俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『ヨシゴイ』

2010-06-25 20:55:45 | Weblog
「40数年前の新入社員時代に始めて担当した建設現場の初赴任地を懐かしく思って訪ねて見たら、お前の家の近くじゃないか。当時は山ばっかりだったのに、随分と開けてびっくりした。でも、印旛沼周辺は鳥の宝庫だ。自分も鳥の写真を撮って歩いているので、今度訪ねて行くよ」と、つい先日、学校の先輩から電話がありました。

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“明日の天気予報は晴れ”と言う事で、昨晩お電話して、北印旛沼へ「ヨシゴイ」を撮りに行くことになりました。

ワルポンもこの間のリベンジの意味もあり、張り切って出かけました。
北印旛の例のベストポジションへ行くと、今日も4・5人の年金カメラマンが長いレンズのカメラを構えておりました。

炎天下でカメラが熱くならないよう白いタオルをカメラとレンズにかけて、小一時間汗だくの成果がこの一枚です。


余り熱いので早々に引き上げ、またまた「大鷲神社」へ行き、コンビニで買ったアイスクリームを境内で食べました。
「魂生大明神」の霊験あらたかな有り難い効能と、知っている限り情報を現場実況でお話しました。自分より年上の先輩ですから必要ないとは思いましたが・・・

社務所で、例の“飴棒”をお土産にと勧めたのですが、「バカ、女房に怒られるっ!」と云って、購入しませんでした。

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利根川の水門を見物した後、佐原まで30分ぐらいと言う事で、利根川沿いに車を走らせました。
利根川沿いと言っても、堤防の上に造られた道路で、ハイウェーのように見晴らしの良い快適なドライブコースです。

小野川が佐原市内から注ぐ利根川の堤防上に今春オープンした道の駅、利根川の河川敷内に立つ津宮河岸の大鳥居と常夜燈を見て、香取神宮へ参拝した後、市内佐原本町に戻って、江戸年間からの店構えの小堀屋本店で天ざるを食べました。

昼食後、小野川沿いにある伊能忠敬旧宅を見物たり、じゃあじゃあ橋と呼ばれる樋橋を散策しました。
あらら、前にカメラ倶楽部で、あやめ祭りの撮影会の反省会をやった「宮定」が「和風総本家」の看板になって和菓子屋に代わっているじゃないですか!


「和風総本家」と云えば、テレビ東京木曜日夜9時からの人気クイズ番組ですよね。
えっ、豆芝の「豆助」も居るじゃないですか?
可愛いですねぇ・・・


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テレビ大阪の番組制作で、豆助が和菓子屋へお使いに行く「和風総本家」のオープニングのシーンの撮影だったそうです。
子犬の可愛いうちに出演させるため、3ヶ月に一回ぐらいで代替わりして今回で5代目の豆助だそうで、その度にロケを行って撮り直しているのだそうです。

「和風総本家」の看板は、大道具さんの製作で発泡スチロール製だそうで、「宮定」の看板の上にセットされているだけで、魚屋と割烹料亭の本業は継続して営業中なので「今後ともご贔屓に!」と、美人の女将さんが云っていました。

毎週の「和風総本家」が楽しみです。



『魂生大明神Ⅱ』

2010-06-24 21:44:59 | Weblog
先日、ヨシゴイを撮りに北印旛沼へ行って来ました。

撮影の人気スポットには、年金カメラマンが長いレンズのカメラを三脚にセットしてずらりと立ち並んでいました。
中には若いお姉ちゃんも居て、いっぱしのカメラマン風でした。

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年金カメラマンたちは顔馴染みらしく、自分の肘を抱えるように腕を組んでは自慢げなカメラ談義に花を咲かせていました。
こちとら18-200mmのズームに一脚なので、ちょっと肩身が狭くて、なかなか話題の中へ入るのに気が引けたので、お姉ちゃんカメラマンの方へ声をかけてみました。

「何を撮ってるのですか?」
「クチュクチュパー」早口で何を云ってるのか判りませんでした。
「何を撮りに来たの?」と、逆に聞かれて、「ヨシゴイ」と云うと、
「いっぱい居るよ」と云い置いて、先の方へ行っちゃいました。

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仕方なく、先日訪れた「大鷲神社」の調査不足を思い出して再び参拝しました。
社務所には年配の氏子の方が一人で留守番をしていました。
参拝者は他に無く、いろいろ伺うことが出来ました。
前回のレポートで間違っていた点、新たに聞けたことを列記してみます。

①「魂生大明神」は「金精大明神」と同じこと
②女陰は杉の木じゃなくて、欅だったこと


③合体椎はこの角度の方が激しく合体しているとのこと


④男根の飴は15cmぐらいで全くそのものの形をした濃い茶色で、丸い飴玉が2個付いていて、お代は700円でした
⑤飴は四国の宇和島の飴メーカーに作らせていること
⑥年間1000本売れるとのこと。今年は売れ行きが良くて、もう残り少ないらしい

⑦購入者のほとんどが男性で、彼女へのプレゼントにするらしい
⑧酉の市のお祭で木製の御神体が街中を練り歩くと云われていましたが、近年、担ぎ手である若い女性の応募者が全く居ないため、執り行われていないとのこと
⑨大鷲神社は歌の神様でもあり、多くの有名歌手が参拝に訪れているとのこと

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ヨシゴイの本題に戻りましょう!

一脚を付けたカメラを構えてヨシゴイの現れるのを待ち構えていたのですが、すばやく飛来するヨシゴイを追いかけて撮るには長い足が邪魔でどうにも使えません。
誰かさんの足と一緒で“役立たずの足”です。

仕方が無いので一脚をはずして武士の刀のように腰のベルトに差して、手持ちで撮りました。中でも一番良く撮れたのがこの一枚です。


どうです、東山魁夷画伯の名画「白馬と森」のような幽玄の世界じゃありませんか?
何?ピンボケなだけだとおっしゃるのですか?

絵としては、あのほうと一緒で役立たずだと・・・?

賽銭箱に50玉円を投げ入れ、“元気はつらつ”を祈願したのに・・・


『キジの赤ちゃんⅡ』

2010-06-18 18:40:50 | Weblog
3週間ほど前に出合ったキジの赤ちゃんたちに、その後会えていません。

親たちは畑をのんびり散歩しながら、でも夢中で何かを啄ばんでいます。
でも、あの七つ子の可愛らしい赤ちゃんたちは何処にも見当たりません。

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どら猫の歯牙にかかってしまったのか、タカの鋭いツメに襲われたのか、それともトグロ巻く青大将に飲み込まれてしまったのか・・・
赤ちゃんたちは何処にも見当たりません・・・

ぴぃぴぃ、ぴぃぴぃ鳴き声が聞こえるような気がしますけれど、空を飛ぶ鳥たちの鳴き声なのか、それとも風が通り過ぎる音なのか・・・
赤ちゃんたちは何処にも見当たりません・・・

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い、いました! 元気にお散歩です。2羽だけですけれど・・・
地面をつっつきながら仲良く寄り添って・・・
産毛だった羽も大分生え揃って来て、体もすっかり大きくなって、随分とお兄ちゃんらしくなっています。


空き地を一周して、仲良く林の茂みの中へ帰って行きました。
きっと食後の一休みに、お昼寝タイムです。
ほっとしました・・・ 元気な姿に会えて・・・

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何気なく鳥類図鑑のキジのページを眺めていたら、見開きの反対側のページに、さっき撮った“キジの赤ちゃん”と同じ写真が載っているじゃありませんか!

“キジ目キジ科コジュケイ・雌雄同色”

えエ~ッ! キジの赤ちゃんじゃ無かったのですか・・・


『あちこちであやめ祭り』

2010-06-16 21:31:44 | Weblog


梅雨入り宣言が昨日ありましたが、今日は梅雨の合間の良い天気でした。

半井小絵さん!予報ちょっとはずれじゃありませんか?
でも、菖蒲(あやめ)がきれいだったので、良かったよ・・・

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美人さんを例える花はいろいろあります。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」が代表的ですかね?
「何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」というのもあります。

梅雨に入り各地で「あやめ祭り」が行われています。
水郷潮来あやめまつり、水郷佐原あやめ祭り、堀切菖蒲園菖蒲祭り、小岩菖蒲園まつり、横須賀花しょうぶまつり・・・
明治神宮、向島百花園、野田清水公園、三渓園、小石川植物園、本土寺・・・

何処も盛りですから休日にでもお出かけ下さい。

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と言う事で、佐倉城址公園菖蒲園へ行って来ました。
御覧のように見頃です。
弁当を広げながら眺めておられる方もあちこちにお出ででした。


花の写真を撮っていたら、「アヤメとショウブとカキツバタの見分け方をご存知でしたら教えて下さい」と、歳のころ古希ぐらいと思しきお爺さんから質問を受けました。
「んむ?どうだっけかな?」と一瞬考えていると、「いい歳をして知らないと“恥”を掻きますので教えて下さい」と続けて云う。

「この間、テレビで説明していましたよね、え~と・・・」
「さっき、ボランティアの方がおられましたよ・・・」
「覚えているんだけど、あやふやだから・・・」
「いやぁ、忘れた」と、答えにならない答えをして“恥”を掻きました。

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調べましたので、常日頃の「ろくでもないブログ」にお付き合い頂いている読者の皆様にだけ、特別にお教えいたします。

① 花菖蒲(はなしょうぶ)は、花弁の弁元に黄色の細長の模様があります
② 菖蒲(あやめ)は、花弁の弁元に網目状の模様があります
③ 杜若(かきつばた)は、花弁の弁元に白い細長の模様があります
                                        ↓ハナショウブ


これらはアヤメ科アヤメ属で、日本で一般に“あやめ”と呼ばれているもののほとんどが“ハナショウブ”だそうです。

なお、アヤメの漢字表記の“菖蒲”は、ショウブとも読み、こちらの菖蒲(しょうぶ)はサトイモ科ショウブ属で、五月五日の節句の菖蒲湯などに使われますが、“あやめ”とは関係ありません。

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お判り頂けましたか?

実に、ややこしいじゃないですか?
名付けた方も混乱していたのでしょうね?

実に単純な見分け方なのですが、単純なだけに、どれがどれだか三歩歩くと忘れそうです。

聡明な皆様ですから、ご理解頂けたと思いますけど・・・アッシは心配です・・・




『魂生大明神』

2010-06-15 07:43:04 | Weblog
人間誰しもエッチな話は好きですよねぇ~?

何、必ずしもそうとは限りませんか?
そう云えば、クラスに一人か二人は、“絶対に嫌がる人”が居ましたねぇ。

そういう方はここから先は読まないでリタイアして下さい!

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JR成田線の安食駅から歩いて10分ほどのところに森に覆われた小高い丘があり、駐車場から真っ直ぐに聳え立つような物凄く急な石段を登り切ると、左手に「大鷲(おおわし)神社」の本殿があります。

参拝を済ませてから本殿を背にして真っ直ぐ進み、石段を数段下ると、左手にお社があります。
ここに「魂生神」が御祭りしてございます。

深く垂れ下がった幕の下から恐る恐る覗くと、黒光りした巨大な男根が鎮座ましましておられるじゃないですか!
恐れ多くも、五穀豊穣、縁結び、子授け、安産、夫婦和合の神様なのです。
頭が高~いっ!


その高さは2.5m、周囲が2.3mの黒御影石造りで、見るからに立派で硬そう、日本一の大きさだそうです。
唖然、仰天!茫然自失・・・
おどろき桃の木山椒の木、ブリキにタヌキに洗濯機、やって来い来い大巨人・・・

・・・ふと、我に返って、目を落として我が粗ちんのあたりをじっと見つめて、うなだれて、ただ無言・・・
・・・自信喪失 
これで御利益あるのだろうか?


境内の対するトイメンには巨大な女陰を胴の真ん中に持つ欅の大木、合体の椎の木。


お守りや長さ15cmほどの男根の飴なども社務所で販売しています。
でも、この飴どうやってしゃぶります?
その道の好き者には必見の数々です。

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12月の「酉の市」では木製の御神体が町内を練り歩くお祭で大賑わいとのこと(担ぎ手になりたい女性が少なくて最近は行われていない)。
ご興味と関心のある方は是非是非お訪ね下さい。

なお、御神体の前では粗ちんだと、へりくだって云いましたが、銭湯やゴルフ場の浴場で人様のモノを見るとは無しに盗み見したところでは、そんなに負けていません!

信じて頂けるかどうかは別ですがね・・・





『利根川の雲雀(ひばり)』

2010-06-13 18:38:39 | Weblog
先日、梅雨入り前の良い天気に誘われ、利根川の「長門川公園」までサイクリングに出かけました。

風も無く、さわやかな風を受けながらの走行です。

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長門川は利根川と北印旛沼を結んでいて、通常は北印旛沼から利根川へ流れていて、銚子で太平洋へ注いでいます。
でも、利根川の洪水時には逆に印旛沼へ流れ、印旛沼が調整池の役目を果たしているのです。

ところで、北印旛沼と西印旛沼は捷水路で結ばれていて、西印旛沼の水は花見川を流下し、東京湾へ注いでいます。
北印旛沼と西印旛沼を総称して、印旛沼と呼ばれています。

という事は、印旛沼の水は、利根川から太平洋と、花見川から東京湾の両方へ流れていることになりますよね?
どっちが上流なのかな?
弱い頭が混乱します・・・

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堤防に上がったところにある小さな東屋風休憩所の大きな木製のテーブルを一人占めにして、たっぷりの海苔を巻いた持参の梅干しと焼きたらこのおにぎり各1個をペットボトルのお茶を飲みながら食べました。
デザートはバナナ1本にお菓子1個です。

利根川を挟んだ対面にある「大利根飛行場」に離発着する軽飛行機を眺めながら・・・
ゆったりとした利根の流れ、流れ行く白い雲、見渡す限りの緑の絨毯、昔どこかで見たようなのどかな日本の原風景です。
何んとも贅沢な昼食のひと時でした。


空では雲雀が“ぴーちくぱーちく”さえずっています。
雲雀と漢字で書くくらいですから、「声はすれども姿が見えず」ぐらいに空高く舞い上がっているのが常ですけれど、すぐ頭の上でホバリングして、うるさいぐらいにさえずって離れません。珍しいのでシャッターを切りました。


すると、今度は目の前の太い丸太のイスにちょこんと乗って、こちらを覗いています。
こいつは気の多いメスかも知れません。


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雲雀に誘われて、利根川の堤防の上を上流へ走りました。
堤防の上には甘ったるい干し草の匂いのする刈り取ったままの草が延々と続きます。
自転車をのんびり漕いで進むと、その合間から雲雀が驚いて飛び上がります。
10mおき位に次から次と飛び立ちます。必ず、つがいです。

起床の振鈴を打ち鳴らして廊下を走る廻る永平寺の修行僧のように、彼等を叩き起こしてしまったようです。(昔、小学校の小使いさんが時限の始まりと終わりに鳴らしましたねぇ)
折角、枯れ草のベッドの上でお楽しみのところをお邪魔して申し訳けありませんでした。

若草大橋を過ぎました。次は栄橋のはずです。
堤防上を走っていると、ここが何処か判らなくなってしまいます。
人っ子一人通りません。
右側は利根の川面と向こうは茨城県の田圃です。

左側はやはり田圃で、その向こうは丘が連なるだけ、見覚えのある景色はありません。

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堤防からの斜路があったので下りて、農道を進みます。
大きな屋敷の農家はあるのですが、人っ子一人おりません。

しばらく走ると小林駅(我孫子からの成田線)が有り、ほっとしました。
ここまで来れば、土地勘があります。

帰りは向かい風!
全走行距離65km・・・

嗚呼、疲れた・・・ でも、いい気分です。


『ラベンダー』

2010-06-11 18:56:18 | Weblog
ラベンダーには鎮痛や精神安定などストレス緩和効果があるので、ハーブティーとしたり、アロマセラピーにも使用されます。
また、殺菌効果や除虫効果もあると言われています。

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「佐倉ラベンダーランド」の前を通りかかったら、沢山の人たちが出て、テントを張ったり、駐車場の設定をしたりと、明日、明後日(6月12・13日の土日曜日)に行われる「ラベンダー祭り」の準備の真っ最中でした。
目に優しい紫の絨毯を敷き詰めたようなラベンダー畑が目の前いっぱいに広がります。


と、突然ですが、キジ君も夫婦でラベンダー見物としゃれ込んでいました。


でも、ラベンダー鑑賞見物のオバサマたちの“キジだあぁ~”の大声に驚いたのか、バタバタと飛び去りました。



今年は3年目とのことですが、去年は露店風の食べ物やおもちゃなどを販売したり、取れたての野菜やラベンダーなどの花木も販売されるなど、賑やかな人出がありました。

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ラベンダーも見頃で、なかなか見ごたえがありますが、豚汁や餅つき大会もあったりと、「花より団子」で楽しめるようです。
梅雨入り直前のひと時を“ラベンダーの香り”で楽しまれては如何でしょうか?

ひょっとしたら、キジ君たちにも出会えるかもしれませんよ!




『茨城・福島県境』

2010-06-08 18:50:38 | Weblog
鼠ヶ関(山形県鶴岡市鼠ヶ関)、白河関(福島県白河市)と共に奥羽三古関の一つの「勿来の関」は茨城・福島県境の浜通りの福島県いわき市勿来町にあります。

今でこそ太平洋沿いに走る国道6号線の平潟隧道で県境を行き来することが難無く出来ますが、往時は海沿いの道を九面九浦の断崖絶壁に阻まれて通れません。
「来ること勿れ」、「来ちゃ駄目よ!」の「勿来の関」の山道を通るしか無かったのです。


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この県境から茨城県の北茨城市にかけて、太平洋の荒波に浸食された断崖の海岸線が続き、日本渚100選や日本の音風景100選に選定されています。

6号線から勿来漁港へ入り、九面九浦で九面鵜子崎や九面二後浦、鵜ノ子岬の圧倒される景観を楽しんだ後は、再び6号線へ戻ってすぐ、平潟隧道の手前を今度は平潟漁港に入ります。
テレビ放映されたこともある「しおや商店」の美味しい手作り天日干しの干物がお進めです。


町中で別れる道を左へ折れて山道を進むと、「県立天心記念五浦美術館」へ出ます。
庭園の庭先から見下ろすと、断崖の続く海岸線と打ち寄せる白い波、広がる太平洋の水平線に別けられた青い空と紺碧の海、心が洗われる雄大な景観です。
足下から岩に砕ける怒涛の波音が大気を揺すって轟き、身体が突き上げられるようです。


ダイナミックで変化に富んだ五浦(いづら)海岸の景観に魅了された岡倉天心は、ここに別荘を建て、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山の4人の愛弟子を呼び寄せ日本画の近代化を図ったという。
海岸の岩の上に建てた朱色の「六角堂」で瞑想に耽ったのだそうです。


更に南下して磯原には「二つ島」があります。
急峻で草木の生い茂る「北の島」はウミウが繁殖しているそうですが、手前の「南島」は波に浸食されて、今にも水没してしまいそうな岩礁だけになってしまい、何れ消滅してしまうのではないかと云われています。


北原白秋、西条八十と共に童謡作家の御三家と言われる野口雨情は、この北茨城市磯原で生まれ育ちました。
「野口雨情記念館」や生家があります。


船頭小唄、十五夜お月、七つの子、青い目の人形、證城寺の狸噺、赤い靴、あの町この町、兎のダンス、シャボン玉・・・

子供の頃を懐かしく思い出しますねぇ・・・

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北茨城は関東でありながら、「来ること勿れ」の最果ての地を想い起こさせるような郷愁にかられ懐かしさがこみ上げて来るような旅情豊かで人情味溢れる土地柄です。

田舎が・・・、昔が・・・、年と共に・・・恋しくなるものです。


『バラの花言葉』

2010-06-05 13:48:37 | Weblog
千葉県八千代市に「京成バラ園」があります。

5月7日から6月13日まで「ローズフェステバル」が開催され、30,000㎡の敷地に1,000種類、7,000株のバラが植えられて、今が最後の見頃です。

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100枚以上も撮ったのですが、その中から色毎に花言葉を添えてお届けします。

赤いバラ    花言葉:情熱、あなたを愛しています


ピンクのバラ  花言葉:気品、しとやか、赤ちゃんが出来ました


オレンジのバラ 花言葉:さわやか、気取らない


黄色いバラ   花言葉:ジェラシー、別れましょ


白いバラ    花言葉:純潔、尊敬しています


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贈られるバラの花の色には気を付けましょう。

黄色の花は貰い慣れていますけれど、身に覚えが無いのにピンクのバラを貰ったらどうします?

赤いバラが欲しいですよねっ、ご同輩!






『千葉は馬産地?』

2010-06-05 11:57:33 | Weblog
     ♪おうまの おやこは
      なかよし こよし
      いつでも いっしょに
      ぽっくり ぽっくり
         あるく

千葉県冨里市の山田牧場では、5月19日に生まれて2週目の元気な子馬がお母さんに寄り添って甘えていました。      


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戦国時代、南房総の里見氏の「峰岡牧」、県西部の小金城主相馬氏の「小金牧」、千葉氏の県北部の「佐倉牧」など、房総半島は馬の産地だったのです。

江戸時代になって幕府は、これらの「牧」に軍馬育成のための放牧場を設置しました。
名主が牧場を管理統括する「牧士(もくし)」に任命され、名字帯刀や鉄砲を持つこと、乗馬を許されました。

柏市花野井の吉田家や富里市久能の藤崎家は代々「牧士」で、現在、それぞれ「旧吉田家住宅歴史公園」、「藤崎牧士資料館」として公開されていて、当時の様子に触れることが出来ます。

                              ↑旧吉田家住宅歴史公園

明治になっても軍馬や農耕馬の生産が盛んで日本一の馬産地だったのですが、戦後は軍馬が無くなり、高度成長期と共に農耕馬も減って、代わって競走馬の生産へと移ったのですが、生産の多くは北海道へ移って、当時の「牧」の多くはゴルフ場となったり、宅地として開発されてしまいました。

成田空港の建設で栃木県高根沢町に移転した御料牧場の一部に「三里塚御料牧場記念館」がありますし、「日本酪農発祥之地」の「峰岡牧」には「千葉県畜産総合研究センター嶺岡乳牛研究所」があり、当時の牧場の名残があります。

また、「小金牧」の一部であった印西市小林には東京都競馬のトレーニングセンターとしての「大井競馬小林牧場」があります。

現在、富里市にはシンボリ牧場や社台ファーム、千代田牧場、新田牧場・・・など30箇所もの牧場があります。
馬の生産は北海道の日高や勇払へ移ったものの、馬の調教や休養の場となったり、乗馬学校となっています。

千葉県両総馬匹農業協同組合内の「競走馬のふるさと千葉県案内所」では牧場を訪れるファンのためにいろいろな情報サービスをしていますし、牧場めぐりや見どころなどを紹介してくれます。

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     ♪おうまの おやこは
      なかよし こよし
      いつでも いっしょに
      ぽっくり ぽっくり
         あるく

馬の親子は本当に仲良しで一緒に歩いているのでしょうか?


いえ、単にお腹が空いて母さんのオッパイを追っかけ回していたのです。・・・ん?