オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

ホーン出口でのf特(空気室容量と吸音材)

2011年07月13日 17時17分18秒 | オーディオ
さて、不調だった試作3号機ですが、 色々やっているうちに、面白いデータが取れました。 こちらは、ホーンの出口にマイクを設置して測定したf特で、 400Hzまでの、ホーンの動作が克明に描かれています。 まず、ピークとなっているのが 80Hz、140Hz、200Hz、270Hz、320Hz、380Hzです。 160Hzを除けば、80の約三倍、四倍、五倍となっているように見えます。 今回の「鳴門型 . . . 本文を読む
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試作1~3号機の総復習 ~その1~

2011年07月13日 15時18分46秒 | オーディオ
それぞれの、設計と音質を復習します。 <試作1号機> 中低音が豊かであり、それが本機の特徴。 特に、ピアノの低弦の響きは逸品。和太鼓や、ウッドベースなども、空気をダイレクトに鳴らしている感じがするサウンドです。これは、共鳴による不用意な中低域ではなく、ホーンロードがかかった中低域なためです。 一方で、全体のバランスが中低域に寄ってしまっているのが欠点。もう少し、フラットなバランスを狙えれば・ . . . 本文を読む
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ALPINE DLS-108X 試作3号機の試聴・測定

2011年07月13日 14時24分28秒 | オーディオ
試作3号機ですが、 大☆失☆敗 でした(爆 もう少し詳しく書くと、 低音出る出ない以前の問題に、 バックロードホーン特有の癖が出てしまいました。 再生音は「ほがーー」という感じで、 中低音の濁りが全面に出ています。 がんばって聴けば、 60Hz付近の低音も聞こえるのですが、 まあ、実用範囲外ですね。 んじゃ、期待せずにf特測定w 聴感で聴いたとおり、140Hzに大きなピークがありま . . . 本文を読む
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ALPINE DLS-108X 試作3号機の作製

2011年07月13日 13時50分59秒 | オーディオ
試作1号機、2号機は、 完璧な曲線に近くなるように設計しましたが、 3号機では「あえて」セオリーから外して、低音増強を狙ってみます。 そこで、スムーズなホーン形状とせずに、 広がり率0.8のホーンを、広がり率0.3の管を組み合わせて再現します。 設計図に直すとこんな感じ。 第一音道が、複雑な形になっていますが、 これは「VW型音道」(大山氏命名)といって、 ホーン断面のつぶれを抑え、より . . . 本文を読む
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