奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの新築計画で大切なゾーニングという過程、住まい手さんご家族と計画地となる土地の特徴の相談を進めながらロケーションや外観の見え方を意識しつつ選択肢のイメージも同時に。

2024年12月30日 | 家 住まい 間取り プラン

家造りをより良い方向に。

 

※住まいの新築計画で相談中のところ、今回はゾーニングも含んだ打ち合わせ

 

住まいの新築で

ご依頼をいただいている住まい手さん

ご家族との「間取り計画前」の

打合せをいろいろと。

 

今回の打ち合わせ後は

一旦間取りのイメージか

距離を取り

家具のイメージや

インテリアレイアウトの方向性、

住宅の設備機器類等

選択肢を吟味するのですが

その前に大事な「ゾーニング」の考え方と

暮らし方のイメージと

土地の特徴を活かす

間取り計画の基本を

相談中・・・・・。

 

 

家造りを始める際、

最初に意識するのは

「どんな家にするのか」

という課題です。

 

しかし、

その課題を現実的に

形にするためには

「ゾーニング」という

重要なプロセスがあります。

 

今回の打ち合わせは

そのゾーニングについて。

 

ゾーニングとは、

敷地の特徴や

暮らしの動線に基づいて

「家のエリア分け」を

計画することです。

 

これを適切に行うことで、

家族が過ごしやすく

快適に暮らすことの出来る

理想的な住まいを

実現できるようになります。

 

間取りの計画を

具体化する前に

大事な土地の特徴や

ロケーションを

最大限に活かした

ゾーニングの

考え方について・・・・・。

 

ゾーニングとは、

住宅をいくつかのエリアに分け、

それぞれのエリアに

どのような機能を

持たせるべきなのかを

決めるプロセスです。

 

一般的に

ゾーニングで考慮するエリアは

大きく分けて

次の3つです・・・・・。

 

パブリックエリア

(リビング、ダイニング、玄関など)

家族が集い、

来客を迎える「家の顔」

となる場所です。

 

敷地の中で

眺めが良い場所や

日当たりの良い場所に

配置するのが理想的です。

 

プライベートエリア

(寝室、子供部屋、書斎など)

家族が静かに

休むための空間、

趣味などに没頭する場所で

どちらかといえば

外からの視線や

騒音を遮ることが

求められます。

 

敷地の奥や

外部と隔てられた場所に

配置することで生活環境を

整える事が

出来るケースが多いです。

 

サービスエリア

(キッチン、浴室、収納スペースなど)

家事動線を考慮し、

効率よく機能するように

配置します。

 

キッチンとダイニング、

浴室と洗濯スペースを

近接させると比較的

移動や作業には便利です。

 

土地の特徴を活かす

ゾーニングのポイント・・・・・。

 

敷地の形状を活かす。

土地、敷地にも

狭小地、旗竿地、変形地など、

理想的な矩形も存在しますが

敷地にはさまざまな

形状があります。

 

それぞれの形状に適した

ゾーニングを行うことで、

無駄のない間取りが

生まれます。

 

例えば、

通路部分を多く持つような

旗竿地では、

玄関を竿部分に配置し、

家の中心付近を

プライベートエリアとする

ゾーニングで

静かな空間を確保できますし、

形の複雑な敷地の場合では、

クローバー動線のように

家の中心部分へ寄せた

近い位置に

サービスエリアを考えて

外側へ向かって

パブリックエリア、

その中間に

プライベートエリアという

外に向かって

展開するような

ゾーニングが有効です。

 

 ロケーション

(眺望・日当たり・風通し)を重視

土地のロケーションを

最大限に活かすことも重要です。

 

たとえば、

借景となるような

眺めの良い自然公園や

眺望が楽しめる土地では、

窓のと距離感を

計算しながら

部屋からの眺望が良い側に

部屋を配置する。

 

南向きの敷地では、

逆に隣地側の状況を

ゾーニングに取り入れないと

敷地と方位だけを

意識する事では

「隣地のサービスエリアの外部」を

眺めながら過ごす状態に

なってしまいますから

「庭」との関係性も

意識することが大事です。

 

環境音やプライバシーを

考慮する・・・・・。

大通りに面した敷地では、

音や外からの視線を

遮るために、

パブリックエリアを

敷地の中央や奥に配置し、

窓の位置を工夫します。

 

中庭を計画して

ゾーニングを

変形させるような計画も

有効です。

 

一方、

近隣住宅と接近している場合は、

窓の配置や

目隠しの設置を

検討する必要もあります。

 

暮らしの動線とゾーニング。

ゾーニングを考える際、

暮らしの動線を

意識することが不可欠です。

 

動線がスムーズであれば、

日々の生活が

格段に快適になります。

 

家事動線。

キッチン、洗濯機、

物干し場を出来る限り

一直線に配置することで、

家事の効率が

大幅にアップします。

 

家族の動線。

家族の自由な移動が可能で

リビングにも集まりやすく、

日頃から

頻繁な移動が可能な

動線を意識します。

 

リビングを中心に

寝室や浴室へのアクセスを

計画することも効果的です。

 

来客動線。

玄関から直接リビングに

アクセスできるゾーニング設計や、

トイレなどの衛生関連の位置を

来客にも配慮した場所に

設置することで、

来客時の快適さを

向上させます。

 

先ずはゾーニングを

吟味することで、

敷地の内容を読み解きながら

間取りの可能性を分割する前に

大まかな位置関係を

検討する時間・・・・・。

 

そこから暮らしのポイントを

整理していくことで

広がりのある暮らしを

楽しむ間取りに

近づくことができます。

 

ゾーニングは、

家造りの基盤とも言える

プロセスです。

 

土地の特徴や

ロケーションを

しっかりと読み解き、

家族の暮らし方に合わせた

エリア分けを計画することで、

過ごしやすい

住まいの空間が完成します。

 

様々な角度や位置関係を

検討するプロセスは

暮らしの意識を育む時間にもなります。

 

結果にたどり着くまでの

大切な時間の密度を

いまは検討し始めたところです。

 

家造りを考える際には、

家族のライフプランを

重要視しながら

土地のポテンシャルを

引き出しながら

快適な暮らしを

デザインする視点を

持つことが重要です。

 

この考え方が、

家造りの際には

最適解に近づく

最良の選択肢を

引き寄せますから。

 

暮らしの環境をつくりだす

ゾーニングのイメージを

まずは意識する時間。

 

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洗練された住まいを実現するリビングアクセス階段という選択肢、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた間取りと空間の設計提案、機能性とデザイン性が融合した家の存在感を楽しむように。

2024年12月29日 | 家 住まい 間取り プラン

リビングアクセス階段で叶える

豊かで洗練された暮らし。

※和モダンなホテルライクを意識した吹抜けと融合したLDK空間提案イメージ事例

 

リビングアクセス階段がもたらす

暮らしの変化・・・・・。

 

家族がともに過ごす

時間や空間

そして個人も

プライベートを楽しむ

暮らしの空間。

 

様々な暮らしシーンが

大切にされる今、

住まいづくりにおいて

「間取り」が果たす役割は

ますます重要です。

 

その中でも、

リビングアクセス階段は

ただの動線設計に留まらず、

住空間を

様々な意味で

変化させる効能を持っています。

 

家族間のつながりを深め、

暮らしやすさと

上品なインテリア性を両立する

設計のアイデアは

暮しにどのような

効能をもたらすと思いますか?。

 

リビングアクセス階段が

生みだす間取りの効能。

 

自然と家族が

集まりやすくなる設計。

 

リビングを通じて

下階をつなぐ階段は、

家族同士が

自然に顔を合わせる機会を

増やす設計となります。

 

勿論家族によって

それぞれの

暮らしやすい距離感が

存在すると思います。

その距離を

キチンと設計に取り入れながら

子供も夫婦も

暮らしの時間の中で

成長して

それぞれの部屋を

使うようになっても、

リビングを中心に

人の流れと

交流の場が生まれ、

生活に家族の関係性を

調整するための

間合いを持つ仕組みが

作られます。

 

空間の一体感と開放感。

リビングアクセス階段は、

リビングを

物理的にも視覚的にも

広く見せる

効果があります。

 

吹き抜けや

大きな窓と組み合わせることで、

外からの光が豊かに取り込まれ、

家全体が「自然光」と関わり

窓から繋がる

開放的な空間に・・・。

 

階段をインテリアの

一部として考えることで、

空間そのものが

上質に見えるのも魅力です。

 

設計の自由度を活かした

デザイン性のある素材。

 

階段自体を

デザインの中心に

据えた設計では、

素材や形状にこだわることで、

住まいの印象が

変化します。

 

例えば、

木の温かみを感じさせる

ステップや、

スチール製の

スリムな手すりを

組み合わせることで、

モダンなテイストと

機能性を

両立させることが

可能となります。

 

暮らしやすさを

実現する間取りの工夫。

 

動線を考えた階段配置。

リビングアクセス階段の

魅力を最大限に

活かすには、

人の移動する通路となる

動線計画が重要です。

 

リビング、キッチン、

ダイニングを

自然に結ぶ

間取りにすることで、

生活の中で

無駄な移動が減り、

効率的な暮らしを

実現しやすくなります。

 

その中心に階段が

あることで

移動の際も

シンプルな動きが可能になります。

 

家族が気軽に使える

動線設計は、

生活の中で

家族のライフスタイルを

快適にサポートする

仕組みにもなります。

 

階段下の有効活用。

リビングアクセス階段を

箱型の空間で閉じる場合は

階段下を収納や

趣味のスペースとして

活用できます。

 

例えば、

階段下に本棚を設ければお

気に入りの書籍を

ディスプレイでき、

またワークスペースとして

使用すれば

仕事や勉強、

家事作業の場としても

活用が可能です。

 

限られた空間を

有効活用しながら、

機能的で

過ごしやすい空間を

生み出すことも出来ます。

 

光と風を生かした設計。

階段周りに設置した

窓や吹き抜けを通じて、

自然光を家中に取り込むことで、

空間全体が開放的で、

心地よい雰囲気に包まれます。

 

これにより、

階段がただの移動手段ではなく、

腰掛スペースにもなりますし

読書スペースにも

変化して

多様性のある階段は

家の中心となる存在感を持つ

デザインとなります。

 

洗練された

階段デザインの選び方。

 

素材の選択で家の印象を格上げ。

 

木材:温かみのある雰囲気を

演出して、

床材との統一感を図る。

 

スチールフレーム:モダンで

スタイリッシュな印象を

与える。

 

ガラスパネル:視覚的な

広がりを持たせ、

空間を軽やかに見せる。

 

照明で演出する

階段の美しさ・・・・・。

 

照明を階段に取り入れると、

夜間の安全性を高めつつ、

階段そのものを

優雅なインテリアとして

演出できます。

 

手すり部分や

ステップの上部や下部に

配置した

柔らかな光は、

空間全体を上品に彩ります。

 

家族が集いつつ、

プライベートな時間を

楽しみながら

暮らしが広がる

そんな住まいを考える際に

リビングアクセス階段は、

ただの移動手段としての

役割を超え、

多目的な役目を持ち

暮らしを深める空間、

そして家そのものを

デザインする重要な

要素となります。

 

適切な間取りの工夫と

素材選びによって、

暮らしやすさと

美しさを兼ね備えた

理想の住まいを

実現することができます。

 

これからの

住まいづくりを

検討されている皆様にも

ライフスタイルによっては、

リビングアクセス階段を

取り入れることで

間取りの効能と

暮らしの質が

飛躍的に

向上するかも知れません。

 

上質の意味をイメージしながら

暮らしの価値を高める

空間設計を

考えてみては

いかがでしょうか?。

 

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薪ストーブが紡ぐ豊かで緩やかな暮らしの空間、家族の時間と空間デザインを変える、炎のある住まいの魅力提案、インテリアであり実用的な暖房器具、そして調理器具としての万能性の採用。

2024年12月26日 | 設計の事デザインの事

薪ストーブのある暮らし。

 

郊外でゆとりある暮らしを

楽しむ過ごし方に

過ごす緩やかな時間を楽しむ

付加価値時間を

味わうということ・・・・・。

※アンテークな空間を楽しむ暮らしの構成に薪ストーブの存在価値・モダンな空間にも対応は可能です

 

薪ストーブのある空間で

過ごす体感は、

ただの暖房機器を超えた

体験時間です。

 

炎の揺らめきを

眺めるひととき、

薪をくべる音、

薪の香り・・・・・。

 

薪ストーブは、

現代の忙しい生活に

“癒し”や“ぬくもり”を提供し、

暮らしの価値を

一段と高めます。

 

特に家づくりを

検討中の方にとって、

薪ストーブを取り入れることは

ライフスタイル

そのものをデザインする

選択肢となります。

 

薪ストーブの魅力を深掘りし、

その付加価値を見つける事で

日々の暮らしと同時に

空間の充実度と

過ごし方の変化も

味わうことが出来ます。

 

新しい家での暮らしを

計画する際に、

薪ストーブに

どのような効能があるのかを

じっくりと

考えてみませんか?。

 

薪ストーブのある暮らしが

もたらす豊かさ。

 

視覚・聴覚・嗅覚を

刺激する心地よさ。

 

薪ストーブの

魅力のひとつに、

炎の揺らめきがあります。

 

心を落ち着ける

オレンジ色の光、

薪が燃える

パチパチという音、

そして自然の香りが

広がる室内。

 

これらは

「五感で楽しむ暖房」として、

単なる機能を超えた

リラクゼーション効果を

提供します。

 

リビングや

ダイニングに

薪ストーブを設置することで、

家族が自然と

集まりたくなる空間が

生まれます。

 

人はやはり

本能的に

心地居場所に

移動しますよね。

 

家族の時間と

コミュニティの醸成・・・・・。

 

薪をくべる作業や、

薪の管理は

手間がかかるように

思われがちですが、

そのプロセスが

家族や仲間との

共同作業の場になります。

 

「薪割りを一緒にする」

「火を囲みながら話す」

というアナログな時間が、

現代では逆に新鮮で、

家の中での行動も考え方も

よい意味で少し変わります。

 

大切な時間を深める

きっかけにもなります。

 

静かな空間で

炎の揺らめき

味わいながら過ごす時間を

楽しんでみませんか?。

 

家づくりで

薪ストーブを選ぶ際の

ポイント。

 

薪ストーブの種類と特徴。

薪ストーブには大きく分けて、

以下の種類があります。

 

鋳鉄製ストーブ: 蓄熱性が高く、

長時間暖かさを保つ。

クラシカルなデザインが魅力。

 

鋼板製ストーブ: 熱伝導性が良く、

短時間で室内を

暖めるのに適している。

モダンなデザインが特徴。

 

ペレットストーブ: 燃料に

木質ペレットを使うタイプで、

薪ストーブよりも

手軽に操作可能。

 

適切な設置場所の検討。

薪ストーブは

部屋全体を暖める

熱源であるため、

リビングや吹き抜け空間など、

家の中心的な位置に

設置するのがおすすめです。

 

また、

煙突の設計も重要で、

建物の構造や

高さを考慮して

配置する事が重要です。

 

 

また薪の調達や

煙突掃除といったことも

重要ですので、

長期的な計画を

考慮しておくことが大切です。

 

薪ストーブのある暮らしを

さらに楽しむ工夫。

 

薪ストーブを活用した調理。

薪ストーブは暖房だけでなく、

調理器具としても

活躍します。

 

ピザを焼いたり、

煮込み料理を作ったり、

アウトドア感覚を

日常生活に

取り入れることも可能です。

 

最近では薪ストーブ専用の

調理器具も多く販売されており、

料理好きの方々には

たまらない魅力にもなっています。

 

薪ストーブをインテリアとして楽しむ

薪ストーブは

そのデザイン性も重要なポイント。

 

シンプルなモダンデザインや

クラシカルな

欧州風のものまで

選択肢が豊富です。

 

薪棚や周囲の壁を

暮らしのイメージと重ねることで

空間全体の趣も楽しむ事ができます。

 

周辺環境との調和。

薪ストーブは、

庭やウッドデッキなどの

アウトドア空間との

相性も抜群です。

 

外での薪割り作業や、

ストーブを囲む

外部スペースを活用して、

内と外をつなぐ

暮らしのデザインが

可能になります。

 

薪ストーブは

「暮らしのデザイン」に

深く関わります。

 

そういう意味でも

薪ストーブは、

単なる暖房器具を超えて、

暮らし全体に

“豊かさ”をもたらす

存在です。

 

単なる暖房器具という

位置づけではなくて

その炎が作り出す空間は、

人々の心を癒し、

家族や仲間のつながりを強め

人の本能にも語り掛けます。

 

空間の構成要素は

暮らしの中に溶け込み

癒しの役割を果たします。

 

家づくりを計画中の方で、

そこに価値を

イメージ出来る場合は

ぜひ薪ストーブを

選択肢に入れてみてください。

 

新しい家での暮らしに

「ぬくもり」と

「特別な時間」を添える

薪ストーブの存在。

 

選ぶ価値は十分にあります。

 

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平屋建ても二階建ても間取りの工夫と暮らしの趣を兼ね備えた過ごしやすいビルトインガレージのある家・ガレージを超えた暮らしの空間にスキップフロアや階段、ホームエレベーターを備え余白と段差を活用する暮らし。

2024年12月25日 | 設計の事デザインの事

ガレージのあるでの暮らし。

ビルトインガレージと

その余白を活かした住宅で

暮らしを楽しむ家づくり。

※ビルトインガレージの上部にも段差活用で部屋を設計してLDKに近い距離感での動線と眺めの設計も。

 

ガレージをどう活用するのかで、

暮らしの質は

大きく左右されます。

 

奈良県内の多くの地域が

そうであるように

車が生活の中心にある地域では、

ビルトインガレージは

単なる駐車スペースではありません。

 

雨の日の動線を

快適にするだけでなく、

趣味の空間や

家族との時間を楽しむための

スペースに変身させることが

できます。

 

ビルトインガレージの

上手な活用と

スキップフロアや階段、

ホームエレベーター等を活用した

段差設計を

組み合わせた家づくりも。

※ガレージの上部をLDKと繋がるテラスに設計したビルトインガレージのある家・内部でホームエレベーター設置。

 

ガレージの余白を

フリースペースとして

活用しながら、

スキップフロアや階段等による

立体感を取り入れることで、

オシャレでありつつ

快適な暮らしを

実現することも出来ます。

 

ガレージと段差の融合が生む

暮らしの豊かさ・・・・・。

 

ガレージの「余白」を活かした

ライフスタイル提案。

ガレージは

車を停めるだけの

場所ではありません。

 

その「余白」を上手に使うことで、

暮らしの質が

劇的に変わります。

 

例えばDIYスペースとして。

工具や機材を収納しながら、

趣味の時間を

楽しむことができます。

 

子どもの遊び場。

雨の日もそうですが

自転車やスケートボードの

練習スペースにも最適。

 

ホームジムやスタジオ。

屋内に設置することで、

天候に左右されず利用可能です。

※法律上の居室扱いの場合

様々な規制と実情の調整が設計には必要です。

 

これらを可能にするためには、

ガレージ自体の広さだけでなく、

周囲の余白スペースや

天井高と実際の使い勝手を意識した

設計が重要です。

 

スキップフロアがもたらす

「奥行き」と「つながり」・・・・・。

 

スキップフロアの最大の特徴は、

床の高さをずらすことで

空間に立体感を生む点です。

※階段も同じです。

 

そのような段差活用の場合は

以下のような工夫が、

日常をより楽しく、

快適な空間にしてくれます。

 

視線の抜け感。

フラットな間取りに比べて、

家全体に「広がり」を

感じさせます。

 

特にビルトインガレージを

配置することで、

天井高を活かしながら

LDKなどとの距離感を使った

間取り設計で

奥行きを生み出すことが出来ます。

 

エリアごとの役割分担。

例えば、

ガレージの上をリビングに、

半階上を

子ども部屋にするなど、

ゾーニングを工夫することで

プライベートと

共有空間のバランスを取ります。

 

動線の工夫・・・・・。

スキップフロアの場合は

階段の上り下りが

短く済むため、

比較的動線がスムーズになります。

 

実際に設計した住宅では、

ガレージから数段上がった

フロアに趣味部屋兼収納、

その対面側にLDK空間を

配置することで、

ガレージと趣味空間が連動し

日々の生活空間は分離する

居住空間が生まれました。

 

ビルトインガレージ住宅の

設計ポイント・・・・・。

 

機能性とデザイン性の両立。

ガレージはどうしても

無機質な印象になりがちですが、

デザイン性に配慮することで

家全体の雰囲気を

よりよくすることが出来ます。

 

素材選び:コンクリートや

スチールだけでなく、

防火認定品や準不燃等の

ウッドパネルを取り入れることで

温かみをプラス。

 

照明計画:間接照明や

ダウンライトを

雰囲気づくりを考えて

配置することで、

ガレージ内でも

心地よい空間をつくるだせます。

 

断熱性と防音性の確保・・・・・。

ガレージと

居住空間を隣接させる場合、

断熱材や防音材を

しっかりと入れることが

大切です。

 

これにより、

車のエンジン音や

外気の影響を

最小限に抑えることができます。

 

ガレージからリビングや

キッチンへの動線mの整理整頓。

 

買い物帰りに

荷物を持ちながら

移動することを考えると、

スムーズな動線設計が

欠かせません。

 

半階分の高さを

スキップフロアで調整したり、

ホームエレベーターを設置したり

平屋や水平移動の場合は

室内から直接

アクセスできるようにすることで、

家事も含めて

日々の暮らしが

さらに快適になります。

 

趣味と暮らしを両立した家だと

家事も両立する

スペースとして

ガレージを検討して

車が趣味のご夫婦のために

ガレージを広く取り、

その一角をカフェ風の

スペースとして活用したり

ガレージからつながる階段周辺に、

家族が集まる場所を配置。

 

リビングの大きな窓からは

ガレージが見えるように設計し、

愛車を眺めながら

くつろげる空間となったり

ガレージの上部を活用した

テラスを計画する事も。

 

また、

ガレージの天井を高く確保して、

2階部分には

書斎を設置する事も可能です。

 

スキップフロアや階段で

空間をつなげることで、

趣味と仕事、

家族の時間がすべて

バランスよく保たれるような

家にもなります。

 

ビルトインガレージと

スキップフロアや階段等の

段差を組み合わせた家づくりは、

ただオシャレなだけでなく、

機能性や暮らしやすさも

兼ね備えた

理想的な住まいを実現します。

 

特に趣味や車が

生活の一部である方には、

このような家の考え方や

デザインは大きな

魅力となりますし

家事や日々の暮らしが

上質に変化します。

 

家づくりは人生の大きな選択。

ガレージという空間の

可能性を存分に活かして、

あなただけの

特別な暮らしの空間を

考えてみませんか?。

 

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心地よさと美しさを叶える住まいづくり:キッチンを中心に広がる理想のリビング空間デザインを考える暮らしの提案設計、間取りの構成に日常の過ごし方を上質に彩る家造りの提案。

2024年12月24日 | 設計の事デザインの事

キッチンを中心とした

心地よい暮らしの空間と

リビングでの

過ごし方のデザイン。

※ホテルライクなモノトーンの暮らしをイメージしたLDKデザイン提案

 

キッチンは家の心臓と

よく言われます。

 

※差し色を持ちつつホテルライクなモダンなインテリアを楽しむ暮らし提案をイメージしたLDK提案

※モダンでカラフルな空間美を備えた動きのあるLDKデザイン提案

 

家族や友人が集まったり、

一人で静かに大切な時間を

過ごしたり

夫婦の時間を大切にした離

料理を通じて

コミュニケーションが

生まれる場所として、

キッチンは

家造りにおいて

非常に重要な要素です。

 

しかし、

キッチン単体で

完結する空間では

ありません。

 

リビングとのつながりや

間取りの考え方次第で、

住まい全体の

心地よさが

大きく左右されます。

 

キッチンを中心とした

心地よい暮らしの

空間づくりについて、

リビングとの調和や

過ごし方を具体的に

掘り下げて

考えてみたいと思います。

 

家族の絆を深めたい、

自然と会話が弾む

リビングをつくりたい、

そんな思いを持つ方にも

役立てばと思います。

 

キッチンと

リビングをつなぐ

理想的な間取りとは?。

 

キッチンとリビングを

一体化させた

「オープンキッチン」の存在。

LDKという間取りと

空間構成。

 

料理をしながら

家族や友人と

会話を楽しむことができる

間取りは、

コミュニケーションの

活性化につながります。

 

特に以下のポイントを

おさえると、

キッチンとリビングの

つながりが

より心地よくなります。

 

動線を重視するレイアウト・・・。

キッチンと

リビングをつなぐ動線は、

無駄がなく、

スムーズであることが

理想です。

※動線とは人が移動するルートの事を指します。

 

例えば、

リビング・ダイニング

キッチン (LDK)の配置を

一続きにすることで、

家事の効率を

高めるだけでなく、

日常的な収納計画や

移動そのものに

ストレスを

感じにくくなります。

 

ゾーニングの工夫・・・・。

一体化しすぎると

キッチンの作業感が

リビングに伝わってしまう

こともあります。

 

例えば、

キッチンカウンターや

アイランドキッチンを

設置して

「緩やかな仕切り」を

つくることで、

空間全体の

一体感を保ちながら、

程よい独立性を

確保することが可能です。

 

心地よさを生む

キッチンと

リビングの素材選び・・・・・。

 

心地よい空間は、

素材選びも大切です

同じ間取りであっても

素材や色、質感等で

全く異なった空間となります。

 

そういった意味で

様々な空間に対しても

キッチンとリビングの

素材感に関しても、

視覚的な感度を調整する事で

住まい手さん

それぞれに対しての

居心地の良さを

実現することができます。

 

床材、

フローリングの統一。

 

キッチンとリビングで

同じ床材、

素材を使うと、

空間に連続性が生まれます。

 

例えば、

無垢材の床材や

優しい色使いの床材を

採用すると、

ナチュラルで

温かみのある雰囲気が

演出できます。

 

壁材と

カラースキーム・・・・・。

キッチンは汚れやすいので、

掃除のしやすい

タイルやパネルを採用する事が

一般的には多いです。

 

リビングと色調を

揃えると

調和が取れます。

 

たとえばですが、

ベージュや

ホワイト系の色味は、

空間全体に

清潔感と統一感を生み出します。

 

収納とインテリアで

魅せる空間づくり・・・・・。

 

キッチンとリビングの

調和を保つためには、

収納計画も

欠かせません。

 

特に、

生活感を抑えつつも

使いやすい収納を

取り入れることで、

洗練された空間が

生まれます。

 

見せる収納と

隠す収納のバランス。

 

キッチンでは、

食器や調理器具を

「見せる収納」にすると

インテリアの一部として

おしゃれに見えます。

 

一方、

リビングでは、

テレビ周りの収納や

本棚を「隠す収納」に

することで、

すっきりとした

印象を保てます。

 

一貫性のあるデザイン・・・・・。

キッチンカウンターや

収納棚を

リビングと同じテイストで

揃えると、

統一感がアップします。

 

例えば、

木目調の家具や

マットなブラックの

取っ手を採用すると、

モダンで落ち着いた

空間になります。

 

心地よい照明計画のポイント。

キッチンとリビングは

用途が異なるため、

照明の使い分けが重要です。

 

それぞれの空間に

適した照明を

選ぶことで、

暮らしがさらに

心地よく

そして快適になります。

 

キッチン: 機能的な照明。

作業効率を高めるために、

キッチンには

手元をしっかり照らす

スポットライトや

ダウンライト

ペンダントライトが

適しています。

 

リビング: 雰囲気重視の照明。

リビングでは、

間接照明や

調光可能なライトを

取り入れることで、

リラックスできる

空間を演出できます。

 

また、

キッチンとの

一体感を意識して

照明器具のデザインを

揃えるという場合もあります。

 

住まいの中心としての

リビングの役割・・・・・。

 

リビングはどちらかといえば、

家族が集まり、

くつろぎ、

思い思いの時間を過ごす

場所です。

 

家具配置の工夫・・・・・。

ソファや

ダイニングテーブルの配置は、

家族の動線を

考慮して決める事も大切。

 

キッチンとリビングが

向かい合うレイアウトにするケースと

そうではないケースでは

過ごし方も

体感する空間の密度も

随分変わります。

 

自然素材を取り入れる。

観葉植物や

ウッド素材の家具を

活用することで、

空間に癒しを

プラスできます。

 

これにより、

無機質な雰囲気が和らぎ、

窓の外の景色等との

調和が取りやすくなります。

 

キッチンとリビングは、

家族の生活の中心となる

重要な空間です。

 

それぞれの機能を

活かしつつ、

デザインや間取り、

素材選びを工夫することで、

より心地よい暮らしを

実現できます。

 

キッチンとリビングを

つなぐ家造りは、

単に住まいの

美しさを追求するだけでなく、

家族の絆や

日常の快適さを育む

基盤となります。

 

家族を大切にしつつ

個人の時間も

充実する理想の住まい、

幸せな暮らしの

空間と時間を

キッチンとリビングの

構成からも

丁寧に提案する

家造りの間取りとカタチの設計を

考えてみませんか?。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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平屋の家の魅力、メリット・デメリットを考えつつも、土地選びの基準や建築コストを抑える考え方も、暮らしの理想を意識しながら暮らし方の現実も再構築する住まいの設計提案。

2024年12月23日 | 暮らしの事イロイロ

平屋の家、

これからの住まい方を

考えるということ。

※二階建ての開放感を活用したビルトインガレージ付きの平屋の家イメージ提案CG実例

 

「平屋の家」に関しての

ご相談の比率が増えています。

※山小屋・駅舎をモチーフにしたミニマムライフを楽しむ平屋の家イメージ提案CG実例

 

その背景には、

少子高齢化や

ライフスタイル

生活の変化、

さらには環境問題への

意識の高まりがあります。

 

広がりのある一層の空間で、

家族とのつながりを

重視するという

考え方もありますが

将来的なライフスタイルの変化や

日常を真剣に考えた結果

というケースも。

 

そういった意味でも

平屋建てが

見直されています。

 

では、

平屋にはどのような

メリットがあり、

どのような

課題があるのでしょうか?。

 

平屋の魅力・・・・・。

シンプルで機能的な空間設計

平屋の最大の魅力は、

すべての空間が

1階に収まることです。

 

階段を

必要としないため、

移動がスムーズで、

子どもから高齢者まで

どの世代にも

活用しやすくなります。

※ホームエレベーターを採用しない場合

 

人の移動が関連する

動線の良さ・・・・・。

生活動線や

家事動線が短く、

日々の生活が

効率的に行えることが

ポイント。

 

例えばですが、

キッチン、リビング、

寝室をコンパクトに

配置することで、

日常的な家事の負担を

大幅に軽減できます。

 

広がりを感じる空間。

平屋では、

吹き抜けや大きな窓を

取り入れることで、

視覚的な広がりを

意識しやすくなります。

 

また、

庭と一体化した

空間設計により、

四季の移ろいを

庭と近い距離感で

意識できる暮らしが

実現します。

 

平屋の課題と

その解決法・・・・・。

 

一方で、

平屋には土地面積や

コストなど、

克服すべき課題も

存在します。

 

しかし、

計画の工夫次第で

これらの問題を

解消することができます。

 

(1) 土地面積の確保が必要

平屋は1階建てのため、

同じ床面積を

確保するには

敷地が広いことが必要です。

 

郊外や地方の土地の場合は

比較的広い土地を

選定する事が可能です。

 

特に奈良県で計画の場合は

その地域を絞る際には

いろいろなアドバイスが

可能です。

※地域性と生活環境を考える事。

 

(2) 建築コストが高くなる?。

平屋建ての場合、

屋根や基礎の

面積が広がるため、

建築コストが

2階建てよりも

高くなる場合があります。

 

しかし、

シンプルな間取りや

素材の選択肢で、

コストを効率化できます。

 

平屋の特徴を活用して

部屋の仕切りを少なくする、

床暖房などの

一体型設備を導入する

窓の位置とサイズを絞る、

そうことで、

シンプルながら

機能的な空間をつくる。

 

平屋に向く人、

向かない人・・・・・。

 

平屋が向いている

ケースとしては、

子育て世帯(階段の危険がない)

 

高齢者や

将来を見据えた

バリアフリー住宅を求める人。

 

広い土地を確保できる

郊外や地方での

暮らしを考える人。

 

平屋が向かない場合。

都市部での

土地コストが高い場合。

 

スペースを

最大限に活用したい人

※2階建ての方が床面積を増やしやすい

 

平屋を建てる前に

考えるべきこと・・・・・。

 

地域の気候に合った設計。

平屋は

屋根面積が広いため、

断熱や防水対策が

重要です。

 

例えば、

暑い地域では

庇を長くして

日差しを遮るデザインが

効果的です。

 

将来のライフスタイルの

変化を想定する。


家族構成の変化や

趣味の空間確保など、

可変性を持たせる設計を

心掛けることが大切です。

 

「平屋の家」がもたらす暮らし。

環境への配慮。

平屋はエネルギー効率が良く、

屋根を活用した

太陽光発電の設置が

二階建てよりも

容易です。

 

また、

自然素材や

パッシブデザインを

家造りに

取り入れることで、

よりサステナブルな

住まいを目指せます。

 

心地よい暮らしの追求。

無駄のないシンプルな空間が、

ミニマリスト的な

ライフスタイルにも

マッチします。

 

庭と一体化した

デザインにより、

自然との調和を

より近くに

感じられる点も

魅力です。

 

平屋で理想の住まいと

暮らしを手に入れる・・・・・。

 

平屋は、

機能性とデザイン性を

兼ね備えた、

これからの時代に

マッチした住まい方と

言えます。

 

家族のつながりや

自然との調和を

重視する方にとって、

平屋は理想的な

選択肢の一つです。

 

自分達にちょうどいい

「平屋の家」で、

心地よい暮らしを

始めてみませんか?

 

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中古住宅と暮らしの価値を高めるリフォーム・リノベーションの持つ意味の提案、断熱性・耐震性・雨漏り対策を考慮しつつ暮らしの効能を意識した住まいの再構築と選択肢の判断を。

2024年12月22日 | リフォーム・リノベーション

中古住宅を買って、

リフォーム・リノベーションする際の

注意点。

※リノベーションにより古民家を暮らしやすく安全面と健康面に配慮した住まいに提案

 

リフォームやリノベーションを

依頼する会社は色々あり、

工事予算や

要望内容によって

依頼する業者も

変わるかと思います。

 

価格だけではなくて

どのような価値があり

どのような結果を

もたらすのか?。

 

相談する業者によっても

結果は大きく変わります。

 

木造の一戸建て住宅でも

2025年4月からは

法改正で新制度にもなり

リフォーム・リノベーションで

今までは

法令順守のうえで

許可不要だったものも

建築確認申請の対象になります。

 

勿論以前からの

リフォームや

リノベーションの制度も

一部許可不要だっただけで

法律に基づいて

制度や基準を守った

工事や間取り計画

必要だった訳ですが

「好き勝手」している

ケースが多そうです・・・・・。

 

中古住宅を購入された方へ

古い住宅は

新築住宅と比べて、

多くの異なる部分があります。

 

それが原因で

価格が比較的安くなる一方、

快適な生活を送るためには、

購入後、入居前に

一定の改修が必要となります。

 

しかし、

改修には当然ながら

費用が発生します。

 

水回りも綺麗にしたいし、

使い勝っても変えたい。

リノベーション費用は

どれだけあっても

足りない感じがします。

 

僕が提案する

リノベーションの設計は、

それぞれの

ご家庭の価値観も考慮しながら

暮らしやすさを

重視しています。

 

しかし、

それよりも先に、

必ず行うべき

改修点を考えています。

 

それは、

家の長寿命化に直結しますし

安全面や

ご家族の健康にも

関連する内容だからです。

 

何でもやりすぎは

よくありませんので

バランスを考えたうえでの

方針としています。

 

特に重視するポイントは

次通りです。

  1. 断熱性の向上
  2. 気密性の向上
  3. 2階ベランダ・テラスの雨漏り対策
  4. 雨漏りの改修
  5. 構造の問題

まずはこれらの点を改修、

または向上させることを

お勧めしています。

1.断熱性を上げる

まず目的を

明確にするために

先に説明を・・・・・。

断熱性を向上させるためには、

単に高性能の

断熱材を設置するだけが

解決策ではありません。

 

別の重要な要素が存在します。

 

それは、

空気の移動を制限する

ということです。

 

簡単な例ですと、「隙間風」です。

なぜなら、

空気は熱を伴って

移動する性質があるからです。

 

そのため、

この空気の自由な移動を

抑制することが

重要となります。

これが「気密性」と

呼ばれるものです。

古い家は、

床が直接地面に

接しているため、

床下を通る冷気が

室内を冷やす

一因となります。

 

この問題を

解決するための

効果的な手段について。

  1. まず、床下の隙間を閉じ、間仕切りから冷気が上がってくるのを防ぎます。
  2. 次に、高性能な断熱材で床下全体を覆い尽くします。

これらの対策で、

床下が冷えるのを抑制し、

室内の快適性が

大幅に向上します。

  • 外壁の断熱
  1. a) 外断熱:外断熱工法は、外壁の外側から断熱材で包む方法です。柱やその間にある壁全体を覆います。特に土壁で構築された外壁の場合、壁内部に断熱材を入れることが難しいため、この外断熱工法が効果的です。施工も比較的容易なため、お勧めの方法です。
  2. b) 内断熱:内断熱は、外壁の壁内に断熱材を充填する方法です。しかし、土壁の場合、断熱材を入れるための空間が存在しないため、室内側に断熱材を設置します。その結果、壁が内側に向かって突き出る形となります。
  • 屋根・天井の断熱

古い中古住宅では

屋根や天井に

断熱材が

設置されていないケースは

意外と多いです。

 

適切な厚さと性能の

断熱材を

新たに敷き込むことにより、

室温を快適な状態に

保つことが可能となります。

  • 開口部の改修について

窓(サッシ)の断熱性能は

非常に重要で、

可能な限り

高性能なサッシに

交換することを

お勧めします。

 

ただし、

既存のサッシを

交換する際には、

それなりの費用が

発生します。

 

サッシ周辺の外壁部分を

一部切り取り、

サッシを取り外した後、

外部と内部の補修が

必要となりますから。

 

冬場、

ストーブなど

室内で作られた

熱の大部分は、

ガラス部分を通じて

外に逃げてしまいます。

皆さんも

窓際で暑さや寒さを感じる事

ありませんか?。

 

そのガラス部分を

高断熱ガラス等の

性能が良いものに

交換することにより、

冬季の寒さ対策に効果的で、

費用対効果が

大きく上昇します。

 

特に古いサッシの場合は、

交換が最適な選択です。

 

また、

小さな窓については、

インナーサッシ(後付けの内窓)を

設置することも有効です。

 

ただし、

頻繁に出入りをする場所や

開け閉めのするのでは、

2枚建てのサッシを

開け閉めする必要があり、

日常生活では

少々面倒かもしれません。

 

2.隙間を閉じる(気密性能の向上)

  • 屋根裏は隙間が多い

屋根裏は蜂の巣ができたり

奈良県だどコウモリやイタチ、

猫が出入りできるほど

隙間が多い部分です。

 

また、

室内で温められた空気が

高い屋根裏から

外に抜けてしまい、

室内の空気が

冷えてしまう

象もあります。

 

これを防ぐため、

気密性をある程度

向上させる目的で、

屋根裏の外壁面にある隙間を

埋める工事を行う事も多くあります。

※必要な隙間はきちんと設けます。

  • 壁や窓の隙間

特に古民家に多く見られます。

建物が傾いていると

柱の上下に隙間が生じ、

その隙間から

外の風景が

見えることもあります。

 

これらの隙間を

無くすためには、

建物の傾斜を修正し、

冷気の侵入を防ぐことが重要です。

しかし、

柱の歪み(傾斜)や

沈下を本格的に補修すると、

既存の建具や外壁も

修理する必要が出てきます。

  • 床下から間仕切りの中を通って入る冷気

 

3. 2階のベランダ・テラス

  • 家の傷みの大きな原因

2階のベランダ・テラスは、

改修時に解体すると

大抵雨漏りにより

階下が損傷していることが

見られます。

 

ボルトは錆びて緩み、

内壁や断熱材が

カビが生えたり

落下してしまっていることが

多くあります。

 

本来、

露出した2階ベランダや

テラスに施されている防水は、

紫外線や風雨にさらされ、

長期間にわたって

保持できるものでは

ありません。

 

10年以上経過していれば、

メンテナンスが必要で

防水の再施工が

必要と考えるべきです。

  • 軒・庇を伸ばすか雨よけの屋根を架ける

直射日光と

雨風にさらされる

ベランダやテラスは

防水が難しいので、

軒や庇を伸ばす、

または雨よけの屋根を

設置することで、

直接雨が降り注ぐことや

直射日光の影響を

軽減することが可能です。

 

ベランダ・テラスを

増築する場合は、

階下の梁の補強、

建物全体のバランス、

屋根や壁の接続部からの

雨漏り等、

建物構造全体を考慮した

プランニングが必要です。

 

施工が適切でないと、

そこからも

雨漏りを引き起こす

可能性があるため、

増築は慎重に行うべきです。

  • 下屋根にして洗濯物干場を屋内につくる

ベランダやテラスに

新たに下屋根を

設けることで、

洗濯物を屋根下で

干せる場所を

計画する事もできます。

 

これにより、

雨天時でも洗濯物が

干せるとともに、

雨漏りの心配も解消されます。

 

4.雨漏りの改修

  • 過去何度も雨漏りの補修をしている家は、雨漏りが常習化している家

何度も雨漏りが発生する家は、

その根本的な問題が

解決されていない

可能性が高いです。

 

そのような場合、

専門家に依頼して原因を調査し、

根本的な雨漏りを

防止するための

対策を取る事が重要です。

 

一時的な応急処置は、

あくまで業者の

営業活動に過ぎません。

 

雨流入防止の材料を

いろいろな場所に

大量に塗りつけて

雨水を防ぐような

短期的な対策を推奨する業者は

避けるべきです。

  • 屋根の葺き替えも視野に入れる

屋根材が劣化している場合、

この機会に屋根の「葺き替え」を

検討することも一つの考え方です。

 

費用はかかりますが、

新しい屋根材は

耐久性が高く、

根本的な

雨漏り対策にも効果的です。

 

ただし、

大きな古民家などでは、

屋根の葺き替えだけで

数百万円の

費用がかかることもあります。

 

必ず見積もりを取って

工事の内容と効能を

確認するように。

  • 漏水場所の原因は、雨漏り部分の上部ではないことがある

雨漏りの原因は、

必ずしも漏水部分の

真上ではないことがあります。

 

特に風の強い場所に

建つ家では、

外壁に当たった雨水が

壁を伝って上昇し、

軒下や屋根の

上部隙間から

室内に入ることがあります。

  • 屋根の上に乗っているものは降ろす方がいい

古くなり使われていない

太陽熱温水器などは

屋根の上にありませんか?

放置すると、

屋根を傷め、

雨漏りを引き起こすだけでなく、

落下による事故を

引き起こす事もあります。

 

使われていない温水器は、

そのタイミングで

撤去するほうがよいかと思います。

 

撤去の機会を逸すると、

後々機器類だけではなくて

構造的なトラブルの

原因となるかも知れません。

 

5.構造の問題

建物の耐震性を向

上させる改修を

検討することも重要です。

  • 間取りの変更や柱の撤去は勝手にしない

DIYによる間取りの変更や、

柱が邪魔だと感じての

無計画な撤去は避けるべきです。

その柱が

どのような力を受けて

どのようなささえ方をしているのか

いるのかをしっかり確認し、

撤去しても問題ないか、

また補強が必要かどうかを

判断する必要があります。

 

壁や柱を撤去することで

耐震性が大きく低下するため、

必ず補強や

変更後の構造計画を

同時に考慮する事が重要です。

 

このような判断は

構造を考慮できる専門家と

相談した上で行ってください。

  • 既存部分の安全性や耐震性はあるかどうか

古い家はほとんど

確実に耐震性が低いです。

耐震診断を実施すれば、

よくわかると思います。

 

建物単体ではなくて

土地の状態や敷地の安全性も含めて

そのまま住む場合も

リフォームやリノベーションする場合も

事前に建物の状態を確認し、

必要な場合は

敷地の安全性の確保も含めて

耐震補強工事等を

行うことを推奨します。

  • 2000年より前の木造住宅は、基本的に耐震補強が必要

一般的には、

1981年5月までの建築物(旧耐震)は

耐震補強が

必要と言われていますが、

2000年以前に建てられた

木造建物は

現行の法規制以前のものであり、

基本的には

耐震補強が必要となるケースが

多いです。

※法改正後はまた基準も変わります。

 

古い建物であれば、

木造の平屋を除いて

ほとんど確実に

耐震補強が必要です。

 

  • 大きな地震が来た際、倒壊してしまうと住む場所を失う事を知る

地震が発生したときに

建物が倒壊すると、

自分たちの住む場所を

失ってしまいます。

 

大切な家が一瞬で廃墟と化し、

命からがら逃げ出し

一時的に避難所に行くとしても、

帰るべき家はもうありません。

 

設計の際に

耐震性を高めることを話すと、

大きな地震まで

耐えられれば良いという

考えになりがちですが、

倒壊せずに耐えてくれれば、

手を入れる事は必要ですが

再び住むことができるという点を

考える必要があります。

 

地震が起きたときにわかる、

費用対効果が

分かりにくい改修予算ですが、

大きな地震があった後、

倒壊せずに

しっかり立っている

自宅を見ると

その価値がわかります。

※定期的な維持管理とメンテナンスが前提条件です。

 

中古住宅を購入して

リノベーションを行う場合、

既存の建物の

劣化具合や痛みが

今後の安全性や快適さに

大いに関わるため、

これらを正確に

評価することが重要です。

 

今回、特に重要だと思われる点

提案しましたが、

もちろん他にも

基礎や床下の状態、

シロアリの存在、

水回りの土台の劣化など、

チェックすべき項目は多数あります。

 

そのため、

具体的な改修ポイントを

絞ることが重要です。

古い住宅の耐久性は、

建設時の施工会社の考え方や

技術により、

また、

以前の住人の

メンテナンス状況により

大きく変わります。

 

業者選びにあたっては、

建物の状態を調査・理解せずに

予算に合わせた

見積もりを出す業者ではなく、

建物をしっかり調査し、

必要な部分を修繕し、

予算を考慮しつつも

法令を遵守するのは

当たり前ですが

本当に手直しや補強が必要な部分を

正直に考慮して

意見を出してくれる

そして快適な空間づくりも

提示してくれる

業者を選ぶことが重要です。

 

新築でもそうですが

その先にある暮らしの目的を

どのように考えるのかで

選択肢も内容も大きく変わります。

 

安全面からも

暮らしのここちからも

丁寧に住まいを考えてみませんか?。

 

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和とモダンが織りなす贅沢な玄関デザイン提案、旅館のような家で心癒す暮らしを実現するように和風の暮らしから生まれる魅力ある住まいのカタチ提案、空間設計から醸し出す和の味わい。

2024年12月21日 | 和モダン 思想

玄関から始まる、
和とモダンが調和した贅沢な暮らし。
あなたが夢見た
「旅館のような家」
それがここにあります。


数寄屋の和風旅館を意識した和風モダンな住まいの玄関設計事例


広々とした玄関に
一歩足を踏み入れると、
目に飛び込むのは
変木を生かした意識的な空間と、
やさしく照らす
和紙のような天井と光天井。

心を癒す緑が
窓越しに見え、
和の品格とモダンな洗練さが
美しく融合した
空間が広がります。

 

開放感を感じつつも和の礼儀を考えることも出来るデザイン提案に「お辞儀」を意識する空間


この空間が与える特別な価値
• 心が整う玄関デザイン
玄関は家の「顔」。
天然木の質感と
温かみのある灯りで、
来客を迎えるだけでなく、
住む人の心を常に癒します。
• 和モダンの上質な素材感
日本の伝統美を
取り入れた設計に、
現代的な機能性をプラス。
細部まで洗練されたデザインは、
あなたの日常を非日常に変えます。
• 四季を感じるインテリア
外の景色とつながる
大きな窓から、
四季折々の自然の変化を
楽しめます。
忙しい日常の中でも、
ここに帰ることで
心が和らぎます。

あなたの家が「単なる住まい」ではなく、
「心の拠り所」になる。
そんな空間設計をご提案します。
家造りをご検討の方へ
この玄関デザインに
惹かれた方は、
ぜひ「和の暮らし」をご一考ください。

理想の暮らしをより上質に。

 

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暮らしをデザインする建築家、オシャレだけではなくて機能的でありつつも暮らしやすくて心地よい時間を過ごすことが出来るようマンションインテリア提案や物件同行での過ごし方提案。

2024年12月19日 | 暮らしの事イロイロ

マンション部屋探しと

暮らし方デザインの提案と

インテリアコーディネート。

※分譲マンション購入での家具・照明・カーテン類インテリアコーディネートのご相談

 

分譲マンションの場合でも

賃貸マンションの場合でも

リノベーションだけではなくて

マンションの部屋探しや

インテリアコーディネートに関する

ご相談もいただくことが

増えています。

 

もともと新生活に備えての

2月~4月頃には「部屋同行」も

多かったのですが、

ただ住むための場所ではなく、

「暮らしをデザインする空間」として

マンションの住戸(部屋)を

捉える方が増えていますので

環境を変えるという意味での

ご相談です。

 

新築マンションを選ぶ際に

インテリアや収納計画から

日々の家事動線までを

一緒に考えることは、

暮らしの質を大きく左右します。

 

「デザイン」で日常を美しく、

そして暮らしを向上させる

マンション住戸の

インテリアコーディネートの

提案について。

 

オシャレだけではなくて

それぞれの「人に合った」

暮らしやすい

空間づくりを目指す

ヒントを探している方には

参考になるかと思います。

 

理想のマンション選びを

サポートする視点。

 

マンション選びにおいて

重要なのは、

部屋そのものだけでなく

「ライフスタイルとの一致」です。

 

例えば以下のポイントを

意識することで、

より自分らしい

空間づくりが可能になります。

 

部屋の広さと

用途のバランス・・・・・。

必要な家具を

置いた際の

空間の余裕はどのくらいなのか。

 

特にリビングとダイニングは、

家族構成や

来客の有無によって

最適な広さが変わります。

 

窓の位置や採光・・・・・。

明るさは

インテリア全体の

雰囲気を決定付けます。

 

窓からの自然光を

どれくらい採用するべきか

明るさのトーンを

どれくらいで計画するべきか。

 

そういう部分も考えながら

最大限活用できる

レイアウトを考えるように。

 

収納力・・・・・。

日々の生活感を隠せる

収納スペースがあるかどうかも

重要です。

 

ウォークインクローゼットや

備え付けの棚があると、

部屋をすっきりと

保つことが出来ます。

 

近隣環境・・・・・。

静かな環境や交通の便、

スーパーや学校などの

距離感も含めて検討すると、

日々の暮らしが見えやすくなります。

 

暮らしやすさを考えた

インテリアデザインのアイデア。

 

リビング:機能と美しさを

両立させるレイアウト。

 

リビングは

部屋の「顔」となる

空間です。

 

特に以下のポイントを意識すると、

快適性を保ちながら

おしゃれな雰囲気が生まれます。

 

カラーを取り入れる。

ソファやラグ、

クッションに

統一感のある

アクセントカラーを採用。

 

ベージュやグレーをベースに、

深いブルーや

グリーンをプラスすることで

洗練された印象に。

 

動線を意識した家具配置。

マンション住戸も

一戸建て住宅と同じように

テレビボードや

ソファの配置は、

家族やゲストが

スムーズに移動できるよう

計画します。

 

特に、

床面積(部屋の広さ)の3分の1は

通路として

確保するのがポイント。

 

多目的家具で空間を有効活用。

収納付きの

コーヒーテーブルや、

折りたためる

サイドテーブルを選ぶことで、

機能性と共に

家具レイアウトにおける

空間の構成がよくなります。

 

ダイニング:温もりと

開放感を感じる空間。

 

丸型テーブルで

優雅さを演出するのも手法。

 

限られたスペースでも、

丸型テーブルを

採用することで

広さの認識を変化させて

動線を確保しつつ、

開放的な雰囲気を

つくりだすることが出来ます。

 

さらに、

ペンダントライトを

テーブルの中心に吊るすと、

空間全体が柔らかな印象になります。

 

家具にナチュラル素材を活用。

木材やリネン、

コットンといった

自然素材を取り入れると、

ダイニングが

落ち着きのある空間となります。

 

たとえば、

木製のチェアや

リネンのテーブルクロスを選ぶと、

やわらかい雰囲としての

居心地が

格段に良くなります。

 

寝室:リラックスを

促す配色と機能性・・・・・。

 

柔らかなトーンで統一する。

ベッドリネンやカーテンは、

ホワイト、クリーム、

パステルトーンで揃えると

心地よい眠りを

サポートしやすくなります。

 

間接照明で雰囲気を演出。

ベッドサイドランプや

置型のフロアライトを使って、

暖色系の間接照明を

取り入れます。

 

そうする事で

夜のリラックスタイムが

より深く充実します。

 

収納付きベッドで

機能性をアップさせる。

 

狭い部屋だったとしても、

引き出し付き

ベッドフレームを選べば

衣類や寝具を収納できます。

 

これにより、

部屋の見た目がすっきりし、

掃除も比較的簡単になります。

 

「自分らしい暮らし」を

インテリアでデザインするという事。

 

マンション(共同住宅)は

室内が仕上がっている状態ですから

リノベーションする場合は別ですが

そうでは無い場合は

その部屋の間取りから

仕上げまでの状態を

活用しながら

空間を変化させることになります。

 

普段住んでいる場所でも

模様替えで気分が変わりますよね。

家具レイアウト一つで

カーテンやブラインドなどの

ウインドートリートメントひとつで

雰囲気が変わります。

 

そういう意味でも

マンション住戸(部屋)の

インテリアコーディネートは、

暮らしの質を

向上させるための

ステップとなるケースもあります。

 

限られた空間を

最大限に活用して、

心地よさと美しさ

そして暮らしの充実度を高める事で、

毎日の生活が

より豊かになります。

 

次の部屋探しや

新築分譲マンションの購入、

インテリア計画の際には、

ぜひ今回の提案を

参考にしてください。

 

それぞれの暮らしを紐解き

生活を考える

建築家ならではの視点で、

あなただけの「暮らし」を

デザインする

お手伝いができれば幸いです。

 

部屋のコーディネートで

暮らしの充実度を

程よく味わう暮らしの提案。

 

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スキップフロアが生み出す快適な暮らしとオシャレな空間デザインの効能、空間の段差が暮らしを変えるスキップフロアで叶える理想の暮らし、注文住宅だ差から可能になる段差を活かしたホテルライクな空間デザイン。

2024年12月18日 | 家 住まい 間取り プラン

キップフロアで生まれる

暮らしの質の向上。

※スキップフロアのある家デザイン設計提案CG事例

 

「空間の段差」が生み出す

立体的なデザインは、

ただオシャレなだけでなくて、

日常の過ごしやすさや

快適さを大きく変えます。

※段差が必ず良いという訳ではありません。

 

例えば、

リビングに少し

高低差をつけるだけで

空間の使い方が広がり、

家全体が

ホテルライクな雰囲気にも

進化します。

 

スキップフロアは、

限られた敷地や

間取りを最大限に活用し、

開放感と機能性を

両立させるデザインです。

 

そんな「スキップフロアの魅力」と

「暮らしやすさを叶える工夫」を

すこし書いてみたいと思います。

 

スキップフロアとは?

空間の段差がつくる

立体的な魅力・・・・・。

 

スキップフロアとは、

床の高さを

少しずつずらしながら

空間を分ける設計手法です。

 

一般的な平面構造の

間取りとは違い、

段差を活用して

「空間を立体的に活用」します。

その空間のズレが

付加価値を生み出します。

 

主な魅力としては

視覚的な広がり・・・・・。

 

段差を設けることで、

天井の高さや

窓からの光の入り方に

変化が生まれます。

 

限られた面積でも、

視覚的に「斜め」が拡張され

広く感じるデザインとなります。

 

空間ごとの役割分担。

リビング・ダイニング

キッチン・ワークスペースを

緩やかに区切ることができ、

それぞれの空間に

機能性と一体感が共存します。

 

暮らしの動線を最適化。

家族が自然に集まりつつも

別々の時間も楽しめる

程よい距離感を

スキップフロアで

変化をつけてデザインし

生み出すことが出来ます。

 

スキップフロアで

ホテルライクな空間づくり。

 

ホテルのような

「洗練されたデザイン」と

「機能美」を叶える

手段のひとつとして、

スキップフロアを

効果的に配置する。

 

開放感を生む「吹き抜けと大きな窓」

見出しにもある画像のように

スキップフロアを取り入れると、

上階と下階が緩やかにつながり、

吹き抜けのような

開放感を生みます。

 

さらに、

計算された大きな窓を

適所に設置することで

自然光が降り注ぎ

風景を取り込む

ホテルのように

洗練された空間を

得る事も出来ます。

 

リビングの立体デザイン。

例えば、

下階: リラックスできるリビング空間

中階: ワークスペースやライブラリ

上階: 寝室やプライベートゾーン

 

家族構成や関係性によりますが

段差を活かして

空間を区切りながらも、

視線がつながるデザインで

家族のコミュニケーションを

保ちやすく設計することも出来ます。

 

暮らしやすい

スキップフロアの設計ポイント

安全性への配慮・・・・・。

子供や高齢者がいる家庭では、

手すりや段差の幅を工夫して、

転倒防止のデザインを

取り入れます。

 

収納スペースの確保。

スキップフロアの

下部空間を

収納スペースとして

活用することで、

家の中をすっきり保つことも。

 

シーズンオフの

荷物や子供のおもちゃなど、

収納用途に合わせて

工夫することが出来ます。

 

光と風の通り道

段差を活かした

吹き抜け構造は、

自然光を活用しつつ

陰影も生まれ、

風の通り道を作り出します。

 

エアコンの効率も向上し、

夏でも涼しく

冬でも暖かく

快適な空間に・・・・・。

 

快適な段差のある住まい

例えば、

リビングに設けた

小上がり空間で

「寛ぎの場」をつくり、

※LDK・リビングの一部に小上がりを設計して階段とつながりを持つ設計事例

階段途中の踊り場を

利用して

隠れ家のような

「読書スペース」や

「ワークスペース」を設計。

※階段の踊り場を広く設計して書斎コーナーとワークスペースを設けた設計事例

 

こうした家族や

過ごし方の価値観を設計する工夫で、

家族が心地よく過ごせる

住空間が実現していきます。

 

程よい段差が叶える

理想の住まい・・・・・。

 

スキップフロアは、

空間の立体的な使い方で

視覚的な広がりと

機能性を兼ね備えた

デザインです。

 

段差がつくる

「程よい区切り」と

「つながり」は、

家族それぞれの

時間と空間を大切にしつつ、

自然と周辺に

集まることが出来る

居心地の良さを生み出します。

 

あなたが思う

理想の住まいに、

スキップフロアを

取り入れてみませんか?。

 

それぞれの暮らしの質感に

快適で過ごしやすい

「ホテルライク」な暮らしを。

 

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理想の家づくりを叶えるための第一歩、注文住宅の新築の為の土地探し、住みたいエリアの選定から資金計画、不動産会社との連携までを一連して暮らしの着地点をイメージするように。

2024年12月18日 | 暮らしの事イロイロ

家造りを計画する際に

土地から探すというケースも

あります。

 

 

新しい暮らしを

想像しながら

考えておくべきことも

いろいろとあります。

 

自分達だけの

理想の家を建てたいと

願う方々にとって、

注文住宅の建築は

夢の実現への大きな一歩です。

 

しかし、

その夢を現実に変えるためには、

家単体ではなくて

土地の条件や

ロケーション等も欠かせません。

 

理想的な家を建てるためには、

土地の選定、資金計画などが

欠かせません。

 

見えている条件と

見えていない条件で、

いざ家造りの際には

様々な差が生まれます。

 

注文住宅だからこそ

できることも

沢山ありますが

逆に土地選びの際に

着地点が見えないと

注文住宅の良さが

活かせないケースも

あります。

 

暮らしを考えたうえで

土地を考える

という内容を含めて

少し土地選びについて

書いてみたいと思います。

 

住みたいエリアの選定。

注文住宅の土地探しの第一歩は、

住みたいエリアの

選定から始まります。

 

通勤や通学の利便性、

住み慣れた環境か

新天地かといった要素を考慮し、

エリアを絞り込むことが

重要です。

 

エリアが決まらなければ、

不動産会社に依頼することも難しく、

土地探しは進まないでしょうし、

実際に不動産会社に

声を掛けても

「エリアが広すぎる」

「条件がアバウトすぎる」と

出直してきてくださいと

言われる事もあります。

 

土地も縁がないと

なかなか巡りあえませんが

「目標値」が大事です。

 

細かく絞りすぎる事も

よくないのですが

逆にアバウトすぎるのも

よくありません。

 

地域や状況を見越して

適切な範囲設定、

条件設定が大切です。

 

そのうえで自分達の

ライフスタイルに合った

エリア選びが、

理想の家づくりへの第一歩です。

 

資金計画の立案。

土地探しには、

しっかりとした

資金計画が不可欠です。

 

予算を決めておくことで、

不動産会社に

具体的な要望を

伝えやすくなります。

 

漠然とした予算では、

土地購入費が

全体の予算を圧迫し、

計画していた家が

建てられない事態に

陥る恐れがあります。

 

資金計画を明確にし、

ある程度予算内で

最適な土地を見つることが

大事です。

 

不動産仲介手数料など、

土地価格には

明記されていない

手続き費用も必要になりますので。

 

不動産会社との連携。

資金計画が整っていれば、

不動産会社も

具体的な予算に基づいて

土地を提案できます。

※不動産会社にもよります。

 

準備が不十分だと、

予算を超える土地を案内され、

または条件違いの

土地購入を勧められ

建物の建築費や外構(庭)に

予算を回せなくなる

リスクがあります。

※それ以外に収得による税金等も必要になります。

 

自分好みの家を建てるためには、

不動産会社と協力し、

全体予算を見越した

理想の土地を見つけることが

重要です。

 

注文住宅におすすめの土地の

ポイント。

 

シンプルな建物が建てやすい土地。

注文住宅に適した土地は、

シンプルな建物が

建てやすいことが重要です。

 

四角形に近い直線

直角の構造を持つ

建物が建てやすい土地を

選ぶことで、

間取りの自由度が高まり、

建築費も抑えられます。

 

シンプルな建物に適した

土地選びがポイントです。

 

インフラ整備の状況。

注文住宅の土地選びでは、

水道、電気、ガスなどの

インフラ整備が重要です。

 

敷地内や前面道路に

インフラが整っている

土地を選ぶことで、

接続工事の費用を

抑えることが出来ます。

 

インフラが不十分な土地では、

追加の費用が発生し、

総建築費が増加する

可能性がありますし、

そもそも新規で

上下水道、

電気のための電柱の新設など

数百万単位で

必要になる事もあります。

※過去に事前に土地購入をされてご相談に来られた方で

不運な状態もありました。

 

自然災害のリスク

土地選びでは、

自然災害のリスクも

考慮する必要があります。

 

地震などに対しては

建物単体の「構造」のみではなくて

土地の地盤の硬さ、

水害に対しては

水上・水下が重要です。

 

どちらにしても

災害リスクが低い土地を

選ぶことが大切です。

 

理想の家を建てるためには、

土地の選定、

資金計画、

不動産会社との

協力が欠かせません。

 

土地探しの際は、

住みたいエリアの選定、

資金計画の立案、

不動産会社との連携を

念頭に置き、

シンプルな建物が

建てやすい土地、

インフラ整備の状況、

自然災害の

過去事例等も紐解き

状況を意識する事が重要です。

 

暮らしの環境を土地探しから

十分に考えるように。

 

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暮らしを考える時間、住まい手さんご家族との暮らしの趣を考えるスタートライン、新規家造り相談で家造りのスケジュールと間取りを考え始める前段階の方向性を相談中。

2024年12月17日 | 設計の事デザインの事

毎日の暮らしに寄り添う

程よい暮らしに

拘りを詰め込みすぎない

柔軟性とバランスのよい住まい。

※アトリエでの住まい手さんとの打ち合わせ

 

住まいの新築計画のご相談で

「何事もほどよく」

バランスを大切にする和風の住まい。

 

新規住まい造りのご相談にて

アトリエにて

住まい手さんご家族との

打ち合わせをいろいろと。

 

何を大事にしながら

どんな願いを叶えていくのかを

根底からいろいろと

相談中です。

 

家造りの内容をご相談するなかで

「中間領域」がポイント

になるかもしれないなと

考えています。

 

法律的な規制が厳しい地域ですが

その規制がある中で

かっこよくてオシャレもポイント。

 

与条件を昇華しながら

近々「現場」視察も予定しています。

 

「敷地」の状況判断も含めて

まずは情報の整理整頓から。

 

いつもの住まいのチェックシートも

ご記入いただきながら

暮らしの趣を丁寧に。

 

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上質な和の暮らしを叶えるモダン和室デザイン、和風の空間と越前和紙の障子が生み出す心地良い空間、旅館のような上質な日常、自然素材と伝統美が融合する和とモダンが融合する設計提案。

2024年12月16日 | 和モダン 思想

和室のある暮らし。

上質な空間で

日常を旅館のように過ごすように。

 

和室が叶える、

非日常の心地良さ。

 

日々の暮らしを

ふと「特別な時間」に

変えてくれる空間としての

和室の存在。


まるで高級旅館にいるかのような

静謐(せいひつ)な雰囲気、

柔らかな光が通る障子、

畳の香りが

心まで落ち着かせてくれる。

 

そんな理想の和室が、

現代の暮らしにも

馴染むように。

住まいに和室を

設けることで、

暮らしの質はぐっと上がり、

心と身体が

自然に休まる空間が

生まれやすくなりますま。

 

和室の魅力。

現代の生活に馴染む

デザインの在り処。

 

光と影の美学:越前和紙の障子。

越前和紙のデザイン障子は、

光を優しく

和らげながら

室内を包み込みます。

 

モダンなデザインながらも

伝統的な要素を

大切にしており、

障子一枚が「壁」のように

空間の質感を高め、

和室をより

洗練された印象に。

 

和紙の表情は

時間帯や天候によって変わり、

自然と調和した空間が

心を癒してくれます。

 

畳の持つ多機能性。

現代の和室では、

畳のデザインも

多様化しています。

 

従来の「縁付き畳」から、

すっきりとした縁なし畳なども、

インテリアに合わせて

選べるようになりました。

 

畳には、

吸湿性と断熱性があり、

四季を通して快適性を向上させ

やわらかな素材で、

子供や高齢の方にも

比較的安心して

過ごすことが出来ます。

 

フローリング中心の

生活において、

和室の畳は「家族の癒し空間」

としても機能します。

 

モダンな和室デザイン。

壁面にはシックな木材や

和紙を採用することで

存在感に

変化を生み出すことも出来ます。

 

障子や襖(ふすま)には

繊細なデザインを

取り入れることで、

無駄のない空間に。

 

設計事例では、

和の要素と

現代的な暮らしからの

和の情緒も

融合するように

意識しています。

 

自然素材と調和する空間。

木材の温かみ・・・・・。

天井や柱には

木材を使用し、

空間全体には

どこか懐かしい

自然な温かさに包まれます。

 

光の演出。

障子から漏れる柔らかな光が、

空間にリズムと

奥行きを与えます。

 

これにより、

まるで旅館のような

上質な時間を

日常に

取り入れることができます。

 

高級旅館のような暮らし。

住宅の事例では、

和室の持つ伝統美を守りながら、

現代的な暮らしにも

適応させた空間にも

暮らしの意識が

生まれるように

ご提案しています。

 

落ち着いた縁のある畳と

越前和紙の障子。

 

控えめな色合いの提案で

壁や障子を介して、

穏やかな雰囲気を

醸し出します。

 

このような和室は、

客間としての役割はもちろん、

家族が集まる

団欒(だんらん)の場としても

一人の時間をのんびりと

穏やかに過ごす場所として

また・・・和の情緒を楽しみつつ

凛とした時間を過ごすような

場所として最適です。

旅館のようなリビング和室。

リビングと繋がる和室は、

モダンで開放感のある

空間になります。

 

障子を開け放てば

リビングと一体化し、

閉じれば落ち着きのある

和の空間へと変わります。

 

こうした柔軟な使い方が、

現代の住宅設計でも

暮らしに余裕を生み出すと

考えています。

 

和室が暮らしにもたらす効果。

心と身体の

リセット空間・・・・・。

 

和室は心を落ち着かせ、

日々のストレスから

解放してくれる空間です。

 

畳を座面として座り、

障子越しの柔らかな光に

包まれると、

自然と深い呼吸ができる。

 

そんな瞬間が、

日常にあることで、

心のゆとりを生み出します。

 

多用途な空間としての魅力。

和室は、

リラックスする場だけではなく、

子供の遊び場

家族の昼寝スペース

客間やテレワークスペース


など、

用途に合わせて

柔軟に使えるのも

大きな魅力です。

 

和室で叶える上

質な暮らし。

 

和室はただの「一部屋」ではなく、

多用途を持ち

暮らしを豊かにする

そんな空間です。

 

形式にこだわる事もありますが

自由な発想で

和室を構成し

和の要素を持ち込み

障子や畳、

石や木材、

自然素材を使った設計は、

住む人の心を落ち着かせ、

まるで旅館にいるような

非日常の時間を

日常に取り入れてくれます。

 

和室による伝統美と

現代のセンスを

融合させた空間は、

これからの家づくりにおいて

むしろ理想の形かもしれません。

 

「和室のある暮らし」で、

家族の時間と

自分自身の暮らしの時間を

もっと大切にしてみませんか?

 

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快適でありつつ機能性も持った暮らしの拡張空間の提案、ホテルライクな暮らしのシーンを家の外側に延長空間として捉える屋外リビング・ダイニングの設計提案。

2024年12月16日 | 設計の事デザインの事

憧れの屋外リビングを

暮らしの中に。

※ホテルライクな空間イメージを持つ屋外リビングダイニング・既製品を採用しつつ造作設計を加えてガラスと目隠しで仕切ることも出来る半屋外空間の提案

快適でありつつ

暮らしの感度に

心地よさを生み出すに設計。

 

屋外リビングや

屋外ダイニングに

憧れるという方は

意外と少なくないのでは

ないでしょうか?。

 

注文住宅で

屋外リビングや

ダイニングをつくるのであれば、

リラックスできる

快適な空間にしたいですよね。

 

そんな快適な空間を作るためには、

住まい手さんの暮らしを

よりよくする

状態となるように

機能性・美しさ

快適さを考慮しながら

設計することが大切です。

 

素敵な屋外リビング

そしてダイニングスペースを

暮らしの空間に。

 

配置と動線のポイント。

屋外リビング・ダイニングは、

室内のキッチンや

リビングルームからの

アクセスを考えて

配置する必要があります。

 

アクセスしやすい位置に

配置することで、

食事の準備が

スムーズになります。

 

また、

移動の際の動線を意識し、

どこに家具や設備を

置くのが

最適なのかをイメージする事も。


そして

食事の準備も捗るように

運びやすいように

室内の質な通路スペースを

広めに計画して置く事。

普段の移動でもそうだと思いますが

物を持って移動する際の

自分にとって必要最低限の距離感。

 

そういった部分も

間取りの考慮には重要です。

移動のしやすさの状態は

変化しますから・・・・・・。


家具・インテリアを

どのように選ぶか。


屋外リビング・ダイニングに置く

家具やインテリアは、

雨や紫外線にも

耐えられる素材を選びが重要です。

 

アルミやプラスチック、

ウッドなどがおすすめですが

最近では需要も増えたので

各家具メーカーや

エクステリアメーカーから

アウトドア用の家具も

多く販売されるようになりました。


また、

屋外リビング・ダイニングの

コーディネートは、

室内空間と同じテイストにして

統一感を出すことで

広さをより一層感じる事が

出来るようになります。

 

日差し・雨は

どのように対策するか

 

屋外リビング・ダイニングで

重要なのが、

日差しや雨の日の対策です。

 

屋根を設ければ

どんな天候でも

活用できますが、

屋根を設けるのが

法律上の規制や

コスト等で

難しいという場合もあります。

 

そんな時は、

テント、オーニングを

設置しておけば、

日差しの強い日も

快適に過ごせますよ。

 

照明でリラックスできる

雰囲気づくりを。


屋外スペースを

よりリラックスできる

空間にしたいなら、

室内同様に

照明にもこだわりを。

 

暖色系の柔らかい光の

照明を設置すれば、

心地よい空間が

広がります。


また、

安全に移動できるように、

通路や階段の近くには

足元灯があると安心です。

 

人感センサー付きのライトなら、

人が通る時だけ

点灯する仕組みになるので

節電にもなります。

 

屋外リビング・ダイニングがあれば、

室内で行う時とは

また異なる時間を

楽しむことが出来ます。

 

パーティとまでいかなくても、

屋外でモーニングやブランチ

飲み物を楽しみながら

会話や読書を楽しむなど

日常の楽しみも

増えるかもしれません。

 

屋外リビング・ダイニングを

計画したい方は、

庭ですが

家の外側という部分で

認識を持って

楽しむようにと思います。

 

暮らしのシーンを

穏やかに楽しむ

住まいの工夫と

付加価値のある家造り。

 

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(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事、建物は完成した状態で仕上げ部分の微調整と確認などを行いながら外構の部分にも着手しているところ、雰囲気を愉しみ機能的な暮らしの提案をカタチに。

2024年12月15日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築

 

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事。

 

※建物が完成した高台の上外観

 

建物が完成して

一部養生を施した状態ですが

仕上げの確認等を行いつつ

外部の工事についても

いろいろな位置関係の調整と

仕上がりの打ち合わせを

行っているところ。

※和をモダンに意識したタイルで玄関までのアプローチ

 

※玄関の外部ポーチは仕上げを変化させてモダンな洗い出し風の仕上げ

 

玄関を道路から

正面に計画するのではなく

アプローチを長く調整して

尚且つ高低差の部分に関しては

鉄骨で階段とスロープを取り付けて

段差解消を行うので

その分「歩く距離」を

愉しむ仕掛けとして

アプローチ部分にデザインを

施しています。

 

玄関までの距離をタイルで

「土間」のような

アプローチとして

タイル貼り部分の両サイドには

余白を愉しむ場所づくりになる

計画で進んでいます。

※玄関ポーチからのルートは洗い出し風仕上げでモダンな入り口に

 

玄関ポーチは以前にも

blogに書きましたが

和の洗い出しのような仕上げで

リンクストーンを採用して

モダンなポーチと玄関

そこから続くウォークスルー収納、

シューズクロークと

玄関クロークは

連続した床の雰囲気に・・・・・・。

※玄関から続く収納スペースと移動空間の連続性・回遊性

 

収納は広さがあれば

それで綺麗に

整理収納が簡単に出来る訳ではなくて

住まい手さんの価値観と

整理収納の理論で

提案デザインを整えています。

 

片付けしやすくなるコツは

皆さん異なります

そして

回遊性にも良し悪しがあるので

暮らしの情報を整えつつ

過ごしやすく

片付けしやすい提案に。

 

そのあたりは、

別の機会に「収納と整理整頓などのコラム」

で書いてみたいと思います。

※真鍮による床見切り

 

住まい手さんへの引渡し前に

室内の仕上げ確認と調整も

いろいろと行っていますが

現場打合せでも価値観の調整を行いながら

仕上げた床の見切り部分も

よい感じで仕上がりました。

 

実はこの住まい、

いろいろな部屋、

意味のある位置関係で床の仕上げを変えています

そしてフローリングの向きも。

 

その部分に「床見切り」を入れているのですが

※床見切りとは、

異なる床材を接合する際に生じる

段差や隙間を解消し

床の端部等を保護する部材の事です。

 

これにより床の印象も随分変わります。

 

何度か採用しているのですが

今回、真鍮フロアジョイナーを

採用しました。

 

見える床部分の細さがよい感じです。

スッキリしますので・・・・・。

 

今回は窓枠もそうなのですが

シンプルでスッキリ見えるという

箇所もポイント。

 

家事空間となるキッチンは

整理収納もポイントになるのですが

今回は背面ではなく

キッチン横に

家電タワー兼パントリーを

組み込みました。

※キッチン横に家電タワー&可動式収納

家事動線と価値観からの紐づけです。

 

 

照明の機能的な側面と

窓を考えた明るさ

そして室内の仕上げ材により

明るさの反射による

明るさのバランスも調整していますが、

そういう意味での場所の効能も

計画性をもって

仕上げていますが

計画性をもって

暗がりもデザインしています。

※ラバトリースペースに暗がりの程よさを採用

 

居場所に対しての意味を

いろいろな価値観から

仕上げています。

 

心地よさのある居場所を

どのように仕上げて

暮らしの時間を楽しむべきなのか?

 

それぞれの暮らしに程よさの提案。

心地よさと居心地を

その都度、

無から有をその場所へと

設計しています。

 

 

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