田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

つくば植物園の華花:春⑫

2021年04月10日 | 花さんぽ・花めぐり

⑪の続きです。(’210401撮影)

オオチョウジガマズミ(大丁子莢蒾)」レンプクソウ科  絶滅危惧ⅠB類(EN) 

ウンカリナ・グランディディエリ」 ゴマ科

ギムノカリキウム・ピフランジィ・ゼガラエ」 サボテン科 

メギ(目木)」メギ科 落葉低木 花期:4-5月 

 

カントウタンポポ(関東蒲公英)」 別名:アズマタンポポ キク科多年草

「セイヨウタンポポ」は総苞弁が反りかえるが、日本タンポポは反り返らないのが特徴(右写真)。

オステオスペルマム(八重咲き)」キク科  多年草(宿根)

カナダザイフリボク」 バラ科 落葉低木

別名:ジューンベリー、和名の「アメリカザイフリボク」の方が一般的 

ガステリア・グロメラタ」 ワスレグサ科

花の基部が膨らんでいることから、を意味するgasterから名付けられた。

アジュガ・レプタンス’キャトリンズジャイアント’」 シソ科

アジュガ’ディクシーチップ’」 シソ科

キシツツジ(岸躑躅)」ツツジ科 半落葉低木 花色:赤・紫 

雄しべ10本、よく似たモチツツジは雄しべ5本。花が咲いていないと区別は難しい。

クサノオウ(瘡の王)」ケシ科 一年草(越年草)花期:4~7月


春の花:ラナンキュラス②

2021年04月09日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は孫の小学校の入学式。コロナ禍で色々制約があって大変だ。

通学には30分以上かかる。放課後は構内にある「こどもルーム」(学童保育所)へ通う。

がんばれ!ピカピカの一年生。

 

バラのように幾重にも重なる薄い花弁が美しい「ラナンキュラス」(Ranunculus asiatics

今回の「ラナンキュラス」は、ひと味違う印象の花を咲かせます。

和名:「ハナキンポウゲ(花金鳳花)」 キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草(球根) 

花期:3~5月 ヨーロッパ東南部、中近東、西アジア、地中海沿岸原産

ラナンキュラス・ラックスシリーズ」(Ranunculus cv.)  

ラックス」というシリーズ名は、花弁が光ることから(ラナンキュラス+ワックス)という由来で名づけられました。

初見(2枚目の写真)の時は、ラナンキュラスとは思いませんでした。 

黄花は’ピュタロス’ 品種名はギリシャ神話に登場する名称から取っているそうです。

「綾園芸」(宮崎県)で誕生したシリーズ

タグには「ラナンキュラス’綾リッチ’ 早春のジュエリー」 と書いてありました。

ラナンキュラス’フェスティバルシリーズ’」 

フェスティバルシリーズ」は、花の中心から葉が出るユニークなタイプです。

白(黄)と緑の割合は品種のなかでも個体差があるようです。

 


春の花:瓔珞百合

2021年04月08日 | 花さんぽ・花めぐり

ユリ科バイモ(フリチラリア)属は北半球の温帯におよそ100種が分布し、日本には「クロユリ」などが分布

本属の中で最も大型で美しい種が「ヨウラクユリ(瓔珞百合)」(Fritillaria  imperialis) トルコ、イランなどに分布

別名:「フリチラリア(フリティラリア)」、「フリチラリア・インペリアリス」、「オウカンユリ(王冠百合)

草丈60~100cmの落葉性多年草(球根) 花期:3月中旬~6月上旬 花色は赤、橙、黄の3色。

橙赤色の「フリチラリア ’アーリードリーム’」↑(Fritillaria  cv.) 

開花が早く、草丈が低めの「シンフォニー」シリーズの一種。

鮮やかな黄色の ’ビバルディ’や濃い橙色の’ショパン’や橙色と黄色の中間色’サティ―’など作曲家の名前が付いた品種があります。

’060423 同属で大型の「フリチラリア・ペルシカ」(Fritillaria persica)イラン原産

草丈は1mを超す大型種。赤褐色の花を穂状に咲かせます。

フリチラリア・ウバブルピス」(Fritillaria uva-vulpis) 多年草 花期:4~5月

同じ仲間の「クロユリ(黒百合)」と「バイモ(貝母)」です。

クロユリ」(Fritillaria camtschatcensis) 日本、サハリンなどに分布

湿り気のある草地などに生育。

花期:5~6月 花径3cmほどの黒紫色の花を斜め下向きに咲かせる。

 
バイモ」(Fritillaria verticillata var. thunbergii)中国原産
 
別名:「アミガサユリ(編笠百合)」草丈40〜60cm。
 
 
葉は細くて先端がつるのようにカールする。
 
花期:4~5月 花弁の内側に黒の網目模様が入る薄い黄緑色の花を咲かせる。

つくば植物園の華花:春⑪

2021年04月07日 | 花さんぽ・花めぐり

’210401 つくば植物園に咲いていた花です。

トゥリパ・サクサティリス’ライラックワンダー’ 」(Tulipa saxatilis cv. Lilac Wonder) 

ユリ科チューリップ属の園芸品種

トゥリパ・クルシアナ・クリサンタ」(Tulipa clusiana  var. chrysantha) ユリ科チューリップ属

ノソスコーダム(ノトスコルダム)・オステニー」(Nothoscordum ostenii)ユリ科ハタケニラ属  ウルグアイ原産

デンドロビウム・ロッディゲシイ」(Dendrobium loddigesii )ラン科

デンドロビウム・ウニクム(ユニクム、ユニカム)・オーレウム」(Dendrobium  unicum f. aureum)ラン科

ツンベルギア・バッティスコンベイ」(Thunbergia Battiscombei

キツネノマゴ科ヤハズカズラ属のつる性常緑低木

ツルオドリコソウ(蔓踊子草)」(Lamium galeobdolon:ラミウム・ガレオブドロン)

別名:キバナオドリコソウ(黄花踊子草)

シソ科オドリコソウ属の常緑多年草

同じ仲間の「ラミウム・スターリングシルバー」 (Lamium maculatum 'Sterling Silver')

明るい銀色と緑の縁取りの葉色が美しい品種

シャガ(射干)」(Iris japonica) アヤメ科アヤメ属の多年草

シジミバナ(蜆花)」(Spiraea prunifolia) バラ科シモツケ属の落葉低木

セダム・パキフィルム」(Sedum pachyphyllum) 和名:オトメゴコロ(乙女心) 

ベンケイソウ科マンネングサ属の常緑多年草 

以前、UPした乙女心ですが、漸く花が咲きました。

コウシュンカズラ(恒春葛)」(Tristellateia australasiae) 準絶滅危惧 (NT) 

キントラノオ科コウシュンカズラ属のつる性常緑低木  


春の花:水蓮霧

2021年04月06日 | 花さんぽ・花めぐり

4日、白血病で長期療養していた池江璃花子さんが、女子100mバタフライ決勝で優勝。

400mメドレーリレーメンバーとしての東京五輪出場も内定。

「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなと思った」とのコメント。

オリンピックでのご活躍を祈念します。ところで本当に開催される?

 

初見の花に出会いました。(つくば植物園熱帯雨林温室)

’210401 雄しべが目立つ白い「ミズレンブ(水蓮霧)」 (Syzygium aqueum)の花。

フトモモ科フトモモ属の熱帯性常緑小高木。マレー半島原産

’210317 蕾の時から待ちわびていました。 花期:4~5月

’060624 果実は熟すと光沢のある赤いリンゴのような色になることから、英名で「ローズアップル」「ワックスアップル」とも呼ばれる。

大きさは4~5cmほどで、果肉は白く、サッパリとした甘味と酸味があり、林檎と梨を合わせたような味わいとのことです。

葉は対生し、革質の長楕円形

同じフトモモ属の近縁植物に、「レンブ(蓮霧)」(Syzygium samarangense)があります。

自信ありませんが、レンブの実↑?だと思います。 果実はミズレンブよりレンブの方が数倍大きい。

また、ミズレンブの果実は、レンブより平べったく、成熟した色はより濃い赤になる。