オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

<S-35> サラウンドスピーカー製作 [設計編]

2013年01月25日 22時06分41秒 | オーディオ
2013年、初のSP作製になります。

今まで何台のスピーカーを作ってきたかカウントしてみたところ、
何と、これで35台目!!

そんな訳で、今日もがんばってスピーカー工作です。

<今まで作製してきた自作スピーカー一覧はこちら。>

今回のテーマは、薄型サラウンドスピーカー。
部屋の壁に沿うような、薄型デザインを目指します。

使用するスピーカーユニットは、
手元にあったALPINE「DLS-108X」。



無駄な音を出さない、現代的なユニットで、
特に音場再現性に優れることを知っていたので採用しました。


箱の構成は、ダブルバスレフ型とします。
スペースファクターと、低音再生能力の兼ね合いが好バランスな方式です。

一般的なダブルバスレフ型は、長岡鉄男先生の設計によるものですが、
今回は、知人の協力もあり、新しい設計法での挑戦になります。

<クリックで拡大>





設計法は、知人の長年のダブルバスレフ経験によるもので、
作例を聴く機会があった時には、非常に自然な低音質感に感心したものです。
今回は、その公式を頼りに設計を進めました。

こうして、各容量とダクト面積・長さが決まりますので、
あとは形にするだけです。

ノートを前にしてムニャムニャ…と鉛筆でデザインしていきます。



んで、最終ver。







厚さは11.6cmで、
薄型スピーカーを名乗るのに十分な出来栄えです。

設計も終わったことすし、
ホームセンターに行って、
木材をカットしてもらいました。



使用したのは12mm厚のシナ合板。仕上げもよく音も上々。
1820mm×910mmのサイズで4千円前後で買えました。

ただ、今回はそれだけでは微妙に寸法が足りなかったので、
追加で900×600mmの12mm厚合板も購入です。



大まかにはホームセンターの機械で切ってもらいますが、
細かいところは、下記の図に従って自分でカットします。






板材はこれで入手完了!

次回は、工作編です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
fd2の計算式 (yando)
2013-02-08 22:49:02
fd2の計算式は正しいのでしょうか。
この式ですとcabinetの体積に関係なくfd2が決定されることになりますが。
返信する
コメントありがとうございます (カノン5D)
2013-02-09 15:04:28
yandoさん
コメントありがとうございます。

ご指摘のとおり、式にミスがありました。
作品の設計は正しい式でやっていたのですが、画像に起こしている時に下記間違いをしてしまったようです。

細かい部分まで見てくださり、とても嬉しく思います。今後も何かありましたら、ご指南よろしくお願い致します。
返信する

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