オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

SONY(ソニー)SRS-Z510分解! その11

2007年01月14日 14時10分09秒 | オーディオ
完成したので、今回は実際に聴いてみました。
セッティングは机の上に適当に置きました。

机の上が、ちらかっているのは無視ってことで…

いろいろなジャンルの音楽を聴いてみました。

【アニソンw】
いきなりですが、アニソンの感想から(ry
「涼宮ハルヒの詰め合わせ」
・あっさりした、クリアな声
・低音の不足感は無く、軽やかな気持ち良い低音
・エレキギターの中高音が耳につく
・みくる の声は最高
・ハルヒ の声は、キツさが残る

「あさっての方向ED(スイートホームソング)」
・高音の実体感は、今まで聴いたことが無いほどリアル
・声がストレートかつ透明で、嫌味がない。
・アコースティックギターは、繊細かつ豊かに響く

全体的に、透明感が高い音質ですが、録音の良し悪しにより評価が変わってしまいます。

【ジャズ】
・ベースの指使いが見えそうなほど、リアル
・トロンボーンは透明な響きで、客観的に演奏を聴かせる
・バスドラムは無理だが、シンバルは豊かな高音
冷静かつ客観的にジャズを聴かせる点は好みが分かれるはず。ベースの音は一聴の価値有り!

【クラッシック】
・オーケストラでは、分解能がもう少し欲しい
・弦楽四重奏では、中音の膨らみが足りない。ただし、これは余計な音が出ていない事の証拠かもしれない
予想外の結果で、いま一つだった。スピーカーケーブルを吟味することで、中音の豊かさが聴けるのかもしれない。

【大太鼓】
・太鼓の材質が感じられる、明快な音色
・サブウーハーでは再生できなかった低音の質感が感じられた
・大振幅にも臆する事無く、しっかりと再生できた
大振幅を前提とした製品なので、大太鼓との相性は比較的良好。サブウーハーや大型SPでは聴けない低音の質感が感じられた。

まとめると、
透明度の高い音質で、録音の良し悪しも判断できるレベルである。中音域はやや細いが、低音域の質感表現には特筆すべきものがある。
といった感じでした。
分解時に取り外した内蔵アンプのイコライザーが中低音を補っていたが、外部アンプを使用するようになったため、中音が細くなってしまった。
ただし、余計な響きを伴う一般SPの中音に慣れてしまって、正しい再現を上記のように感じてしまったのかもしれない。


問題点は残ったものの、今回の「分解→改造」は無事成功!
ソニーSRS-Z510は私のサブシステムとして、これからも活躍してもらう予定です。


使用した製品:ソニー アクティブスピーカーSRS-Z510
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/activespeaker/acc/index.cfm?PD=9309&KM=SRS-Z510

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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コメントありがとうございます (カノン5D)
2007-01-14 23:58:53
>萌えオタさん
内蔵アンプでは、確かにイコライザーで低音がブーストされていました。
外部アンプだと、重低音は出ないのですが、軽やかな低音が楽しめました。私的にはイコライザーは不要だと思います。
ただ、低音が豊かに響いた方が一般受けするのでしょうねw

ちなみに、今回はSP~視聴位置が30cmぐらいのニアフィールドリスニングで視聴しました。

>秋月まさゆき さん
今回は簡易的なセッティングということでw
そのうち専用台でも作る予定です。
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Unknown (秋月まさゆき)
2007-01-14 20:39:38
すごい見慣れたFOSTEXの箱がwww
アクティブスピーカの改造なんて、なかなかやってる人を見たことがなかったので、面白かったです。
返信する
Unknown (萌えオタ)
2007-01-14 19:19:32
なかなか良さそうですね。
低域が不足しないのは意外です・・・内蔵アンプで低域をブーストして補っていそうなイメージがあったので。
返信する

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