オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト2017に参加してきました!

2017年12月17日 14時00分44秒 | オーディオ
少し時間が空きましたが、先週は「ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト2017」に参加してきました!

今回のレギュレーションは、「Scanspeak 5F/8422T01 または 5F/8422T03(Stereo誌2013年8月号付録、オントモ・ヴィレッジ取扱商品)一発」です。
今年も沢山のお客さまが来てくださいました!



そして、カノン5Dの「s-066サムシング」も元気に鳴ってくれました♪




投票では、
音質:12票
アイディア:9票
ルックス:1票
合計:22票
を頂くことができました。

貴重な評価をありがとうございます!!



もちろん、コンテストでは様々な個性をもつ作品が集まりました。
ここで一気に紹介しようと思います♪



 内野さんの「KIKKOMAN」。
ダブルバスレフでオーケストラの低音もしっかり♪ 
いつもの5角形ではなく、変形6角形という工作も見事でした!


八杉さんの「LEGOスピーカー39号機」。アイディア賞受賞。
フロント&バックロードホーンで、サイズを意識しない鳴りっぷりが印象的でした♪ 
ポイントは気密性は確保しつつ、接着をしないことで不要振動の減衰ができるとのこと。


太田さんの「BLANDA MATT」。
竹集成材のボウルを加工したエンクロージャーは、お洒落度満点♪ 
パッシブラジエーターの効果もあってか、小型ながらしっかりとした低音を馴らしていました。


後藤さんの「普通のスパイラルホーン」。
定番の「普通の」シリーズは、今回は壁掛け型というスパイラルホーン。
広いバッフルのためか、安定感のあるサウンドがGOOD!
ユニットの音を素直に活かした良さを感じました♪


白須さんの「アルプス」。ルックス賞受賞。
アルプスホルンのような長大なバックロードとのことですが、熊手や巫女さんに見えるとか。
ヒノキの装飾材や、真鍮のバッフルもしっかりと音に効いているように感じました!


倉橋さんの「ジ〜サーク5」。
前回は独自構造をもつ共鳴管での参加したが、今回はシンプルなバスレフ型。
とはいっても、突板仕上げや5角形工作など見どころ満点の逸品。
低めの試聴セッティングで低音の充実を図るなど、小技も効いていました♪


田中さんの「ラミ壱号」。音質賞受賞。
アクリルとシナアピトンの積層により十分な強度を確保。 
広大なDレンジを感じさせるハリのあるサウンドでした♪


内田さんの「FLAT-5」。
大面積バッフルと共鳴管の組み合わせで、音の効率を高める狙い。 
鳴りっぷりの良さを感じる音で、ビンテージスピーカーの良さを引き継ぐものを感じました♪ 
ファルカタ合板をセンスよく塗り分け、ルックスもGOOD!


谷本さんの「ポリカスケルトンBSP-2017」。
極めて薄いポリカ板のエンクロージャーは、箱鳴りというより全体が振動板ともいえるコンセプト。
音楽のエネルギーを開放するような鳴り方で、超軽量級ならではのサウンドを堪能できました♪


上條さんの「ウェーブバスレフ」。
背圧を利用して、バッフル下部の湾曲部から低音が放出されるという新方式。
豪快な低音と濃い音像は、ライヴのノリを思わせるもの。
幅広い年代のPOPSを上手く鳴らしていました♪




いや~、どれも力作揃いでしたね。
様々なアイディアがあふれ出る作品が多く、カノン5Dとしても良い刺激になりました!

他の方も、ブログに掲載しているので、目線を変えると違う見方ができるかも??

「月刊ステレオブログ」(2017年12月12日記事)

「わんわんらっぱー」(2017-12-11日記)


ほぼ毎年恒例のイベントになっているので、
ぜひ興味のある方は、また来年いらして下さい♪




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« S-066 (製作記4)(ミューズ... | トップ | アニソンをどう鳴らすか。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

オーディオ」カテゴリの最新記事