トゥー博士の親戚が銃撃犯を取り押さえた!
LA郊外の台湾系教会での銃撃事件で
▲犯人を取り押さえる台湾系住民3人。柄シャツ姿の男性(手前中央)がトゥー博士の親戚
台湾からアメリカに戻ってきた牧師を囲んで昼食会が開かれている最中の出来事でした。カリフォルニア州ロサンゼルスの南東の町ラグーナウッズで5月15日、台湾系の住民が多く集まる教会に男が押し入って銃を複数回発砲、1人が死亡、5人が負傷したのです。
亡くなったのは医師でした。信者を守ろうとして犠牲になったのです。信者3人が犯人を取り押さえ、駆け付けた警察官に引き渡されましたが、その勇敢な信者の一人が、なんとアンソニー・トゥー博士の親戚だったことを、昨日届いたトゥー博士からのメールで知りました。
殺人などの疑いで逮捕されましたのは、中国系アメリカ人のデビッド・チョウ(68)。「台湾独立」に反対していたことが判明しており、「中国と台湾の政治的な緊張」を原因とするヘイトクライムだと地元警察が発表しています。平和な街、しかも教会で起きた惨劇。台湾系住民に大きな衝撃が走ったのは言うまでもありません。