鳴門型から半ヶ月。既に、次の試作機は完成していました。
名前を付けるのも面倒なので、「試作二号機」とでもしておきます。(名前募集中w)
この試作二号機は、「鳴門型」の反省(以前の日記を参照)を元に作製しています。
構造としては、一度下に下がってから上がり、左右に分かれて前面下側へ音道が伸びていきます。
ホーン長は2.5m程度、スロート断面積は32cm^2、ホーン開口面積は250cm^2(広がり率0.95)を確保し、空気室容量は1.4L程度となっています。
さらに前回の反省から、ホーンは40cmの直管の連続とし、2回折り返しの構成となっています。
奥行きは20cm弱と非常にコンパクトなのも特徴です!
さて、肝心の音ですが、
大失敗の「鳴門型」とは異なり、マトモなバックロードホーンサウンドになっています。
ちょっと下膨れ気味だったので、ホーン開口部に吸音材を配置したところ、200Hz以上の全域に渡って良好なバランスをとることができました。
ただ、この状態だと、200Hz付近にホーン鳴きと思われるピークが確認されました。
また、100Hz付近の低域の伸びも今一歩です。
↑f特イメージはこんな感じ。
青線が前作の鳴門型。500Hz~2kHzの盛り上がりは厄介だった。
赤線が本作。200Hz~500Hz付近が膨らんでいます。
本作のホーン開口部に吸音材を敷くと、緑線のようになります。中低域のピークが顔を覗かせるか。
次作「試作三号機」では、これらの欠点を解消するために、
●空気室容量は1L、1.5L、3L、6Lの各容量を交換して試せるように、空気室を別パーツとして構成する。
●ホーンの折り曲げ回数を増加させ、中低域のクセ防止と、中高域モレを防ぐ。
●ホーンの広がり率を0.7~0.8程度に抑え(二号機は0.95)、100Hz付近の伸び・量感を増加させる。
を予定しています。三号機は八月上旬には完成予定です。
名前を付けるのも面倒なので、「試作二号機」とでもしておきます。(名前募集中w)
この試作二号機は、「鳴門型」の反省(以前の日記を参照)を元に作製しています。
構造としては、一度下に下がってから上がり、左右に分かれて前面下側へ音道が伸びていきます。
ホーン長は2.5m程度、スロート断面積は32cm^2、ホーン開口面積は250cm^2(広がり率0.95)を確保し、空気室容量は1.4L程度となっています。
さらに前回の反省から、ホーンは40cmの直管の連続とし、2回折り返しの構成となっています。
奥行きは20cm弱と非常にコンパクトなのも特徴です!
さて、肝心の音ですが、
大失敗の「鳴門型」とは異なり、マトモなバックロードホーンサウンドになっています。
ちょっと下膨れ気味だったので、ホーン開口部に吸音材を配置したところ、200Hz以上の全域に渡って良好なバランスをとることができました。
ただ、この状態だと、200Hz付近にホーン鳴きと思われるピークが確認されました。
また、100Hz付近の低域の伸びも今一歩です。
↑f特イメージはこんな感じ。
青線が前作の鳴門型。500Hz~2kHzの盛り上がりは厄介だった。
赤線が本作。200Hz~500Hz付近が膨らんでいます。
本作のホーン開口部に吸音材を敷くと、緑線のようになります。中低域のピークが顔を覗かせるか。
次作「試作三号機」では、これらの欠点を解消するために、
●空気室容量は1L、1.5L、3L、6Lの各容量を交換して試せるように、空気室を別パーツとして構成する。
●ホーンの折り曲げ回数を増加させ、中低域のクセ防止と、中高域モレを防ぐ。
●ホーンの広がり率を0.7~0.8程度に抑え(二号機は0.95)、100Hz付近の伸び・量感を増加させる。
を予定しています。三号機は八月上旬には完成予定です。
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