オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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FE83E用 試作4号機のエージング!?

2010年09月04日 22時07分45秒 | オーディオ
最新作の試作5号機ではなく、
4号機の話です。



↑コレ


当初、低音が出ず癖も少ない・・・
と思ったのですが、

作製から一週間鳴らしていたところ、
次第に低音が出てきました。

現在では、量感があり過ぎる程で、
測定したf特に近い聴感イメージとなりました。


500Hz付近のピークも聴こえるように変化してしまいましたが…

おそらく「エージング」による変化だと思うのですが、
他の1~5号機、というか私自身の全ての作例の中で、
この4号機はその変化が非常に大きなものでした。

工作自体としては、それほど板にストレスを加えた覚えは無いので、
変化量が大きかった原因は、正直不明といえます。



話が混濁してきましたが、
「エージング後の試作4号機」の試聴感想としては

低域に厚みが感じられて好ましいが、伸び・アタック感はそれ程でもないです。
おそらく、ホーン広がり率が大きいのが(長所・短所双方の)原因と思われます。
広がり率:0.95、ホーン開口比:8.5倍

ホーン長が2.3m程度なのも疑問が残ります。経験から、FE83Eのようなユニットでは、1.8m程度の方がアタック感(和太鼓再生に大切っ!)は出るようです。

中低域~中域に癖っぽさ・篭り感があるのは、やはり500Hzのピーク(同じ長さの直管の連続)によるものと思われます。
ユニットを少し強力な新型「FE83En、キャンセルマグネット装着」に変更する事で、この辺の篭り感は解消されると思います。(実験済み)
少なくとも、中にフクロウがいるような「ホーホー」音は皆無なので、対処しやすいです。

高域は、空気室の形状と板の材質が粗悪なため、相当苦しい・・・
ピアノは安っぽく、バイオリンはキーキー鳴りますwww
ただ、インシュレーターの投入や、その他小細工で激変する部分なので、
空気室形状を試行錯誤し、後は高級木材の投入で上手く行くと思います。

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