俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『なじみの店』

2007-10-27 19:53:13 | Weblog
お酒のおいしい季節となりました。
旨い酒の肴が少々と、漬物ぐらいで飲める気楽な店が良い。

縄のれんをくぐると、「いらっしゃーい!」と、よく通る、明るく澄んだ若い声。
店内を眺め回すと、低い背もたれの付いた木のイスが3脚と5脚、L字型のカウンターの夫々に並んだ小さな店だ。
5個並んだ一番奥の席に先客が一人いた。
その先客と横並びの位置で、L字型カウンターの角の一番手前に座った。

「いらっしゃいませ。」と先ほどの出迎えの声とはがらりと変わり、ソフトでかわいい、しかもおしとやかな声と共に、着物の袖を片手で抑えて白い腕を目の前に差し出して、「どうぞ。」と、何か言いたげな色っぽい流し目と共にお絞りを渡された。

手と顔を拭きながら、目ざとく店内を見渡すと、目の前の白木の戸棚には上物の小皿や小鉢、お椀など、かたちの良い萩焼の一合徳利と大きからず小さからずのお猪口。上品な調度品の数々。
カウンターもきれいな幅広の欅の一枚板。和風の品の良い店だ。清潔さが漂っている。

先客の応対をしている横顔をしげしげと観察すると、色白でぽっちゃり型のかわいい面立ち。年の頃、三十路に届くか届かぬかの着物の良く似合うなかなかの別嬪さんだ。
ワルポン、早速に一目ぼれ。

先客の料理の出し方が一通り済むと、経木に墨で書いたお品書きを手渡しながら、「何になさいましょ。」と微笑みながらワルポンの目を真っ直ぐに見つめて聞いてきた。
お品書きを見ながら、「お酒を一本貰おうかな、ぬる燗で。」、「それから鯵の塩焼きに、塩辛も」と鷹揚に注文した。
「はい、承りました、有難うございます、少々お待ち下さい。」と膝をちょこんと曲げて頭を軽く下げ、可愛く微笑んだ。えくぼが、又、可愛い。

鯵とは、ちょっと安そうなものを頼んでしまったかな、鯛の西京焼きでも頼めば良かったかなとか、頭の中で見栄を張った。

小さな店のカウンター越しのおでんなべには湯気がゆらゆらと立ち揺らいでいた。
「うわーッ!おでん美味しそうだな!大根とコブにフクロ、たまごを下さいな、汁をたっぷりかけてよ。」などと元気っぽく声をかけると、すぐさまよそってくれた。
汁をすすると、コブとかつお、たまねぎの味がベースの良く煮込まれたおでんの旨味が口いっぱいに広がった。塩加減といい最高の塩梅だ!

「おひとつどうぞ。」燗のついた銚子に、白魚のような両手を添えて酒を注いでくれた。
アップにした髪が数本、白いうなじにほつれかかってなまめかしい。
鼻の下が伸びっぱなしで、よだれを垂らしてはいないと思うが、生唾を飲み込んだのか、お酒を飲み下したのか、ぐびっと盃を飲み干した。
今宵の酒は最高だべ!うへへっ。

今日はついてる日だ、きっと若後家の女将さんだ、なじみ客になろう、お酒を注しつ注されつほんのり酔って、・・・・・・、などなど、ちびちびやりながら妄想に耽っていた。

「はい、お待ち遠様!」、図太い声にびっくりして我に返った。
角刈り頭に絞り鉢巻のイケ面の良い男、飛び切りの二枚目だ。鯵の塩焼きを出しながら、「毎度、有難うございます。」
夫婦でやっている店だという。美男美女を絵に、描いた様な夫婦だ。
店の奥に調理場があって、旦那は板さんなのだとか。

何だよ!こちとら、てっきり若後家の女将さんかと思ったよ。(ワルポンは飛び切りの独りよがりの思い込みが過ぎる性格なのです。)
でも、料理は旨いし、酒も良い。
呑み助にはこれで十分幸せだ。

てな、夢を見ませんか?

どなたか、良い店ありましたらご紹介下さいよぅ。

『パターに苦しんでおられる方へ』

2007-10-26 22:23:48 | Weblog
昨日は、いつ行ったか忘れたぐらいに久方ぶりのゴルフに行ってきました。
アゲィンストの風や横風のアドバイスをキャディさんから頂いても、ほとんど考慮しなくても良いような秋晴れのおだやかな良い天気でした。

前回も、その前も、ここのところずーっと、100どころか120も叩いて、スコアメイクには全く自信を失っていました。しかもあまりに久しぶりなのでボールに当たらないのではないかと不安になり、前の日の夕刻、練習場に行って100球ほど打ってきました。
スタート前に、ハンディをいっぱいもらいたいが為に、このような三味線を弾く人もいますけれども、ワルポンは本当の心境なのでした。

でも、練習場でのショットは方向も距離感もほとんど完璧、その上、ドライバーまでもが良い感じで闇に吸い込まれ消えていきましたが、多分、250ヤードは飛んでいたと思います。すっかり自信を得たのです。
明日は優勝だ!

が、しかし、ショットよりも本当はパットが問題なのです。
遠近両用めがねを掛けてから、ラウンドで50パットも叩くようになりスコアがまとまらなくなっていたのです。
めがねのひずみで、この間の「十三夜の月」が草履のように縦長に見えたので、ますます、目には自信を失っていたのです。乱視は本当に困ったものです。パットには全く自信がありません。

目には利き目と云うものがあって、利き目が右目の人と左目の人がいるそうです。
どちらの目が利き目かを調べるには、手を前方に突き出して、両目で人指し指の先の遠方に標的物に照準を定め、そのまま片目をつぶり、指先からその標的物が動かない方の目が利き目なのだそうです。

当日、スタート1時間前にコースへ到着。
早速、練習グリーンへ向かい40分間みっちり、もっぱらパターを打ち込みました。
まず、正面から両目でグリーンの起伏、傾き、芝の目、距離などを立ち伸びたり、しゃがんだりして状況をよみ、次にスタンスを打ちこむ方向に平行にとって背筋を真っ直ぐ伸ばして立ちます。弓道の弓構えと同じ所作です。

ワルポンの場合、右目が利き目なので、左目を閉じて右目片目だけでカップを見て、ボールの打ち出しの方向を定めるのです。肩と両腕とグリップの固定により5角形を構築し、そのまま上半身の回転の大きさで距離を合わせさせてヒットします。
練習グリーンでのパットは、ほぼ完璧でありました。

このところの過去の成績からすれば、100をきるが本日の精一杯の目標です。
本心では内心90をきれるのでは?と云う儚い夢をも思って、スタートしたのですが、結果は102回でした。
OB3個、スリーパット2回、バンカーから1回で出なかったのが2回だったので、「たられば」を言わせて頂ければ、マイナス10で92回ですから、ほぼ満足であります。

ところで、肝心のパターはIN・15とOUT・16回の計31回でありまして、ワルポンの全盛期のパット数に戻りましたので、ひそかに自己満足した次第であります。

パターに苦しんでおられるゴルファーの皆様、利き目によるパットの打ち方、その効き目はありましたでしょうか?

本当に低レベルの話にお付き合いを頂き有難うございました。
あまりに低レベルの話で、ワルポンのお尻も百叩きですよね!


『上野の秋』

2007-10-21 00:50:41 | Weblog
上野に久方ぶりで行ってきました。
公園の森は人々がにぎやかに行き来していました。
アンデス地方の歌を歌う人、それを車座に取り囲んで聞く人々がいました。
賛美歌をテノール(?)で歌う人たちに聞き入る人達もいました。

空は澄み、圏雲が空高く、秋晴れで、まさに秋たけなわ。
日本は平和です! 
実感しました。

東京国立博物館で「大徳川展」が開催されていると聞いて行ってみたのです。
混雑緩和のために前に進むように係りのお嬢さんが大きな声で案内するほど館内は、休日のせいか非常に混雑していました。

徳川将軍家、尾張・紀伊・水戸の御三家、日光・久能山の東照宮の貴重なお宝が、これでもかと云うほど沢山展示され、存分に楽しめました。
太刀、甲冑、蒔絵を施した調度品、茶道具、書画、陶器、綾錦の着物など、徳川260年の将軍家の威光、格式、みやびが偲ばれました。

徳川家茂(いえもち)の正室・皇女和宮が京の土産としておねだりした反物で作った「空蝉の袈裟」を見て、その華やかであでやかな紋様に目をうばわれました。
が、家持が若くして亡くなってしまい、遺品となったその反物を袈裟にして弔ったとの説明をみて、又、和宮が嘆き悲しんで詠んだという
“うつせみの 唐織衣 何かせむ 綾も錦も 君ありてこそ”
に接するにつけ、感涙を覚えました。(歳のせいか涙もろいのです。)

ところで、会場の入口に掲げられていた「ごあいさつ」の文中のはじめの方に“徳川家は武家の棟梁にふさわしい・・・”とありましたが、将軍が大工じゃあるまいし棟梁と云うかいな・・・ミスだ、間違いだ!と思い、出口にアンケート用紙が置いてありましたので、『この場合の「棟梁」は、「統領」か「頭領」ではないのか!』と書いて投函してきました。
ワルポンも教養がかなり高いゾ!

帰宅してから、ワルポンの教養の高さを再確認する意味で、「棟梁」をインターネットの三省堂の辞書で調べてみたら、
 1)(建物の屋根の主用材である)棟(むね)と梁(はり)。
 2)一国の臣。
 3)一族・一門を率いる者。かしら。おさ。頭領。統領。
   「武家の―」
4)大工の親方。かしら。
と、ありました。


“あ゛―ぁん!”
「棟梁」でいいんだ。↓

『営業マンの心得』

2007-10-20 11:14:09 | Weblog
ワルポンは30年この方営業一筋で、いわゆる営業バカです。
今晩は誕生日の祝い酒を一人で騎虎召していますので、その勢いで営業のナンたるかについて書き連ねてみるゾョ。

営業の行為を一言で言えば「継続は力なり」です。
真面目にコツコツと裏表無く地道に毎日毎日ひたすら継続するしかないのです。

これは営業の基本の行為ですが、それだけでは実りは知れています。営業はもっと奥が深いのです。複雑なのです。やらなければならないことが沢山あるのです。
収穫するのには多大な手間と時間が必要なのです。

でも、ことを成すには、まずは基本中の基本についてきちんと出来ているのか確認する必要があります。
チェック項目をご提言申し上げまする。



【基本のチェック項目】

1. 身なりが清潔であること
・顔は毎朝洗う
・歯を磨く
・ひげをきれいに剃る
・匂いのきつい化粧品、整髪料、香水を用いない
・風呂には毎日入り頭を洗う
・爪を切る
・腋臭、・加齢臭を断つ

2. 身だしなみが整っていること
・髪がきれいなこと
・爪がきれいなこと
・靴を毎朝磨く
・服装が派手にならないこと
・ネクタイと服がマッチしている
・ズボンに線がきれいに入っている
・Yシャツがよれていない、袖口が清潔、アイロンがかかっている
・靴下に穴が開いていない、臭わない
・水虫に罹っていない

3. 言葉遣いが正しいこと
・丁寧語、敬語を正しく使うこと
・ハキハキはっきり話すこと
・手柄話・自慢話をしない

4. 服装が華美でないこと
・服は紺、グレー、茶系で派手でない、縦縞の大柄のものはさける
・時計などブランド物は必要ない
・ネクタイは必ず夏でも着用する
・指輪・腕輪・ネックレスなどの装飾品は不要
・事務所の中でもツッカケ履きは許せない
・ハゲは帽子を着用のこと

5. 清貧であること
・よこしまな考えを持たない
・うそをつかない
・誤魔化さない
・誠実である

6. 態度が良いこと
・態度が従順であること
・常に相手を立てる、でも揉み手をしない
・背筋を真っ直ぐ伸ばす
・挨拶をきちんとする
・相手の目を見て面談する
・聞き役に徹する
・主張すべきことははっきり言える

7. 忘れ物をしないこと
・手帳を持つ
・筆記用具を忘れない
・ハンカチ、ちり紙を忘れずに持つ

8. 情報を収集すること
・新聞を毎日読む
・テレビ番組、芸能ニュースに精通する
・スポーツニュースを見る
・週刊誌を週に2冊は目を通す
・ワルポンのエッセイを読む

9. 趣味を持つこと
・運動する:ゴルフ、野球、サッカーなど
・文化的趣味を持つ:碁・将棋、絵、写真など
・もの:異性、動植物、草木花
・行動:旅、つり、文化芸能鑑賞など

10. 日本語が話せること
・標準語もしくはそれに近い言葉が話せる
・やたらと横文字を使わない
・声の大きさはTPOをわきまえる


そんなことは営業で無くたって、人間として世の中を渡ってゆくのに当然のこととお思いでしょうが、なかなか出来てない奴が、案外周囲にもいるのです。

今日から実行しましょう!

『秋たけなわ』

2007-10-14 20:41:25 | Weblog
先週は秋晴れの良い天気の中、花見川沿いのサイクリングコースを下って「稲毛花見川サイクリングセンター」まで、愛用のマウンテンバイクで駆けてきましたが、家からちょうど20km、帰りに幕張ニュータウンを廻って帰還したので、合計46kmの行程でした。

今日は晩秋のような、ちょっと肌寒い曇り空。
印旛沼サイクリングコースを上って、印旛沼に注ぐ鹿島川の河口・臼井田にあるオランダの風車のある「佐倉ふるさと広場」を経て、印旛村の山田休憩所・双子公園までの往復で27kmのコースを走りました。
その双子公園に、現在の西印旛沼と北印旛沼を結ぶ印旛捷水路の造成工事(印旛沼干拓事業)で、昭和41年にナウマン象の化石が、日本最初の個体で発掘・発見されたのを記念して、親子連れのナウマン象の像があります。
どういうわけか印旛沼の桜の葉っぱは全て散ってすでに無く、黄色の背高泡立ち草は我が物顔に咲き誇り、ススキの銀の穂先はきれいに出揃いました。


サイクリングと一口で云っても、ロードバイクで毎時30km以上のスピードで、まさに疾駆するロードレーサーのようなアスリート派と、毎時20km位のスピードで移動する手段のいわゆるサイクリングを楽しむ派、毎時15km以下で主にママチャリに乗ってゆっくり走るのんびり派がいます。

ワルポン・中野忠は、楽しむ派とのんびり派に属していて、いつもカメラをリュックに積んでいて被写体になるものはないか、きょろきょろしながら駆けています。


ところで、サイクリング以外にも秋の大空の下、サイクリング道路や公園・広場で、思い思いの秋を皆さん夫々に楽しんでおられるように、道々拝見いたしました。


散歩する人、子供や犬を連れて散歩する人などの散歩派。
乳母車をゆっくり押しながらの若いママさん、車椅子にお年寄りを乗せて歩く孝行息子などのサービス散歩派。

草野球やる人、テニスやる人、サッカーの人、フットサル、バレーボールのトスをする人などのスポーツ派。
背筋を伸ばして胸を張り、両手を大きく振りながら早足で、散歩とは明らかに違う感じのウォーキングする人、ジョギングの人もスポーツ派。

ブーメランを飛ばす人、フリスビーする親子などの運動派。
一輪車の小学生たちは、すいすい、すいすい、まるでミズスマシみたいな運動派。
誰もいないからと、本当はやってはいけない空き地でのゴルフのアプローチ練習をするオッサンはスポーツマンの風上にも置けないのでスポーツ派に入れられないし、運動派に入れるしかないか?否、いやな奴派(こういうオッサンには、大体ケチでハゲが多い。)

東京湾・花見川・印旛沼に釣り糸を垂れる太公望などの水辺派。
サーフボード、カヌー、ヨットを楽しむ水面派。

日向ぼっこの老人、日向ぼっこの猫などののんびり派。
ベンチでごろ寝、芝生でごろ寝、一人で昼から缶ビール片手ものんびり派。

絵を描く人、写真取る人、模型飛行機を飛ばす人、お茶立てる人は趣味人派。
芋ほり夢中親子のお遊び収穫労働派。
畑耕す人、草を刈る人、葦を刈る人、植木切る人、枯れ草燃やす人の作業労働派。

観光バスでの旅の子供父母会の皆さん、ドライブするアベックなどの観光派。
公園では車座になってお食事中のグループ、中には本格的にバーベキュウでいい匂いをあたり一面に漂わせてるお父さんも見かけましたよ、お食事派。


スポーツの秋、食欲の秋   秋たけなわ!

秋晴れに 体動かし 腹が減る めしは旨いし 酒またすすむ

『軟らかな梨』

2007-10-13 10:42:02 | Weblog
10月はじめに、刈屋の梨を申し込んで送ってもらった。
早速、冷やして食べたところ「ふにゃら」と軟らかい。かじった時の「カリッ」とした食感が無い。
梨の味わいの醍醐味は甘味、酸味と食感が三要素だ。
梨のダンボール箱には封筒に入った請求書と以下のような説明書がありました。

《 お役様各位
  この度は、○○の梨をご賞味いただき有難うございます。
  今年の豊水は、昨年と違い暖冬で雪がほとんど降らず、開花が早くなる予想で したが、春先には低音になり平年よりも数日遅れの開花となりました。梅雨明け の遅れなど今年もあまり良い気象条件ではありませんでしたが、刈屋地区特有の 肥沃な土壌と有機肥料の使用により、例年並みになっております。しかし、台風 の影響で表面に枝擦れがあり、9月は例年より気温が高く、降水量が特に多くな り、果肉が軟らかくなっております。
 この梨は、樹で充分に熟してから収穫した為に、熟度が進んでおりあまり日持ち が致しません。すぐに召し上がらないものは冷蔵庫(野菜室)に入れておき、お 早めに食べ終えるように御願いします。
 尚、宅配便でお受け取りのお客様は、御依頼主様に到着の連絡を御願いします。 梨に、荷痛みや傷がありましたら遠慮なさらずに下記住所までご一報下さい。
     (住所、屋号○○、TEL・FAX、ホームページが記載) 》

なんだ、こりゃ・・・。軟らかい梨の言い訳ではないか。だいいち40個もの梨が家庭の冷蔵庫の野菜室に収納できるはずも無いじゃない。
ご一報、しなきゃ・・・。と、すぐさま次のメールを送った。

《 刈屋の梨 ○○ 様
 10月4日に豊水を送っていただきました。私の出身もそちらでありますが、現在 は千葉県に住んでおります。
 20世紀梨の発祥の地であります松戸市二十世紀が丘も近く、市川市、鎌ヶ谷、八 千代、印西市など周辺は全国的にも有名な梨の産地でもあります。幸水に始ま  り、かおり、豊水、秋月、新高、ほほえみ、愛宕など、夏から秋遅くまで季節を 追って、その味を楽しむことが出来ます。 そんな環境の千葉県の梨ではありま すが、刈屋の梨は昔からその味(甘味、酸味)、食感には定評があり、私は日本 一だと思いますし、地元の誇りであり、自慢の種であり、多いに楽しみを頂いて 参りましたし、十分に堪能させて頂いてまいりました。
 ところが、今回お送りいただいた品は、今までの刈屋梨のイメージを損なうもの で、商品価値があるとは到底思えません。千葉の栽培農家の方々も、その品質に は十分に配慮されておられ、熟し過ぎた商品は絶対に売りには廻しません。
 今回、「日本一の梨ですよ」と、お薦めし、友達にも送っていただいたのです  が、いつもは品物が着くと、すぐさま連絡をくれるその友達から未だに連絡があ りません。
 地元自慢の鼻がへし折られた気分です。
 「お早めに食べ終えるように」の注意書きも荷の中に入っておりましたが、その 時期も、もうすでに過ぎていると思いました。
 日本一の味の刈屋の梨の誇りを捨てないで下さい。
 日本一のナシ(梨)を台ナシ(無し)にしないで下さい。
                        ワルポン・中野 忠  》


消費者は我儘です。悪しからず。

『JRの話、いろいろお教えします!』

2007-10-12 23:27:49 | Weblog
読者の皆さん! 知っていますか?
JRに関しての話、「ちょっとお利口になったかな?」のご報告です。

先日、神戸の「甲子園口」へ社用で仲間と行く機会があり、出かけて参りました。
久方ぶりに新幹線に乗って新大阪で下車、おのぼりさんよろしく、「甲子園口ってそれから、どう行くんだ?」
仲間はカバンからおもむろに行き先の案内図を取り出して、「東海道線に乗って行くんだ。」という。
「いやー、東海道線じゃ、東京の方へ戻ってしまうのではないか、神戸の方に行くんじゃないのか。」と云うと、
「いやいや、東海道線と書いてある。」とyahooの地図のコピーを示して仲間が頑張って云う。
「そりゃ、yahooのミスだ!」とワルポンは言い張って在来線へのコンコースを歩いて行くと神戸線、大阪・尼崎・神戸・明石方面とホームの案内板があった。
「そら、みろ!やっぱり東海線じゃ無いだろ。」と勝ち誇って云った。

目的地に着いた。
納得のいかない仲間は駅員に聞いた。
「東海道線は東京から何処までですか?」
若い駅員は判らない。同僚にも聞いてくれたが判らない。
「ナンだ、プロなのに判らないのか!」と思っていると、
「何か不都合でも?」と面倒くさそうに、逆に聞いてきた。
「いや、知りたいだけです!」と強く云うと
パソコンを叩いて、5分ぐらいかかってやっと、調べてくれた。

「東海道線は神戸までです!」、「神戸線は愛称です。」、「神戸から先は山陽本線です。」、「東海道新幹線は東京から新大阪までで、新大阪から先は山陽新幹線です。」と、今度は質問してないことまで、微笑みながら元気にすらすら答えてくれた。
「知らないことを教えるという楽しみ」は嬉しいことなのですね。
ワルポンもそう思って、丁寧に礼を言いました。仲間にも。

ついででもありませんが、ワルポンも「教える楽しみ」で講釈させて頂くと、
品川駅は品川区ではなくて港区にあります。
目黒駅は目黒区でなくて品川区にあります。
東京駅の八重洲北口・八重洲中央口・八重洲南口は中央区丸の内にあり、中央区八重洲にはありません。
ついでに云うと、東京駅日本橋口も日本橋ではなくて、丸の内です。
新宿駅・埼京線側の南口も新宿区ではなくて渋谷区です。

知ってましたか?皆さん!

JRさん!紛らわしいので何とかなりませんか? なりませんよねェ。

えっ、そんなこと知ってても、自慢にもならないって??? 
それより、そんなこと小学生だって、誰だって知っているって???
ワルポンのおつむのほどが知れるって???

いやぁー!それは大変失礼しました。

『東京の道路をおぼえる法』

2007-10-08 21:18:56 | Weblog
ワルポン・「中野 忠」は「中の中心」真ん中です。  
真ん中 真ん中 真ん中です~♪   日本の真ん中お江戸です~♪  お江戸の真ん中日本橋~♪  それを人間に例えたら~♪  お顔の真ん中お鼻です~♪  お胸真ん中お乳です~♪  お腹の真ん中お臍です~♪  それから三寸下がったら~♪  三階建ての寺がある~♪・・・・・・・・・・。

いやー、春歌など書き連ねるつもりはありません。
道の覚え方を書こうと思って、「道路元標」のあるのは日本橋だ、お江戸の真ん中、日本の真ん中・・・、と思ったら、ついつい昔の酔っ払いの癖が出てしまって・・・失礼しました。

東京の道路を覚えるのは大変です。何十年住んでいても、何べん連れてっても、一向に覚えられないのは、うちのワイフだけじゃないと思います。
東京の道路をマスターする方法について、今から無料でお教え致します。

江戸の真ん中・日本橋の北詰(三越本店側)にある「元標の広場」には「日本国道路元標」の複製と、国よりも前に設置された東京市の移設された道路元標があります。
「日本国道路元標」は日本橋の橋の真ん中にあるらしいが、現物を見るのは車の通りが激しいので、危ないから止めておきましょう。

この日本国道路元標を起点にして、国道が放射状に7本広がって伸びています。日本橋から北側に発しているのが国道4号、6号、14号、17号で、南側には国道1号、15号、20号がスタートしています。

国道1号線は現在でも東海道の名で呼ばれており、日本橋を基点に中央通り、永代通り、日比谷通り、外堀通り、桜田通りを通って五反田へ、第二京浜で横浜へ、さらには東海道五十三次でおなじみで、終点は大阪の梅田である。

国道4号線は日本橋から中央通り、江戸通り、昭和通りを通って、上野、入谷、千住を経て宇都宮、仙台、青森までの740kmの日本一の長い国道です。江戸時代には日光街道と呼ばれ、日光東照宮への参拝の道でもありました。

国道6号線は、水戸街道と呼ばれ、浅草、向島、金町を経て水戸、いわき、仙台へ。
国道14号線は江戸通りから、京葉道路に入り両国、亀戸、小松川経由千葉へ。
17号線は中山道で、神田、本郷、白山通りを通って巣鴨、板橋から、大宮、高崎を経て新潟まで。

国道15号線は旧東海道に沿っていて、正月の箱根駅伝でも知られるとおり、品川、川崎、鶴見を経て横浜市神奈川区にいたる一般国道です。第一京浜の通称で知られていますが、第二京浜の国道1号線と間違わないようにしてください。フランク永井の「夜霧の第二国道」はどちらかな?

国道20号線は内堀通りから半蔵門を左折し、新宿通りへ、四谷、新宿から甲州街道へ入り、府中、八王子、大月、甲斐市を経て塩尻へ。

以上の放射状の路線に対して、環状1号線から環状8号線まで皇居中心にして同心円状に道路が走っています。一般的な呼び名は以下のとおりです。
環状1号線 内掘通り
環状2号線 外濠通り
環状3号線 外苑東通り
環状4号線 外苑西通り
環状5号線 明治通り
環状6号線 山手通り
環状7号線 環七通り
環状8号線 環八通り (都道311号線)

これらの環状道路と放射状の道路を重ね合わせて蜘蛛の巣状の地図を頭に描き、各交点や升目の中に地名を覚え、頭の中に地図を完成させます。

どうですか?判り易いでしょう。

ん?ご理解いただけましたよね。

何!理解不可能?覚えられない?

そうですか、そういう方はやっぱりナビを買うしかないかな・・・・。

『平山郁夫の絵画“祈りの旅路”にふれて』

2007-10-05 23:16:57 | Weblog
先日、絵画に造詣の深いお友達(ワイフの)に、北の丸の東京近代美術館で平山郁夫画伯の「仏教伝来からシルクロードへ・・・画業60年をたどる大回顧展」を見る機会を頂いた。

皇居の周りは「ホコテン」で車両乗り入れ禁止、久方の都心の休日運転で、北の丸公園に入るのに苦労した。
水道橋方面から進んで、毎日新聞の角を右折し、紀伊国坂(きのくにざか)を登ってやっとのことで北の丸公園に入ったが、生憎と駐車場は満車、係員にドンドン奥へ、ついには一番遠い武道館横の駐車場まで誘導されてしまった。

なんだ、なんだ!
車を降りるとそこいら中に、まるでハエが集っているように、黒ずくめの若者たちがわんさかタムロしているではないか。
上下共だぶだぶの詰襟の学生服、バンカラな応援団のような黒の紋付き袴姿。
男も女もみんな同様のファッション。ゴスロリ(黒ロリ)の女の子も・・・。

おそるおそる近づいて、中でも可愛いくて、一番おとなしそうな子に「何があるの?」と、聞いてみた。
「Dragon Ashのライブが武道館であんの~!」
「何処から来たの?」
「神戸~!」
「いつ来たの?」
「今朝~!」

思いのほか明るく元気にはきはきと教えてくれた。
眺め回してみると、皆友達と連れ立って来たらしく、輪になって、にぎやかにおしゃべりしながら、弁当やお菓子を楽しんでいた。
ワルポンにとって、見かけは驚きの不思議な恰好ではあったが、みんなよい子に思えた。

我々も途中で求めた桟敷弁当(1,050円)を北の丸公園のベンチでのんびりと広げた。
しばらくすると、何処からともなくカラスが上空の枝に集まってきた。かなりの数だ。
弁当を狙っているのでは、と急いで平らげて、本来の目的の美術館へ向かうことにした。

館内はかなりの混みよう。

「釈迦像」や「玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)のシルクロードの旅」の神秘的で抒情的な作品を目の前にして、その場面に出くわしたかのような臨場感に心を惹きつけられ、思わず涙ぐむほどの感動を憶え、いつまでも佇んでいました。
我に返って、現実的に絵を見直すと、その巧みな遠近を生かした構図に深く感銘を受けたのでした。

外に出ると、もう夕闇が迫っておりました。

こりゃー、晩飯はデパ地下弁当にするしかないか!

『いやな奴』

2007-10-03 22:51:16 | Weblog
男でも女でも「いい人」と「いやな奴」がいるもんだ。

いつも笑顔でにこやかに好々爺(こうこうや)を演じて、表情には決して出さない「いい人」のワルポンも、腹の中では人の好き嫌いが歳を重ねる毎に益々はっきりして来て、時として顔につい出てしまって困っている。

色白は七難を隠す・・・、色白は美人の原点である。
「瓜実顔のぽっちゃりで、行動は明るく活発、言動はさわやかはきはき、表情はにこやかで愛嬌があり、心根はやさしく思いやりがあって、しかも体形はあまりがっしりの大柄でない人」は男の求める理想の女性、「いい人」である。

女性だってジャニーズ系のにこやかな青年は「好い男」と思うだろうし、ヨン様、ベッカム様やハンカチ王子、はにかみ王子は皆、二枚目の「いい人」である。

兎角、「この世には味方100人、敵100人いる」とよく云われるが、大別すれば「いい人」、「いやな奴」に二分されると思う。

あら捜しのうまいワルポンとしては、「いい人」よりも「いやな奴」の行為の方が頭に浮かび易いので、「いやな奴」について書き連ねてみることとする。


【体つき・人相・くせ】
・メタボリックシンドロームではといわれ、ダイエットを必要とするあまりのデ  ブ。
・その道の人に間違えられるような目つきの悪い奴。
・短足、ガニマタ、ハゲ、デブ、ヤセギス。当てはまる方には失礼をお詫びしま  す。
・貧乏ゆすり。(うるさい、目障り、うっとうしい。)

・無精ひげ、ボサボサ頭の男、ちょんまげの干物女。(ポニーテールはかわい   い。)
・寝言、歯軋り、いびき、寝相の悪い奴。(合宿や団体旅行ではお互いに苦労す  る。)
・人前で鼻毛抜く奴、鼻ほじる奴、耳ほじる奴。(そこらにバラ撒く、本当に不  快。)
・人前でおならする奴。特に食事中にすかす奴。(お里が知れる)


【頭脳】
・頭の良すぎる奴。(先を読み過ぎ。)
・頭の悪すぎる奴。(それにほとんど気がつかない。)
・頭のきれ過ぎる奴。(他人を見下すいやな奴。)

・語彙(ごい)の極端に少ない奴。(話が続かない。)
・英会話の出来ない奴。(ワルポンはからきし駄目。)
・知能指数の低い奴。(機転が利かないどころか、気が廻らない、抜けてる。)
・教養がありすぎる奴。(ひけらかす、学歴を自慢する。)


【態度・行動】
・横柄な奴、傲慢な奴、威張る奴。
・横着な奴。
・しょげかえる奴。(大体がふてくされる。)
・考えすぎる奴、考え無しの奴。

・ちょいワルは良いが、悪人は許せない。
・知らん振りする奴。無視する奴。(しかとかよ。)
・話をしているときに目を合わせない奴、目をそらす奴。
・返事をしない奴。

・おべっか、へつらう奴。(みっともなさ過ぎ。)
・表裏のある奴。
・顔色の悪い奴。
・ホラ吹き、うそをつき、ごまかし、騙す奴。(代議士、弁護士、建築士(アネ  ハ)、ペテン師、詐欺師など「シ」のつく奴は疑ってかかれと云われている。)

・うそ、だんまり、知らんぷり。
・トイレに行っても手を洗わない奴。(大でも不潔な奴が本当にいるんだ。)
・ワイシャツのボタンのとれている奴。
・ズボンが丸くなっている奴。(女房殿はどうした?)


【言動・音量】
・乱暴な口利き。(怒鳴る、怒る、激怒する、机を叩く、恐喝する人も稀にい   る。)
・必要以上の大声で話す奴。(概して難聴の人に多い。)
・訛りがきついのに平気で、何処でも、得意げに話す奴。
・声の小さ過ぎる奴。(何か悪いことをしてそうな感じがする。)

・話のうまい奴。(警戒が必要だ。)
・ひけらかす奴、自慢する奴。(大体が大したことは無い。)
・話がとくとくと長すぎる奴。(大体が内容は無い。)
・他人の話をとる奴、他人の話を聞かない奴。

・きんきら声の奴、声が裏返る奴。
・話が下手で何を云っているか意味が不明だが、自分だけが判っていて、とうとう と話している奴。
・石破防衛大臣は大臣だから許せるが、勿体つけてゆっくり過ぎる物言いをする  奴。

・満員電車でのウォークマンからの音漏れ。(身体までリズムに合わせて揺する奴 がいる。)
・電車で大声で話すオバちゃん。
・電車の中で、はしゃぎながら集団登校する有名進学小学校のくそガキ。
・路上で歩きながら大声で電話する奴。乗り物で電話する奴。


【臭い】
・歯の治療を怠っていて口臭のくさい奴。
・暴飲暴食で胃腸の調子を崩して口臭のする奴。
・電車の中で酒臭い奴。(思わず車両を乗り換える。)
・朝からニンニクくさい奴。

・汗臭い奴、毎日風呂に入らない奴、毎日頭を洗わない奴。(朝に顔を洗わない奴 は言語道断だ!)
・化粧品や香水の臭いのキツイ人。(ブス、年増に多い。)
・ポマードの臭う奴。(自分ではキザな2枚目と思っている様子がうかがえる。)
・ナフタリン臭い人。(和服のオバサマに多い。特に銀座の某寿司店はお芝居見物 帰りのオバサマ族で溢れかえり、寿司の味が判らない。)

・混み合っている乗り物で、汗だくで扇子を使う奴。
・シップ薬の臭いプンプンのオジン、オバン。
・チュウインガムをクチャクチャ噛んでいる奴。
・腋臭(わきが)のキツイ人。

・加齢臭のある人。
・脂ぎっていて臭う奴。
・足の靴下が臭っている奴。(水虫かも。)
・衣服が臭っているようでは最低だ。


【思想・趣味・運動】
・中庸でない奴。(右過ぎる人、左過ぎる人。)
・朝早くから近所迷惑もかえりみず、大声でお経を唱える奴。(結構多い。)
・新興宗教にひたっている奴。(宗教を押し付ける奴、勧誘する奴。)
・趣味の悪い奴。(特に服装には気をつけよう!)

・ピアスする女。(特に唇につけている奴はどうにかならないかねェ。)
・へそだし。けつだしGパンルック。
・ブランド物で身を固めている奴。
・装身具のじゃらじゃら付けている奴。(全財産持ってきたのか?)

・運動の嫌いな奴。(肥満や運動神経の鈍い奴が多い。)
・ひいきの選手を自分のごとく自慢する奴。(選手に成り代わって自分のことのよ うに、その選手の苦労話をする。)
・ゴルフのスコアやハンディチャップを自慢する奴。


【心根・性格】
・意地の悪い奴。
・ネクラ、だんまり、すねてる奴。
・おっちょこちょい。
・金銭欲の強い業突張り。
・自己中心。

・裏切り、造反、義理人情の無い奴。
・恩着せがましい奴。
・うそつき、誠意の無い奴。
・頑固者。
・しつこい奴。
・反省の無い奴。


「いやな奴」を書き並べていると、まるで自分のことを書き連ねているように感じる。
学校のテストは60点以下だったが、「いやな奴」のテストがあれば80%は当たるかも・・・。

ワルポンは、本当は「いやな奴」なのかも・・・。困ったもんだ!