楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

2011-11-01 21:59:17 | 日記
親鸞激動篇ももうすぐ終わるみたいだけど、いくつかの謎の解明(伏線の回収)はあるんだろうかと思うんですね。
神がかりに(トランス状態に)なったサトが、ほんとに酒だけで命を繋いでいたのかとか、それにしても猛り狂っていた山犬が小娘の一言で退散してしまうシーンなど (あのこは正気でとても耐えることのできないほどの辱めをうけたのだろう、そして自ら狂うことでそれを乗りきろうとしたのではないか。)なんて説明で納得できるものじゃあないですよね。
今にも滅びてしまうかのように見えた村を訪ねて、一心不乱に念仏を唱えていたのに突然、途中放棄して村を出た訳とか・・。
作者はどこまで深く遠くまで物語を構築しているのか読者には見えないだけに、何だか消化不良に悩まされてしまうことがちょくちょくあります。
ハンター×ハンターも伏線の多いマンガなので、だからおもしろいと感じるところもあるんだろうと思いますが、例えば、キルアの兄弟として登場した「アルカ」。
長兄のイルミはヒソカに「弟」と言っていたし、お守り役の雇われ人達は「坊ちゃま」と呼んでいるのに、キルアは妹と言い、「アルカ」自身も女の子の格好をしている。これからの展開でそこら辺のところちゃんと明らかにしてくれるんでしょうかね。
私もキルアの兄弟は(イルミ→ミルキ→キルア→アルカ→カイトという風に)名前がしりとりできるってことは気がついてましたから、「アルカ」の設定がにわか作りとは思えないものの、末っ子カイトだけが何故着物姿なのか、母親は何故目を隠しているのかとか随所に仕掛けられた思わせぶりな伏線が一体いつ収束されるのか、あるいはそのままうっちゃって置かれるのか判然としないところがあるんですね。
所詮作り物の世界と言っちゃあお終いです。作り物の世界だからこそ、仕掛けた謎は、出来たら上手に解きほぐしていただきたいと思うのであります。
コメント
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