俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『さきたま古墳群』

2014-11-28 12:08:49 | 観光地
埼玉県行田市にある埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)を訪ねてみました。

国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」が出土した稲荷山古墳」や日本最大の円墳である「丸墓山古墳」など、9基もの大型古墳が並んでいました。
ちょうどよく、そこの美しい紅葉に出会うことが出来ました。

この“さきたま”が“さいたま”という県名の発祥となった地でもあるのです。


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

6世紀前半に造られた「丸墓山古墳」です。

日本で一番大きい(高さ18.9m)と云うだけあって、急な階段を登ったら、へとへとになりました。


国宝「金錯名鉄剣」や帯金具、まが玉、鏡などが出土した「稲荷山古墳」です。
前方後円墳で、古墳の造られた時期は5世紀後半とのこと。


6世紀後半に造られた「将軍塚古墳」の横穴式石室からは太刀や馬具など副葬品が多数出土しました。


「二子山古墳」は武蔵国(現在の埼玉県、東京都、神奈川県の一部)で最も大きな前方後円墳で5世紀末に造られました。


国宝「金錯銘鉄剣」です。

鉄剣に刻まれた115文字の内容は「私の先祖は代々親衛隊長を務めて来ました。私は雄略天皇に仕え、天下を治めるのを補佐しました。そこで471年(西暦)7月に、このすばらしい刀剣にこれまでの輝かしい功績を刻んで記念とします」と、記されています。

       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

史跡の博物館では、おそらくリタイヤ組と思しきおじいさんのボランティアからご親切にしかも多岐に渡り懇切丁寧な説明を長々とお聞きしました。
館を出た頃には秋の日はつるべ落としで夕闇が迫って来ていました。

でも、「丸墓山古墳」の頂きから見えた「忍城(おしじょう)」へも車を飛ばして行ってみました。


4時を回ってしまっていたので郷土博物館には入れませんでした。

来春の桜の咲くころに、もう一度訪ねてみたいと思いました。


『成田空港』

2014-11-25 17:29:04 | 観光地
“秋の日はつるべ落とし”


成田空港の「さくらの山公園」へ飛行機を見に行って来ました。


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

海外旅行は成田から・・・は、今や羽田に移行した部分も多くなりました。
代わりにLCCが右肩上がりで増えていて、国内線が4社、国際線は9社も就航しています。

LCC(Low Cost Carrier=格安航空会社)のジェットスター、Peach、バニラ・エア、春秋航空の国内線では北海道や四国、九州へ格安料金(6000円台~)で行けます。
エアプサンでは成田⇔釜山往復で8900円と驚きの安さです。

LCCのPRをするつもりではありません。
飛行機の写真を撮りに来たのです。
撮影では両翼先端の白色閃光灯がピカッと点灯した一瞬を撮るのが基本です。


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

15年度以降はもっと近距離の国内線も増やす方向とのこと。
年金生活者としてはわが故郷へもと、期待しています。

『干し柿Ⅱ』

2014-11-15 12:09:05 | 写真
干し柿の完成です!

10月31日のブログ『干し柿』を見て頂いてメールを頂戴した札幌のO君、干し柿が出来ましたのでご覧ください。
北国は銀世界の季節に入ったとテレビの報道がありますが、スキーにスケボー、雪遊びが楽しめて羨ましいです。

       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

こちらは今日も良く晴れて空気も乾いていて、しかも北風が冷たく、干し柿作りにはぴったしの天気です。
今日一日天日に当てたら取り込んで完成と思っています。

柿を吊るした縄の輪10本に棒を通し、2週間前に吊るした柿です。
一人じゃ到底持ちあがりませんでしたので、ワイフに片方持ってもらってやっとこ物干し竿にかけました。


今では大きさも径で半分、ということは八分の一のボリュームになったということになりますから、今では片手でも持ち上がります。


一個むしって味見しました。
とっても甘くて食べ応えがあり、お茶の友には最高です。
そこらの市田柿やあんぽ柿にも負けていません。


どうです、美味しそうでしょう・・・


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

先日、小見川城山公園で銀杏を拾いました。
畑に勝手に生えている山芋のつるに沢山のムカゴが生りました。
フジの実も取りました。
炒って晩酌のお伴にしています。

栗、さつまいも、さといも、中でも丸芋八つ頭の子芋孫芋の八つ子が旨い!
食い意地張り男の山家育ちには、天然の秋の実りがいっぱいあります。

とりあえず、干し柿完成の報告を致します。ワルポンより

『さつまいも』

2014-11-11 15:36:09 | 観光地
栗源町は、佐原市などと平成の大合併で香取市となりました。
“紅小町の郷”として知る人ぞ知る“さつまいも”の名産地です。

良い天気に誘われて道の駅「くりもと」に行ってみました。


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

ありました!
“紅小町”です。
ベニアズマもありました。
それぞれ一箱と一袋、お買い上げです。


11月16日(日)には「栗源ふるさといも祭」が日本一の焼いも広場で行われるそうです。
150か所の籾穀の山でじっくり焼き上げた5トンもの紅小町の焼いもを来場者に無料配布するそうです。

                                (栗源ふるさといも祭の写真を借用しました)

       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

近くには小江戸・佐原の町並みや、香取神宮などの観光地があります。
小見川城山公園には今まで行ったことが無いので行ってみました。
ここは桜やツツジが多く、春には1000本もの桜が咲きほこるそうです。

小高い山に迷路のように張り巡らされた散策路を登って行くと、利根川や鹿島の工場群が見渡されました。


山頂付近には朱色の小さな社があり、狛犬の代わりに“おんどり“が立っていました。


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

小さな旅でも行った先々で、珍しいものや美味しいものに出会えるものです。

帰って早速に、紅小町を干しぶどうとバターで煮て食べました。
紅小町は別格に美味しいです。

『変わった名前』

2014-11-07 11:54:14 | 観光地
日本で一番長い名前の“じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・・・・”は長すぎて覚えきれません。
若い夫婦たちが付ける“きらきらネーム”も変な名前が多いですけど、この頃はひと頃ほど多用されなくなった感があります。

人の名前ではありませんが、街で見かけたちょっと変わったネーミングを紹介しましょう。

       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

【その1】
学生時代、おけらになって布団や腕時計を質屋に入れたことがありました。
云わば“文無し”です。

千葉県は全国一の梨の生産地です。
“文なし”園て、おかしくありませんか?

訪ねると立派な梨農家だったことを名誉のために付け加えます。

【その2】
禅宗の教えに十六条の戒法があり、その中の十重禁戒の一番に不殺生戒があります。
「生きとし生けるもの無益に殺してはいけません」と云うことです。
その“禅”を“もつ焼き屋”の看板にするとは・・・、しかもゴミ置き場と並んで立てるとは何たる罰当たりな・・・

尤も、お店は清潔そうで、看板には“炭火焼”と高級感が溢れていましたけど・・・

【その3】
ラーメン屋は開業してから閉店までの営業期間が短いと云われています。
開店して行列が出来るほど旨いと評判の店でも、次に行ってみると、もう閉ってたってことが多いようです。

明から来た儒学者の朱舜水(しゅしゅんすい)は水戸徳川家の江戸屋敷であった小石川後楽園の命名者で、園の造成にも携わりました。
その朱舜水から教わって、日本で初めてラーメンを作って食べたのは水戸の黄門さまとのこと。

十和田市の中心的繁華街に“30代目”を名乗るラーメン店がありました。
30代も続いているということは、黄門さまの流れを組む江戸時代からの店なのかな?

地元の方に伺ったら2年ぐらい前に開店したばかりで、東京の店の流れらしいとのこと。
どうも、チェーン店で30軒目に開店した店らしいのです。
30代目と30軒目じゃ違いすぎませんか???

【その4】
先日、“変わった名前”の話をしたら、「筑波山に“女体入口”というバス停があるよ」と、先輩が教えてくれたので行ってみました。
双耳峰で知られた山に鹿島槍ヶ岳、谷川岳、筑波山が有名ですが、その筑波山には男体山と女体山の双耳峰があります。でも、女体入口というバス停は見つかりませんでした。

調べると、それは中央高速道の駒ケ根ICの近くにあると云うことで行ってみました。
中ア観光バス伊那バス“女体入口”のバス停がありました!!!


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

でも、高速道路の“入り口”があるだけで“女体”らしきものは見当たりませんでした。

“何をしに来たのかね”と、木曽駒が岳の山の神が怒っているように雨が強く降って来たので、そのまま引き揚げました。



『にほんの里百選・下栗の里』

2014-11-04 21:29:25 | 観光地
南信州遠山郷“下栗の里”は、2009年「にほんの里百選」に選ばれています。


南アルプスの標高800m~1100mの急峻な山地で、オーストリアのチロル地方にその景観の美しさが似ていることから“日本のチロル”と呼ばれています。

       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

S字カーブが続く狭く急峻な道では対抗車と何度もぶつかりそうになったほどで、A級ライセンスのドライビングテクニックが要求されます。
観光バス(小さめ)が来ると、すれ違うことが出来ないため、次々に登って来る車を地元のオヤジサンと思しき誘導員が一生懸命旗を振って待避所へ誘導していました。

やっとの思いで、カーナビの示す目的の駐車場に着きました。
広い駐車場は松本ナンバーの何台ものバスや、あちこち県外ナンバーの車で一杯でした。

ここからは徒歩です。
急な斜面を切り開いて作られた一本道で、やっと人一人が通れるほどの山道です。


すれ違うには斜面に寄りかかって道をゆずり合いながらの20分、ハイヒールの女性も居たけどどうしたかな?
鉄パイプで作られた手作り感いっぱいの展望台に着きました。

今まで見たこともない光景が眼前に飛び込んできました。


南向きの一日中日当たりの良い気持ちの良さそうな所で、縄文文化もあったそうです。


急傾斜地の狭い段々の畑ではソバやヒエ、アワ、二度イモなどを栽培するという日本の原風景が今もそのままに残っているのでした。


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

地元のおばさん達で切り盛りしている“ばんば亭”でソバを食べました。
信州ソバ発祥の地の高遠で食べたソバも美味しかったけど、ここの方が勝っているかも・・・美味しかったよ!

山を下りると霧が出て来ました。


中央高速に乗ったら土砂降りになってしまいました。
あの山道は泥んこ道になってしまったかも知れない。

早めに帰途について助かったかも・・・