オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

試作1~3号機の総復習 ~その1~

2011年07月13日 15時18分46秒 | オーディオ
それぞれの、設計と音質を復習します。

<試作1号機>


中低音が豊かであり、それが本機の特徴。
特に、ピアノの低弦の響きは逸品。和太鼓や、ウッドベースなども、空気をダイレクトに鳴らしている感じがするサウンドです。これは、共鳴による不用意な中低域ではなく、ホーンロードがかかった中低域なためです。
一方で、全体のバランスが中低域に寄ってしまっているのが欠点。もう少し、フラットなバランスを狙えれば・・・


<試作2号機>


空気室を広げた分、中低域のカブリは激減。
ボーカルの表現力が素晴らしく、おそらく空気室容量が適正だったようです。
ただ、低音不足は明らかでした。エージングで上手くいくかと思いましたが、それも無残に散っていきましたw


<試作3号機>


どれも5割な出来・・・
一番の特徴は、ホーン鳴りの凄さw あと、若干ホーンが長いのと、VW型の効果が出ているのか、若干低音の伸びが良いかもしれません。
そして、何故か高域が一番良くない。デッドでつまらない音になってしまい、明らかに空気室容量不足な感触。

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