一泊だけの東京旅行から無事帰って参りました。帰りも出発時間の遅れ、搭乗口の変更などがあり、今回の旅で他にも多少脳の活性化に寄与してくれたかなと言う出来事を思い出しながら、事後レポートです。
大体、飛行機に乗るのが、沖縄への新婚旅行以来何十年振りと言う田舎者ですから、常時、普通にペンケースに入れていたカッターナイフが検問で引っかかって、はじめて(ああ、こういうものは持ち込んじゃいけなかったんだ)と知った次第。
小さなカッター1本がこんな大きな箱に入れられて手荷物に回されるはめに。それも行きに2度チェックを受けてOKだったものの、うん?だったのが、帰りの便でああ、そうだったのかの合点がいった訳ですが、最小限の荷物にしていた甲斐なく、ベルトコンベア前でしばし待たねばならぬと言う余計な時間食ってしまったのでした。
最小限の荷物と言えば、わたくしは普段から傘を持たない人間なので、必要になった際に買えばいいと言うつもりで、今回もバッグひとつで出かけたのですが、この傘に関して、(あくまでですよ)
自分的にはとても不思議な体験をしました。
と言うのも、訪れた根津神社では傘は要るか要らぬかの毛雨で、ツツジを見るにはむしろ好ましいシチュエーション。神社を後にして、バス停に向かう途中で、ふいっと傘屋さんが目に入って、傘を買うか買うまいか迷ったんですが、500円と安価なものだしと折り畳み傘をひとつそこで買ったんですね。そうして、傘をぶら下げながら、尚もバス停に向かって歩いていますと、あらららら、雨が急に本降りに。驚きました、何というベストタイミングで傘が買えたのかと。
そして、都バスの上野松坂屋前で降り、JR上野駅に向かい、もう、足が少々痛いので、早めに空港近くまで戻っていようと浜松町まで来たところで、あら、傘がない、どっかに置き忘れて来たようなんですね。その頃にはお天気も回復して、どちらかと言えば傘はお荷物だったので、買ったばかりとはいえ、まったく惜しげなく、自然と(ありがとう、必要な時にだけ寄り添ってくれたんだね)と言う気持ちが沸き起こりました。
そうして、何か守護霊に守られていたような不思議な感覚を覚えたものですから、人にはバカにされるでしょうが、自分の旅の備忘録として記しました。ごめんあそばせ(^_-)-☆