オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
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ALPINE DLS-108X 試作3号機の試聴・測定

2011年07月13日 14時24分28秒 | オーディオ
試作3号機ですが、
大☆失☆敗 でした(爆

もう少し詳しく書くと、
低音出る出ない以前の問題に、
バックロードホーン特有の癖が出てしまいました。


再生音は「ほがーー」という感じで、
中低音の濁りが全面に出ています。

がんばって聴けば、
60Hz付近の低音も聞こえるのですが、
まあ、実用範囲外ですね。


んじゃ、期待せずにf特測定w


聴感で聴いたとおり、140Hzに大きなピークがありますね。
仮に、この位のピークが200~400Hzにあると、「ほーほー」と鳴るのですが、
この周波数だと「ほがーー」という感じになるようです。

無駄なのは承知で、ホーン内部に吸音材を挿入。

こうすると、確かに聴感上のピーク感は弱まるのですが、
重低音再生が犠牲になるのは、f特上も明らかです。
さっさと、ホーン設計を変更すべきですね。


今回は、階段状ホーンといっても、
一見、非常にスマートなホーン構成です。



それでも、意図的に階段状にした影響は明らかでした。
バックロードホーンは、非常にデリケートなものなのだなぁ、と痛感しました。


さて、試作1~3号機は、全て類似のホーン構造「鳴門型」を採用したので、
これから比較・検討してみようと思います。

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