田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

赤い木:珊瑚水木

2023年12月26日 | 花さんぽ・花めぐり

大谷、背番号のお礼にポルシェをプレゼント」のニュース

背番号を譲ってくれた選手に対しては、高級時計「ロレックス」などを贈るのが礼儀や習慣らしい。

しかし、選手ではなく、夫人や家族に対して贈答品を贈るのは異例とのこと。大谷らしい!

ポルシェ(911ターボS)といえば車両本体だけでも優に3,200万円を超えるそうだから桁違いだ。

大谷は昨年、ポルシェジャパンとアンバサダー契約を結んでいるそうなので割引価格で購入できたのかも?

下世話の話ですが、贈与税はどうなるのだろうと気になった。

日本と違い、アメリカの贈与税は、贈る側(大谷)に課税されそうだ。 

冬になり落葉すると鮮やかな赤い枝が珊瑚のように際立つ「サンゴミズキ(珊瑚水木)」(Cornus alba var. sibirica)

シラタマミズキ(C. alba)の変種です。枝の観賞期は、11月~翌年2月。

ミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉低木 中国、朝鮮半島原産

樹高は1~3ⅿほど。花期:5~6月 クリーム色の4弁花を咲かせる。

秋には球形で、乳白色の白い実をつけ、紅葉する。

葉に白い覆輪が入る「サンゴミズキ'エレガンティシマ'C. abla 'Elegantissima')

シラタマミズキの園芸品種です。

 

サンゴミズキの仲間「セイヨウミズキ’ミッドウィンター・ファイヤー’」 (C. sanguinea 'Midwinter Fire')

花期:4~6月 葉は、春から秋は黄緑色。

落葉直前にオレンジイエローに紅葉します。


クリスマスツリー:樅

2023年12月25日 | 花さんぽ・花めぐり

今日はクリスマス、朝起きたら枕元にはなにがあるかな?

孫4人はサンタがプレゼント持ってやってくると信じています。

じいじとばあばからは図書券を贈りました。

クリスマスツリーといえば「モミ」↑↓の木を思う浮かべます。

日本では人工のツリーの方が圧倒的に多いようですが、、海外では、生木のツリーを購入するのが一般的とのことです。

日本で生木のクリスマスツリーを飾る場合、モミ(ホンモミ)、ウラジロモミ、ドイツトウヒ(アカモミ)、ゴールドクレストなどが使われます。

海外ではコロラドトウヒ、ノーブルモミ、ヨーロッパモミコーカサスモミ(ドイツで人気No.1)、ドイツトウヒなど様々な樹種のツリーが使われます。

アメリカでは20種以上のクリスマスツリーが栽培されているそうです。 

なんとドイツでは年間2,500万本、アメリカでは年間3,000万本の生木が販売されているとか。

'1811 一番樹高が高い木がモミで、高さは30mほど。

日本固有種の「モミ(樅)」(Abies firma)は、マツ科モミ属の常緑針葉高木。

樹高30m以上、胸高直径1.5mにも達します。

本州(岩手県以南)、四国、九州に広く分布している。

花期:4~5月 前年枝につく。雌雄同株。雄花は円柱形で黄色、雌花は長卵状楕円形で緑色。

果期:10月 球果は緑色大形で長さ9~13cm、径4~5cm。果鱗がバラバラと落ちて飛散します。

樹形は端正、枝条は車輪状にでる。

葉は互生につき、針状の硬い葉をもっています。上面は濃緑色で光沢があり、葉裏は白色を帯びる。

葉先は2裂し、若木のものは鋭く尖るため触れると痛いが、年を経て老木となると先は割れずに丸くなります。

樹皮は灰色~暗灰色で鱗片状に浅く剥がれます。

 

日本固有種で同じモミ属の「ウラジロモミ(裏白樅)」(A. homolepis)です。

こちらも大きいものでは樹高40mにも達することも。

球果は長楕円形で、枝に直立します。球果は初めは暗紫色で熟成すると黄褐色になる。

葉裏の気孔帯(気孔線)が白く目立つ。葉先も二つに分かれない。

園芸店などで手軽に購入できる「ゴールドクレスト」(Cupressus macrocarpa 'Gold Crest')

枝葉が柔らかいのでオーナメントなどをたくさんつけて豪華に飾りたい場合には不向きです。

また、日本の気候には適さないため、生育管理が難しそうです。

ヒノキ科イトスギ属の常緑針葉高木 モントレーイトスギの園芸品種で葉が黄金色

 


香酸柑橘類

2023年12月23日 | 花さんぽ・花めぐり

果肉を生で食べるには、少し酸っぱすぎる「香酸柑橘

豊かな香りと酸味が食欲を引き立てることから、生食以外のさまざまな用途に活用されています。

昨日は冬至。ゆず湯に入り風邪予防をしました。

ユズ(柚子)」(Citrus junos)別名:ホンユズ(本柚子) 果実:100~120g

上の写真のユズはフルハウスの5年前のユズです。今年は3個しか収穫できませんでした。

 

'231114 くらしの植物苑 

癒される香りで人気。香辛料や薬味として皮まで活用できる。

主な産地は高知県、徳島県。[出回り時期]10月~12月

 

スダチ(酢橘)」(C. sudachi) 果実は30~40gと小さめ ユズの近縁種で、徳島原産。

独特のさわやかな香りと風味が特徴。焼き魚、刺身、冷や奴、そうめん、サラダ等あらゆる料理に活用されている。

[出回り時期]周年(露地物は8月~10月)

 

カボス(臭橙・香母酢)」(C. sphaerocarpa) こちらもユズの近縁種。果実:100~150gと大きめ

ユズの枝がわり。果汁が多く、酸味が強い大分県の特産品。熟す前の緑色の果実を収穫。鍋の薬味や酢の物で親しまれている。

[出回り時期]周年(露地物は8月~10月)

 

シークワーサー」(Citrus × depressa) 

別名:ヒラミレモン(平実檸檬) 沖縄県原産で、ほのかな甘みもある。揚げ物にかけたり、果汁を水で薄めてジュースにして飲む。

[出回り時期]8月~翌1月  8月後半から9月にかけて青い状態で収穫されたものが出荷されます。

 

ライム」(C. aurantiifolia) 果実:30~100gで、レモンより小さめ。

ヒマラヤ地方原産。日本国内では愛媛県などで生産されている。

 

ライムには主に小さめの「メキシカンライム」と大きめの「タヒチライム」の2種類があります。

皮が黄緑色になった状態で収穫。料理のほか、カクテルやスイーツにも。

[出回り時期]9月~翌1月

 

'231124 サイパンレモン(ユーレカ種)(カルフォルニア原産)

レモン(檸檬)」(C. limon) 広島県や愛媛県などで生産。

'231124 リスボン種(ポルトガル原産)

日本ではリスボン種とユーレカ種の栽培が多い。さわやかな酸味で、使いやすい定番食材。

[出回り時期]周年

 

'050101 ダイダイ、ウラジロ、ユズリハを飾り付けたお正月ならではの伝統的な玄関飾り(今は無き実家の玄関です)

ダイダイ(橙)」(C. aurantium) 果実:150g~200g

果実が成熟しても木に付いたまま落ちることなく、何代もの実が一緒に1本の木になっていることから、「だいだい」という名前が付きました。

鏡餅の飾りとして知られる。実は果汁が多く、食酢やジャムにも適している。産地は静岡県や和歌山県など。

[出回り時期]10月~12月

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe2_01.html)など

 

 

 

 

 


冬が旬:温州みかん

2023年12月22日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日、約4年ぶりに忘年会に参加してきました。電車に乗ったのも同じ4年ぶり。

基礎疾患があるため、コロナ禍の飲み会は自粛していました。私はもちろん禁酒です。

飲み会なしではたまに会っている仲間なので久しぶりという訳ではありませんが、楽しいひと時を過ごすことができました。

全員が前期高齢者。もう若くないのでお互い気をつけようということで散会しました。

 

今年のお歳暮は温州みかんの代表的なブランド、「有田(ありだ)みかん」(和歌山県中部産)を贈りました。

'231124 「みかん(蜜柑)」と言えば皮をむきやすい小型の柑橘(かんきつ)類の総称。

一般的には圧倒的に収穫量の多い「ウンシュミカン」(約72%)を指す言葉として用いられています。

'231017「ウンシュウミカン(温州みかん)」(Citrus unshiu:キトルス・ウンシュウ)

ミカン科ミカン属の常緑低木(小高木)

原産地は鹿児島県の「長島」とされ、中国から伝わった柑橘類から偶発実生として生まれたと考えられています。

花期:5月頃 花径3cmほどの白い5弁花を咲かせます。

'231124 暖かい気候を好み、主に関東以西の沿岸地域で栽培され、和歌山、愛媛、静岡が代表的な産地。

江戸時代に”みかん”といえば「キシュウミカン(紀州みかん)↑」(C. kinokuni)(別名:小みかん)が主流

家名の存続が重視されていたことから種の無い「温州みかん」は避けられていましたが、明治時代を迎えると、その食べやすさと玉の大きさが人気となり、生産が盛んになっていきました。

「三ケ日みかん」(浜松市北区三ヶ日町):公式キャラクター「ミカちゃん」↑

青島温州」や「宮川早生」など多くの品種がありますが、古くから三ヶ日、有田といった産地名がブランドとされています。

【温州みかんの収穫時期】

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe1_01.html)

’ニチナンノヒメ’(’日南の姫’:極早生

'231124 早生温州の代表的な品種’ミヤガワワセ’(’宮川早生’) 

'231124 ’タグチワセ’(’田口早生’)

'231124 ’アオシマウンシュウ’(’青島温州’:普通(中生))

'221204 ’イシジウンシュウ’(’石地温州’:普通(中生))