オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

新オーディオラック構想!

2010年10月23日 13時07分35秒 | オーディオ
ようやく数年越しの計画が実現しそうです。

今までオーディオラックの再構築は何度か考えていたのですが、
幾度となく延期していました(ー∇ー;)

現在使っているラックは、5年前(?)に作製したもので、
加工しやすい「松集成材」と市販スピーカーに用いられる「MDF」
の二重構造となっています。

しかし、この二つの材料はインシュレーターとしても使いたくないような「素晴らしい音質」のシロモノです (ノД`)

そして、構造も「単に物が載れば良い」レベルでした il||li _| ̄|○ il||l

その結果は、
ラックに入れるよりも、「テキトウな家具の上」か「カーペットを敷いた床に置く」方が音が良いという状態に (´;ω;`)




ココ数ヶ月、市販ラックなどを見ていたのですが、
高級ラックは「音質を追求したボード」と「高剛性の支柱」から構成されるよう。
そして、それを繋ぐ「接合部/緩衝材」もキーパーツのようです (’-’*)

この構成は、自作ラックでもありがたい話で、
この三点を操る事で、目的とする音調を目指す事ができそうです。


さて、肝心の構成は・・・というと
( ・∀・)つ


基本は、30mm厚ロシアンバーチを二枚重ねとした60mm厚の骨格です。
この骨格はフレーム状とすることで、不要振動の蓄積を防止し音ヌケ向上を狙います。この辺が「ヤマハGTラック」との違いです。
柱は基本的に正方形に近い形状とし、「60mm×100mm」や「60mm×60mm」となっています。これも不要振動を排除するためですね。
さらに剛性を高めたい場合は、アルミリブを装着することもアリでしょう。

しかし、これだけではマダマダだと思われます。
60mm厚の板材には不要な振動が蓄積しやすく、音がデッドになりやすいです。
いくらロシアンバーチといえど理想的な材料ではないので、「密度(0.7~0.8程度)」「響き」といった部分に不満が出るはずです。

そこで、赤色部のボードを追加します。
現状では未定ですが、メープルやバーチを基本とした材料で、さらに密度をupしたければ鉛シートを積層することもアリでしょう。
鉛と木材の積層は、各種高級ラックが採用するパターンなので期待できそうです。
厚みは20mm程度に抑えることで、機器の持つ響きを殺さないラックとなりそうです。



作るのは簡単ですが、現在のラックを解体する&現在の機器の一時保管先を探す方が大変かも (・ω・;)



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