楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

世間とは?

2010-04-24 21:43:48 | グルメ
 
何ですかと聞かれて何と答えますかね、あなたなら。
大勢の他人の目?
世間の間は人間の間と意味の役割としてはよく似ていると思うけど、いずれにしても人は一人では生きられない。
世間というものを自分が必要としているんじゃないですかね。
今日の徳新に南木佳士が「世間とは」というタイトルで“生きてるかい?シリーズ”のエッセイを寄せていて、「歳をとるというのは世間相手の向上心から解き放たれることなのだ」と書いていた。
私は医師で作家という彼の本を読んだこともなくて、自分のことをいかにも年寄りみたいに言ってるから相当おじいちゃんなのかと思ったら、何とほぼ同年代。
そりゃ私だっておばあちゃんの類には違いないのだが、自分自身は世間相手の向上心からは決して開放されてないと思った時に、ああ向こうは一応、功成し遂げた人間なんだということを感じてしまった。
しかし、やはり若い時とは違って自分が輝くよりも人を輝かせる位置に立つことに目が向くようにもなったし、遠い未来ではなく今出来ることを一生懸命やらないともはや時間に猶予が無いのだということも身に沁みてくるようにはなった。
世間の捉え方はおそらく世代によっても変わってくるのだ。
そんな中、今日も親しい友人との他愛ない世間話に興じた、いつもの“お船”(サン・プリンセス)。
体調悪く口内炎の一種だろうか舌の先がただれて喋るのも食べるのも苦痛なので、柔らかいハンバーググラタンとケーキなどいただいたが、話題の落ち着くところはお互い年取ったねぇというところ。
でも、わたしはあきらめてはいないんだ。
世間相手に向上心を示すことを。世間ってもうひとつの自分てトコもあるよね?
コメント
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