俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『無精ひげ』

2010-02-28 18:16:59 | Weblog
連日、大報道だったバンクーバーオリンピックも閉会式を残すだけとなりました。

ダメネタで、スノーボードの国母選手の腰パン、ハミシャツ、ノーネクタイが問題になりました。服装よりも、ヘアスタイルも気になりましたねぇ。
彼は、まだ若いから許されるし、やり直しもききますけど・・・

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オリンピックとは関係有りませんが、無精ひげって、どう思いますか?
手入れの行き届いたひげは、似合う人は男を上げますけど、いい大人の無精ひげって、いやですよねっ!

着替え、洗顔、朝御飯は朝起きてから避けて通れない手順です。
洗顔の前にひげを剃るのは至極当然、当たり前のことです。
ひげも剃らずに人前に出るなど、失礼千万、無礼にもほどがあります。
“顔を洗って出直して来いっ!”と云いたくなります。

と、怒っているのは、このところ“ひげづら”をアップで出てくるテレビコマーシャルが多くありませんか?
キリンビール一番搾りのイチローの“ひげづら”、サントリー・ザ・プレミアムモルツの竹内結子さんはいいんですけれど、矢沢永吉の“ひげづら”には、やんなっちゃいます。

松坂大輔は童顔で産毛みたいな無精ひげをはやしていますよね。
“ダイワハウチュ”の役所公司も嫌悪感を覚えます。
何とかしてくださいよ、スポンサーの皆様・・・

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ついでにタレントの嫌なところを言わしてもらいますと、TBSテレビ「チューボーですよ」で料理が出来上がると、司会のマチャアキが“完成で~す!”と、「のどちんこ」が見えるような大口を開けて大声で叫びます。
目の前の料理に唾が飛ばないか、いつも気になります。食べる女子アナが可哀想です。

「のどちんこ」のついでに言わしてもらいますと、ハゲ薬・リーブ21の上から目線の和田アキ子、焼肉のたれモランボンの柴田理恵、久本雅美も「のどちんこ」が見えるような大声を出さないで欲しい。
お願いですから、張り切り過ぎないで下さい。トーンを落として下さい。


エッ!お前の方が下衆(げす)な番組ばかり見てるって・・・

(「無精ひげ」と、「のどちんこ」の問題以外で、名前を掲載した方々の人格を否定するものではございませんので悪しからずご容赦下さい)



『後楽の写真撮影会』

2010-02-27 20:05:33 | Weblog

                          (↑小石川後楽園 円月橋)

昨日は「遊遊倶楽部」の撮影会に行って来ました。

メンバーの皆さんはお人柄も良いし、心がけも良さそうなのですが、この会は何故か案外と雨に恵まれて(?)しまうことが多いのです。

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飯田橋・1時半の待ち合わせなので、たまには外でお昼でも食べようかと思いましたが、カメラバックを持った「ちょいワル風」のいいオヤジが、サラリーマンやOLばかりのレストランで,一人ぼっちで所在無げにランチを食べている図は、彼女に振られたか女房に追い出されたか、とか思われそうなので、家で食べてから出かけました。

ですから、パソコンの「駅すぱあと」で、約束の時間に余裕を持って15分前に着くよう乗る電車を調べて家を出ました。

待ち合わせは、大江戸線の飯田橋駅です。
JR線で行きましたので、改札を出てから地下に入りました。
飯田橋駅には地下鉄が沢山入っています。
東西線、有楽町線、南北線、それに大江戸線です。

JR飯田橋駅に地下鉄が4路線も繋がっているためか、どの路線も改札口まで遠いのです。しかも、大江戸線は他の路線よりも後で建設されたため、どの路線よりも地下が深いのです。

案内板にしたがって大江戸線へ向かいました。
が、待ち合わせ場所の「C3出口」が見つかりません。

大江戸線の改札口で駅員さんにお訪ねしたら、「C3出口は反対側の改札を出た先で、ここからは行けません。一旦C1出口から地上に出て、歩道橋を渡って下さい」と、案内図のコピーを渡されました。

・・・時間に遅れそうです。
「C1出口」を駆け上り地上に出ました。
ところがそこは未だ、JR飯田橋駅・ホームの、外堀通りを挟んだ反対側の、目の前じゃあないですか・・・

外堀通りと目白通りに、ロの字で架かっている飯田橋の歩道橋は、地上から相当な高さなのです。折り返しの踊り場が付いた階段を駆け上りました。
2月にしては、汗かく暑さです。
職安の角まで、“はあはあ”云いながら歩きました。

外堀通りから職安の角を左に曲がり、次の角を更に左へ曲がったその奥の、こんなところに“駅が・・・”というようなところに「C3出口」がありました。
裏通りから更に横丁に入ったところにある地元の住人しか行かない一杯飲み屋のようなところです。

帰りに気付いたのですが、「C3出口」の頭上にはビルの10階建てぐらいもある巨大な葉っぱ(?)のオブジェがのっかっていました。
多分、判りにくい出口の位置が目立つようにとの配慮とは思いますが、全く意味不明な代物で、今ならきっと、連坊さんから事業仕分けで予算カットされてしまったと思われます。

やっとの思いで待ち合わせの皆さんにお逢いすることが出来たのです。
ちょうど、約束の時刻1時半きっかりでした。

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撮影の目的は、水戸徳川家の上屋敷「小石川後楽園」の梅林です。


水戸の「偕楽園」も梅の名所です。
黄門様は本当に梅が好きだったのですね。

「後楽園」の名は、中国の岳陽楼記(がくろうようき)の「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名づけられたと、パンフレットに書いてありました。

湯島天神の梅も見に行ったのですが、その後雨は、だんだん本降りとなりました。

雨を“憂い”、撮影会の“後”に観梅の酒を“楽”しんだのは、言わずもがなです。


『カワセミの巣穴』

2010-02-25 22:00:44 | Weblog
写真を撮ることは楽しいものです。

その昔、誰でも撮れるカメラと言われたハーフサイズのオリンパスペンで、白黒写真を撮ったのが始まりだったでしょうか・・・

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社会人になってから、ニコンが一眼レフカメラの普及版として世に出した「ニコマート」を清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったものでした。
何しろ標準レンズ50mmF1.4付きが当時の月給の2倍はしましたから・・・

他にも、24mmの広角に43-86mmと75-150mmのズームレンズ、ストロボ、三脚、カメラバッグその他必要品などを揃えたものです。
従って、いつも月給日には、薄給の半分をカメラ屋が持って行きました。

勤め先の当時の社長は、一代で財を成し、破竹の勢いの興隆期にあった創業者で且つオーナー、座右の銘が“勤倹貯蓄”・・・遊びごとなどもっての外です。
そんな頑固一徹、質実剛健、正に剛直なワンマン社長に「写真部の創設」を、おそるおそるお願いしたのです。
拍子抜けするぐらいに、あっさりと“OK”でした。

案ずるより生むがやすし・・・おやじは“写真”が大好きだったのです。
事務所の一画に大工をかけて暗室を作り、白黒の焼き増し設備一式を揃えてくれました。
初めて世に出たカラー写真の焼き増し機(円筒形で横に転がして焼き付けるタイプのもの)や、ゼンザブロニカの6×6、ペンタックスの6×7のカメラも買ってくれました。

当時、ディーゼル機関車がとって代わって、だんだん少なくなって行く蒸気機関車を休日には毎週のように撮りに行ったものです。
桜、バラ園の撮影会、渓谷の紅葉、冬山の雪景色・・・

あれだけ没頭したカメラだったのですが、子供が生まれた頃から、持つのに軽いバカチョンカメラ一辺倒になってしまって、重い一眼レフカメラは、とんとご無沙汰することになってしまい、お蔵入りになってしまったのです。

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現代では、デジカメの時代です。
D90カメラに18-200mmズーム1本で、かなりのものが取れてしまいます。
AF、自動絞り、シャッタースピード自動選定、手ブレ防止付で失敗がありません。
液晶モニターで、すぐに結果が見られ、構図が気に入らなければやり直しが出来ます。

と言う事で、写真を撮るのは至って簡単になりました。
ただし、良い写真を撮るのは相変わらず難しいのです。
良い写真を撮るためには条件が揃わなければなりません。

良い被写体に出会えること
良い場面に出会えること
ものがたりがあること

季節や時間帯が良いこと
天候に恵まれること
色彩が合っていること

後は、切り取る構図とシャッターチャンスだけで写真の出来栄えが決まります。

行動有るのみです・・・
じっと待つだけです・・・

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気になる彼女が、目の前のすぐそこに来てくれたのです!


彼女らの愛の巣が、目の前のすぐそこにあったのです。(↓土の崖に開いた穴:深さは2尺ぐらい)


でも、何処にあるかは、お教えできません、秘密です。


『ツジキリ』

2010-02-23 18:40:49 | Weblog
小高い丘と田圃の境の山裾に沿って曲がりくねった昔からの細い道があります。

そんな道を天気の良い日などに散歩がてらに歩いています。
村というよりも、もっと小さな集落の家が数軒寄り添うように並んでいます。
いわゆる里山と呼ばれるところです。

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ほとんどの家は農家でしょう。
農閑期なので、じいさんバアサンは家の中から出て来ません。
農家の後継ぎはお勤めに、嫁さんはパートでしょうか?
子供二人は学校です。今では珍しく大所帯の6人家族です。

何故って?
軒下の洗濯物から、子供は男の子と女の子が一人づつ・・・
庭には枯葉マークの付いた軽自動車が一台止まっていて、車庫のスペースが2台分空いています。
それに、バアサンの手押し車が玄関前にありますから・・・

青い空にはトンビが浮かんでるみたいに飛んでいて、カラスが畑で遊んでいます。
車の通りも有りません。
人もほとんど見かけません。
郵便屋さんが原付バイクで通るのを一台見たぐらいです。

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うわぁっ! ビックリ!

突然、大蛇が目の前に・・・
よく見ると、藁で作った大きな蛇です。
目と舌は真っ赤な唐辛子です。背中にどこぞの神社のお札を背負ってます。

「ツジキリ」と云って、下総の国では昔から災い除けに、村の入り口の木にかかげて置くのだそうです。
厄病除け、泥棒除けとして効果抜群なのだとか。


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でっかい雑種の番犬が、こっちに向かってワンワン吠えています。
どうやら、見慣れない奴と警戒してるのです。
“怪しい者じゃございませんっ!”と言ったら、繋がれた長い鎖を目一杯引きずって来て、立ち上がって前足をジャブでも打つ様にヒステリックに本気で怒っています。

怪しい奴!・・・だと・・・  「ツジキリ」以上に怖い番犬です。  退散



『雉(きじ)』

2010-02-22 19:05:05 | Weblog
雉は日本の「国鳥」であります。

「国鳥」とは、「その国のシンボルとして選ばれた鳥」のことで、雉は日本を代表する鳥なのです。
この頃、雉に凝っています。そこで、雉にまつわる事柄について検証してみましょう。

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雉は、桃から生まれた“桃太郎さん”から「きび団子」を貰って家来となり、「日本一」と書かれた幟(のぼり)を持って、鬼ケ島へ鬼退治に出かけ、勇壮に戦って見事鬼退治をしました。
この観点から見れば勇猛果敢な雉は「国鳥」に値します。

ところが、実際の雉は、本当は臆病者なのではないでしょうか?

猟師は雉を捕まえるのに、鉄砲は要りません!
米俵の両端をふさぐ藁で円く編んだ蓋を「桟俵(さんだわら)」と云いますが、これを雉に目がけてフリスビーのように投げつけると、地面に落ちた「桟俵」の下に頭を突っ込んでじっとしているので、なんなく捕まえることが出来るのです。

諺(ことわざ)の「頭隠して尻隠さず」は、この雉のことから来ているのです。
恰好悪過ぎ~! 「国鳥」の“風格”に欠けませんか?

「けんもほろろ」の「けん」も「ほろろ」も雉の鳴き声です。
頼み事や相談事などを冷淡に断っちゃたり、とりつくしまのないことです。
薄情です。「国鳥」の“名”が泣きますよねっ!

身に危険が迫ると“ケンケーン”と鋭く大きな声で鳴きます。
「雉も鳴かずば撃たれまい」と云う諺は、「余計なことを言ったばかりに、自ら災いを招くこと」のたとえですが・・・
TPOをわきまえませんねェ・・・ 「国鳥」としての自覚が足りません。

世界の「国鳥」の中で狩猟をしてもいいのは、日本の雉だけだそうです。
肉が美味しいかららしい。最もキジ丼の肉はほとんどがチキンだそうですが・・・
「国鳥」ですよっ! なんて、権威が無いのでしょうか?

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ところで、「雉を撃つ」って、ご存知ですか?

ちょっと“お品”がありませんが、“野外でクソをたれること”ですよね。
やっぱり、雉って、「国鳥」と呼ぶに“品格”が無さ過ぎませんか?


えっ、お前の方がよっぽど“品が悪い”って・・・

『キジを撮ったゾ!』

2010-02-21 20:08:51 | Weblog
昨日見かけて撮り逃がしたキジを今日こそきっとと意を決して、車で張り込むことにしました。
ペットボトルのお茶を用意して朝九時に、いざ出陣・・・

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モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ヒワ・・・が、次々にすぐそばまでやってきました。
カワウの一団やカラスも空を飛んで行きます。
車を止めた所は農道みたいに畑と田圃の間をうねっている細い道なのに、結構通ります。

時々、車やバイク、自転車も・・・ 散歩やジョギングする人も通ります。
犬の散歩の人たちも通ります。
その上、当然ながら農作業の人や車も通ります。

車の中からキジの出番を目を凝らして3時間ほどじっと見張っていたのですが、出てきませんでした。
腹が減ったので、昼飯を食べに引き上げました。

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午後2時、再挑戦・・・
今度は裏側の道から車を進めました。

“いましたっ!”

10mくらい先の畑で、嘴で地面を一心不乱に突っ突いているじゃあないですか。
すぐに、車のエンジンを切って、慌ててバッグからカメラを取り出し、RAW FINE・連射に設定し、ズームを最大にして、そっとドアを開けて、すかさずシャッターを押しました。


残念ながら、後ろ向きです。
でも、彼奴は気付いていない様子で、地面を突っ突きながら前の盛り土の陰に隠れたので、反対側から先回りしてと思い、忍び足で急いだのです・・・
が、突然“バタバタ”という羽音がして、遥か先の土手の陰に消えました。

農道をハアハア云いながらヨタ走りのオヤジに驚いて飛び去ったのでした。


残念無念、茫然自失、惜しかった、口惜しい、心残りだ、諦めきれない、天は味方せず、・・・

ピューリッツァー賞も、今一息・あと一歩だったのに・・・

下手の負け惜しみをしてみるばかりでした・・・ 残念!


『春到来』

2010-02-20 20:03:12 | Weblog
久々に良く晴れた暖かい一日でした。

陽気につられて、おにぎり2個とペットボトルのお茶を入れたカメラバックを背負って、手繰川から印旛沼方面へサイクリングに出かけました。

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~梅一輪 一輪ほどの あたたかさ~


明るいスカイブルーの宝石をちりばめたように、辺り一面に咲いているイヌフグリ・・・


モズも木から木へ飛び移り・・・


カワセミも元気いっぱい一直線に飛んでいました・・・


キジも見かけたのですが、カメラを準備している間に、一目散に草叢へ駆け込んで行きました。

「草餅を作りましょっ!」と、土手に生えたばかりの“よもぎ”を摘んで帰りました。
もう、本当に“春”ですよ! ルンルン・・・


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しかしながら、家に持ち帰った“よもぎ”は、しなだれて何故か元気がありません。
ん?なんでだ?

調べてみると、実は“ブタクサ”だったのでした。 “ガックリコン!”


でも、水仙は咲いたし、蝋梅も咲きました。
こぶしの蕾も大分膨らんでいます、桜の花芽も色づいて来ましたよ・・・

“三寒四温”、“暑さ寒さも彼岸まで”・・・もうじき本格的な春がやってきますよ~♪




『あした天気にな~ぁれ!』

2010-02-18 21:26:24 | Weblog
ここのところ、お天気が悪いですねぇ・・・

今朝なんか、雪まで積もってるし・・・
半井小絵さんの天気予報も少しずれ気味ではないでしょうか?

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「晴耕雨読」とは悠々自適の、何かしらゆとりのある暮らしのように聞こえます。

土方殺すにゃ刃物は要らぬ 雨の三日も降ればよい・・・
“晴耕”の方のアウトドアでの散歩も、サイクリングも、ドライブも、カメラも、庭仕事も・・・雨が降っては無理です。

と言う事で、“雨読”の方の読書は、新聞を隅から隅まで読んでも一時間と持ちません。
週刊誌を広げても大した記事も少ないので、やはり一時間です。
おもてに出なければブログの新鮮ネタも仕入れることが出来ませんから、従ってブログのアップも出来ません。

仕方なく、撮り溜めてある写真の整理でもやるか、と言う事でパソコンに向かったのですが、操作の知識に乏しくて、パソコンとプリンターのマニュアルと首っ引きです。

カレンダー作りでもやろうと思いましたが、A-4サイズの用紙なので、失敗すると高く付きますから、まず練習の意味も含めて、アルバム作りから始めることにしました。
昨秋、木曽路を訪ねた時の写真集を2L版で作ることにしました。

ところが、道具を揃えるのが一仕事です。

まず、写真を綴じるために穴をあけるバインデングシステムなる穴あけ機はホームセンターの文房具売り場でゲットしました。
ところが、バインデングコイルは百円ショップやそんじょそこらの文房具店には有りませんでしたので、東急ハンズでお取り寄せです。

写真用紙はカメラ店で、50枚入りを求めました。
プリンターはワイフ殿を拝み倒してヤットコさで購入したのです。

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プリントしても24時間は自然乾燥の要あり、と説明書にありましたので、広げた写真に場所を取られ、狭い我が家では寝る場所を確保するのにも一苦労です。

やっとこさの思いで完成したのがこれです↓ (箱付です、もちろん自作です)


明日は晴れてくれないかなあ~
オオタカ、カワセミ、おしどり、キジ、ルリ、サギ、モズ、ホオジロ、ヒワ、セグロセキレイ、ヤマバト、・・・、恋人たちが待っています。

狩猟民族としては、外に出ないと欲求不満になっちゃいそうです。



『本佐倉城』

2010-02-14 20:57:44 | Weblog
千葉県酒々井町に、国の史跡に指定されている「本佐倉城跡」があります。

印旛沼の湿地帯と急峻な山地に囲まれた35万㎡の広大な山城の跡です。
城跡はきれいに整備されていて、ウォーキングにおすすめの散歩コースです。

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酒々井町のホームページには、
《酒々井町の長い歴史の中でも脚光を浴びたのは、千葉氏の本佐倉城時代でした。千葉氏の居城が千葉猪鼻城から本佐倉城へ移った後、豊臣秀吉に滅ぼされるまで、100年余も下総・上総の政治・経済・文化の中心だったからです。城跡の規模は35万㎡にもおよび、現在でも土塁や空堀などがほぼ完全な姿で残されており、貴重な文化財として平成10年に国の史跡に指定されました。戦国時代に思いをうかべながら散策してみてはいかがですか》 
と、ありました。

本佐倉城跡の現状を御覧に入れましょう。

本佐倉城の東山


東山山頂から虎口(こぐち)を見下ろす


東山山頂から印旛沼方面を望む。昔は麓から印旛沼の湿地帯だったが干拓で田圃
となっている。遠くを横に走っているのが京成スカイライナーです


東山から城内を見下ろす


城内


城山(館跡)


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江戸時代に入って土井利勝が居城としたが、徳川幕府の「一国一城令」によって、佐倉城に移り、本佐倉城は廃城となったのだそうです。

佐倉城址よりも戦国時代の城らしい雰囲気があり、難攻不落の堅牢な要塞だったろうと思わせる魅力に溢れた城跡です。

是非、一度お訪ね下さい。
酒々井町役場の回し者じゃあ有りませんが・・・




『酒の井』

2010-02-06 15:55:26 | Weblog
JR成田線の成田駅の一つ手前に酒々井(しすい)駅があり、そこから徒歩7・8分のところに京成酒々井駅もあります。
と云うのは、ここは千葉県酒々井町酒々井なのです。

酒って美味しいですよね。毎晩飲んでも、飽きることはありません。
酒が湧き出る井戸でも欲しくなります・・・「酒々井」はそんな処なのです。

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一杯飲み屋でも、高級料亭だって、最初に飲むのは“とりあえずビールっ”と元気よく注文してから、飲み会が始まるのが一般的です。
「とりあえずビール」は、「羅宇(らお)通し」と云って、お酒や食事を頂く前にビールで咽の通りを良くしておく、と言うのが「酒飲み」の「通(つう)」なのです。

というより、飲み会のメンバーのみんなから何の酒にするかの要望を聞いていたのでは、時間が掛かってしょうがないので、とりあえずビールを頼んで飲んでから、ゆっくりと各人の希望をとるのです。
呑兵衛(のんべえ)は、詰まるところ一刻も早く飲みたいんですよ。

呑兵衛といえば、平手造酒(ひらてのみき=天保水滸伝)、堀部安兵衛、森の石松あたりが日本を代表する“大酒呑み”でしょうか?
大きな徳利をぶら下げている信楽焼きのたぬきもいますけど・・・


酒の種類も様々あるもので、焼酎、ワイン、ウィスキーなどは何処の店でも置いています。
中華料理では老酒が欠かせません。韓国料理はマッコリが・・・

バーやクラブでは、他にもブランディ、ジン、ウォッカ、・・・
呑み方も、お湯割り、水割り、オンザロック、ストレートなどがあります。
バーのカウンターでシェイカーをリズミカルに振る二枚目のバーテンダーが居れば、カクテル一杯で“とろん”となっちゃう娘(こ)いますけど・・・

ああ、そうそう、酒といえば、日本酒を忘れちゃいけません。
呑兵衛にとって、単に“酒”といえば “日本酒”のことですからねぇ。
寒い季節・・・熱燗、上燗(じょうかん)、ぬる燗・・・ 常温や“冷や”好みの方もおられます。

人肌のお燗を指しつ指されつ・・・ 湯豆腐でも突っ突きながら、割烹着の良く似合う色白美人の若い女将と二人っきりで・・・“憧れませんか?ご同輩っ!”
もっとも、この頃、こんな気の利いた小料理屋も見当たりませんが・・・

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話がそれちゃいましたが、本題に戻りましょう。
名所“酒の井”の話です。

《昔むかし、印旛沼の近くの村に年老いた父親と孝行息子が住んでおった。父親はたいそう酒好きでな、親思いの息子は毎日一生懸命働いて父親に酒を買っていたんじゃ。ところがある日、どうしても酒を買う金がつくれずに、とぼとぼと歩いて家に帰ろうとしていた。その時、道端の井戸から何とも良い香りが「ぷうん」としてきた。井戸の水をくんでなめてみると、それは本物の酒だったんじゃ。さっそく帰って父親に飲ませると、「こりゃうまい酒だ。ありがたい、ありがたい」とたいそう喜んだ。息子はそれから毎日、毎日井戸から酒をくんで飲ませたんじゃ。ところがこの酒は、親子以外の人が飲むと、ただの水になってしまうんじゃな。「きっと、孝行息子の真心が天に通じたに違いない」とみんながほめたたえた。この酒の話しが広まり、村もいつか「酒々井」と呼ばれるようになったということじゃ。》(千葉県酒々井町のホームページ「町名の由来」から転載)



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こんこんと湧きいずる井戸の水を手で掬(すく)って飲んでみました。
“こりゃうまいっ!たまりません” 間違いなくお酒です。大吟醸の高級日本酒です。

嘘だと思うなら、一度訪れてみては如何ですか?