田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

アーケル・グリセウムの紅葉

2023年12月16日 | 花さんぽ・花めぐり

'231214 つくば植物園

真っ赤に紅葉する「アーケル・グリセウム」(Acer griseum

別名:アカハダメグスリノキ(赤肌目薬木)、グリセウムカエデ

'221125 11月下旬頃から紅葉が始まり、そろそろ見納めです。 

'231026 ムクロジ科カエデ属の落葉高木 中国南部原産

花期:4~5月 淡い黄色の花が咲くそうですが、未だ確認できていません。

'231026 翼果は比較的大きく、秋に結実します。実は、2つに分かれて別々に回転しながら落下します。

'210626 近縁の「メグスリノキ(目薬の木)」に似ています。葉は対生で、長い柄のある三出複葉。

小葉は長楕円形で波形の粗い鋸歯があり、若枝及び葉柄には粗い毛が密生しています。

'231014 英名:ペーパーバークメープル(Paper bark Maple)(バークは樹皮のこと) 

樹皮は光沢のある赤茶色で紙のように薄く剥離します。

 


晩秋~冬の花:琉球石蕗

2023年12月15日 | 花さんぽ・花めぐり

ツワブキの変種で山地の渓流沿いに生える「リュウキュウツワブキ(琉球石蕗)」(Farfugium japonicum var.luchuense)

キク科ツワブキ属の多年草  分布:琉球列島 準絶滅危惧 (NT) 

高さ30~80㎝ 花期:12~1月 花色は黄色で林内ではよく目立つ。

葉は光沢があり、鋸歯が鋭く尖り、渓流に生える種の基部はくさび形で狭く、渓流以外では基部が切形(せっけい)で広くなっている。

葉の形は同じ群落の中でも変異の幅が大きく、なかには本州のツワブキと区別できない形のものもある。

 


秋~冬:四季桜

2023年12月14日 | 花さんぽ・花めぐり

'231207 ふなばしアンデルセン公園

すっかり葉が落ちた木にぽつりぽつりと「シキザクラ(四季桜)」(Cerasus×subhirtella ‘Semperflorens’)の花が咲いています。

12月に入り、花数が減ったのかもしれません。

春と秋~冬の年に2回咲く二季咲き性の品種の桜で、江戸時代から栽培されています。

他に代表的な二季咲き性の栽培品種には‘冬桜’、‘十月桜’、‘四季桜’、‘不断桜’、‘子福桜’、’アーコレード’などがあります。

「シキザクラ」は、野生種である「マメザクラ(豆桜)」と「エドヒガン(江戸彼岸)」の種間雑種と考えられています。

萼筒(がくづつ)の下部がつぼ型をしていることが特徴です。

冬桜とよく似ていますが、冬桜は萼筒の下部は膨らんでいません。ここが見分け方のポイント。

花は春のほうが大きく、秋は小さめの花を咲かせます。新芽の時期には葉と一緒に花をつけます。

バラ科サクラ属の落葉小高木 白色~淡紅色で一重咲きの小輪(花径1.5~2.0㎝)の桜です。

個体により花色や花の大きさなどに変異があります。


アンパンマン

2023年12月13日 | 余談ですが・・・。

認知症が心配される昨今ですが、・・・・・。

先日、GSでガソリンを入れようと、クレジットカードを入れたが給油ができない?

やり直したら、聞こえずらい音声で「有効期限が切れています」と言っている。

有効期限が過ぎれば新しいカードが送られてくるものと思っていた。

そこでカード会社に問い合わせると夏には送付しているとのこと。全く思い出せない。

探したらすぐに見つかった。ああ!情けない。

ふなばしアンデルセン公園」には当然、アンデルセン像がありますが、「アンパンマン」のブロンズ像もあります。

銅像裏のプレイトを見ると、寄贈者は、デザイン著作:やなせ たかし、原型制作:牧野 圭一(漫画家:船橋市出身、アンデルセン公園子ども美術館の名誉館長)などとなっています。

今から30年以上前の「わんぱく王国」当時の1990年9月に寄贈されたようです。

こどもの身長にあわせて背丈は90㎝ほど。写真撮影のスポットになっています。

銅像には「ア・ン・パ・ン・マ・ン・ア・ン・デ・ル・セ・ン」と12文字の隠し文字が彫られているそうです。

アンデルセンの生涯に深い関心を持っていた「やなせたかし」氏の協力を得て、銅像を建立したようです。

こちらは『アンパンマンミュージアム』の石像(高知県香美市)

因みにやなせたかし氏の出身地は「高知県」としているが、父が新聞記者の仕事をしていたため、実は東京都北区滝野川が出生地。

しかし父母の郷里が香北町(現香美市)であったことから、高知県出身としたそうだ。

やなせ氏は幼少期から青年期には高知(現香美市、高知市)で過ごした。

 


紅葉:水松

2023年12月12日 | 花さんぽ・花めぐり

'231207 ふなばしアンデルセン公園には15本ほどあります。

オレンジ色の紅葉が美しい「スイショウ」(Glyptostrobus pensilis:グリプトストロバス・ペンシリス)

水松」と書き、湿った場所に生える松の意だが、マツ(松)とは別種。

’201116 埼玉県花と緑の振興センター

ヒノキ科スイショウ属の落葉小高木 1属1種 中国原産

花期:3~4月 枝は螺旋状につき、葉は互生で長さ1cmほどで柔らかく肌触りがよい。

葉は線形と針葉、鱗片葉の3型があります。

葉の色は明るい新緑色で、秋に下側から紅葉し、その後茶色になって冬に落葉。

完全に熟す前の緑色の球果

学名は「ぶら下がる切れ込んだ球果」という意味。

果実は長さ2cm、幅1.5cmほどで円錐形、秋に実が熟すと褐色に変わり、種子を放出します。

落下した球果

樹皮は赤褐色で、縦に裂けます。