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秋の実①:飯桐

2019年10月22日 | 花さんぽ・花めぐり

イイギリ(飯桐)」の橙色の実がとてもきれいに実っています。

ヤナギ科(旧イイギリ科)イイギリ属の落葉高木で、高さ10~15m、幹は直径50㎝ほどに育ちます。

すごくたくさんの実が生っています。(昨日、柏の葉公園にて撮影)

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熟すと橙色から濃い赤紫になり、落葉後も長く残り、遠目にも良く目立ちます。

和名「飯桐」の由来は、昔、葉で飯を包んだためと言われます。

秋にブドウ房状の赤い果実をぶら下げます。

また、果実がナンテン(南天)に似ているため「ナンテンギリ(南天桐)」ともいいます。

まだ熟し始めのため橙色ですが徐々に赤く染まっていきます。因みに実は食べられるけど、まずいそうです。

’050528 開花期:4~5月。花は小さく黄緑色で、ブドウの房状のように垂れ下がった円錐花序です。

’070924 葉は互生し、「キリ(桐)」や「アカメガシワ(赤芽槲)」に似て幅広い心形。

葉柄は10~20cmほどで赤い。葉の表は暗緑色、裏は白っぽい。縁には粗い鋸歯があります。