俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『晩秋の花たち』

2011-11-30 10:40:17 | Weblog
この間、しばらくぶりでサイクリングに行きました。

散歩をしない日には町内を5~10km程度は、いつも走っているのですが、30km以上になると、この頃走っていませんでしたので、お尻と左ひざが痛くなって、時々止まっては自転車を下りて屈伸運動したり休憩しながらの走行となりました。

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いくつもの坂道を上り下りして、まずは京成バラ園まで10kmを走行・・・

ベンチにどっかと座って、バラを眺めながら持参のおにぎりをお腹に詰め込んでから、何枚かのバラの写真を撮りました。
秋も深くなって大分寒くなりましたが、花たちは皆んな元気です。






時々大型車輌が自転車に乗る腕をかすめて走り行く交通の激しい工業団地の通りを、やっとこさで通り抜け、印旛沼新川のサイクリングロードに出ましたら、いきなり橋の架け替え工事中で仮設の迂回路へ・・・

土手に植えられた桜並木も老木で根が張っているのか道路は凸凹です。
しばらく走ると今度は、橋が通行止めで迂回路の案内図・・・
堤防沈下の修復工事で通行止め・・・

3・11の大地震で甚大な被害を受けた印旛沼周辺のサイクリングロード(堤防と兼用又は併設)や橋はあちこちで修復工事のため通行止めです。

道路を封鎖している柵を乗り越えて行き来する人も多いので、ワルポンも自転車を担ぎ上げて乗り越えて、前進あるのみです。
でも、佐倉市側のサイクリングロードの通行止め区間は、堤防の本格的な修復工事中で深く掘り下げてあるので、危険ですから通行は避けたほうがよいようです。

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ススキはほとんどが枯れすすきとなりましたが、ヨシの穂先は元気“善し”です。


ああ、疲れた! 
しばらくぶりのサイクリングだったからばかりではありません。
本当に体力を要するサバイバル行進だったので、ワルポンは元気“悪し”です。
(注:ヨシとアシは同義語)



※印旛沼のサイクリング道路を全線通して利用したいと思っている方は、狂い咲きの桜同様、春まで待ってください。




『川村記念美術館の紅葉』

2011-11-26 10:17:03 | Weblog
一昨日の勤労感謝の日は秋晴れの穏やかな良い天気でした。

澄みきった空の青さにつられて、川村記念美術館の紅葉を見に出かけました。
良く手入れされた広い庭園に囲まれた大きな池には白鳥が遊び、二つの丸い噴水が空高くきらめいて、ちょうど見頃の紅葉も日に照らし出されていました。


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回遊路を進むと、黒い木の幹と紅葉の織り成す対比が傾きつつある夕日の逆光に映えて・・・


かえでの真っ赤な葉が天空の青空に、華やかなレースのカーテンでも張ったかのように大きく広がって・・・


林の向こうに暮れ行く夕日の残照の中で佇む木立も水面に映る相棒を寂しげに見つめているようでした。


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暮れ行く秋をば感慨に更けって眺めていても、同じ晩秋の人生を見つめることは未だ出来ずに、無駄飯、深酒、惰眠をむさぼっては、「好きなことだけで遊んでばっかし」と怒られています。

そうだ、こんなことやってられない・・・
握り飯持って出かけようっと!



※きれいな庭園は今が見頃です。ぜひお訪ね下さい。

『木の実』

2011-11-25 12:28:58 | Weblog
実りの秋です。

新米も出ました。
固く葉を巻いた白菜やキャベツ、下仁田ネギも深谷ネギも出て、お鍋の美味しい季節です。
大きな鮭、カニも美味しい時期です・・・

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クマやリスではありませんが、この時期の木の実は格別です。

毎朝の散歩の途中に近くにある神社の境内で、ほんの数個づつ拾い集めた山栗が30個程たまったので、栗ご飯を作ることにしました。
小指の爪ぐらい小さいのもあって皮を剥くのに相当苦戦しましたが、食い意地張って頑張り通しました。

イモご飯はちょっとダサくて庶民的ですが、栗ご飯はもち米も入れたりして、ちょっと贅沢っぽくて高級感が溢れています。
山栗は、ほんとに小さいのですが、贅沢にも一つまんまなので、口に入れると、ほのかな香りと、ほんのり甘みが満足感を満たしてくれます。

庭や畑で勝手に生えたヤマイモの「むかご」が今年は沢山採れました。
一握りほどを油で素揚げし、軽く塩をふると、ビールの最高のおつまみです。
もっとも、ビールはプレモルじゃなくて第三のビールですが・・・

藤の実は鞘が弾けると遠くまで飛んでしまって種を捜し当てるのが難しくなります。
最初に鞘が弾けたのを見つけたら、あとの残りの鞘はハサミでそぉっと切り取って、大きめの袋に入れます。袋の中で鞘と鞘を打ち付けて、鞘を強制的に弾かせて種を取り出します。
「あられ炒り」で炒って薄皮を剥くと黄金色の香ばしい実が、ぬる燗の日本酒にぴったりです。

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それから忘れちゃいけないのが“銀杏”ですっ!



佐倉城址公園に銀杏並木があるのを思い出して、写真を撮る振りをして拾いに行きました。
葉っぱは沢山落ちていましたが、銀杏は一粒も落ちていませんでした。
仕方が無いのでスーパーへ行きましたが、ありませんでした。

炒った翡翠色のとんがった丸い実で一杯やるのが夢です・・・
ギンナンが入っていない茶碗蒸しなんて・・・

しょうがない、デパ地下にでも行ってみるか・・・

『福来みかん』

2011-11-24 12:07:21 | Weblog
“さあさあお立会い!
御用とお急ぎの無い方は、ゆっくりと聞いておいで・・・”

で始まる筑波山名物の「ガマの油売り」の口上は皆さんも良くご存知ですよね。

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先日の良く晴れた日に筑波山へ行って来ました。
すぐ麓から見るお山は、見事なまでにすっきりと見えました。


関東平野で最高峰の女体山(877m)へ通じるロープウェイの乗り場があるつつじヶ丘駅付近は紅葉が真っ盛りです。




遠くには富士山も見えるという関東平野を見下ろす光景は壮大で、気持ちが洗われる思いがしました。
でも、逆光のために良い写真は撮れませんでしたので、霞ヶ浦から太平洋の方向をご覧下さい。


帰りがけに振り返ると、秋の彩りを纏ったお山が夕日を浴びて黄金に輝く様は、一体、この世のものなのでしょうか?


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曲がりくねったドライブウェイの、筑波山神社からちょっと下がったあたりに、山と積んだみかんを売る小屋掛けの店がありましたので立ち寄りました。

“福来(ふくれ)みかん”と呼ばれる筑波山特産のみかんです。


一口にも満たないほどの本当に小さなみかんですけれど、皮をむいて口に放り込むと、凄く甘くて酸っぱい、とっても美味しいみかんなのです。
ただ、難点を云えば、大粒の驚くほど沢山の種がボロボロ入っていることです。

まあ、いいか・・・
福が来るみかんだし、黄門様の印籠を二つもオマケして貰ったから・・・



『明け方』

2011-11-19 13:55:44 | Weblog
“♪大きいことはいいことだ~”
チョコレートのCMがテレビで流れたのは昭和40年代の高度成長期でした。

“お顔が広い”なら褒め言葉ですが、広い額や大きな顔、デカイ面、デカイ態度、大きな話声・・・は貶(けな)す方でしょう。
アダルトビデオで巨根、巨乳は持て囃されますが、
プロ野球の“巨”の付くチームの最近のゴタゴタは頂けません。

下世話な話はこの辺で・・・

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「夜明け前」は、「木曾路はすべて山の中である」の書き出しで知られる藤村の小説です。
フォトコンに出す予定の写真のタイトルを調べていると、夜明け前から日の出までの「朝」を表わす言葉がほんとに沢山あるのを知りましたので書き並べてみます。

暁闇、暁やみ、彼者誰(かわたれ)、彼者誰時、彼誰、黎明、払暁、有り明け方、有明け方、有り明け、有明け、有明、有りあけ、有明方、夜明け、夜明、平明、明け、明けがた、明け方、明方、引明け、引明、遅明、暁、暁天、暁方、早暁、東雲、曙、白白、白白明け、早天、鶏鳴、鶏旦、春暁、朝ぼらけ、日出、日の出、・・・

これらの言葉の、どの順番で夜が明けて行くのかは学識の無さで判然としませんが、
独断と偏見で思い付くままに、何となく早いもの順に並べてみました。

先日の良く晴れた朝に、印旛沼の船着場から刻々と変化する東の空を撮って来ましたのでご覧下さい。

暁やみ 11月16日5時07分


彼者誰時 11月16日5時32分


有明け方 11月16日5時59分


早天 11月16日6時17分


日の出 11月16日6時19分


自然の成せる演出に感動です!

この世の中で、“大きいもの”と言えば“天空”に敵うものは無いでしょう。
何しろ宇宙は無限ですから・・・

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“早起きは三文の得”で、至極満足な気分です。

でも、明け方の寒さに耐え震えながら我慢の撮影でした。

ヒートテックのベンチコートでも買わなきゃ・・・

『藤袴(フジバカマ)』

2011-11-06 16:45:01 | Weblog
昨日、朝の散歩中に近くの公園で本格的に咲いている萩を見つけました。
それも4、5本まとまって咲いているのです。

この秋は暖かい日が続いたからでしょうか・・・

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「秋の七草」は“はぎ、すすき、くず、ふじばかま、おみなえし、ききょう、なでしこ”と
8月9日のワルポンのブログに書きました。
その中で「藤袴」って花は知らない、と書いたのですが、ブログを読んで下さったご近所の奥様が藤袴の鉢植えを持って来て下さいました。


しげしげ眺めると、そう云えば見たことのあるような、無いような・・・
奥様、ご親切有難うございました。
丈夫な草花だとお聞きしましたので、狭い庭の狭い花壇の狭い空きスペースに植えたのですが、ちょっと木陰になってしまいました。

「藤袴の育て方」をネットで見ると、日当たりが良く風通しも良い場所を好むらしいのですが、湿気は嫌いで、しかも乾燥に弱いらしい。
草花の分際で結構我が儘なのである。

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公園の萩と同様に、元気に薄紫っぽい白いこまかな花をつけています。

ホトトギスが終りかけ、代わりにミヤコワスレと菊の花が咲き始めました。
柚子の実が黄色く色づき、山茶花や椿の蕾も、いつ咲いても良いぐらいに大分膨らんで来ました。

明後日、11月8日は立冬です・・・ 


『紅葉狩りで富士山へ』

2011-11-03 17:22:04 | Weblog
昨日、一昨日と富士山へ紅葉の写真を撮りに行って来ました。

遊遊倶楽部という写真の仲間に入れて貰って連れて行って頂いたのですが、その名の通りの会で、写真を撮るのが楽しみでもあるのですが、夜の宴会も大いに盛り上がるので、ついつい飲み過ぎて、朝の撮影の一番いい時間を寝坊してしまうのです。
今回も起きた時には陽が上がって、チャンスを逃してしまったのです。

でも、天気に恵まれての撮影でしたので、富士山の過ぎ行く秋の気配をお届けいたしましょう。

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雲ひとつない快晴の大月・岩殿山の丸山山頂(444.4m)から見た秀麗富嶽です


大月の真後ろに位置する本栖湖からのぞむ富士山・・・、千円札でおなじみの景色です


河口湖北湖畔からの美しい富士の全景


湖畔からちょっと山に入った久保田一竹美術館の紅葉も進んでいました


いよいよ夕暮れが迫ると、三日月が山の上にほの白く浮かんでいました


富士河口湖紅葉まつりの会場には大きな紅葉がライトアップされていました


富士山五合目・奥庭公園は標高2,300mにあり、自然環境のきびしさがうかがえます


帰りがけに山中湖のダイヤモンド富士を撮ろうと寄ってみましたが、御山には生憎と雲が広がっていました
いつも気の急くワルポンですが、じっと辛抱して我慢強く待っていました


富士山頂にお日様が着地したところです


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お日様は、山頂にはうまく真上に降りたのですが、あんなにも右に斜めって落ちて行くとは思いませんでした。

ダイヤモンドの光が、山の右斜面に沿って滑り落ちるように暮れて行きました・・・