マタタビ(A.polygama)やシナサルナシ(A.chinensis)の仲間「サルナシ(猿梨)」(Actinidia.arguta)
マタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本 日本、朝鮮半島、中国、サハリンに分布
花期:5~7月 雌雄異株 雄しべ:暗い青
白色で5弁花を下向きにつけます
葉は互生につき楕円形から広卵形で長さ6~9cm。
葉柄が赤紫色で、葉縁には細かい鋸歯がある。
果期:9月下旬~11月上旬
果実は、キウイを小さくしたようですが、緑色で無毛、味はキウイと同じです。
果実酒に利用されたり、生食したりされている栄養価の高い果実。
因みに国指定の重要有形民俗文化財、徳島県三好の吊り橋「祖谷(いや)のかずら橋」は本種のつる使用しているとか。
「シマサルナシ(島猿梨)」(A. rufa)
別名:ナシカズラ(梨葛) 本州南部から沖縄/朝鮮半島に分布
秦の始皇帝が徐福に命じ探させた不老不死の薬の一つがナシカズラとの伝説があるそうです。
葉は互生につき、葉身は長さ10〜15cmの円形または広卵形
花期:5月、黄白色の小さな花
秋には卵形で褐色の毛で覆われた3cmほどでキウイを小さくしたような甘酸っぱい実をつけます。
同じ仲間の「シナサルナシ(支那猿梨)」(A. chinensis) 中国原産
別名を「オニマタタビ」と呼び、これをニュージーランドで品種改良したものを「キウイフルーツ」と呼ぶ。
マタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本 花期:5月下旬
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