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トゥー博士の「ニュースレター」  台湾での講義や祖先の墓参などを振り返る

2021-12-19 07:54:59 | アンソニー・トゥー(杜祖健)

トゥー博士の「ニュースレター」
台湾での講義や祖先の墓参などを振り返る

 カリフォルニア在住のアンソニー・トゥー(Anthony T. Tu 台湾名・杜祖健)博士からクリスマスと新年のお祝いと共に「2021Newsletter」が送られてきました。人工透析を行いながらも台湾の国立中興大学での特別講義や軍関係での講演、祖先の墓参、そして来年予定の親族との集まりを報告されています。91歳になる博士の超人的とも思われる精力的な動きには驚くしかありません。では、トゥー博士のニュースレターをご覧ください。

 

 2021 Newsletter 

 今年の1月より透析をはじめました。生きることは辛いと痛感しています。透析をしないと命は3カ月しかないというので仕方なくしています。

 歩くのはたいへん遅くなりました。これは心臓の手術をしたためと思います。心臓の医者に言わせるとお前はもう半ねんから1年は持つだろうとのことです。父が93歳まで生きていたので私も頑張ってそれまで生きるように努力します。

 今年のハイライトは台湾の台中にある国立中興大学の客員教授として2週間毒物学を教えたことです。1学期分を2週間で終えたので毎晩6時から9時までの授業でした。昼間は透析が有るので動けないのです。帰米した後、大学が学生のTeaching Evaluation(教育評価) を送ってくれました。学生も私の教えに満足だったようで、いい評価を得ました。

 台湾では第1代の祖先のお墓から第5代までのお墓参りをしました。来年の2月は第1代の祖先の300年前の誕生日なので第1代から第11代までの子孫が台湾で集まってお祝いを甥の杜武青が主催します。

 来年の6月にアメリカにいる杜家の子孫が集まって親睦を深めます。これはAlisa Tuが主催で、彼女はフイリッピン系ですが杜家の歴史に興味をもっているので、彼女が主催します。彼女はスタンフォード大学の芸術系で学士と修士を取りました。彼女の父は医者で母は老人ホーム70件を経営しています。

 台湾では講義の他軍関係の病院で講演を3回、またテレビインタビューが2回ありました。私の書き物は「丸」の11月号と12月号に出ました。台湾では私の本が3月と6月に出版されます。「丸」がもう1篇書いていいというのでそのうちに書きます。

 孫4人も皆元気で一番若いのが大学の2年生です。1番上の孫はDuke Universityで修士を取り今高校で教えています。2番目の孫娘も大学を卒業してそのうちに大学院に行く予定です。孫の男は1昨年大学を卒業して今High Techの会社に勤め、初任給が13万ドルなのでエンジニアーはPayがいいです。下に15人おり指導しているそうです。

▲国立中興大学での3博士。左から甥の杜武青氏(Charles W.Tu   トゥー博士の甥で工学・応用科学が専門。元カリフォルニア大学サンディエゴ校の工学部副部長)、アンソニー・トゥー博士、杜武俊氏(同じく甥で元中興大学昆虫系主任)


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