俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『今年も豊作です』

2008-09-30 21:18:52 | Weblog
テレビには、台風15号がやってきているというニュースが流れています。
でも、今年の台風の関東への到来は9月末現在“0”件です。
お蔭で、今年のお米も豊作のようです。

☆       ☆       ☆       ☆

戦後の日本では、品種改良、肥料・農薬の開発、灌漑排水を含む圃場の整備、機械化、水の管理などの生産技術の向上で飛躍的に反収が上がり、米余りとなってしまったのです。

先般来、輸入された汚染米は工業向けのはずだったのに、食料として売られたとして大きな社会問題となって、農水行政の根本が問われています。

日本では、米余りで古米・古古米の処理に困って米の生産を調整するための減反政策をすすめしていて、逆に食料に困っている国々へ輸出し国際貢献しているのだとばかり思っていましたが、そのまた逆に、日本が米を輸入していたのですね。

☆       ☆       ☆       ☆

戦後、食糧難の解決のために、米の増産を目指し農地の開墾・開拓が盛んに行われました。
その中でも八郎潟や印旛沼の干拓は有名です。

ここ印旛沼の干拓は江戸時代に老中・田沼意次によって始められたが、戦後の食糧増産のために、本格的に国営(後に水資源公団)によって干拓事業が行われ、今日の姿となりました。

干拓のために築かれた堤防沿いにサイクリングロードが整備され、桜並木の道を自転車や走る人、歩く人などで賑わっています。

近代農法とかで、ヘリコプターによる農薬の空中散布が、つい数年前まで大々的に行われていて、農薬による汚染を皆で心配し、窓を閉め切ってヘリの遠ざかるのをじっと待っていたものです。
でも、いつの間にかヘリコプターの音も聞かれなくなりました。

☆       ☆       ☆       ☆

印旛沼のほとりの田圃は、稲穂が黄金色に実もたわわに頭を垂れ、収穫の秋です。

コンバインがエンジン音を立てて稲刈りしているその周りに、あれだけ警戒心の強い白鷺が群がっています。
刈った稲から飛び立つバッタやイナゴを狙っているのです。

農薬散布が無くなって、イナゴが増えての現象です。
日本の米は大丈夫のようです。(ワルポンは農家の回し者ではありません)

イナゴやバッタや白鷺がそれを証明してくれています。

『雨の日曜日』

2008-09-21 20:40:35 | Weblog
今日も昼過ぎから雨です。

いつものようにリュックにカメラを入れて、マウンテンバイクを表に出して空を見上げると、南の空に黒い雲が・・・
ポストに葉書を投函し、近くの小学校で運動会をやっている様子なので通りすがりに覗いて見ました。

赤組、白組に別れて、テンポの速い曲に乗って、多分1・2年生たちの懐かしい玉入れ競争の真っ最中・・・
子供たちも、お父さんお母さんも、おじいさんおばあさんも黄色い歓声をあげての大応援・・・  赤組246 白組296とありました。

でも、夕方のようにうす暗くなってきました。
サイクリングを止めて、急いで家に帰りました。

階段に巣くっている蟻たちも雨の気配を感じてか、行き来に忙しそう・・・
案の定、小粒の雨が落ちてきた。
洗濯物を急いで取り込んだ。
蟻たちは巣に戻ったのか、行き交う数はめっきりと減っちゃって・・・

☆       ☆       ★       ☆

入道雲は、雄雄しく、時にはかわいらしい形となって、ユーモラスに変化したりと、ちっちゃい頃から親しみを感じていました。
空に浮かんだ入道雲を遠くに眺めているうちは絵になるのですが、その真下に入ってしまうと大変なことになってしまいます。

この夏は、集中豪雨のニュースが各地で賑わしました。
都市型ゲリラ豪雨が都市のヒートアイランドによって発生した積乱雲によって100ミリの豪雨をもたらし、一気に洪水となって災害を引き起こしたのです。

入道雲=積乱雲。天空が冷たく、地上が暖かいと上昇気流が生じて、積乱雲が発生し、カミナリを伴い、豪雨となります。
時には竜巻を巻き起こし、ピンポン玉大の雹(ひょう)を降らせることもあります。

☆       ★       ☆       ☆

まだ、昼だというのに家の中は、電気を点けなければならないほど暗くなりました。

もう、運動会の曲も歓声も聞こえてこなくなりました・・・雨の日曜日


しょうがねェ、昼寝でもすっか・・・ ムードが無いワルポンの雨の日曜日・・・


『秋刀魚』

2008-09-17 13:54:55 | Weblog
このところ、秋晴れの良い天気が続いて、通る風もさわやかです。
秋といえば「秋刀魚」ですよね!

ワイフの友達に「七輪フェチ」がおられまして(失礼!)、七輪を買い求め過ぎたので、一個あげるということで、我が家に七輪が届きました。
元来、七輪は、ものを煮るのに炭の価が七厘で出来たということで名付けられた庶民の道具だったのです。

しかし、頂いた七輪は、石川県珠洲市の今では希少価値のある天然岩で出来たものです。
床の間に飾って家宝になるような由緒正しい立派な七輪です。
炭火で焼いた秋刀魚は、この上なく美味しいと写メールも届いたということで、早速試してみることにしました。

スーパーの魚売り場ではなくて、魚屋がやっているスーパーに行きました。
一尾250円のこの上ない大きなのもいましたが、「産地も三陸で、鮮度と味は同じだよ」と威勢のいいオッちゃん店員が言うので、75円のリーズナブルな方を買い求めました。

夕方から、針金ハンガーの針金をむき出して、二丁のペンチでねじ繰り回して苦労の挙げ句に、渡し金(わたしがね)の高さを調節する五徳(ごとく)を、作りました。
新品ピッカピカの七輪をデッキの一段高いところにセットしました。

火熾し(ひおこし)に入れた備長炭の炭をガスコンロにかけて火を熾(おこ)し、十能の代わりにアルミの鍋蓋を上向きに左手で持って、その上に、真っ赤に熾きた炭火の入った火熾しを右手で重ね持ってデッキの七輪へ運び入れました。

七輪の上に、手製の五徳を架けて渡し金を載せました。
渡し金には、秋刀魚の皮がくっつかないようにと酢をワイフの指示で丁寧に塗りました。
半分に切った秋刀魚をおもむろに渡し金に載せ、じっと待ちました。

しばらくしても何の反応もしない秋刀魚を見ていると、少し遠火過ぎたかなと思いましたが、七輪の下側にある送風口が閉まっていたのに気付き、全開にすると急に秋刀魚から油が炭火に滴り落ち、あのジュージューという音と、焦げる臭いと、煙が濛々と立ち上がりました。「もんじろう」も興奮してキューンキュンと鳴き騒ぎます。

これは部屋の中では出来ません! 屋外に限ります。

備長炭の遠赤外線で、ほどよく焼けた秋刀魚に大根おろしと醤油でいただきました。
ホクホクと引き締まった身をほおばると・・・ 美味い!
これぞ正に秋の味覚だっ!

満足して、ビールをひとくち・・・ ゴックン ふうーっ

東の空を見上げると、お盆のような満月が雲の間に間に・・・

「月月に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月」 詠み人知らず

9月14日は、「中秋の名月」でした。俗に「芋名月、栗名月」とも云われます。
余談ですが、このあたりの大栄町(現成田市)、栗源町(現果香取市)の特産のベニアズマは本当に甘くて美味しいさつまいもで、おすすめです。
9月15日朝刊の天声人語には、十五夜は満月とは限らない、満月は今夜とありました。
と言うことは、満月は十六夜ということになるのかなあ?


天高く馬肥ゆる秋、実りの秋、収穫の秋です!
梨、ぶどう、柿・・・くだもの
新米も出ました、秋茄子は嫁に食わすな!
魚も、カニも・・・

酒は美味いし・・・ 肥満にご注意!!!

この秋は、この七輪に何回お世話になりますことやら・・・

『食い放題・飲み放題』

2008-09-03 22:09:55 | Weblog
「バイキング料理」とは、国語辞典を開くと、「多種類の料理を食卓に並べ、客が自分で好みのものを皿に取り分けて好きなだけ食べる形式の料理。スウェーデンのパーティー料理の形式を取り入れ、日本で命名したもの」とありました。

福田総理も辞職を表明しちゃって、いよいよ年内にも総選挙があるのではないかとマスコミも大騒ぎを始めました。

☆       ☆       ☆       ☆

政治家といえば、資金調達の安易な手段として政治パーティーを開き、何千枚ものパーティー券をあらゆるコネ手段を使って売り捌き、一夜にして膨大な資金を手にするらしいのです。
国レベルは勿論、都府県、市区町村レベルの議員先生の果てまで、パーティーを開いているのです。

○○先生△△就任祝い、出版記念パーティー、政治活動報告会、時勢報告会、議員○○周年記念会、○○先生を励ます会・・・ パーティー名なんかどうとでも付けて下さい。
国レベル2万円、都府県レベル1万円、市区町村レベル3~5千円が相場でしょうか?

そのいずれもがホテルのパーティーです。市区町村レベルだと公の施設ホールとかが多いですが、ひとしきり挨拶の後は決まって、バイキング料理による飲み放題・食べ放題です。
政治家先生の話が終わるか否や、会場を埋め尽くした紳士、淑女、老若男女が我先に料理に群がる様は、正に餓鬼畜生もさもありなんの戦場(いくさば)であります。

バイキングとは所詮、海賊料理なのです。
日本の政治のレベルの貧困さ、低さが、ここに如実に現れるような光景であります。
帝国ホテル、ホテルオークラ、ニューオータニ、赤坂プリンスなどの日本を代表するようなホテルでも、田舎の○○ホールでも同じ光景が繰り返されるのです。

☆       ☆       ☆       ☆

そのような観点から、バイキング料理に挑むのはいささか抵抗を感じるところであります。
料理は美味しいものを少量、品よく味わうのが、本来ではないかと思うのであります。
その点では、和食の会席料理やお寿司などの日本料理には、食べ放題など下品な食べ方はないのではないでしょうか?

朝食バイキング、ランチバイキング、ディナーバイキング、中華バイキング・・・
バイキングの花盛りです。

若い頃のように食べられなくなってしまい、元が取れません。
従って、バイキングには魅力が無くなってしまいました。
まして、酒量も落ちた最近は飲み放題などには、全く興味を覚えません。
(これもワルポンのレベルの低い話ではありますが・・・)


ところが、今週月曜日に1,350円飲み放題に行ってしまったのです。
生ビール1ッパイは、「らお通し」で当然のオーダーですが、追加したウィスキーのストレート3杯では料金に勝てません。
ぅん~むっ! 頑張って4杯に挑戦し、飲み干しましたっ・・・うぃ~っ、ヒック!

結果、失敗談は恥ずかしいので、ご報告できません。悪しからず・・・