる

バックレストなど、

機能性の高さも

ポイントです。

 

同シリーズの

チーク天板の

ローテーブルとの

組み合わせで

よりリゾート感が増します。

 

モダンでラグジュアリーな

雰囲気を作りたいなら

選択肢に入れたい

ソファのひとつです。

 

屋外家具の歴史

屋外家具の歴史は古くて、

1860年頃の印象派の画家、

マネの音楽会の作品にも、

外に置かれた椅子に

多くの人が座る光景が

描かれています。

 

椅子は曲木で装飾的ですが、

可能にしたのは

産業革命による

蒸気と鉄です。

 

19世紀末には、

フランスのフェルモブ社の

前身である企業が

カタログを出しています。

 

様々な事情により

屋外家具の歴史は

一旦ストップしますが

再度、

先端素材開発は活発化して、

アルミとプラスチックが誕生し

鉄より軽くて強いアルミは、

戦後、建材や家電製品や

自動車などに

採用されるようになりました。

 

リーズナブルな価格で

大量生産できる技術が発展し、

屋外家具での利用も広まります。

 

パイプとアルマイト技術により、

錆びにくく

軽くて運びやすくなったことは

屋外家具にも

よい影響を与えました。

 

現代的な

プラスチックの屋外家具も、

インジェクション成型、

ブロー成型、

押出成型と、

多種多様な加工法を採用でき、

デザイナーの表現を

反映しやすい点、

比較的安価で

大量生産できて

メンテナンスも楽な点から

屋外家具の素材として

主流となっています。

 

ただ、

普及しすぎたことで

チープ・人工的という

イメージにつながり、

人気はチーク材、

金属フレームに

樹脂技術を活かした

職人による

編みファニチャーと

主流は移っています。

 

様々な歴史的な背景もありますが

暮らしの近い距離感に

アウトドア家具は

存在するようになっています。

 

間取りや建物の配置プランを

計画する前に

暮らし方のイメージとして

屋外家具

アウトドアファニチャーを

暮らしの空間に取り入れて

過ごす場所の価値と

暮らしの趣を

高めてみませんか?。

 

家具から居心地も環境も

らしの趣を丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
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暮らしの環境を整えるインテリアとカラーコーディネートの提案打ち合わせ、過ごし方の環境や趣を間取り構成の中に組み込むインテリア、色の効能を考え過ごす環境を家造りの中に融合する設計事務所とつくる家。

2024年11月14日 | 設計の事デザインの事

過ごし方のイメージを丁寧に。

 

※住まい手さんとのインテリアコーディネート・壁紙選定提案の打ち合わせ

 

部屋の壁紙の選び方

色や柄の特徴、

部屋別に考える基準を

持つことは大切です。

 

新築やリフォームもそうですが

今住んでいる部屋の

雰囲気をガラリと変えたいなら、

家具と一緒に

壁紙を変える事も考え方の一つです。

 

家具などもそうですが

見える範囲の風景が変わる事は

大きな状況変化ですから。

 

そして室内の壁仕上げや

壁紙選びは、

部屋のイメージを

大きく左右する重要な要素です。

 

ですが、

色や柄、素材など種類が多く、

どれを選んだら良いかを

迷ってしまう方も

多いかと思います。

 

僕は新築やリフォーム

リノベーション等

家造りのご相談いただいた際には

暮らしのイメージと共に

そのあたりの選択肢に対しての

ご提案もさせていただく

「インテリアコーディネート」も

行うようにしています。

 

家造りには

空間の魅力も重要です。

 

そういった意味で

「模様替え」等で

ご相談をホームページから

いただく事もありますので、

壁紙(クロス)選びについて

今回のblogでは

少しだけ考え方の工夫などを

書いてみたいと思います。

 

部屋のインテリアにこだわりたい、

壁紙選びに

迷っている方の

参考になればと思います。

 

壁紙だけではなくて

床の仕上げや

その他のインテリア要素にも

配慮してください。

 

1: 色の特徴

壁紙の色は、

部屋の雰囲気を大きく左右します。

暖色系、寒色系、中間色など、

色の持つイメージを理解することで、

理想の空間作りに近づけます。

 

・ 暖色系
暖色系は、

赤やオレンジ、

黄色など、

太陽の色を連想させる色です。

部屋に温かみと活力を与え、

明るく開放的な空間を演出します。

リビングやダイニングなど、

人が集まる空間におすすめです。

 

・寒色系
寒色系は、青や緑、

紫など、

海や空の色を連想させる色です。

部屋に落ち着きと

リラックス効果を与え、

集中力を高める効果も

期待できます。

寝室や書斎など、

静かで落ち着きたい空間に

おすすめです。

 

・中間色
中間色は、

暖色系と寒色系の

両方の特徴を持つ色です。

例えば、

緑は青と黄色の混合色、

紫は赤と青の混合色です。

中間色は、

暖色系と寒色系の

バランスを取りながら、

部屋に個性的な

アクセントを

加えることができます。

 

2: 柄の特徴

壁紙の柄は、

部屋の雰囲気を

ガラリと変える効果があります。

シンプルな無地から、

個性的な柄まで、

様々なデザインがあります。

 

・ストライプ柄

ストライプ柄は、

縦縞や横縞の模様です。

縦縞は部屋を高く見せ、

横縞は部屋を広く

見せる効果があります。

モダンでスタイリッシュな

空間を演出したい方には

おすすめです。

 

・柄
花柄など柄のはっきりしたものは、

いる意味可愛らしさや

華やかさを演出するのに最適です。

部屋に優しい雰囲気を与え、

空間を演出できます。

スキを集めたい空間(部屋)など、

スキに囲まれて

リラックスできる空間に

おすすめです。

 

・チェック柄

チェック柄は、

カジュアルで可愛らしい

印象を与えます。

様々なカラーバリエーションがあり、

部屋の雰囲気に合わせて

選ぶことができます。

子供部屋やリビングなど、

比較的明るく楽しい

空間を味わいたい場合に

おすすめです。

 

3: 模様の特徴

壁紙の模様は、

部屋に立体感や

奥行きを与える効果が

あります。

凹凸のあるエンボス加工や、

光沢のある素材など、

様々なバリエーションがあります。

 

・エンボス加工

壁紙に凹凸をつける加工です。

部屋に立体感や奥行きを与え、

同時に模様によっては

高級感も演出できます。

リビングやダイニングなど、

比較的広い空間や

壁の一部にアクセントをつけたい

という空間におすすめです。

 

・光沢のある素材

部屋に華やかさを与えます。

光を反射するため、

部屋を明るく見せる

効果もあります。

リビングや玄関など、

華やかな印象にしたい

空間におすすめです。

 

部屋別に考える壁紙(クロス)

壁紙選びは、

部屋の用途や

雰囲気に合わせて

選ぶことが重要です。

 

リビング、寝室、子供部屋など、

部屋別に考える壁紙の選び方にも

イメージする事は大切です。

 

リビングは、

家族が集まる空間であり、

くつろぎと温かさを

演出することが

大切なケースが多いです。

 

そう言う意味では、

暖色系の色や、

ナチュラルテイストの柄が

おすすめです。


また、

アクセントクロスとして、

一部に個性的な柄や

色を取り入れるのも

良いかと思います。

壁紙(クロス)以外の材利用を

組み合わせる事も

部屋のイメージづくりで

最適化出来るように。

 

空間構成の目的や

方向性にもよりますが

ベージュや薄いグリーンなど、

暖色系の色。

 

木目調やレンガ調など、

ナチュラルテイストの柄

 

アクセントクロスとして、

差し色や個性的な柄

 

コーディネート例としては

ベージュの壁紙に、

木目調のアクセントクロスを

組み合わせる

 

薄いグリーンの壁紙に、

柄のアクセントクロスを

組み合わせる

等も個性的になります。

 

寝室は、

リラックスして

眠れる空間であることが

大切です。

そのため、

寒色系の色や、

落ち着いた柄がおすすめです。

また、

睡眠の質を高めるために、

遮光性の高い壁紙を

選ぶのも良いかと思います。

 

一例としては

ブルーやグレーなど、

寒色系の色。

ストライプ柄や幾何学模様など、

落ち着いた柄

遮光性の高い壁紙

 

コーディネート例としては

ブルーの壁紙に、

白いレースのカーテンを

組み合わせる

グレーの壁紙に、

木製の家具を組み合わせる

 

子供部屋は、

子供が楽しく過ごせる

空間であることが大切です。

そのため、

明るく楽しい色や、

子供向けの柄がおすすめですが

子供が成長しても飽きない、

シンプルなデザインを

選ぶのも良いかと思います。

成長の過程で

模様替え

プチリフォームとして

壁紙を貼り変えたり

素材を変えたりすることも

考え方の一つです。

比較的明るい色。

動物柄やキャラクター柄など、

子供向けの柄。

 

シンプルな無地に

家具などで

バリエーションを

調整する(成長の過程を考える)

 

壁紙選びは、

部屋の雰囲気を

大きく左右する

重要な要素です。

 

家の新築やリフォーム

リノベーションでもそうですが

暮らし方のイメージを

変化させたり

暮らしの環境を

思い切って変えるという意味で

部屋の壁紙を変えたり

インテリアのコーディネートを

見直してみませんか?。

 

居心地も環境も

らしの趣を丁寧に。

 

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