Feastｒex試聴会＠ＳandＧlass試聴室（アスタリスク） に行ってきました。

八王子の家具屋さん「村内ファニチャーアクセス」の西側にあるログハウス、
その2階にあるのが「Ｓand Ｇlass試聴室（元アスタリスク）」です。

ここでは、国産励磁型スピーカが多数試聴でき、
先日は、Feastrex（フィーストレックス）の試聴会があるとのことで、行ってきました。

ログハウスの1Fに入ると、2Fから尋常ならぬ音が聴こえてくるではないですか。
出迎えてくださった後藤さんに案内され、2Fに上がると「Ｓand Ｇlass試聴室」がありました。

このＳand Ｇlass試聴室は、（オーディオ用にガチガチに造られた部屋とは多分異なりますが、）
ログハウスの適度な拡散と残響があり、オーディオ試聴に適した空間です。
さらに、今回の試聴会ではFeastrexの方々が納得のいくまでセッティングしてくださったとのことで、絶好の試聴環境だといえますね！

私がお伺いした時は、Feastrexの皆様がいらしていて、最終調整をしているようでした。
早速、共鳴管式のキャビネットである「田中式キャビネット」（写真両端）の音を聴かせて頂くと、


・・・いや、もう今まで聴いてきたオーディオシステムとは完全に別次元でして、言葉にしづらいのですが、
あえて言うなら、音色感の良さと、音の粒子の細かさが印象的でした。


次に、バスレフ型の「F-60キャビネット」（写真中側）へ変えてもらうと、
こちらは低音の凄い量感に驚かされます。30Hz前後からぶ厚いエネルギーを感じます。

搭載しているユニットが違うというということもありますが、
「田中式キャビネット」は、まるでF1マシン。驚くほどの（というか圧倒的に自然な）立下り立ち上がりがあり、音の粒子の細かさも圧倒的でした。ただ低音の量感は（この会場では）不足気味になってしまうのが若干気になりました。

一方、「F-60キャビネット」は高級スポーツカー。ウェルバランスで、どんな音楽にも対応できる能力を持っているように感じました。
私はこちらの方が安心して聴けるので好きですね。

ちなみにFeastrex試聴室は、山梨にあるので、
そちらの方でもぜひ聴いてみたいです。
日々進化し続けるFeastrexスピーカーを、これからも注目していきたいと思います！