オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

小型スピーカー vs バックロードホーン

2023年07月30日 09時07分52秒 | オーディオ
こんにちは。カノン5Dです。
最近はバックロードホーンの製作をしているのですが、一方で小型スピーカーである「SOLA Mk2」のチューニングも徐々に進めています。

<小型スピーカーの調整>
バックロードホーンの音を聴いていると、今まで満足できるレベルに到達していたと思った小型スピーカーの方も弄りたくなるんですよね(笑)


無垢ひのき造りの小型スピーカー「SOLA Mk2」


言うまでもなく、全体のクオリティは「SOLA Mk2」が圧勝なのですが、
風のように軽やかな低音感は、バックロードホーンに分があります。

でも、その風のような低音感を小型スピーカーから引き出せないかと、悪あがきをしているわけです。


バックロードホーンの特有の音が、その大きな胴体に由来するのは百も承知なのですが、こんな気持ちいい低音を聴かされてしまっては、小型スピーカーも黙ってはいられないのですよ(笑)

ひのきスピーカー「SOLA Mk2」を再び弄り始めて、次の調整ができないか実験を重ねています。





<バックロードホーン(BH)の追い上げ>


完成から1ヵ月が経過し、少しエージングが進んだ「S-080」

研ぎ澄まされた小型スピーカーとの聴き比べは、実に残酷なもので、

BH→小型スピーカー
の順は聴けるんですよ。

でも、
小型スピーカー→BH
の順は聴くに堪えない(笑)

もうノイズだらけというか、付帯音が激しいんですよね...


板材を多く使うBHは、一つ一つの板の振動をしっかりコントロールしていかないと、ゴワゴワポンポンなノイジーな音になってしまう。
おまけに、紙コーンフルレンジだって、最新鋭のツイーターと比べれば必ずしもピュアじゃない。

BHが勝てる方策は、
ひたすらにダイレクトさを追求し、空気をぶわっと動かすこと。

アンプ直結のフルレンジのもつ鮮度の利点を、どう音にするか。
こちらもアイディアはあるので、後ほど公開できると思います。



どうぞお楽しみに...!








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