俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『坂野家住宅』

2015-01-31 11:52:20 | 観光地
先日、茨城県水海道市にある国指定重要文化財の水海道風土博物館「坂野家住宅」へ行ってみました。

江戸の中期に飯沼の3000町歩におよぶ新田開発で幕府から責任者である「頭取」の一人に任ぜられ、豪農となって「伊左衛門どん」、「だいじん屋敷」と呼ばれるようになったと云うことです。

本来は武家屋敷に設けられる表門(薬医門)があります。


更に重厚なたたずまいの主屋から格式の高さが伺われます。


屋敷の一端を囲むように竹林が連なっていました。


冬の夕日を真横から受けた山道・・・
フォトコンテストに出品すれば大賞もイケるかも知れないほど、芸術的なフォトじゃありませんか・・・

誰も評価して下さらないので自画自賛してみました。


『菅生沼』

2015-01-30 16:44:28 | 観光地
千葉県内では、毎年、沢山の白鳥がやって来る飛来地として、印西市の旧・本埜村の田んぼに造られた池や東庄町の夏目の堰(八丁堰)が良く知られています。

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隣の茨城県にもあるのではないかとパソコンを開きましたら、「茨城県観光物産協会」のネットにありました。

ひたちなか市・大島公園・60羽、水戸市・大塚池公園・300羽、同・千波湖・50羽、那珂市・古徳湖160羽、同・一の関ため池・60羽、小美玉市・池花池・40羽、同・遠州池・50羽、常総市・板東市・菅生沼・350羽。

最大飛来地の菅生沼へ行ってみました。
ナビに従って車を進めると、田園風景の中に突然いかめしい鉄の柵が現れました。
その柵に沿ってそのまま進むと、あたりに似つかわしくないどでかい建物に着きました。
ミュージアムパーク・茨城県自然博物館本館です。

その前に居たガードマンさんに「菅生沼へ行くには?」と尋ねると、「この先の駐車場へ車を止め、この建物へいったん入ってから外へ出て、沼へ行って下さい」と云うので、その通りにしました。

派手でいかめしい建物に入ると、女性の案内係が3名居て「本館へ行かれますか?屋外施設の方ですか?」と云うので、「菅生沼へ白鳥を撮りに行くのです」と云うと、「では右側の窓口へどうぞ」と云う。

2人詰めの窓口で外への入場券210円を買い求め、その奥でもぎってもらいました。
入場するまでの間に本館の方も含めて都合9人の美女がこちらがちょっとこそばゆい位にこやかに出迎えてくれたのです。
そのまま本館を出て沼の方へ進むと、又、窓口があって、「入場券を拝見します、帰りにも見せて下さい」だと・・・

ということは、菅生沼はミュージアムパークの柵の外にあるということです。
要は関所の関銭(通行税)を取られたのでした。

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沼の上に架けられた曲がりくねった木の橋を進むと枯れた葦の茂った沼の中へ導かれます。青空の下、自然の中に溶け込んで入って行くようで爽快でした。
遠くで “コォー、ココココココ”と鳴く白鳥の甲高い声が聞こえます。
まだ陽が高かったので、近くの田んぼにでも出かけたのか姿は見えません。

アオサギが倒れた枯れ木に眠るようにじっとして動かずに佇んでいました。


更に進むと急に沼が開け、数羽の白鳥がいましたよ。


ここでは餌付をしていないそうで、盛んに葦の根元の水中に首を突っ込んで草の根を食べて自活しているようでした。


人間をあまり恐れていないようで近寄って来るのもいました。


風も無く、よく晴れた青空に羽ばたく白鳥も気持ち良さそうでした。


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橋は沼の向こう岸までつながっていて、沼の外にも出ることが出来るようでした。

でも、この木の橋は大分傷んでいて、敷板が朽ちて所々に穴が開いていました。
小さな子が“あぶない、あぶない”と云いながら、両親に手を引かれて歩いていました。

茨城県のお役人さまへ質問です。
・ 館の入口の案内係、受付、券販売、モギリ嬢たちの人数が多過ぎませんか?
・ この博物館は採算とれていますか?
・ 赤字じゃありませんか?
・ 沼の橋の穴の修繕をお願い出来ませんか?
・ 通行税の徴収は勘弁願えませんか?

楽しませて頂いたのに、その上、県外者なのに文句言ってすみません・・・

『若洲公園』

2015-01-25 15:33:04 | 観光地
先週の日曜日に江東区にある若洲公園へ行きました。

天気は風も無くよく晴れた暖かい夕方です。
空も澄みきって富士山も良く見えました。

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湾岸道路から新木場を抜けると東京湾に突き出した若洲ゴルフリンクスがあります。
その横を通って空に向かって東京湾を跨ぐ「東京ゲートブリッジ」が架かっています。
左の側道に入ると若洲公園の駐車場に入れます。

夕暮れのゲートブリッジの真ん中に富士山を入れた構図のベストポジションを求めて、カメラ機材一式を持って防波堤を南に進みました。
一番奥の南端に沢山のカメラマンが居ました。

大分年配の爺さんカメラマンが「何年か前に、このポジションからダイヤモンド富士を撮ったよ、ちょうど白い豪華客船が通って最高の一枚だった」と、聞きもしないのに自慢話を始め、「2月17日がダイヤモンド富士だから狙ってみなよ」とけしかけた。

ホントによく晴れてくっきりと富士山が見えました。
思い描いた通りに富士山が橋の下の真ん中に浮かぶベストポジションに三脚を据え付けました。
そして、いざ、カメラバッグを開けカメラを取り出そうとしたら、カメラ無いじゃない!

いけねぇ・・・いつも戸棚にしまっているカメラをバッグに入れずに持ってきてしまったのです。
何で出がけに確認しなかったのか、何んとおっちょこちょいなのか、馬鹿丸出し、ボケ老人、痴呆の始まり、自分の頭を叩くしかありませんっ・・・

ということで、写真はありません。

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あまりに悔しいので20日にリベンジしました。


客船も通ったのですが、でも、肝心の富士山は頭だけがちょっぴりしか見えませんでした。


夕暮れのゲートブリッジを後にしました・・・


再挑戦? でも、天気次第です・・・

『蝋梅(ろうばい)』

2015-01-20 12:38:27 | 観光地
先日、市川市の湾岸地区にある「千葉県野鳥観察舎」のある遊歩道へ、明るい日差しに誘われて散歩がてらに行ってみました。
ここは「宮内庁新浜鴨場」や「野鳥の楽園」と隣接していて、この時期、沢山の水鳥が渡って来ていますし、留鳥の野鳥も生息しています。

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駐車場から続く入口の角に大きな蝋梅が透きとおった黄色い沢山の花を咲かせ、香り高く匂っていました。


ユリカモメ達の間にアオサギが眠たげに休んでいました。


餌場には沢山のカモやオオバンがいます。
なかでもオナガガモの華麗な姿が目を引きます。


ヒヨドリも“ピィー、ピーヨ”と鳴きながら飛び回っていました。


かわいい顔をしていますが、なかなかの暴れん坊の獰猛さで、獲物をしっかりと狙っています。


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計画性の無い思い付きだけで行動しているものですから、「野鳥の楽園」には入れませんでした。

定例園内観察会の開催は毎週日曜日と祝日です。
散歩がてらに行っただけですから・・・

でも、再訪を計画しようっと・・・

『夕暮れ』

2015-01-15 16:02:20 | 観光地
今日は小正月です。

久々の雨降りとなりました。
まだ2時だと云うのに車のライトを点けて走らなければならないほど暗い空です。

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一昨日の夕方、印旛沼へ行ってみました。
ちょうど夕日が傾いて山際へ沈み込もうとしているところでした。


沼は金色に輝いて、カモたちが一直線に隊列を成し、思い思いの方向へすべるように流れてねぐらを目指します。


やがて日が落ちると、富士山がくっきりと現れました。
カラスの大群が何処からともなく現れ、富士山をかすめて飛んで行きました。
きっと、ねぐらへ帰るのでしょう。


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今日のカメラマンは、まだ6人でした。
2月11日の「ダイヤモンド富士」が見れる日まで、日を追うごとにその数は増してゆくことでしょう。

晴れることを祈るのみです。

『屏風ヶ浦』

2015-01-10 16:41:34 | 観光地
寒の入りとなり5日目、西高東低の冬型の気圧配置が続いています。

雪国の方には申しわけございませんが、晴天が続いているので海を見に銚子へ行って来ました。

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利根川沿いに左岸を下って常陸川水門から川を渡り東庄(とうのしょう)へ、更に下って銚子へ入りました。
漁船の出入りする河口を眺めながら、魚づくしの遅い昼食をとった後、犬吠埼を回って屏風ヶ浦へ行ってみました。

海は白波を立てていましたが、雲一つない空が水平線の果てまで続いていました。
屏風ヶ浦の断崖は圧巻です。


この景観を太平洋の荒波から守るためテトラポットによる護岸が延々と続いています。


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九十九里浜は旭市飯岡町の刑部岬(ぎょうぶみさき)からいすみ市太東岬(たいとうみさき)の間の66kmの海岸線を云います。

源頼朝が6町を1里とし、一里ごとに矢を立てたところ、99本の矢が立ったことから九十九里浜と呼ぶようになりました。(1町は109.09mですから、6×109.09×99≒66km)

白砂青松の海岸が弓状に連なり、雄大な自然景観となっていて、「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」にも選定されているのです。
砂浜の続く遠浅の海辺には多くの海水浴場が連なっていたのです。

ところが近年、砂浜の海岸が浸食され砂浜が後退したり、海が急に深くなったりして、海水浴場の数が急激に減って来たのです。
対策としてテトラポットによる防波堤を海に突き出して設置したり、陸を護岸で固めたりした対策を講じています。

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屏風ヶ浦の崩落を防ぐために海側にコンクリート構造物を構築したため、九十九里浜への砂の供給がストップしてしまったのが、この原因ではないかと云われています。

自然の成り立ちの壮大さに比べ、人間の考えることなど何んとも浅いものだと思いました。


『初詣』

2015-01-02 10:09:35 | 観光地
元日の昨日は成田山新勝寺へお参りに出かけました。

道はほとんどガラガラに空いていました。
市役所の無料駐車場に車を止め、旧・成宗電車のレンガのトンネルを一つくぐってから急な階段を登って表参道へ、ちょうど米屋さんの前に出ました。

参道にはお菓子屋、漬物屋も多いですが、鰻屋さんも半端な数じゃありません。
辺りには蒲焼の旨そうな匂いが漂っています。


鰻を捌くのも大忙しです。


参道の坂を下って川豊さんの前あたりから人込みは動かなくなりました。
機動隊によって山門から先の通行が制限されてストップが懸るからです。


前を行く人の踵(かかと)が顔にあたるかと心配なぐらいに急で段差の大きい階段を登り、大きな提灯の下がった中門をくぐり、更に急な石段をやっとの思いで登りきると、やっと境内に着きました。


大本堂の階段規制を受けながら、賽銭箱のある大本堂に着きました、
振りかえると、ものすごい数の善男善女が参拝の順番待ちをしています。


御祈祷の読経が流れる中、新年の泰平を祈りました。

帰りに、ウナギも美味しそうでしたが、江戸っ子寿司本店で、あの馬鹿デッカイネタの握りを食べました。

あっそうそう、ブログを読んで下さる皆様のご多幸も不動明王にお願い致しました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。