ひだまりスケッチ オリジナルサウンドトラック

こういう日記をオーディオに分類しようか、「アニメ」に分類しようか「オーディオ」に分類しようか迷うカノン5Dであります。

今日、「ひだまりスケッチサウンドトラック」を入手しました！

パッケージ上の印象は、「安っぽい」（笑）
CD付属の歌詞カード(？）も一枚の紙を二つ折りにしただけの簡素なものです。「まなびストレートサントラ」のような豪華（？）な外装は期待しない方が良さそうです。

楽曲上の印象は、ひだまりスケッチの音楽って意外と豊富だったんだなぁと。
曲数だけ数えても５２曲も収録されています（TV版OP・ED含む）。定番な曲から、どの場面に使われてたっけ・・・と思うような曲まで様々です。
このサントラを聞いてるだけで、あの「ひだまり荘」での会話の一つ一つが思い出されていく感じで、楽曲的にも好印象です。


さてさて録音の方は、以前レンタルコピー盤で聞いていたものよりも若干落ち着いた感じで、OP曲は聴き易い音質へシフトしていました。

全体的には「生楽器」「電子楽器」が半々で、「音像」をリアルに描きます。ちょうどジャズ演奏を近接して聞いているような感じで、残響音は少なめ。音場感は少なめですが、電子楽器は積極的にサラウンド方向へ回す音作りでした。
聴き所は、ウッドベースとバスドラム。適度な量感と十分に伸びた音域が印象的です。

曲別に見ていくと・・・・　（○○曲目「題名」）
13曲目「しょんぼり」
ドラムとベースがメインのスローなタンゴ調(？)の曲です。低音の質感が良好です。

17曲目「どきどき」
電子音が360度旋回する・・・はずです（笑）私のオーディオシステムでは音の旋回時濃淡が出てしまいました。立体残響再現性に優れたシステムならステレオでも十分な再生が出来るはず！　（＞＜）

18曲目「ゾクゾク」
ドラムとストリングスの曲。この曲もそうですが、ドラムは中央後方に定位するようです。

26曲目「きょとん」
『ひだまり』おなじみのメロディをバイオリンソロでの演奏。音像は近めで音は濃厚。結構細かい音まで収録されています。

31曲目「・・・はぁ～」
リコーダー一発の楽曲（メロディは26曲目と同様）。子供時代にリコーダーを演奏した経験は多くの方にあると思うので、音色チェックには最適。演奏者の呼吸音まで生々しく録音されています。

36曲目「ガタガタ」
ウッドベースメインのメインの曲。低音再生チェックにどうぞ。



『電脳コイル　サントラ』や『精霊の守り人』みたいな爆風低音（笑）は入っていませんが、音像・音域・音の厚み・等等、本ディスクの録音は良好な部類だと思います。