楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

源氏物語を原文で読む会

2009-04-25 21:04:04 | 
  
今日は月一の「源氏物語を原文で読む会」の例会日。
毎月第4土曜日、午後2時から富岡公民館の図書室で講座が開かれている。
平成13年の開講から今年で8年目となる計算である。
「桐壺」「帚木」「「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」という順当な流れで来ているが、やはり読めば読むほどおもしろい。
心理描写が細かいのだ。
本日の葵の上との死別シーンからこちらへの話の中でも、葵の父君である左大臣が娘を失った悲しさに打ちひしがれながらも、葬儀に上皇(桐壺院)の弔問を得たことを光栄に思い、悲喜こもごもであるという気持ちをちゃんと書いてあるのだ。
その後、嘆く源氏が読経する様子をプロの僧侶よりも勝れているなどと、折りあるごとに源氏を持ち上げて表現する紫式部の筆にも笑わされるが。
まあ、遅々とした歩みではあるが、3時の休憩には美味しい菓子と茶をいただき、世間話をしながら、仲間との懇親を深めるのも会に参加する楽しみの一つである。
今回は仲間の一人が広島、京都に旅行に行ってたお土産だといって「紅葉饅頭」と「造幣せんべい」を差し入れしてくれた。
へえ、造幣局って広島にもあったのね。
写真は風俗博物館での写真パートⅡ。 
コメント
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